gdbsdtaさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ヒーロー 靴をなくした天使(1992年製作の映画)

3.3

目の前に飛行機落下してきてその中にいた乗客を助けた小悪党男の話。

基本クソ野郎だけど根はいいやつなダスティンホフマンと、姑息さと繊細さが微妙な男前過ぎるホームレスのアンディガルシアのやりとりがそこそ
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クイックチェンジ(1990年製作の映画)

3.0

ビル・マーレイの銀行強盗逃亡物。
恋人とポンコツの3人で共犯、逃亡最中に色々ハプニングあるやつ。

監督は向いて無かったみたい。
ビル特有のとぼけた面白さもなく、ポンコツが毎度やらかしてまたですかとな
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ペイン・ハスラーズ(2023年製作の映画)

3.3

落ち目だった製薬会社に入りたてのシングルマザーが鎮痛薬を医者に売り込みのしあがっていく話。
ウルフオブウォール・ストリート、ブロウ、エリンブロコビッチなど彷彿。
売り込み上手で一気に広まったが、実は問
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ロックンロールミシン(2002年製作の映画)

3.3

仕事もやんなってきててやめてーなって時に昔の友人に会い、そいつが仲間と服作っててなんだか楽しそうで、仕事やめてそっちの手伝いを始めた話。

最初は自由そうでいいなって、やってる人達もちょうど良くやれて
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.5

人里離れた山間で羊飼って生活している夫婦の元に突然やって来た幸せ。
この幸せを手放したくない一心からダークサイドへ落ちる。

なかなかの驚きもありながら、ちょっとした緊張感と違和感が楽しめた。

そこ
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ザ・スリッツ:ヒア・トゥ・ビー・ハード(2017年製作の映画)

3.2

個性際立つガールズパンクバンド。
何処かフィッシュマンズを感じさせるボーカル不在のドキュメンタリー。
変わっていくバンドメンバーや音楽性、興味深くみれた。
アリアップの母ちゃんがキーマンだったのは知ら
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イングランド・イズ・マイン モリッシー, はじまりの物語(2017年製作の映画)

2.9

もがいていた若かりしモリッシーの話。
めんどくさいとがってたやつってのはわかったが、もう少し魅力的に描けなかったのか、最後の最後にようやくって感じ。
女友達かっこよい人だった。

ザ・キラー(2023年製作の映画)

3.7

心の声が漏れている完璧主義なTHE SMITHS狂の殺し屋の話。

緊張感のあるフリが効いていてコントかと思ったけど、序盤にトラブル発生、そこから仕事内容変更、様々な国を渡り歩く。

ジョンウィックや
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オマージュ(2021年製作の映画)

3.2

売れてない女映画監督が、数十年前に撮られていた別の当時珍しい女監督が撮っていた、未完の作品の一部を手がける事になった話。

ミステリーまでとはいかないが、古い写真を片手に過去の手がかりを探っていく。
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LOVE LIFE(2022年製作の映画)

3.7

どうにもならない悲しい事があった男女の話。

独特な人物描写が面白い。
普通なようで普通じゃない、
歪んでいるようだけどおもむくままに。

雨の結婚式のシーン好きだな、馬鹿らしさからの解放、なんであれ
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TAKESHIS’(2005年製作の映画)

3.2

タケシの夢の中なのか?
タイムリープとかじゃないんだけど、似たような展開を繰り返し、終盤に混沌としていき、最後までよくわかんないまま終了。

考察みるとリンチとかゴダールとかフェリーニとか出てくるけど
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ル・アーヴルの靴みがき(2011年製作の映画)

3.3

難民の子を匿う靴磨きおじさんの話。
優しき人が多く万人受けするだろうが、
監督の作品の中ではちょっと物足りなさは感じる。
赤革ジャンボーカルがいい味出してた。

配信無くて見覚えのある題名だけど気にな
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アラキメンタリ(2004年製作の映画)

3.2

猥褻とアートの狭間に生きる明るく元気なオッちゃん。
撮り始めの頃の地元の子供撮ったのとか、奥さん撮ったのとか、花とか撮ってるのはぱっと見いいなと思える。
縛りとか落書きとかポルノっぽいのは未だに良さが
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みんな〜やってるか!(1994年製作の映画)

2.8

やりたいけどやるためにはどうしたらいんだという妄想を実践するダンカン使って遊び倒したよくわかんない話。

パクリネタとキャストの多さがみどころ。
さっぱり笑えないけど馬鹿だなーってにやける。

最高な
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白い馬(1952年製作の映画)

3.8

赤い風船とセットになってた。

野性の白馬に魅せられた少年の話。

馬同士の決闘、馬を囲いに必死になる人間。
少年と白馬の関係性。
なんかすごいっす。

これこそどうやって撮ってんのってくらい臨場感が
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赤い風船(1956年製作の映画)

3.3

赤玉デカ風船と友達になった少年の話。
手懐けたり、ついてきたり、自由に動く。
周りの少年達も欲しがる、奪い合い。
ラストはえらいことに。
どうやって撮ってんのこれ。
どことなくジブリを感じる。

光陰的故事(1982年製作の映画)

3.2

それぞれ違う監督のショートムービー全4話のオムニバス。
エドワードヤンは2話目の話、らしさあってすぐわかる。やっぱ最初から夜がずっと好きなんですね。

第一話 3.2
恐竜好きな物静かな小学生の話。
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さよなら、僕らの夏(2004年製作の映画)

3.6

身体のデカい同級生にボコボコにされ困って兄貴に相談したら、兄貴の友達たちと嘘ついてそいつをおびきだしてはめてこらしめてやろうぜって流れで話が進んでいく、なんか嫌な始まりだ。

