なみさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ウォールフラワー(2012年製作の映画)

3.0

はみ出し者の集まり。
仲間っていいな。

文学の授業で取り上げられる作品だったり音楽だったりロッキーホラーショーだったり、文化を感じられる演出ってステキ。
邦画も青春映画にこんな要素があったら良いのに
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ジェネラル・ルージュの凱旋(2009年製作の映画)

3.5

ドラマ版は観たことなかったけれども、知らなくても全く問題無いよう作られていた。

堺雅人の孤高の医者役が合っていたし、医療の世界という基本真面目なミステリの中にちょこちょこ入る笑い、独特な雰囲気がドラ
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ストロベリーナイト アフター・ザ・インビジブルレイン(2013年製作の映画)

3.0

ドラマ版のファンで。

竹内結子の美しさ艶かしさと、大沢たかおのセクシーさに魅せられ、西島秀俊演じる菊田の朴訥さにほっこりする。

映画である意味とは。

10日間で男を上手にフル方法(2003年製作の映画)

2.5

ケイト氏見たさに。

王道のラブコメ、ケイト氏の笑顔がやっぱりキュートだしくるくる変わる表情から目が離せない。

もう随分前に観て今さらながら相手役がマシュー氏だと気付く。

2日間で上手に彼女にナル方法(2008年製作の映画)

2.5

ケイト氏見たさに。

王道なハリウッドラブコメ。

何も考えず楽しめる。

私だけのハッピー・エンディング(2011年製作の映画)

3.0

この作品を観てケイト氏とガエル氏を好きになった。

笑顔ってやっぱり素敵だし大切。
どう生きるかと同じくらいどう逝くのかも、そして逝く方だけでなく見送る方の気持ちの整理もまた、大切。

エンディングノ
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ワン・デイ 23年のラブストーリー(2011年製作の映画)

3.0

設定がロマンチックで、じれったくじらされまくり、王道の恋愛小説を読んでいるような。

すれ違いがドラマを生むとはこれまさに。

アン・ハサウェイ氏の表情素敵だなぁ。

ちょんまげぷりん(2010年製作の映画)

3.0

ともさかさん好き。
ほっこりしたし笑える部分もあったし、どうオチつけるのか気になった。

連ドラで観たらまた違った面白さがあったかも。

潔く柔く(2013年製作の映画)

2.5

原作の大ファンで。
いくえみ大先生の最高傑作だと今でも思う。

だから余計に、大ファンとか思い入れある作品の実写化には、なかなか厳しい目で観てしまう。
別物として観なきゃ。

透明感ある雰囲気は原作の
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ラブ★コン(2006年製作の映画)

3.0

可愛い高校生カップル♡
2人の掛け合いとか好きだな。
今乱立する学園ドラマ映画の先駆け??!

10年くらい前に鑑賞、なぜか思い出した、懐かしい*

E.T.(1982年製作の映画)

4.0

幼少期に何度となく観た大好きな作品。

午前10時の映画祭で上映されるとあっては映画館で観ない選択肢は無い!と。

改めて名作。
ツッコミどころは満載だけど、とにかく子どものパワーを見せつけてくれて、
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アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

3.5

楽しかった〜!

どうオチを付けるのかと思ったけれども…総集編に過去との和解に本編にと盛り盛り盛りだくさん!

やっぱり初期からのキャラクターには思い入れがあるなぁ。。

それにしてもサノスの「俺が絶
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荒野にて(2017年製作の映画)

3.0

観るのがしんどい作品だった。
主人公が子どもだから、余計に。

とにかくしんどいし、自分勝手な大人達に吐き気を覚えた。
伝えたいメッセージはどストレートに伝わってくる、良い作品。

父親や大切に思って
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ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

3.5

とにかく映像が美しく、当時の日常や文化、思想が映し出される。

一人の家政婦と、その雇主である女主人に視点が置かれ、“市井の人々”の身分や性別の差、その悲哀が、淡々と、静謐に描かれている。
懐古的だ
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マイ・ブックショップ(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

美しい映像と美しい音楽、そして悲しい物語。

映画らしい映画だった。

そう、とにかく主人公に優しくない。
夫に先立たれ、その慰めにと始めた書店もとことん邪魔をされ貶められ、打ちのめされる。

でも楽
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バイス(2018年製作の映画)

3.5

タイトルが表しているごとく。

政治家って、ただ国を良くしたいとか人に尽くしたいとかっていう理想掲げて奮闘している人、どれくらいいるんだろう?

