gdbsdtaさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

レプタイル -蜥蜴-(2023年製作の映画)

3.4

殺人事件を追う刑事の話。

シリアスな雰囲気と怖めな音、銃声、怪しい人々、この手の映画としては特別新鮮さは無いが、胃もたれするぐらいアップ多めな主役デルトロの顔芸が堪らない。
顔に似合わずお茶目なとこ
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ぼくの伯父さん(1958年製作の映画)

3.3

モダンな家に住む家族と困ったおかしな叔父さんの話。

あんましゃべらなく迷惑な行動で面白さ出すタイプのおじさんで、コメディとしては笑うところはほぼ無いんだけど、モダンな家の暮らしっぷりが窮屈そうでシュ
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トムボーイ(2011年製作の映画)

3.7

夏休み中に越してきた子の話。

同じ年頃の近所の子達とも遊ぶようになっていったが、その子には人に知られたく無い事があった。

父も母も愛情深い家庭、妹は色々みえているかしこく可愛い子で、彼等は互いに大
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女の子ものがたり(2009年製作の映画)

2.2

スランプ中の漫画家が過去を振り返る話。
小さい頃育った場所での仲良し3人組の女の子達。
たいした深いエピソードもなく、いいやつもいないしどこにも共感ポイントなし、えっそれでいいの?ってことだらけ。
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ヘルドッグス(2022年製作の映画)

3.5

アンダーカバー物。
ちょっと動機など物事の道理がピンとこないけど、面白くみれた。
岡田さんは噂の柔術の腕前が見れて迫力があるアクションは流石。
みやびはんにゃあたりは狙いすぎ。
吉原さんは雰囲気あって
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BAD LANDS バッド・ランズ(2023年製作の映画)

3.8

振り込み詐欺集団に属する女とその弟を軸にしたクライム物。

彼等の仕事で使う言葉や関西弁など馴染みのない会話と早いテンポが妙に心地よい序盤、完璧な所作や身のこなしなど安藤さくらの魅力がたっぷり。そこの
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(2023年製作の映画)

3.6

今までのウェスっぽくてちょっと笑えてシュールでいい。
まばたきしないカンバーバッチが凄い。
3人の顔力目力が見どころ。
まーこういう思い込みって経験あるな。

そして僕は途方に暮れる(2022年製作の映画)

2.8

やる気のないいい加減な男が色々な事柄から逃げる話。

なんかやり取りが嘘くさい。
なんかぴんとこなかった。
なんか友達ってこえーね。
なんかあの家族ってこわいね。
なんか主人公の顔アップ多いね。
なん
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ネズミ捕りの男(2023年製作の映画)

3.4

これまた不思議な世界観。
テンポ的には比較的見やすい。
鼠取りおじさんがみせる鼠の殺し方とかきめーし最早おじさんが鼠みたいできめー。
ラストもよくわかんないけどチャーリーとチョコレート工場はこのロアル
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ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

3.4

あらまたこのおじさん出てきた。
なんとなくパターンがあるのかな。
この先も楽しみ。

透視とか夢あるネタの話、想像した事あるさらにその先もあって結構面白かった。

このスピード感でキチンと詰め込むスタ
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白鳥(2023年製作の映画)

3.2

この短編は順番関係あるのかな?
これからみたんだけど、やっぱはえー展開についていくのがやっと。
こだわったセットとか洋服とかにも目がいっちゃって字幕追うのも大変だしよくわかんなくて二周したんだけど、結
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生きる LIVING(2022年製作の映画)

3.5

黙々と仕事を長年してきた老人が、癌で余命数ヶ月宣告をされ、さてどうしたものかという話。

昔に黒澤版は観たような気もするが、もしかしたら観てないかもしれなく記憶は曖昧、まあそれはどうでもよく、なかなか
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わたし達はおとな(2022年製作の映画)

3.5

リアルだわこりゃ疲れるわ。
互いに漏れだし止まらなくなる。
そりゃいっちゃいけないよってとこまで。

理詰めの嫌な言い方をする男もきつかったけど、自分を持たずにするするっと流されてきた女もいらつくし、
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タフ PART 1 誕生編(1990年製作の映画)

2.9

カミカゼタクシー良かったからこちらきたけど、ヤスオカさんのカッコ良さと、トヨエツさんのキモさしか印象にない。
主人公がなんだかなだし、師匠の感じもピンと来なかった。

KAMIKAZE TAXI(1995年製作の映画)

3.6

雑な扱いされたチンピラが復讐の為金強奪して逃げるロードムービー。
ペルーで育った変わったタクシー運ちゃんの車で色々な場所へ行く。

ちょっとくさめな会話もありますが、全体のふわっとした雰囲気いいです。
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.0

スズメちゃんが使命を感じ様々な扉を閉めに愛しの椅子と目的地へ向かうロードムービー。

監督の災害三部作と呼ばれているんですね、確かにどの作品も近い雰囲気を感じました。個人的には君の名は。は当時全然ピン
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マイ・サマー・オブ・ラブ(2004年製作の映画)

3.8

激安で買った何故かエンジンもついてないホンダのカブに乗り、疲れて草むらで寝そべっていたら、白い馬に乗った同い年くらいの美女に声をかけられ彼女達の交流が始まった。

ワインと煙草とお喋りといちゃつき。
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Billie ビリー(2019年製作の映画)

3.2

ビリーホリデイの死後、何年か複数の関係者にインタビューを行った後、謎の死を遂げたジャーナリストの秘蔵テープがみつかり、それを基にしたドキュメンタリー。

ビリーホリデイの良くも悪くもジャズアーティスト
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渇水(2023年製作の映画)

