niwatorinさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

西の魔女が死んだ(2008年製作の映画)

2.4

田舎暮らしとかイギリス流とかの素敵なモチーフに隠された老人ネグレクトのお話。
原作はもう少しまともなことを願う。

Dominion: Prequel to the Exorcist(原題)(2005年製作の映画)

3.2

ビギニングにこんなお蔵入り作品があるなんて知らなかった。
ストーリーはいいんだけどセットやCGがあまりにお粗末。悪魔も出過ぎ感。全員の肌ツルツルの違和感。
やっぱり作り直して良かったと思う。

北の国から'92巣立ち(1992年製作の映画)

4.0

いろんなことあり過ぎて大変なシーズン。

中でも、蛍の冷酷さとタマコの気色悪さがきわだっている。2人とも恐ろしい。

裕木奈江はその後もタマコみたいな役が続いて女性層からとことん嫌われ、いつの間にか露
>>続きを読む

エルヴェとの晩餐 ある映画スターの数奇な人生(2018年製作の映画)

3.9

実際に亡くなったエルヴェの苦悩ももちろんだが、この役を受けたピーターの気持ちが伝わってくる。小人症の方は病気になりやすく短命になることも多い。どうか長生きして欲しい。
悲しい展開の中、脇のベテラン陣に
>>続きを読む

Everybody's Talking about Jamie~ジェイミー~(2021年製作の映画)

3.8

これは、舞台でないと良さの半分もわからない作品かなと。ああ生で観たい。

どの歌も素晴らしかった。特にお母さんの、あの子は私の喜びであり苦しみ という歌詞がズシンと来た。お母さん素敵。

北の国から'87初恋(1987年製作の映画)

3.8

若き日の横山めぐみさんの可憐さと、お元気だった頃の古尾谷雅人さんが懐かしく心苦しい。

北の国から'84夏(1984年製作の映画)

4.0

このあたりから吾郎はみすぼらしく、純は卑怯に、蛍は冷淡になっていくのね。
雪子おばさんとラーメン屋店員ひどい。

北の国から '83冬(1983年製作の映画)

3.7

ドラマ版に比べるとだいぶ地味に暗くなってしまったスペシャル第一弾。いきなりの借金話つらい。笠智衆さんが懐かしい。
最終回に引き続き中島みゆきが重くのしかかる。

永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

3.5

相棒との触れそうで触れない愛のカタチが美しかった。音楽、美術の雰囲気もいい。
実話なので盛り上がりに欠け退屈でもあったけどそれを補って余りある主役の魅力がすごい。

ザ・サークル(2017年製作の映画)

2.5

ブラックミラーみたいな短編で十分な内容。それでもつまらないと思うけど。
ボイエガの出番が少なくてがっかり。

THE GUILTY/ギルティ(2021年製作の映画)

3.7

ジェイクのほぼ一人芝居。ファンなので幸せ。途中までバンパイアものだと思ってた。

サスペリア(2018年製作の映画)

3.5

ティルダさんの三役がおかしくてホラーなのにニコニコして見てしまう。
オリジナルは遠い昔の作品なので比べてもしょうがない。これはこれは楽しめました。
クロエのひどい扱い、ミアの可愛らしさ、主役の存在感の
>>続きを読む

アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

3.0

タイムトラベルの方法がお手軽ですぐに帰ってこれるという安易なものでそれに伴う緊迫感や悲劇性は全くない。そういう要素を期待すると肩透かしなのでご注意を。

ミスター・ノーバディ(2009年製作の映画)

3.5

簡単に言うと優柔不断が引き起こすパラレルワールド。
もう少しわかりやすい展開を期待してたので途中飽きてしまった。
老ニモの包まれてるシーツが洗濯袋のようで、あれは介護に適してるかもと感心。
アンナとの
>>続きを読む

サラブレッド(2017年製作の映画)

3.7

アニャとオリビア・クックという注目株2人による女の子友情もの。
アニャのじっとり感とオリビアのバサバサ感が対照的なようで似てるような面白い取り合わせ。2人を見てるだけで楽しかった。

サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

4.1

副題が「聞こえないということ」ではなく「聞こえるということ」なのが秀逸。

突然聴力を失ったミュージシャンと一緒にこちらも絶望や怒り、焦りを感じ、やがて聾者としての生き方を学んでいく。手術による人工的
>>続きを読む

ダークスカイズ(2013年製作の映画)

3.0

答えに行き着くまでにもっと怖いエピソードが欲しかった。最後の戦いもアッサリ終わってしまったし、母親の気づきは遅過ぎて違和感。

孤独なふりした世界で(2018年製作の映画)

3.6

ピーターディンクレイジがたった一人でゴミ拾いしたり死体埋葬したりボート乗ったりワイン飲んだりするのをボーッと眺められる作品。
エルも犬もおじさんおばさんもいらない。ほんと邪魔。

忍びの国(2017年製作の映画)

3.5

大野くんの魅力と過剰ともいえるアクション演出で楽しく見れました。
家族向けの娯楽作になぜこんなに酷評が多いのか不思議。

沈黙 SILENCE(1971年製作の映画)

3.5

時代柄仕方ないのだろうけど、丹波哲郎のフェレイラ役と原作にはない岩下志麻とパードレの絡みに驚いた。

遠き落日(1992年製作の映画)

3.3

三田さん演じる母親が美し過ぎて、常に三田さんだけ浮いてた。老いても悲壮感がないので手紙の真実味が薄かった。
英世の後先考えないダメっぷりが面白い。それでも頭脳は超一流な不思議な人。

007 スペクター(2015年製作の映画)

3.3

長く続いてほしいとは思うものの、出来過ぎのストーリーや誰とでもすぐやっちゃう人格やセクシーさを全面に出さなきゃならない女優設定を変えていかないと。
残念だけどものすごく時代遅れになってしまったジェーム
>>続きを読む

橋のない川(1992年製作の映画)

2.5

原作の暗さ苦しさ怒りがほとんど表現できてない。明治から大正期の農村の日常を淡々と見せられた感じ。これでは後世に何も伝わらない。
田園風景と音楽は良かった。

社会から虐げられた女たち(2021年製作の映画)

3.6

幽霊が見えると打ち明けたら父親に精神病院に入れられてしまった上流階級の娘さんの話。
精神病棟の残酷な話はいくらでもあるけど、これはそこまでひどくはなく、主人公にとってはハッピーエンド…なので良かったの
>>続きを読む

ジョン・F・ドノヴァンの死と生(2018年製作の映画)

3.3

スターが亡くなったことから始まるストーリー。
キットは暗い役柄が似合う。

007 スカイフォール(2012年製作の映画)

3.9

ダニエルのボンドシリーズの傑作。冒頭からして意外性があってかっこいい。ウキウキする。
絵と音楽だけでため息。ボンドガールがジュディさんというのもいい。

シリアスマン(2009年製作の映画)

3.2

コーエン兄弟の作品の中では受け付けやすい。
主役のマイケルさんはやっはりマフィアのボス顔だと思う。

白鯨との闘い(2015年製作の映画)

3.6

「白鯨」より見やすくて面白い。主役のクリスが素敵で最後まで持っていかれる。見て損はない。

ゆれる人魚(2015年製作の映画)

2.8

不思議な雰囲気のファンタジーホラー。
ミュージカルと言えるほどミュージカルしてないし、背景がよくわからないし、姉妹の容姿があまり良くないので入り込めなかった。

テルマ(2017年製作の映画)

3.1

願望達成能力ってことなのかな?総門谷みたいな。テルマの力をもっと見たかった。

歩いても 歩いても(2007年製作の映画)

3.1

兄の命日に親の家で過ごす二日間の話。
舞台は湘南葉山、父親は元開業医というちょっぴりセレブ設定なので、郷愁感が現代的というか淡白で簡素。そういう一族の淡々とした会話。

希林さんとYouの掛け合いが楽
>>続きを読む