もちろん顕示欲を示したり地位名誉を欲したいときに真っ先
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バハールの涙(2018年製作の映画)

5.0

☆を付けたくないほどの。

ドキュメンタリーかというほどのリアル感。
何がリアルって、彼女の、彼女たちの悲壮感。

主人公ババールの目が、まさに地獄を見たそれで、その絶望を湛えた目はずっと記憶に残り続
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

3.5

笑える箇所があるとのことだったけれども、笑えない…居た堪らなさやあまりの皮肉っぷりに、笑えない…

だって極端な黒人差別主義者を黒人自身が真似るんだもの。
そしてその本物っぷりを本物が認めちゃうんだも
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金子文子と朴烈/朴烈(パクヨル) 植民地からのアナキスト(2017年製作の映画)

3.5

早々に2人がやろうとしていることも察しがつくし、パートナーになってからの関係性の積み重ねがあまり描かれないから入り込みづらい部分はあるけれども、何と闘おうとしていて、実際にどう闘って、その上でお互いが>>続きを読む

天国でまた会おう(2017年製作の映画)

4.0

こんなにドラマチックで切ない戦争映画ってあるんだろうか。

年配兵士を救ったことで爆撃により顔半分を失った若者兵士。

絵が上手な彼自身による仮面の美しくアーティスティックな造形に目を楽しまされ、また
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ゴッズ・オウン・カントリー(2017年製作の映画)

3.5

美しい。けれど、寂しい場所だな。

このセリフがすべてな気がする。
寂れていく街、身体が不自由な父親と、祖母との3人暮らしのゲイの若者の牧場生活は、将来が見えず鬱屈していくのは言うまでもない。
そこに
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ビリーブ 未来への大逆転(2018年製作の映画)

3.5

性差別の不当さが裁判で初めて適用された裁判の女性弁護士の話。

女性の権利が認められ始めたのがこのたった100年程度の間というのが卒倒しそう。

でもそもそも法律を作った先人達が差別してる意識が無かっ
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キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

4.0

Thank you Stan.

この気持ちがすごく込められていること、彼への愛やリスペクトが伝わってきた。

Marvel作品はヒーローものとしての面白さもありつつ、友情や、差別・偏見との戦い、また
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運び屋(2018年製作の映画)

3.5

想像とは違うテイストで、まさかの何度か笑いがこぼれた。

これぞ老人のエンタテインメント。笑

イーストウッド監督作品観ていつも思うけど、無駄を省いたコンパクトな撮り方で、すごいなと思う。
それは良い
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ピアソラ 永遠のリベルタンゴ(2017年製作の映画)

3.0

ピアソラ好きとしては、映画館でその音楽を聴きたい、という衝動に駆られて、ただそのために鑑賞。

なんという贅沢。

初期から後期にかけて広く演奏を聴けたのがまた嬉しかった。

最近こうした音楽系ドキュ
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バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

3.5

村上春樹的要素を感じさせつつ、話が進むにつれて原作を感じさせないパワーが圧巻。

生々しさと非現実的さとが同居する不思議だけど説得力をもつ雰囲気に呑み込まれていく。

すべてを明示しない描き方に好感。
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.0

インテリの黒人ピアニストと、彼の演奏旅行に同行する白人の用心棒運転手。

黒人白人って、本来不要な冠言葉。
ただこの作品では重要な要素である哀しさ。

本作が"コメディ"に分類されることに驚いたが、観
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ビール・ストリートの恋人たち(2018年製作の映画)

3.5

美しい想い出の場面と、徐々に明らかになっていく不当逮捕までの不穏な場面の対比。

恋をしているとどんな(差別を受けていて辛い思いをした)2人でも輝いて見える、素敵だなと思える。

そこに陰を射す差別と
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.0

緊急ダイヤルに、さらわれたという女性から入電が。

ただ電話の先の事件が展開するだけでないのが興味深かった。

言葉と音だけというのは想像が膨らむけど、それが作品に奏功してるのは言うまでもない。

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半世界(2018年製作の映画)

3.5

三重県伊勢の田舎町を舞台にした、同級生3人組とその家族の物語。

稲垣吾郎氏、長谷川博己氏、渋川清彦氏の3人組、好きだなぁ。
市井の主婦やらせるとこの世代では右に出る女優さんは居ないんじゃないかと思う
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箱入り息子の恋(2013年製作の映画)

3.0

途中まで可愛らしい展開で微笑ましく観てたんだけど、最後の展開に唖然笑

それ含めて微笑ましくまさに 箱入り息子 だったんかな。

夏帆ちゃん好きだなー。

しゃぼん玉(2016年製作の映画)

4.0

名優 市原悦子氏を堪能する作品、ということに尽きる。

林遣都氏も良い役者になったんだなと、改めて。

同時上映『教誨師』と同じ感想を持ってしまうが、周りの人によって人生は良いも悪いも変わっていく。
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教誨師(2018年製作の映画)

4.0

名優特集として『しゃぼん玉』と二本立て鑑賞。
そのおかげかより理解や感慨が深まったように思う。

"人間の業"を見た。
死刑囚が6人程出てきたが、その罪は明確に語られない。
それは逆にその人物を彼らの
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