ふかいさんの映画レビュー・感想・評価 - 26ページ目

恋の罪(2011年製作の映画)

4.2

衝撃的な展開の続く中で、決して感情的にならずにじっくり描く演出、たまんない!

あの夏、いちばん静かな海。(1991年製作の映画)

4.6

「言葉がなくても伝わる」って、
理想形だけど、実際はそうはいかない。

他に代えようがないほど便利だし、楽。だからこそ人は言葉にいつも頼ってしまう。


だけど、ある種「言葉の無い世界」を強いられてる
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キングスマン(2015年製作の映画)

4.5

「これは映画じゃないんだ」

これを堂々と劇中で言いのけてしまう度胸の強さ‼︎

冬の小鳥(2009年製作の映画)

4.1

誰もが思い通りにいかない現実に行き場のない憤りを感じる。

それをどう鎮める?

地団駄を踏み、物に当たる。




だが結局はどれも一過性のストレス発散に過ぎないことを自ずと悟ってしまうわけだ。
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カンフーくん(2007年製作の映画)

-

※僕なりにいろいろ整理をした上で、これは「映画」ではないと判断したので、点数はつけません。




この「映画以外の何か」を見ることによって唯一得られるもの、それは、「時間の貴重さ」です。たとえこの長
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レスラー(2008年製作の映画)

4.3

いわゆる「ご都合主義」的なストーリーとは程遠い、うまくいくかなーと思ったらいかない。またうまくいきそうでいかない。の連鎖。
まさに地獄のような「現実」を痛烈に描き出した傑作!

インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

4.8

とにかくオトナすぎる映画に、自分の中のピュアな気持ちを揺さぶられ、号泣。息が出来なくなった。今にもえづきそうだった。辛すぎて目を逸らした。最後は泣き笑い。これまで生きてきて最良のエンターテイメント(映>>続きを読む

リアル鬼ごっこ(2015年製作の映画)

3.9

まるで夢の中のような世界。「自分が予想のつかない行動をする」「シュールにいこう」そんな野性的で、本能的なメッセージに胸を打たれた。相変わらず園子温は年を取らないんだなぁと。
本気で吐きそうだった前半を
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ジュラシック・ワールド(2015年製作の映画)

3.6

思った以上に思った通りの展開だった。着地もいまいちとりとめがないままで、全体的にスケールの小さい映画になってしまった感。

海街diary(2015年製作の映画)

3.8

観る前からわかってた、素晴らしい映画だって。

邦画界最後の希望にして、天才、巨匠、ヒットメーカー。是枝裕和監督の最新作。あえて具体的な話はしないことにしておく。キリがなくなるから。

今回は原作先読
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百日紅 Miss HOKUSAI(2014年製作の映画)

4.3

ラスト近くの血の滲むような疾走感!!
まさに「映画を見てる」という気持ちにさせられる秀作だった。

エル・トポ(1970年製作の映画)

-

さすがに高校生の分際でこれに手を出すべきじゃなかった…。我慢して1時間半まで見たけどもう無理っす

小林賢太郎プロデュース公演 「LENS」(2005年製作の映画)

3.8

これって映画に分類されるの?まぁ、KKPの中では4番目くらいに好き。

セッション(2014年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

むっちゃ面白い!けど最後に……Whiplash演奏しないんかい‼︎寧ろこの映画は"ドラム"より"スパルタ"より"負け犬の闘い"なんだから最後は絶対にオーケストラのシーンで終わるべきだ!一人でドラム叩き>>続きを読む

ワイルド・アット・ハート(1990年製作の映画)

3.8

最上級にお下品なサレオツ映画。ニコラスケイジのインチキくささといい、ローラダーンの清楚ヤリマンな雰囲気が時代を感じさせますね。

ただ、ロードムービーは個人的に馴染みがないのでやはり退屈な部分も…。完
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インビジブル(2000年製作の映画)

3.9

「映画の楽しさ」が究極に分かっている人こそがポールヴァーホーベン。これこそ中学生がヒマな授業中にボケっと考えたような(超褒め言葉)どうしようもない映画だけど愛らしい。きっと女の人にはわからない心情だろ>>続きを読む

エレファント・マン(1980年製作の映画)

4.3

「人生で一番感動した映画は?」と聞かれたら、間違いなくこれと答えます。

バリー・リンドン(1975年製作の映画)

4.4

最大限上品な映像美で描かれるのは、至極下品な男の一代記。そのギャップがたまらんのです。