ぼぞさんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

愛してるって言っておくね(2020年製作の映画)

4.5

大切な家族や人が無事帰ってくる保証なんてどこにもないし、毎日無事に帰ってきてくれるという奇跡を噛み締めたいと思えます。
たった12分でこんな気持ちになるのは初めてです。

隔たる世界の2人(2020年製作の映画)

4.0

I can’t breatheからもうめちゃくちゃしんどい。
コミカルだけど全然笑えない。
飼い主を待つわんちゃんもかわいそう。
扉の向こうで尻尾振って待ってる姿が尚更悲しい。
もっと全人種が生きやす
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異人たちとの夏(1988年製作の映画)

3.3

秋吉久美子が可愛すぎた。
あんなお茶目で可愛いお母さんいますか。
若干耳なし芳一みたいな話だなと思ってたら、ラストに濃縮された大林ワールドでちょっと衝撃。
突然の血飛沫はもう笑っちゃうな。

バスケットボール・ダイアリーズ(1995年製作の映画)

3.8

軟禁するのも優しさ。通報するのも優しさ。
タイトルに似合わずしんどめの青春映画。
これが実話って信じられないですね。
若プリオが美しかったです。

転校生(1982年製作の映画)

4.5

めちゃくちゃ面白かった。尾道行きてえ!
電車が通り過ぎてカラーになるのオシャレすぎ。
小林聡美は年頃なのによくこの役引き受けたな。
近年の「男・女らしく」というステレオタイプをやめよう的な先駆けでもあ
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レベッカ(1940年製作の映画)

4.2

なんの前情報なしに見始めたのでしっかり騙されました。
こういうの大好物。
マキシムが真実を明かすシーンで、登場しないレベッカがこういう動作をしながら話していたんだろうと想像出来るカメラワークに感動した
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ジョン・F・ドノヴァンの死と生(2018年製作の映画)

4.2

11歳の子役との文通を通して明かされるジョンについての話。
自分のことを知っている身近な知り合いよりも、ほとんど知らない赤の他人だからこそ話せることってあるよねと思ってました。
美容院でやたら余計なこ
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サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

4.5

なんとも言い難い作品。
薬物と自傷、お互いがお互いを抑止し合っていた関係が難聴によって引き裂かれてしまって、別れのシーンは本当に辛かったのに、いざ会いに行ってみると自傷の原因が自分だったというのに気づ
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小さな恋のメロディ(1971年製作の映画)

4.0

あまりにも純粋で真っ直ぐで観てるこっちが照れちゃう。
彼女ができることによって仲良しだった友達を奪われてしまうような気持ちになって意地悪したり。
2人だけじゃなくて周りの子もみんな真っ直ぐ。
子どもの
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ホーンテッド 世界一怖いお化け屋敷(2019年製作の映画)

3.3

思ってたより面白いなと思ってたけど、だんだん良くわかんなくなって気づいたら終わってた感じ。
ラストが本当によく分かんなかった。
でもDV彼氏が想像通りの展開を迎えたのでそこだけスッキリ。
赤い頭巾のや
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Mank/マンク(2020年製作の映画)

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市民ケーンと同じ構成だと言うのだけ気付けた。
あとはむずい。

パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

3.8

なんだかんだで4回くらいは観てると思う。
辛すぎる現実から逃れるための試練。
夢なのか現実なのか分からないけどどちらに転んでも辛い。
でももしかしたらオフェリアにとってはハッピーエンドなのかも知れない
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スキャンダル(2019年製作の映画)

3.8

なんだか言葉にならないというか何というか。
ずっと嫌な感じだし、ずっとムカついてた。
被害者が被害を受けた瞬間からほぼ永久的に嫌な気持ちを抱き続けないといけないのに、お金払って辞めれば良いってもんじゃ
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市民ケーン(1941年製作の映画)

4.3

マンクを観るために。
大学生の時に観た時はよく分かんなかったけど、今回は結構面白かった。
結局は親の愛が必要だったのかなと思いながら解説探したらまた別の考察もあり…
この時代にドローンでも使ってるんで
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アリス・スウィート・アリス(1977年製作の映画)

4.0

ずっと探してたやつをやっと観れました。
このクソガキ…と思いながら見てたけどなんとも不憫でした。
クソガキであることは間違いないけど、最後まで見るとかわいいもんなのかもと思ってしまう。
色んな嫉妬が飛
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グーニーズ(1985年製作の映画)

3.3

昔ディズニーチャンネルでめちゃくちゃ放送してたの見た記憶。
当時はめちゃくちゃワクワクしながら見てたはずなのに、大人になってみると物足りないというかありきたりというか。
素直に楽しめなくなってるのが悲
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汝のウサギを知れ(1972年製作の映画)

3.4

若者の代弁者だったロックバンドが人気を得て売れて商業化してお金が増えるにつれて本来の目的を忘れてしまう、みたいな映画でした。
ロックバンドは全く関係ないけど。
タップダンスマジシャンってなんなんって感
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海の上のピアニスト イタリア完全版(1998年製作の映画)