2.9

市の職員が水道料金滞納者へ自宅訪問し、停水執行を行って行き、ネグレストがある家族へ出会った話。

淡々と仕事こなしていく感じとかは嫌な感じだけどしゃーないよねと良かったけど、あの行動はどうしちゃったの
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伯爵(2023年製作の映画)

3.3

ドラキュラブラックコメディ。
ピノチェトの事は知らないがまあまあ楽しめた。
間接的に葬ったり横領したりと悪事も多かったみたいだし、こういう描き方も悪くないのでは。
軍服マントみたいなので飛ぶのいいです
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ヘカテ デジタルリマスター版(1982年製作の映画)

3.4

フランスの外交官が赴任先のモロッコである女に出会い、仕事もそっちのけでその女に狂う話。

娼婦かスパイか何者かわからないがとにかくのめり込む。
夜はいないと気が済まなくなる。
女はしれっと男の気分をか
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とべない風船(2022年製作の映画)

3.2

瀬戸内海の漁師町に住んだ父のもとへ仕事や人間関係に疲れ辞めてきた娘が来た話。

父がその土地の人とうまく向き合ってきたからなのか、初めてきた娘にもよくしてくれてる地元の人達、その中でも近所に1人で住ん
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エドワード・ヤンの恋愛時代 4K レストア版(1994年製作の映画)

4.1

どこからしらで接点のある数人の数日の群像劇。
話がよく出来ているしとても自然な会話や行動のリアリティさ、カメラの映しかた、素晴らしかった。

男や女にはこういう一面があって、裏なのか表なのか人には違う
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神様メール(2015年製作の映画)

2.8

パソコンで地球や人間を管理、余計な事しかしない小悪な父神に耐えきれなくなった娘神が、腹いせに人間に余命メールを送り、そのうちの何人かを救いにいく、書いててもよくわからない設定の話。

普通の格好をした
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水は海に向かって流れる(2023年製作の映画)

3.5

不倫とシェアハウス、奇妙な接点で出会った高校生ボーイと、ツンツン美女姉さんのお話。

いやー全くゲスくないですね。
残念ながら爽やかです。
子供はわかってあげないの原作者だったんですね、納得。

今回
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トト・ザ・ヒーロー(1991年製作の映画)

3.7

嫉妬や憎悪や愛や幸せ。
完全にとらわれてしまった幼い頃の思いが長い人生でも続いていく。

なかなかタブーな内容だったが切なくもどこか美しい。

時間軸の違う話が交互に差し込まれるが慣れるのにそこまで時
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.3

パステルカラーのウェスらしい淡い映像。細かい小ネタ。豪華な俳優陣。シュールな笑い。可愛さと毒っけのバランス。
ざっとみるといつもどおりなんだけど、もうわかりやすいのは作りたくないのか、真っ直ぐに進まな
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87分の1の人生(2023年製作の映画)

3.5

絶賛幸せ中なある日、婚約者の仲良い姉夫婦乗せた車で、運転事故起こしてしまった若き女性の話。

やや時は経ち傷は癒えてきているが頭の痛みと心の傷から鎮痛剤頼りになり中毒の道へ。

偶然会ってしまった被害
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ザ・ウォッシュ(2001年製作の映画)

3.4

仲良いんだけど互いにちょっとあたり強めな洗車場で働くルームメイト達の話。

スヌープ演じるそのまんま寝ても覚めてもウィードざんまいな奴と、ドレー演じるちょっとだけまともそうに見える奴との小競り合い。
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イルマ・ヴェップ(1996年製作の映画)

3.3

怪盗物のリメイク映画制作の裏側の話。
キャットウーマンみたいな上から下まで黒ゴムまとった主役に香港スターを起用。
チラリと見える目が美しい。
監督が精神も思考も不安定で周囲スタッフを困惑させ、色々なぐ
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コントラクト・キラー(1990年製作の映画)

3.6

真面目で無口で孤独な男が長年働いてきた職場から突然解雇され、もうこの人生終わらせてもいいかなと思った流れから色々な事が起こる。

変わらずの監督節で面白かった。
やはりこの路線が好きです。
無表情、ポ
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レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ(1989年製作の映画)

3.3

シベリアに住む髪と靴が異常に尖りまくった音楽家達がアメリカ経由してメキシコへ向かうシュールなロードムービー。

毛皮マネージャーのペロンパーがクソで笑える。玉ねぎとか肉のくだりや車からビール缶出てくる
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グリーン・ナイト(2021年製作の映画)

2.6

アーサー王とか知らないので観ていてなんで?と思う事があったりとよくわからなかった。
序盤の手紙ちゃんと聞いてないと駄目ですね。
すげー意味わかんないゲーム始めちゃって一年後いやーな展開へ。
怠惰で逃げ
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マイ・エレメント(2023年製作の映画)

4.2

火の女と水の男を軸にした家族物。
流石ピクサー、映像全般素晴らしい。
火も水も風も土も細かい描写が美しい。
特に水やばい。
音楽も良くて映像と合わさり気持ちが昂る。
水をさすなど互いの要素の駄洒落も結
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カールじいさんのデート(2023年製作の映画)

3.4

急にデート誘われたおろおろしている爺さんと一緒に暮らす頭の良い犬の会話が楽しい。
おそらく素敵な女性なんでしょうね。

ベネデッタ(2021年製作の映画)

3.5

信仰心の強い修道女の話。
信じる者は救われる、キリストが見える、キリストからうったえてくる、彼女の身にも何かが起こる。
規律のある修道院でも一目置かれる存在、そこにある女が修道院に入ってきてまた違う物
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