さはらさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

3.8

いやどうもこうも、、
「前編」としか…

とにかく前編に振り切っていて、
サノスの圧倒的な強さに絶望させる
ために全編どんよりしている。
『civil war』『ultron』ような
ワクワクを過度に
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ブラックパンサー(2018年製作の映画)

3.3

以前Twitterで
「障害者が何かを克服する姿を礼賛するCMを見るのは、目を見はるような何かをすることがない2人の障害のある子どもを持つ身にはしんどい。何かを成し遂げなければ人には価値がないのか。」
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マイティ・ソー バトルロイヤル(2017年製作の映画)

4.0

裏civil warがこんなに
エンタメに振ってくれてて
うれしかったです。楽しい。
ボスの登場→悪戦苦闘だけじゃなく
2本のストーリーが進むのも魅力。
タイカワイティティの才能。
構成、画、調律、ネ
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年製作の映画)

3.8

「俺はメリーポピンズだ!」
補完計画とそれぞれの家族の再生。
ジェームズガンの独特なノリで
説教臭さなくまとまっててよかった。
彼の笑いの好みと音楽に前作は
乗り切れないところがあったけど
今回は慣れ
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ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

3.9

視覚効果賞な1本。
civil warで満足した分、
新要素に抵抗があったけど
これは面白かった。
話としてはテンポが良すぎる
気もするけどそこを視覚効果で
補填して充実感ある1本になってる。
やっぱ
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シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年製作の映画)

4.4

いろんな人に言われた、
「Civil Warまで見てみろ」の
意味がわかりました。
こんなの…お祭りですわ、、
それぞれの話が
まぁ絡むこと絡むこと…
これは美味しいパスタみたいな
褒め方もしちゃいま
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アントマン(2015年製作の映画)

3.8

MCUの休憩(失礼)的な
流し見モノかと思ったら
ちゃんと面白い。
ある種どの作品よりも
自然な流れでパワーを手にする
初の平民アベンジャー。
全体の温度感か高いので
コメディが心地よく効果を持って
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アイ・ソー・ザ・ライト(2015年製作の映画)

3.7

身を削って
スパークするタイプのアーティスト
ハンクウィリアムズの生涯。

カーペンターズで育った事、
『ギター弾きの恋』(99)を
見た事もあり前々から
みたいと思っていた本作。
最近見進めているM
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アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015年製作の映画)

4.1

ジュリーデルピーがいて
とても嬉しかったです。
ありがとうございます。


久しぶりのアベンジャーズ。
束の間の宴会シーンににっこり。
あれだけで一本つくってくれ…

精神攻撃に
耐性ついてる3人(う
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年製作の映画)

3.6

スターウォーズみ、
MARVEL世界観拡張要員感。
主人公と母親の話はよかった。
ママのミックステープも
役割としてはよかったけど
ちょうど集中を削ぐくらいの
頻度で曲がかかるので
入れるならもっと入
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キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー(2014年製作の映画)

3.9

誰が敵か全く判断出来ない、
もしくは全員が敵かもしれない、
になる瞬間がよかった。
シリーズを通して、
多少閉口する思いだった彼の性格が
本作では唯一の希望になる。
長さに対して緊張感が維持されていて
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マイティ・ソー ダーク・ワールド(2013年製作の映画)

3.6

ロキの魅力。
ソーは筋肉優等生なので
ヒーローとしては満点ですが
物語はロキ、ナタリーによって
色がつく感じがします。

ストーリー自体
特筆するところはないですが
ロキとの共闘はやはり必見。
あと窓
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アイアンマン3(2013年製作の映画)

3.8

トニースタークが
主人公らしい主人公に。
性格に生い立ちに
大カルマ背負いのスターク。
やっと禊というか、
物語に深みが入る3作目。

スーツが増えて
アクションにも広がりが出て
単純にヒーローものと
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アベンジャーズ(2012年製作の映画)

3.5

集合だ!お祭りだ〜!!
前半クライマックスは
別々のドラマを同時に
見ているようで
お得感がありました。
アベンジャーズの面々は
キャラクターに縛りがあって
ある程度制約されてしまうけど
ロキはしっか
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キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー(2011年製作の映画)

3.7

ジョーンズ「キスしないぞ」

いやね、これは面白い。
相変わらず過剰なまでの
テンポの良さと事の運び。
わかりやすいシンデレラストーリー。
パパスタークも良い。
カーターはもうあの時代の
THEアメリ
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フリー・ガイ(2021年製作の映画)

3.9

ディズニーらしい寓話的な話。
昨年の『仮面ライダーゼロワン』が
この手の話でしっちゃかめっちゃかに
なっていたのでこれはどう畳むのか
心配でしたがうまくやっていました。
ツッコミを入れる人もいると思い
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マイティ・ソー(2011年製作の映画)

3.4

ほぼ『マンオブスティール』
長くて重いあちらに対して
こっちはポップで軽快に見られる。
MCU4本目。
米国お国自虐続きで
お腹いっぱいになりつつあったので
振り切った王道神話系SFの本作は
お口直し
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アイアンマン2(2010年製作の映画)

