niwatorinさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

恋におちたシェイクスピア(1998年製作の映画)

3.8

主役2人の美しさが舞台に映える。現在のイギリス映画の大御所たちが脇を固める豪華さ。
少々やり過ぎ感あるので…家族で見るには向かない。

82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

3.9

親族の繋がりが非常に強い韓国でも女性の生きづらさが問題視されてることを知り、ホッとしたような頼もしいような気持ちになりました。
原作がベストセラーになった時、国内から激しく批判されてたけど今は大丈夫で
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ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.9

61年作品と比べると登場人物や細かい設定の変化によりダンスシーンが減ってしまったのが残念。
特に冒頭のシャーク団のダンス、決闘シーンのダンスがなくなったのは淋しい。

でもウエストサイドの世界が画面の
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鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

2.8

誰もが予想できるラストでありどんでん返しとは言えない。

小人さんのタネ明しはまあまあ良かったが、いかんせん機械人形の展開がお粗末。
無駄に2時間長かった。

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

3.7

無茶過ぎる作戦に最後までハラハラ。
バレた相手がアホでよかった。

一つの事件を防いでもキリがないということで。
しつこいよねKKK

Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

3.9

飲み込むシーンが恐ろしい。
ラスト、あの決断をする前に夫や義両親と話し合って欲しかった。そんなに嫌な人たちではないと思うよ。
エンディングの延々トイレがとても意味深。

[リミット](2010年製作の映画)

3.4

ラストはあれで良かった
と言われてしまうクソ主人公

博士と狂人(2018年製作の映画)

3.5

英語辞書の編纂という地味で果てのない苦労だけが常に前面にあり、博士の狂人っぷりや友情が描き切れてなくモヤモヤした感じ。
でもメルギブソンとショーンペンの共演は震えるほど素敵だった。

Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

4.0

スカッと爽快、おまけに笑えるハードボイルド。
少し物足りない感がちょうどいい。
クリストファーロイドの危ない爺さんがとても良かった。

パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.6

vividな色合いの明るいループ映画。
いったいどのくらいの期間、そしてどれだけの人がループしてたのか。ちょっぴり謎なラスト。

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

3.3

ほんとにこの監督さん苦手。
あまり考えずに、綺麗な絵と豪華キャストだけを楽しむつもりで鑑賞。

タミー・フェイの瞳(2021年製作の映画)

3.9

ジェシカさんの歌とド派手メイクと年齢を重ねていく演技が恐ろしく良かった。
変貌もので賞獲りに来たか。他候補が今ひとつなので今回はいけるかも。

アウェイク(2007年製作の映画)

3.2

公開当時、似たような番組やドキュメントがいくつかあってすごく怖かった麻酔効かない事件。

途中から全然痛くなさそうなのと、ヘイデンの始終疲れた顔が残念。
やめるやめる詐欺してた頃だよね。

ボーダー 二つの世界(2018年製作の映画)

4.2

一瞬たりとも目を離せないすごい作品。始終圧倒されてしまった。
ボカシが残念なあのシーンの高揚感ったらもう。

ぼくのエリの原作者と知り世界観に納得。
こちらの方がラストは少し安心かも。

かもめ(2018年製作の映画)

3.6

かもめってこんな話だっけ?と最後まで不思議感覚。
シアーシャはとても可愛かった。

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.8

思ってたのとかなり異なる展開で、驚きながらあっという間の3時間。
テープの声や本読みの淡々とした台詞、美し過ぎないドライブの情景が見る者の感情も抑えてるようで心地よかった。

あの奥さんは、良くも悪く
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草原の実験(2014年製作の映画)

3.3

主演少女の可愛らしさと、どうやって撮ったの?と不思議な草原の美しさを眺めてる内に静かにラストが来る。

他の登場人物に比べ少女が常に無表情なせいか今ひとつ心に残らない作品。

ヒトラーの忘れもの(2015年製作の映画)

3.7

ダークのルイス君目当てで鑑賞。
みんな汚れてるのでどれがルイス君かわからなかったんだけど甲高い声で判明できた。
ストーリーはわかっちゃいるけどつらいシーンの連続。苦しい。

残された者-北の極地-(2018年製作の映画)

3.8

お話は始終つらいのだけど
雪山のマッツさんが素敵で見惚れちゃう。

ナイト・ハウス(2020年製作の映画)

3.3

謎の正体があまりに巨大。夫がただただ気の毒。
ドキッとする場面多くてなかなか怖いのだけど、曖昧な展開でわかりにくいまま終わってしまった。

ロスト・ドーター(2021年製作の映画)

4.0

子育てを全うできなかった女性の消えることのない負い目。その不安定さをオリビアコールマンが一人芝居のように演じる。
彼女らしい中年女性のガサツ感、老い感がとても良かった。
どこに行っても何をしてても過去
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嵐が丘(1992年製作の映画)

3.4

今まで断片的にしか知らなかったのだけど、ヒースクリフの執念深さとキャシーの身勝手さに引いてしまった。
レイフさんはこういった激しい役がピッタリ。

昔、嵐が丘を原作とした田中美佐子さん主演の「愛の嵐」
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オールド(2021年製作の映画)

4.0

こんな面白いシャマラン作品は久しぶり。
ストーリーの良さに加え、子供役がそれぞれ今をときめく3人なので満足度高い。オチにもう少し工夫が欲しかったけどあんまり期待するとまたエアベンダーしちゃうのでこれで
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ライトハウス(2019年製作の映画)

3.6

徐々に狂っていくのではなく最初から狂ってるので入り込むポイントを逃したまま終わってしまった。
A24好きなんだけどこれはちょっと置いてかれちゃった感じ。
灯台守というのはすごくいい

スワン・ソング(2021年製作の映画)

4.1

近未来の美しい風景と建物や乗り物に囲まれて静かに進むストーリー。何か秘密があるのか、とんでもない結末になるのかと不安だったが最後まで静かだった。

あの配車システムいいなぁ。事故も煽り運転もなくなりそ
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コールド・クリーク 過去を持つ家(2003年製作の映画)

2.9

ホラーかと思ってたのでサイコな展開にちょっと驚いた。
でも嫌がらせも地元民も謎解きも適当で中途半端で退屈。かなりのつまらなさ。

若き日のクリスティンスチュワートの生意気な目つきが不快かも。

パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

3.3

ファーゴ以来のキルスティン夫妻の共演が興味深い。

お話としては訴えかけるものが弱く、ブロークバックマウンテンの派生みたい。

マクベス(2021年製作の映画)

4.0

光と影のコントラストもシンプルなモノクロ舞台でベテラン俳優によるシンプルなマクベス。
シェイクスピアの台詞がストレートに伝わってきた。

それにしても、フランシスさんは今後も軽く幾つも賞獲りそうで恐ろ
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モンスター(2003年製作の映画)

3.8

シャーリーズセロンの怪演にただただ脱帽。
だらしなく太った身体、荒んだ生活が滲み出てる表情、歩き方。身長高いので迫力がある。
美人女優はここまでしなければ賞穫れないのかと複雑な気持ちにもなったが。