やん

激戦 ハート・オブ・ファイトのやんのレビュー・感想・評価

2.0
先んじて観た周囲の映画クラスタの評判がすこぶる良く、且つ批評家連中(ま、信用していませんが)の間でも大好評の本作。プロレスおよび格闘技観戦歴20余年の私が「スルーするわけがなかろう!!」...というわけで行ってきました新宿武蔵野館。

まぁベタベタなストーリーは良いとする。こういうジャンルだし仕方ない。まそもそも体育会系学生生活を送ってきた手前、むしろスポ根ベタものは大好物だったりする(一昨年の韓国映画「ハナ 奇跡の~」なんて最高!)。
でもさぁ~、これはねぇ~よな!!最悪だろ、この映画。なにが最悪って一番燃える試合のシーン。リアリティの欠如が甚だしい。「お前、格闘技、MMAナメてんだろ(怒)」レベル。こんなんでよく世間に出したな。
作品のキモはそこじゃないって、そんなことは分かってる。でも、そんなもん、こんな試合シーン見せられて入ってこないし、どうでもいいって。
テンポとかカット割とかもそう。人物描写(掘り下げ云々)もそう。そんなもんどうでもいいって思うくらい酷い試合シーンに対して怒りに震えたよ。格闘技を扱うなら、もう少しまともなものを作ってよ。
やん

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