3.5

スカーレットヨハンソンの
匂い立つ色香。圧倒的存在感。
どんな映画でも登場するだけで
こう、なんというか
なにか見透かされてるようで
「ギクッ…」っとなります。

ただめちゃくちゃエロいって
だけの話
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インクレディブル・ハルク(2008年製作の映画)

3.4

「ハルクスマッシュ!」
バチーン👏 (鎮火)

夜中にテレ東で
流れているような映画。
わりとアホめなカップルの
怪獣映画という感想。
🙎‍♀️「もういいの」
いや全然よくないだろ。

感情の変化で
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沖縄やくざ戦争(1976年製作の映画)

3.9

「戦争だ〜ぃ好き」
千葉真一追悼視聴。
大友勝利に勝るとも劣らない
濃厚パワー系な国頭正剛。

実録後半戦(前半を広能として)は
「北陸」「沖縄」と単発ながら
ご当地物として骨太な作品が多くて
それは
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サンダーバード6号(1968年製作の映画)

3.8

さまざまなメカを駆使して
災害や事件から人々を救う
国際救助隊の活躍を描く
特撮人形劇『サンダーバード』の
劇場版第2作。
1号が現地に駆けつけ、指揮を取り
2号によって運ばれたメカが解決する
という
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DESTINY 鎌倉ものがたり(2017年製作の映画)

3.7

家族で見よう夏休み映画
としては100点満点な映画。
わかりやすいけど緊張感があって
黄泉の国はワクワクする。
「椿山課長の七日間」的な
死後大喜利もどれも秀逸で
物語の基盤を支えていました。

堺雅
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キネマの神様(2021年製作の映画)

3.8

山田洋次の大船ノスタルジー。
薄々勘づいてはいたものの
結果も込みで『キネマの天地』の
焼き直し。ところどころ矛盾や
フォローしきれない疑問もあり
賛否ある作品だと思います。
ただやっぱりその半数が
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日本のいちばん長い日(1967年製作の映画)

4.2

日本帝国の葬式。
日本が8月15日を迎えるために
行われた手続きと出来事。
1945年8月15日正午までの記録。
政治、という感じ。
駆け引きと圧力、暴発。


新文芸坐の二本立てで鑑賞。
先に見た『
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軍旗はためく下に(1972年製作の映画)

4.4

深作欣二の反戦映画。
戦地の様子、極限状態の人間を見る
「野火」的な映像として
完成されている上、
構成が巧みなのでサスペンスとしても
見入ってしまう。さすが深作欣二。
これが『仁義なき戦い』の前年…
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サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

4.5

気持ちがいいくらい
見知った展開、要素全部のせの
ギチギチ97分。
陳腐という意味ではなくて
大袈裟にいえば『BTTF』的な
わかりやすくワクワクな1本。
揚げ足をとるような
無粋なマネをしなければ
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コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

3.7

「コーヒーと煙草じゃ体に悪いよ」

今泉力哉監督が
ラジオや講演で事あるごとに
「〜みたいに何も起こらない話が」
と引き合いに出していた本作。
それにしても何も起きない。

『いとこ?』『幻覚』は笑っ
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

4.2

2でなく、LEVEL2。
『孤狼の血』の、そして
東映実録物のLEVEL2。
それをやり遂げようという気概と
このチームが彼らなりに
やり遂げるところを見届けることが
できました。


仁義なき戦いで
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.0

殺し屋と付き纏いおませちゃん。
不可抗力で弁慶にされてて面白い。
凄腕の彼が彼女を部屋に入れてから
みるみるペース崩されていくのが
この話の最後になるポイントを
明確にしてて、絶望感があっていい。
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セルピコ(1973年製作の映画)

3.6

ニューシネマらしい
題材と不器用さ。
真っ向から腐敗と戦う姿勢で
四面楚歌状態になるものの
追い詰められる感じや
身の危険のヒリヒリ、
裁判の緊張感も弱い。
こちらが見ていて
引き込まれるほどの
無垢
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

4.0

時代背景とお国柄はこの際一旦置いて。
自分と他人の区別、距離感が掴めない、
不安定な挙動と心。
それがあっけないくらい単純に
狂気に直結する。
よくない!と思う男は
ノーモーションで撃てて、
大統領候
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キッドナップ・ブルース(1982年製作の映画)

5.0

心地よい映画でした。

タモリが鍵っ子の女の子と
旅(便宜上誘拐とされる)をする。
たどり着く土地々々での出会いは
ストーリーに何も影響しない。
森田も舞(女の子)も
ひょうひょうとしていてつかめない
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ミッドナイト・ラン(1988年製作の映画)

4.0

上質なコントの基礎学習教材。
すごくキッチリ構成されてる。
面白いしノリが軽いから
ホイホイ見てしまうけど
何度も何度も見て勉強もしたい。

ウォルシュ(デニーロ)、
デューク(チャールズグローディン
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アンタッチャブル(1987年製作の映画)

5.0

さっきまでTVerで
『ドラゴン桜』見てて、

これもドラゴン桜ですやん!て。

全然違うんですけども。


最高でした。
作品のテンションと状況の説明が
丁寧かつ最速。そしてスタイリッシュ。
テンポ
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