Hamanさんの映画レビュー・感想・評価 - 48ページ目

死への招待状(2015年製作の映画)

2.5

アカデミックドレスを身に纏った殺戮者の格好が良い。これだけは本当に格好良いのだが、いかんせん内容がいかん。

スプライス(2008年製作の映画)

3.9

映画全体が悪趣味でいいぞ~~これ!とにかくもう未熟な人間様が新たな生命を創造して育てるっていう神の真似事をするとロクなこと起きないの最高!昨今言われてる毒親の権化みたいな不快さがたまらんです!子育て下>>続きを読む

ヴィジット(2015年製作の映画)

4.3

シーン毎に口から色んな感嘆詞が溢れ出てしまうほど笑いと恐怖の緩急が完璧。姉役の子はかわいいし弟の不躾なラッパーキャラも最高。しかも弟は父に対しての台詞で結構良いこと言っておる。
「シックスセンス」と今
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マンイーター(2007年製作の映画)

3.0

初見と思いながら鑑賞も開始5分ほどで、これ見たことあるなという既視感。いつ観たんだろうというモヤモヤ先行であまり集中できなかった。前半の川下りクルーズツアーがとてもワクワク。アマゾンはやはり良い。

日々ロック(2014年製作の映画)

2.6

原作を断片的にしか覚えとらんが、こんな話だったかしらん。最後の盛り上がりは良いとしても、全体的にしょうもない。二階堂ふみの「雨上がりの夜空に」は聞くに忍びない。

テオレマ(1968年製作の映画)

3.6

一人の美少年と家族全員が関係を持ち彼が家を離れたことで一家が崩壊していく。それぞれがその空いた穴を埋めるための心象スケッチを見せつけてくる。パゾリーニの映画はやはり退屈で難解。それでもスチール写真の連>>続きを読む

赤い珊瑚礁 オープン・ウォーター(2010年製作の映画)

3.9

ふざけたパッケージとダサい邦題のせいで糞映画臭がプンプンだけども、内容に派手さは無くかなり真面目なサメホラー。
演出が上手いのか知らんが普通に怖い。海のど真ん中でホホジロザメに遭遇したらどうしようもな
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ナイト・チェイサー(2015年製作の映画)

3.5

一子相伝の世直し先生。
犬好きに悪いやつはいない。

処女の生血(1974年製作の映画)

4.4

ポール・モリセイ監督作で別名「アンディ・ウォーホールのドラキュラ」。同監督の前作「悪魔のはらわた」と同じく今作もアンディ・ウォーホールはただの名義貸し。はらわたよりもセットが豪華でテンポや音楽の使い方>>続きを読む

アギーレ/神の怒り(1972年製作の映画)

3.9

黄金郷エルドラドを目指してひたすら密林を川下り!を鬼畜ジャングルロケで撮影し「地獄の黙示録」に多大な影響を与えた映画。
イカダや船でジャングル川下りをしているだけで魅力的な映画になってまうからな。川下
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インターステラー(2014年製作の映画)

4.2

胸に詰まる。息が詰まる。言葉に詰まる。すんごい。

マッド・ナース(2013年製作の映画)

3.2

ただの男嫌いサイコレズビアンの暴走じゃまいか。不倫糞男をズバズバ制裁で殺していくのはグッドだが、糞女には制裁をくわえないのは遺憾です。
最大の謎はシャワー中にもパンツを脱がないダニー。

シャーク・ナイト(2011年製作の映画)

3.1

器の小さすぎる清々しい悪役や「俺、湖から帰ったら結婚するんだ…。」「こんな湖に居られるかっ!」などの分かりやすい死亡フラグの数々。オーソドックスすぎる気もするが、色々な種類のサメが出てくるという目新し>>続きを読む

宇宙人王さんとの遭遇(2011年製作の映画)

3.0

使用人口の最も多い中国語をマスターして、イタリアに降り立ってしまうお茶目な宇宙人王さん。
基本、尋問によるイタリア語から中国語、中国語からイタリア語への翻訳のシーンばかりなのでテンポが良ろしくない。
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エデンより彼方に(2002年製作の映画)

3.6

ジュリアン・ムーアも顔がずっと変わらん人だな。
真面目に生きた人間がいつも馬鹿をみる。不真面目に生きよう。

彼は秘密の女ともだち(2014年製作の映画)

4.0

異性になってみたいという願望、今回で言えば男のフェミニンな部分を刺激される。ふとした瞬間の女って楽しいだろうなという感情。逆説的にそう考えると今まで中性的な作家だと思ってたフランソワ・オゾンって男性的>>続きを読む

善き人に悪魔は訪れる(2014年製作の映画)

2.8

脱獄して5年ぶりの女を目の前にしても女好きナルシストマッチョ黒人は色欲を抑えられるものなのか。
嵐の設定はワンシチュエーションにさせるためのものかと思ったけども関係なかった。あのままワンシチュエーショ
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ピラニア リターンズ(2012年製作の映画)

3.1

下手にアジャ先生の前作との繋がり、映像が入ってくるものだから、前作楽しかったなぁ今回つまんないなぁと感じてしまう。まあ、続きだから仕方ないけども。
それでも、ラストの大惨事くらいになると変な愛らしさが
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西遊記 はじまりのはじまり(2013年製作の映画)

