なみさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

白頭山大噴火(2019年製作の映画)

3.5

豪華キャスト陣目当てに。

予想以上に笑いどころが多く、あまり重みが感じられなかったのが良いのか悪いのか。
でも韓国映画らしいとも思う。

スケールが大きくハリウッド並の迫力。

国際問題も絡めてあっ
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先生、私の隣に座っていただけませんか?(2021年製作の映画)

3.0

filmarks試写会にて。
いつもありがとうございます。

漫画家である妻と夫。
夫は自作を描かなくなって妻のアシスタントのような存在に。
妻の新作をたまたま目にすると、あたかも自分と編集者との不倫
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モロッコ、彼女たちの朝(2019年製作の映画)

3.5

モロッコにはずーっと憧れがあって、いつか訪れてみたいと思う国のひとつ。

ただ、根強い性差別やその慣習が残っていることは、彼の国の影の部分なのかもしれない。

本作は、未婚の母と未亡人との交流が描かれ
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無双の鉄拳(2018年製作の映画)

3.0

ドンソク兄貴を楽しむために鑑賞。

韓国映画は、こういう正義と悪の対立が分かりやすくて、悪はとことん悪という描き方とか、展開の読めなさなどが上手いなぁ。

それにしても、悪はホントに怖いし弱者をいたぶ
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青葉家のテーブル(2021年製作の映画)

3.5

こういう映画が好きじゃないはずがない。

とにかくごはんが美味しそうで、一緒にモリモリ食べてモリモリ元気になりたくなる。

子どもと大人、それぞれの青春映画という印象。

ぶつかって、くすぶって、腹割
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サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

3.0

filmarksオンライン試写にて。
ありがとうございます。

あの10代特有(?)の、好きなモノに一途で一生懸命な彼らが微笑ましい。
俳優陣の表情も。

青春といえば、な、若者、夏、海、友情、恋愛…
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いとみち(2020年製作の映画)

3.0

監督さんの青森愛に満ちた作品だと感じた。
全編通して緩やかで穏やかで優しさに溢れてる。

トヨエツ父さんの標準語といとちゃんのベタベタな津軽弁の対比。
亡きお母さん始め、言葉にしづらかったのには理由が
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ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

3.5

ナターシャファンにとっては必見の作品。

思いがけずMarvel作品らしく笑える部分もかなりあり。

妹役のエレーナが美味しいなーと思ってたら、やはり。
笑いも彼女が良い感じに作ってくれてたな。
ナタ
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騙し絵の牙(2021年製作の映画)

3.0

filmarksオンライン試写会にて。
いつもありがとうございます。

錚々たる豪華布陣で、吉田監督らしくスピード感ある展開。
映像もこだわりを感じる。

あの何考えてるかわかんないような、食えない大
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TENET テネット(2020年製作の映画)

3.5

ノーラン監督作品といえば観ない手はないものの、今回はいつもほどの期待感ではなくフラットに観た。

鑑賞中ずっと、何かを彷彿とさせると思えば、007だった。
紳士的で上品、ストイック、無口な主人公による
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KCIA 南山の部長たち(2018年製作の映画)

3.0

1987、タクシー運転手…こういう作品に触れるにつけ、彼の国の、この時代を忘れないという強い決意を感じる。

イ・ソンミン氏の大ファン。
そしてイ・ビョンホン氏もまた、素晴らしい俳優さんだなと改めて。
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あの頃。(2021年製作の映画)

3.5

舞台挨拶中継付上映にて。

舞台挨拶サイコーかよ。
好きな俳優さん勢揃いの作品かつ舞台挨拶でただただ楽しいしかなかった。
皆さんホント仲良い、程良い距離感と関係性が垣間見れて、そしてやっぱり皆さん役者
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.0

西川監督と役所広司氏との作品は、観ないはずがない待ちに待った注目作。

予想違わず、いやそれ以上の役所さんの独壇場。
何この人どこまでその表現の幅を広げるのかしら。
凄まじい演技力、ぶっちぎりのダント
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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

3.0

アメリカンカルチャーの一端を垣間見れたのかな。

行動力とか人を見る目線とか、視点が変わると言動が全然変わってくるなと改めて。

私にはハマらなかったけど、ここのレビューのかなりの高評価に勉強になった
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泣く子はいねぇが(2020年製作の映画)

3.0

filmarksオンライン試写会にて。

うーん、難しい作品だった。

太賀くんが本当にこういう人いる感上手いという点や、吉岡里帆ちゃんのこれまた現実的な主婦を押さえて演じていてリアルで、現に現実世界
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スペシャルズ! 政府が潰そうとした自閉症ケア施設を守った男たちの実話(2019年製作の映画)

3.5

filmarksオンライン試写会にて。

テーマとヴァンサン・カッセル氏主演に惹かれ鑑賞。

スペシャルズの意味。

引き取り手のない重度の自閉症の人たちが日常生活を送れるようになることを支援する非公
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もち(2019年製作の映画)

