橋さんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

橋

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メッセージ(2016年製作の映画)

4.8

ばかうけがばかうけがって聞いてたからどんなB級かと思ったらめちゃめちゃ良作じゃないか!!!

言語についての話で、以前知ったのが
イルカに人間の言葉を教えても
「時間」の概念が理解できない、という話。
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tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!(2021年製作の映画)

3.5

タイトルのイメージから絶対に変な女主人公メインの邦画とかだろと思ってたら全然違った。
洋画だしミュージカルだしガーフィールドだった。
この思いをわざわざ歌にするの?!みたいな歌詞が楽しい。
いままで見
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ジャック(1996年製作の映画)

3.0

もう最初からロビン・ウィリアムズになっててびっくり。なんてピュアピュアな演技ができる俳優なんだ……。
おじいちゃんの死にネタいじりジョークが響く。

バニラ・スカイ(2001年製作の映画)

3.2

これは現実なのか悪夢なのか?事件はあるのかないのか?はたしてこの映画に意味はあるのか?
ペネロペ・クルスが本当に美しくてチャーミング。そしてティルダ・スウィントン様の使い所がいい。

レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード(2003年製作の映画)

4.8

ダニー・トレホ、アントニオ・バンデラスら圧倒的存在感の顔名優たちと比べると………あれ?ジョニー・デップ、君そんなに顔薄かった???
もっと霧吹きで水をかけるべき。
ひげも生やして!顔も焦がしたほうがい
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ザ・バニシング-消失-(1988年製作の映画)

3.7

予算が全然なかったのが伝わってくるけど、それでも話の構成が面白い。
歯止めの聞かない好奇心が人を狂わせる。

転々(2007年製作の映画)

3.0

三木聡監督作品に再度リベンジ。
イン・ザ・プール、インスタント沼などすべり芸が多いやつはどうも肌に合わなくて楽しみかたがわからなかったんだけど、この作品は割と控えめで、ちょうどよく楽しめた。突然叫びだ
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ガンズ・アキンボ(2019年製作の映画)

3.5

これがスリザリン出身のハリーポッターか。
女殺し屋のニックスがイケすぎてて最高のキャラ。

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

3.0

イマジナリーアドルフが演技ががっつりタイカ・ワイティティ監督なんだけどしっかり見た目がヒトラーしてて上手い。
このテーマの作品ってかなりセンシティブだと思うけど、ユダヤにもドイツにも由縁のない人物だか
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フリー・ガイ(2021年製作の映画)

3.3

ライアン・レイノルズを見てるだけで楽しい現象になにか名前をつけたい。
全体的にレゴムービー+レディプレイヤーワン的な作品。

ゴジラVSビオランテ(1989年製作の映画)

3.8

博士のマッドネスぶりが静かで淡々としていて、それでいて完全に自分だけの想いと信念から倫理観がぶっ壊れてるのがすごく良い。
こいつのせいで大変なことになるけど、心動かすしっとりしたムードがあるのも博士の
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ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!(2013年製作の映画)

3.3

エドガー・ライト監督作品は中毒性があるなあ。話の連続性はない三部作の1つ。
主人公の丁度いい中2感とおっさん感が好き。
こんな話の流れ読めるか!

マジカル・ガール(2014年製作の映画)

3.5

偶然ながら父の日に見てしまったのはミスチョイスなのかベストだったのか…!
誰も本当に悪くないけど、良い人でもない。
全員の運命を狂わせたマジカルガールははたしてどちらとすべきなのか。
見終わったあと、
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霧の中のハリネズミ/霧につつまれたハリネズミ(1975年製作の映画)

5.0

切り絵で作られたどこか不穏で、不気味で、愛らしい世界観がたまらなく魅力的な名作。
短いので見ていない人は一度見てほしい。
ハリネズミくんの愛らしさたるや!

死霊のはらわた(1981年製作の映画)

3.0

ドクター・ストレンジのマルチバースオブマッドネスでサム・ライミ監督が「死霊のはらわた2」のセルフオマージュをやっていると聞いたので、まず1から鑑賞。
古い作品なので諸々はおいておいて気楽に見るのがおす
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.0

あまりにも考え方が違いすぎて、全然この主人公に感情移入できなかったけど、おかげで主人公に対して「勝手にふるえてろ」って感じで観られてよかった。突然の歌、絶妙な気持ち悪さ、いいエンターテイメント!