ぼこられた弟が誕生日って
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カウガール・ブルース(1993年製作の映画)

3.0

中指よりでかい親指を持つ女の話。
その指活かしたヒッチハイクでのロードムービーかと思ったら、ヒッピーのようなとこへ迷いこみ、話もよくわからず混沌としていった。
結果どういう話だったのかよくわかんなかっ
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恐怖分子(1986年製作の映画)

3.3

数人の男女の群像劇。

相変わらず何処か心あらずな人達でうつろいがち。
女性は綺麗だけど男は微妙なライン。
何作かみてきて傾向が見えてきた。

繋がらない筈の人達が繋がったりしてよく出来てるって印象だ
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チワワは見ていた ポルノ女優と未亡人の秘密(2012年製作の映画)

3.8

たまたまなんですけど、みつけてしまいまして、言おうか迷ってさぐっているうちに、なんでか居心地よくなってしまいましてな、不純で純粋な不思議な話。

若いちょい馬鹿な綺麗な子と、わりと近くに住んでいる今迄
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台北ストーリー(1985年製作の映画)

3.2

互いに未来がなさそうだけど腐れ縁で繋がっている幼馴染の男女の話。

海外行って離れたり仕事や周囲でもトラブルあったりで、前に進まない、原因はどうやら互いにそれだけでもないようで。

淡々とした会話劇の
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ナイアド ~その決意は海を越える~(2023年製作の映画)

3.4

20代で諦めた事を60代で再び叶えようとするダイアナさんの話。

何十年も遠ざかっていたが、昔の夢を思い出し奮起、もうやめておけって話だがやりてーっていうんだから周りも渋々付き合いますよ、それがなかな
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由宇子の天秤(2020年製作の映画)

3.8

ドキュメンタリー女Dは己の正義感を突き出し曲げずに今までやってきたが、そうもいかない事が起こってしまいって話。

なんていやな事抱えちゃってんのよ、当たり前だけどこちらもその事知っちゃってるからさ、中
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ノースハリウッド(2021年製作の映画)

3.5

黒白赤と色違いコンバース履く幼馴染スケーター3人組で1番上手い奴を軸にした話。

3人で仲良くスケートして遊んでいるが満足出来ずプロになりたい、たまにパークに来ているプロ達と一緒に滑ったりとか何かきっ
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鉄道運転士の花束(2016年製作の映画)

1.8

この設定はどうにも無理だった。
最初に感じた違和感で観るのやめておけば良かった。
あらすじ読んでもやっぱりはっ?って感じですね。

スワンソング(2021年製作の映画)

3.5

ゲイ爺さん老人ホームから抜け出し旧知人から遺言で頼まれた事をしに地元へ向かうてくてくロードムービー。

施設では隠れて煙草をふかすことぐらいしかやる事のないただの爺さんだが、外に出てみたらどうやら昔は
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To Leslie トゥ・レスリー(2022年製作の映画)

3.4

あらすじも見ないでサイケなジャケの雰囲気だけで観たけどイメージと全然違う地味目な映画だった。

過去に宝くじ当てたシングルマザーがアル中になって散々周囲の人に迷惑をかける話。

仕事も出来ないのかしな
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聖地には蜘蛛が巣を張る(2022年製作の映画)

3.5

いや待ってくれと。
どういう国のどういう年代の話なんだと。
倫理観なんてねーのかと。
まさかの多数がそっちよりで勝ち誇った顔しやがって。
意味不明な胸糞悪い時間が続く。
たとえあいつがはめられようとな
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雑魚どもよ、大志を抱け!(2023年製作の映画)

3.1

小学生の男の子達の話。
当たり前だがそれぞれ家庭環境は違うし大変な家もあったりする。
そういう家族から離れて友達と集まって馬鹿な事したり遊ぶ事により楽しい日々を送っていくが、そればかりではいかない事も
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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

3.7

予想していたが観に来ているのは中年おっさんしかいないし長過ぎて疲れたけどやはり満足感はあった。

1920年代のオクラホマ、石油発掘で多いに潤った先住民の住む土地へ巣喰うように群がってきた白人達。
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キリエのうた(2023年製作の映画)

3.8

相変わらずえっなんでとか、ストーリーにツッコミどころもあるが、正直長さは全く感じなくて気持ち良く緩やかに過ぎてった不思議な音楽映画。

歌はしっかり歌えるが喋りがあんま駄目になっちゃった路上シンガーを
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Love Letter(1995年製作の映画)

3.4

届くはずのない手紙が届きそこから奇妙なやり取りが始まる不思議な話。

初めて観たけどもう30年近く前なのね、今だと無理ある話だし、ツッコミどころは結構多い、けどなんでかまぁこの時代はこんな粗さだったか
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ゆとりですがなにか インターナショナル(2023年製作の映画)

3.3

ドラマのその数年後の話。

ちょっと今の日本事情を雑に色々詰め込みすぎたか面白さが減ってやたら長く感じた。
スカスカの館内もわかる気がする。

クドカン監督ではないのね。
笑いの数は控えめでした。
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The Son/息子(2022年製作の映画)

3.0

元妻と暮らす息子に振り回される話。

認知症の次は鬱か、この監督なかなかだ。

母ちゃんと一緒にいるのがシンドイとこぼす若き息子、学校も行ってないらしく、ならばうちに来るかと父が誘い、新妻と赤ちゃん居
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ザ・ホエール(2022年製作の映画)

4.0

薄暗い部屋で髪の薄い超巨漢がPCでゲイポルノ観ながらオフオフ言ってシコってるドン引きな冒頭からダーレン節を喰らう。

自宅アパートにてオンライン授業で生活費を稼ぐ器具無しでは歩けない巨漢男、食事や身の
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