4.3

世界は広いし知らないことが沢山あるって良くいうけど、狭い世界にいたからこそ知っている世界もあるんだろうな。
そういう存在のお陰で広い世界を知ろうと思えるのかも。
きっと1900は船の一部になっていて、
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テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

4.7

めちゃくちゃ面白かった。
初めはテルマがポンコツすぎてイライラしたけど、2人が吹っ切れてからはとても痛快。
クソみたいな男たちへの復讐ロードムービー。
かと言って全員が最低な訳ではなく手を差し伸べよう
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インシディアス 最後の鍵(2018年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ずっと観れずにいたラストの一作。
前三作を見直せたのでようやく手を付けれました。
ここにきてまさかのサイコホラーかと思いきや、ちゃんと今までの設定通り。
母ちゃんの一撃強すぎて笑っちゃった。
さすがエ
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インシディアス 序章(2015年製作の映画)

3.5

今回は日本ホラー、怪談味が強め。
エリーズは相変わらずかっけえ。

ティーンスピリット(2018年製作の映画)

2.5

エルファニングはほぼノーメイクがかわいいし、最初のボソボソ歌ってる方が好きだったし、なんか全体的にとんとん拍子すぎて薄くて何にも感じなかったな。
あとヴラドに関してもっと掘り下げても良かったんじゃない
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インシディアス 第2章(2013年製作の映画)

3.5

エリーズかっけえ💪
ポンコツ助手コンビがちょうどいい癒しになってます。

インシディアス(2010年製作の映画)

3.5

インシディアスシリーズと死霊館シリーズがどっちがどっちか分かんなくなって新しいやつ観れてなかったので見直し。
お化け屋敷みたいなのがインシディアスでしたね。
セリフ小さくて効果音デカすぎるの嫌いだけど
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Q&A(1990年製作の映画)

3.5

希望がないというかなんだかとても甘くないラストでした。
尊敬していて、英雄とされた父の正体も知りたくなかっただろうな。

狩人の夜(1955年製作の映画)

4.0

父から秘密を握らされた兄妹の物語。
人形でハリーパウエルを打ちながらもう良いよ!と泣くジョンを見てるのが辛かった。
妹を護りながら秘密も守り、とてつもないストレスだったろうなと。
ロバートミッチャムめ
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ダ・ヴィンチ・コード(2006年製作の映画)

3.2

長い割には…という印象。
原作を知らないし聖書も表面を触ったくらいなのでほお…と思いながら見てたけど、展開は結構単純で予想できてしまったのが残念。
あとなんかチープな感じがするのは気のせいでしょうか。
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.1

ブラピの正体以外なんの記憶もなかったので初見のような気持ちで観れた。
周りに呑まれず死ぬ気で生きろってことですかね。
ラストシーンとピクシーズのマッチが私の中で上位に食い込む最高のラストでした。

カジノ(1995年製作の映画)

3.8

周りの人たちが過激すぎてエースが可哀想に思えてくる。
ただカジノの運営をしたいだけなのに。
どこが実話でどこが脚色かはわからないけど、こんな事が実際にあったということが恐怖でしかない。
スコセッシ映画
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

4.0

なぜそうなってしまったのかまでは分からなかったけど、たぶんこいつだろうな…と思ってたら案外当たってました。
何を書いてもネタバレになってしまいそうで上手いこと言葉にできないけど、とにかく面白かった。
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スケアリーストーリーズ 怖い本(2019年製作の映画)

3.2

言ってしまえばデスノート。
パンズラビリンス味もあり、日本のホラー漫画に出てくる化け物みたいなのも出てくる。
既視感が強めでもう少し何か欲しかった。
面白かったのは面白かったです。
久々にホラーホラー
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テッド・バンディ(2019年製作の映画)

4.0

シリアルキラーのWikipediaをひたすら読んでいた時期があって、その時にテッドバンディのことを知りました。
液晶で長時間文章を読むのが苦手で、なのに記事がまあまあ長くてしんどかったです。
でも羊た
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グッドフェローズ(1990年製作の映画)

4.2

なあにがグッドフェローズだ!となります。
結局信用できるものは己だけ。
なんとも皮肉なタイトル。
こういう映画見てると感覚麻痺してくるから変な言い方だけど、良いボスに従っとくべきだったなと思います。
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必死の逃亡者(1955年製作の映画)

3.8

お父さんが犯人たちに従順すぎてどういうつもりなんだと思ってた。
ストックホルム症候群かと思ったけどちゃんと考えてましたね。父は強い。
ちょっとした伏線もあったし、お姉ちゃんの恋人がなんか好きじゃなかっ
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スカーフェイス(1983年製作の映画)

4.0

繁栄と崩壊。
マフィア映画の定番パターンだけどやっぱり面白い。
私マフィア映画好きなんだろうなと気付きました。
アルパチーノが終始怒号をあげまくっててちょっと落ち着こうやとなるけど、内容はわかりやすく
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ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

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繊細すぎてわたしにはよく分かんなかった。
おそらく死というものがテーマとして漂っているんだろうなとは思ったけど、歴史的背景とか知らないので難しかった。
出直します。