告白(2010年製作の映画)

4.9

復讐ってやっぱり快楽があるな。
憎しみって理屈でどうにかできるほど生ぬるいものじゃない。犠牲になった誰かのためとか、犯人のためを思ってとか、そういうんじゃなくて、自分のためだけに行うことなんだよ。

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

3.7

言外の表現が良い映画。
カンバーバッチの所作を観察するための作品。
本当に高慢な天才役が圧倒的にはまり役だなあ。

漁港の肉子ちゃん(2021年製作の映画)

3.4

肉子ちゃんを愛せるかに感想の全てがかかっている。
ちなみに私は愛せました。
映像は「4℃やっぱりすごいな!」という感想でストーリーも「4℃は、やっぱりか……」という印象です。

ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

4.5

「前作もまあまあだったけど、新作はもっと面白いらしい、どんなもんだろ?」
と思って見たらガッツリいい意味で殴られる。
安心と信頼のジェームズ・ガン監督!
やっぱりこのぐらいはっちゃけてくれると気分がい
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ジェニファー・ロペス 戦慄の誘惑(2015年製作の映画)

2.0

超王道の話なんだけど細部に神が宿ってないから全然面白くない。全く同じ話でも見せ方で普通にもっと面白くできたのでは?

エクス・マキナ(2015年製作の映画)

3.0

見終わった感想は、普通!
見た目は良く出来てるけど、見てる側のリビドーがついてこない内容。
エンディングテーマソングの浮きっぷりが、つい趣味が悪いと感じてしまう。

フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

4.5

フォレスト君がこういう人間じゃなかったら、全ての出来事が辛すぎる。往年の名作。

レナードの朝(1990年製作の映画)

4.8

勝手にパッケージで想像したあらすじによると、

幼いころから活発だった少年レナードは、不慮の事故で昏睡状態に陥ってしまう。彼が医療の進歩によって目覚めたのは35年後、心は子供、身体は大人(ロバートデニ
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ナイル殺人事件(2022年製作の映画)

3.3

初見かつ原作も知らない友人たちとワイワイ推理合戦しながら鑑賞。一緒に楽しんだ灰色の脳細胞たちが序盤ですっかりトリックからオチまで綺麗に推理してしまったのが愉快だった。
映画本来の楽しみ方ではないかもし
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マンマ・ミーア!(2008年製作の映画)

3.3

とにかく陽気!
登場人物たちのあまりのテンションぶち上がり度の高さにこちらもつられてどんどん気分があがってくる。ドラッグムービー感。
こんなお母さんいいよなあ。

チップとデールの大作戦 レスキュー・レンジャーズ(2022年製作の映画)

4.0

テンポよく愉快でシニカル、散りばめられた元ネタがわかればもっと楽しめそう。あまり話題になってないけどもっと注目されてて良い作品だと思う。
他社より何よりもDisneyの古参スタッフとかが怒り出さなかっ
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ストレンヂア 無皇刃譚(2007年製作の映画)

4.5

面白い!作画が凄すぎる。
殺陣や動物がきちんと描写されてるのが凄い。
時代劇好きな自分には派手で外連味満載に映るが、アニメ映画という括りで見ると地味な見た目で、公開当時あまり注目されなかったというのが
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.0

レイヤー重ねたみたいな平面的構成の画面作りが特徴的だった。ウェス・アンダーソン監督作品を見たのははじめてだけど三谷幸喜みたいなノリだなあ。ホテルの内観がすごく良いと思ったら、どうやら潰れた百貨店を買い>>続きを読む

アンカット・ダイヤモンド(2019年製作の映画)

4.5

落伍していく者の複雑なピタゴラスイッチ。
浮いた音楽と話のテンポが作り出す謎のグルーヴ感。とにかく破滅が渋滞する勢いで押し寄せる。
読めない展開、そして見終わった後は謎の高揚感とカタルシスに包まれた。
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ぼくのエリ 200歳の少女(2008年製作の映画)

3.9

タイトルがまず邦題のミスらしいし、モザイク入れるタイミングも最悪だった。すべてが作品性の邪魔になっていて悔しくなる。
藤本タツキ先生の短編集がこれのリスペクト作品らしいので読んでみなければ。
ひと目で
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音楽(2019年製作の映画)

5.0

一滴の狂気と熱意を突き通せれば、こんなに面白いものが作れるんだなあ。
音楽もいいし、ちゃっかり青春もしている。
座組だけ頑張ってマーケティング特化したものより、こういう作品に惹かれる。

バブル(2022年製作の映画)

2.3

座組で人を釣ろうとしてるのが見え見えで、情熱を感じない内容。すべてが浅いので結局見終わったあと「なんでもなかったな」という印象。
途中に突然ギャルゲのスチルみたいのが挟まる。
もっとパルクールを専門的
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デスペラード(1995年製作の映画)

4.8

顔が濃い、登場人物全員顔が濃い!
主人公は当然濃い、なんならモブすら二度見するレベルで濃い。
顔アップにしがちだし、なんなら三段階くらいでどんどん顔に寄っていく狂気のカメラワーク。
だがそれがいい。
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