当初観る予定はなかったのだが、10年間お世話になった109シネマズMM横浜のクロージング作品ということで閉館日に記念と感謝の意味で鑑賞。
アレンジされているとはいえ「tomorrow♪tomorrow♪～」等の、良くも悪くも皆が知ってるアニーの定番曲が全編を通して流れることでの安心感がある。この辺りは強み。
正直、映画として見た場合、眉間に皺を寄せざる得ない部分がかなり多いのも事実。いや寧ろダメな部類に入る。ただ、まぁでもそこはミュージカルだからOKかな、と。そもそもミュージカル自体がファンタジーなわけで、そこの部分を問うのは野暮ってもの。目の前に映るものを楽しむのがたしなみ。そういう意味では楽しめた。現代風なアレンジも嫌いじゃない。
ただ、最後の某顔濃い系日本人歌手のあの歌は無し。あれで全てが台無しになった感は否めない。ま、色々と政治的な面があってのことだとは思うが、まさに「百害あって一利無し」。猛省を求めたい。
