原作は未読
宗教観や信仰心に関しては、当方、俗にいう一般的な日本人同様に無宗教である故、なんとも言い難い。
まぁ、そもそもが本作が描く本質はそこではなかろうことは明白。
正義とは、あくまで“己の中>>続きを読む
友人のオススメで鑑賞。
同じく台湾の某大ヒット青春映画の様な作品を期待して行ったのだが、観てみたら全く違った。
とにかくベタベタで、既視感のある、先の展開の読める王道少女漫画的な内容に辟易しながらも>>続きを読む
初見。
角川の溝口・増村映画祭にて。
とにかく自由奔放すぎる、60年代ファッションに身を包んだ(←当たり前かw)浅丘ルリ子が可愛すぎる!
その言動ひとつひとつが兎に角可笑しくって可笑しくって。
彼>>続きを読む
ご無沙汰しております。
今年は観た作品を簡単でも、ココに書いていきたいと思います。
前置きはこれで終わりにして、以下感想。
不慮の事故をきっかけに、思想(国)に翻弄される一人の男の話。
今作も多>>続きを読む
当初観る予定はなかったのだが、10年間お世話になった109シネマズMM横浜のクロージング作品ということで閉館日に記念と感謝の意味で鑑賞。
アレンジされているとはいえ「tomorrow♪tomorro>>続きを読む
我が子(次女)の付き添いで鑑賞。「ゲーララゲラポー♪」とかいうわけのわからん曲は認知すれど、昨今のブームを尻目に、恥ずかしながら1度もTV版は観たことがないということをここに告白します。つまり、今回の>>続きを読む
先んじて観た周囲の映画クラスタの評判がすこぶる良く、且つ批評家連中(ま、信用していませんが)の間でも大好評の本作。プロレスおよび格闘技観戦歴20余年の私が「スルーするわけがなかろう!!」...というわ>>続きを読む
私はラップが好きである。あのドシャブリの野音“さんぴんキャンプ”の中にいた、いわゆる“さんぴん世代”。そんな私、アナーキーというラッパーを詳しくは知らない。し、曲もほぼ聴いたことがない。その状態で本作>>続きを読む
「Nasty NAS comeon!!! nasty NAS come on!!!」(Funkmaster flexのミックステープのガヤ風に)
まさに最高にアガル1本!... 90年代半ば、リアル>>続きを読む
流行りものに弱い性分か、我が家でも猛威をふるうインフルエンザを、なぜか何の対策もとらずに回避中の小3娘と二人で「ベイマックス観に行こうかぁ」とミーハー丸出しで、これまたミーハー丸出しにMM21地区で鑑>>続きを読む
2014年一本目に選んだのはコレ。
映画祭等で目にする昨今のアジア圏の作品レベルは総じて高く、本作も期待値マックスでの鑑賞。その期待に違わぬ出来の良さ。アッパレ。
物語の舞台はシンガポール。国柄や生活>>続きを読む
アカデミー賞10部門ノミネートも納得のデキ。サスペンス(と言っていいか分からないけど)としては正直イマイチなれど、会話劇、群像劇として抜群に面白い。全編ニヤニヤしっぱなし。細かいことを挙げればきりは無>>続きを読む
素晴らしい。心の中で嗚咽。劇的な展開など無く、非常に話はシンプルなれど、現代社会における家族の姿(とも言い切れず、いつの世も不変な気もする)を真の意味で子供(メイジー)の濁りの無い真っすぐな目線(視点>>続きを読む
まだ1月だが、自分の中では早くも今年のベスト級との評価。そのくらい好き。素晴らしい会話劇。全てにおいての距離感が絶妙。全体を通して決してエキセントリックにならず、多くを語らず、寧ろ重要な箇所こそ敢えて>>続きを読む
七名の歴代大統に仕えた黒人執事の話。散らかりそうな程の膨大な情報を、過剰を排し、家族毎の視点からクライマックスに向けて時系列順に丁寧に話しを紡いだリー・ダニルエルズの手腕は見事。多少情緒過多で説明的、>>続きを読む
良い意味で雑(ダメという意味ではない。脚本・演出は巧妙に練られてる)な感じは紛れもなく黒沢清の作品。前作「リアル 完全なる首長竜の日」に感じた“黒沢清の作品”としての物足りなさは微塵もない。ただし、良>>続きを読む
無駄を排したシンプルな作りは評価出来る。上映時間85分という尺も良い。戦争の惨さを“あらゆる痛さ”をボカさず見せきることでキチッとした反戦映画にもなっている(現在ヒット中の情緒過多な某クソ零戦作品とは>>続きを読む
あまりにもツボり過ぎてなにも語れない。いい歳してこの作品を語ることで、当時を拗らせてる自分の面倒臭さを晒すようで心底恥ずかしくて...。とにかく好きとしか言えません。オールタイムベスト級。
正直非の打ち所はない作品。あとは作品として好きか嫌いかだけ。船長を演じたトム・ハンクスは勿論のこと、“いい顔”揃いの海賊の役者陣が秀逸。余計なサイドストーリー(たとえば家族の件とか)を排除し、作品のハ>>続きを読む
前作「苦役列車」が素晴らしかった山下敦弘×前田敦子コンビの二作目。さすが前田敦子ありきの当て書きだけあり、山下敦弘監督の世界の中で前田さんの魅力が全開。「女優・前田敦子」というより「人間・前田敦子」そ>>続きを読む
私などでは言葉にできぬ程の素晴らしい作品。今年85歳、喜劇を撮らせたら抜群に巧い森崎東監督の職人芸。個人的に早くも今年の邦画No.1に決定したと言って良いんじゃないか、それ程の良作だ。歳を重ねることを>>続きを読む
こんなバカ作品(褒め言葉ね!)に細かいことを言うほど野暮じゃない。正直目新しいものは何ひとつなく、まるで「80年代の作品か!」というくらい古くさい作り。演出、ストーリー、テリングどれをとっても正直「キ>>続きを読む
今年約70本映画館で観ているが、これがワーストと言えるくらい映画としては最悪なデキ。いくら低予算とはいえコレはない。なかなか学生映画祭でもお目にかかれないレベル。が、僕自身震災以降活動してきて、ある部>>続きを読む
「美少女が血だらけになる映画はそれだけで1800円払う価値はあるし、十分お腹いっぱい」と思っているが、いくらそんな私でも、普段はクロエちゃん出演作品にメチャメチャ寛容な俺でもコレはちょっと無理。酷すぎ>>続きを読む
なんと言っていいか、悪くないが個人的にはかなり惜しい出来。実話ベース、ましてや伝説の黒人初のメジャーリーガーであるジャッキー・ロビンソンという素晴らしい素材を生かしきれていない印象。残念で仕方ない。ハ>>続きを読む
まさにF・オゾンな作品。興味を持続させる現実と空想の入り交じるスリリングな構造のサスペンス。“覗き”という行為の下世話感や、かなりキツい毒(風刺)も洒落てていい。演者は総じて素晴らしいが、とくに主演の>>続きを読む
(とりあえず点数だけ。レビューは後日書きます。)