3.5

大切なところをそっと撫でられているような感覚だった。

穏やかで優しくてピュアな青森。

また青森に行きたい。

ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

3.5

とにかくピュアで瑞々しいザックと、落ちぶれた逃亡者のタイラーの掛け合いが微笑ましい。

タイラーはザックに燻った自分を重ねているかのような、彼もまたピュアだからこそ気が合い、ザックを応援するようになっ
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レ・ミゼラブル(2019年製作の映画)

4.0

オープニングのシーンから魅せられた。

主人公らしい主人公はおらず、視点が様々入れ替わる。
主人公が居た方が分かりやすいが、様々な視点で一つの事件の顛末を描くことで、見えてくるものがある。

誰しもが
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在りし日の歌(2019年製作の映画)

4.0

中国のひとりっ子政策の歪みとともに、善良な、なんてことない夫婦の慈愛と悲哀に満ちた一生を、美しい景色と当時の文化・生活背景をもとに描く。

この政策の裏側にはこんな事が起こりうるのかと、衝撃とともに、
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キングダム(2019年製作の映画)

3.5

楽しかった!
どうなっていくんだろうとワクワクした。

そして長澤まさみちゃんの美麗さ。

続編も楽しみ。

ハリエット(2019年製作の映画)

3.0

なんだかどう捉えて良いのか悩ましい、悪くいえば中途半端さの拭えない作品だったように感じた。

BGMも本当に勿体ない。

神秘のベールに包まれた彼女にしたかったのか、それとも元々奴隷であった史上の彼女
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存在のない子供たち(2018年製作の映画)

5.0

コロナ再開後の再映に感謝しつつ。

もう本当に理不尽な中でも、優しさを忘れず、家族を大切にし、懸命に生きる彼に、色んな想いが胸を過ぎる。

教育を受けさせてもらえなくても、彼はとても聡い。
それは生き
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沈まぬ太陽(2009年製作の映画)

3.0

登場人物が多く、当時と現在が並行して描かれている中で、力技でまとめられた印象。

終始あの哀しいというか陰鬱な雰囲気も出ていた。

原作の極太な世界があるからこそ、作り上げることが出来たのだろう。

疾風ロンド(2016年製作の映画)

2.5

これは…

演技も気になるし、シリアスかと思いきや思いっきりコメディ路線でかつなんとも言えない展開も。。

東野作品は幅広いんだなぁ。

ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋(2019年製作の映画)

3.0

シャーリーズ・セロン大好きなので。
やはりお美しく美声でもあった。。

英語がもっと分ければもっと楽しかったんだろうな、という。
ただ設定がもう少し活かしきれてれば、という思いが無くもない。

差別の
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エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

3.5

期待した通りに笑わせてくれた、こってこてのコメディ作品。
安心して笑わせてもらったー

あり得ない展開だけど飲み込める楽しさ、間の良さ、テンポ。

よくこんな設定思い付くなー!
やっぱり韓国映画、製作
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

3.5

とにかくマッド・デイモン氏とクリスチャン・ベイル氏の作品だったとしか。
個人的に大好きな2人の共演というだけで垂涎もの。

ベイル氏はこういう職人的役が本当に似合うなぁ。
実際にドライビングしてるのか
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ラストレター(2020年製作の映画)

3.0

RKBテレビ試写会にて。

相変わらず岩井俊二監督は女性を綺麗に映し出す。

正直ロマンにそこまで浸れず現実的に見てしまったけれども、誰しもに誰にも譲れない大切な想い出があるのかなと思いを馳せた。
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.5

初日鑑賞。
大好きポン・ジュノ監督×ソン・ガンホ氏タッグで間違いないという期待に、軒並み高い前評価がプラスされて、大いに期待しすぎたのか、楽しめたが前評価ほどではないかなとも感じた。

ただ、やはりオ
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EXIT(2019年製作の映画)

3.5

とにかく楽しかった!

毒ガスから逃げるというパニックアクションに重ねて、上に上に逃げなければならないという新しさが加わってワクワクするエンタテイメントに。

新感染好きに贈る、のような宣伝文句だった
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幸福路のチー(2017年製作の映画)

3.5

おもいでぽろぽろのような、大人が自分探しの合間に自身の子どもの頃を回想していく作品。

おもいでぽろぽろが大好きで、こちらも甘酸っぱい気持ちが胸に広がった。

自由な発想で世界がとても広かった幼少期、
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マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

3.0

豪華なキャストに、テンポ良い展開。

登場人物が多いとそれが煩わしい場合があるがこちらは上手く組み込んでいるなと。

犯人が早々に分かって分かりやすすぎたのがとても残念だったけれど笑、楽しめた。

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溺れるナイフ(2016年製作の映画)

2.5

独特な質感の映像にまず冒頭で驚愕。
そして演出もまた独特。

火祭りのシーンが印象的だった。

美しいとされる少女と、神主の跡取りの少年が出会い、切れない縁で結ばれる。
その特別感は感じ取れた。

B
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