4.3

冒頭の半魚半獣妖怪のシーンが完全にサメ映画のソレなのでサメ映画が見たくなる。
後に猪八戒になる豚妖怪の人間時の不気味なテカり顔や空虚王子のキャラクター、立ち振舞いに見惚れるですよ。そんで「柔道一直線」
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ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ(2001年製作の映画)

3.5

私のアソコまで愛してよ!は良い台詞。アングリーインチの意味も良い。
ただ、アニメーション、曲、ヘドウィグというキャラクターの力で押し通された感はある。話なんかすぐ忘れそう。
途中P.T.Aの「パンチド
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ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

3.0

ソフィア・コッポラが日本でほったらかされた体験を元にしてると知っていたからか妄想きめぇよと思ってしまう。自分がソフィア自体が嫌いだという先入観もあるかもしれんが。スカーレット・ヨハンソンは超かわいい。

ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)

3.5

100%見破れないマインドファックムービーという謳い文句。そら終盤にあんな全力疾走でどんでん返されたら見破れないわな。
こういった大どんでん返し系映画での既視感は、大本が強すぎるのでしょうがないのかし
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インビテーション/不吉な招待状(2015年製作の映画)

4.2

始まりから終わりまで居心地の悪い不穏な空気がずっと続く。何かがおかしいけども何がおかしいのか誰がおかしいのかはたまた自分がおかしいのか。何の確証も得られない丁寧な話の進め方がとても好みだった。話の構造>>続きを読む

強盗狩り(2016年製作の映画)

1.5

銀行強盗したら人質の中に連続殺人鬼が居ましたよって映画。
連続殺人鬼どうこうよりも強盗集団が粗忽すぎて萎える。人質からすぐ目を離すので、連続殺人鬼さんが居なくても計画失敗してませんかね。完璧な強盗計画
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JUKAI 樹海(2016年製作の映画)

2.7

富士の樹海が舞台のサスペンスホラー。
西洋人の日本などの異文化に対するの畏れなどを入れるのは良いが、適当に描写してもらわにゃどうしてもファンタジックな違和感がずっと付いて回ってしまふ。
ホラー要素はダ
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カンフー・パンダ3(2016年製作の映画)

3.7

今作の主旨は本当の自分とは何か。
その問いに対し、最強殺人兵器とキッパリ答えるババアパンダに全てを持っていかれた感はある。
最終的な大団円はシリーズ屈指であり、それだけでもかなりの満足感。

カンフー・パンダ2(2011年製作の映画)

4.0

今回のパンダの学習は、大事なのは過去ではなく今どのような人生を選ぶか。
今回は最初から仲間とのグループアクションなのでとても小気味良い。1でうやむやにされたパンダの出生、そこから現在までのフラッシュバ
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カンフー・パンダ(2007年製作の映画)

3.6

自分を信じること、という分かりやすいメッセージと共に主人公だけでなく師匠までも成長していくのが面白い。
カンフーアクションは勿論、英語版の声優陣は笑ってしまうほど豪華でありそこでも楽しめる。
終盤、タ
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ソロモンの偽証 前篇・事件(2015年製作の映画)

2.5

弁護人である神原君が大出君に事件当日のアリバイを聞くシーンにおいて、埼玉西武ライオンズの野球帽を持っている事がわかる。物語の設定としては1991年であり、80年代初頭から90年代半ばまでは西武ライオン>>続きを読む

寄生獣 完結編(2015年製作の映画)

2.6

原作の名シーンを詰め込みたいのは分かるが、それ故に各キャラの演説が重なりあってかなりクドい。長い。
濡れ場も唐突すぎて正直引く。あれは右手の消失、つまりは男が自慰行為をする右手を失って女とのセックスに
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キャバレー(1972年製作の映画)

4.3

時折挟まれる物語を示唆する様なキャバレーでの歌、踊りのシーンがどれも最高に素晴らしい。
しかも、自堕落かつ悦楽的に進んできたストーリーにも関わらず、爽やかでポジティブな終わりへの収束に思わず泣きそうに
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ポランスキーの 欲望の館(1972年製作の映画)

3.5

いくらでも深読みできる意味深なフェティシズムが満遍なく散りばめられているが、ラストの台詞と題名のChe?(What?)で「だから、何?」と仰っているので何も言えねえ。

ハングオーバー!!! 最後の反省会(2013年製作の映画)

3.0

Ⅱがあそこまでプロット一緒ならいきなり変えてくれるなよとは思う。朝起きて「やっちまった!」てのがどうしても掴みとして欲しくなる。
あとあんなにも純粋無垢なキリンさんの首で笑いをとるのは許せん。クソ笑っ
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進撃の巨人 ATTACK ON TITAN END OF THE WORLD(2015年製作の映画)

1.4

冒頭のあらすじで、前編観なくてもいいじゃん!というお得感ともとれる間延びしたあらすじ。
前後編に分けるほどのもんでもなかろうに。

ピラニア(1978年製作の映画)

3.5

「ジョーズ」以降、大量に作られた亜種作品の中でスピルバーグが最も評価した映画。
今見ても、リメイク版アジャ先生のリゾート一本に絞る目の付け所間違ってねえなというのが一番の感想。