カカオさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

カカオ

カカオ

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あげまん(1990年製作の映画)

3.1

波瀾万丈なナヨコの物語


旦那さんを出世させる妻のパワー

そのパワーにあやかろうとする男たちと、











当時はバブル期。かつてゴールデンタイムのテレビで見た時は、まだ中学生の頃だっ
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柄本家のゴドー(2018年製作の映画)

2.8

柄本家の3人

父親が息子2人に演出するドキュメンタリー



受け継がれるノウハウ









ゴドーを待つ2人

ただそれだけの話

を、面白くするために考える






いよいよ舞台が始
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葬式の名人(2019年製作の映画)

2.3

高校時代の友が亡くなり、
高校時代の友で故人を偲ぶ作品。



茨木市のローカル的な魅力、
茨木高校、
川端康成、
野球部、
妙見夜行登山、





川端康成原作のいくつかの作品をモチーフとして作ら
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生きる(1952年製作の映画)

3.3

胃癌で余命が少ないことを悟った市民課の課長、残りの人生における生きがいを見つける。

















志村喬の渾身の演技、
とくと拝見しました。








余命がわかったほうが良
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眠狂四郎無頼控 魔性の肌(1967年製作の映画)

3.3

眠狂四郎、第9弾

黒ミサ、
隠れキリシタン、
キナ臭い幕開け



黄金のマリア像の護衛と、狂四郎の姉の情報を確かめるために江戸から京都への旅路。









ギリギリを攻める、
見えそうで見
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ストロベリーナイト アフター・ザ・インビジブルレイン(2013年製作の映画)

2.8

ドラマ未視聴、「ストロベリー・ナイト」の映画作品は鑑賞済み。


5つのオムニバス作品

















ドラマ未視聴だったからなのか、あまり響くものは無かった。

ただ竹内結子のスタ
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ロストケア(2023年製作の映画)

3.6

とても重たい作品

心を決して臨むべき作品でした













以下ネタバレあり












安全地帯にいる側と、穴に落ちてしまった側の表現が印象的。

きっと決められたルール
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天国はまだ遠い(2015年製作の映画)

3.5

短い作品なので、
見終えてから、もう一回見てしまいました。




なんだ、この透き通るような眼差しは

なんで、この娘はじっと見つめているのだろう

なんで、それを不思議に見つめ返さないのだろう
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眠狂四郎 無頼剣(1966年製作の映画)

2.4

眠狂四郎、第8弾










まさかの謎解き、
名探偵のように解説付きも驚いた。


ていうか、


えーと、
狂四郎の作品を続けて見ておりますが、この作品は何かが足りないようでつまらない。
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ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン(2004年製作の映画)

3.1

FFⅦの結末から2年後の物語
CGのクオリティが素晴らしい

FFシリーズの中でもカリスマ性が高いⅦ




この作品の前に見た「ファイナル・ファンタジー」とは違い、ファイナルファンタジーの世界観が描
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ファイナルファンタジー(2001年製作の映画)

1.8

CGのクオリティを追求したアニメ、ファイナルファンタジー。



確かにクオリティはすごいけど、、、

















FFは7ぐらいまで経験済み、

その知識の中で、
本作品はFFの
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お嬢ちゃん(2018年製作の映画)

2.9

ムシャクシャしてしょうがない娘、
過去の辛い経験が態度に表れる。



表紙の写真がよい。

どいつも、
こいつも、
くだらない

まさにその声が漏れて聞こえて来るような絵だ。








それと
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泥だらけの純情(1963年製作の映画)

3.1

いいとこのお嬢さんと、ヤクザの若手の恋


ボクシングとウイスキーの嗜みに歩み寄る娘、
聖書と動物番組に歩み寄る男を姿が微笑ましい。













一緒になれない悲しい身分の差、

カタギ
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かもめ食堂(2005年製作の映画)

3.3

「バグダッド・カフェ」を見た後、似ている作品の中に「かもめ食堂」があったので、たくさんある録画記録の中から本作品を選んで鑑賞。



フィンランドのヘルシンキで営む食堂の物語。

ゆるくて平和な物語
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バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

3.2

何年か前の午前10時の映画祭で見たかったのに、いつの間にかスルーしてしまい見そびれた作品だ。ずっと気になっておりました。このたびBSの録画で鑑賞。


ラスベガスの郊外、荒野が続くハイウェイ沿いにある
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.3

作品予告を見た時から、これはスクリーンで見るべき作品だということを理解した。

遅ればせながらスクリーンで鑑賞。



















私の中でのスピルバーグ作品は、常に新作が待ち遠し
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大誘拐 RAINBOW KIDS(1991年製作の映画)

3.4

若い男3人組が和歌山の山林王のおばあちゃんを誘拐し身代金を要求するが、おばあちゃんに誘拐の作戦を誘導されてしまうコメディ作品。

面白い!
脚本が面白い。


誘拐されることを楽しむ強烈なおばあちゃん
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斬、(2018年製作の映画)

2.7

農民の世話になっている武士、杢之進

杢之進を気にかける農民の娘と、
杢之進を慕う農民の若手


ある日ある武士から
江戸から京都に向かう仕事に協力を求められる














やはり予想
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眠狂四郎 多情剣(1966年製作の映画)

3.1

眠狂四郎、第7弾、

「女妖剣」に登場した菊姫が再び登場。
改めて狂四郎を目の敵にして狙い刺客を放つ。

顔のヤケド傷を能面で隠し、お転婆が過ぎる姫との対立。また、女郎の娘はるを買い取るなど、前作に続
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誕生日プレゼント/誕生日おめでとう(2020年製作の映画)

2.8

久々に会う息子の誕生日の準備に忙しい男のショートムービー



堕落した生活、
切羽詰まった悲壮感がハンパない。



集める小銭、

少女との争い、



壊れるオモチャ、
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お静かに(2017年製作の映画)

3.2

障がい者の兄の世話を押し付けられた苛立ちの弟を描くショートムービー









寝坊で遅刻が迫る、
母親からの兄の世話を頼まれ、
来ないロレーナ、
理解してくれない図書館職員、

トラブルにより
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ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

3.4

派遣ではなくて覇権でした


同じ時間帯で視聴率を争う2つのアニメ番組、
注目度を高まる中、互いに切磋琢磨する競合。



決められた期日までに最大限のパフォーマンスを発揮する者と、発揮させる者。
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母を亡くした時、 僕は遺骨を食べたいと思った。(2018年製作の映画)

2.7

母親がガンで亡くなるまでを遡る物語






















涙腺は弱くなったけど、涙は流れず。


母親への愛が溢れ過ぎて、置いてかれるような感情に。




個人的には脚本が刺さ
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ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

3.2

「ジュラシック・パーク」シリーズ第5弾
新シリーズの第2弾


前作のジュラシックワールドのパニックとなった島を放置して3年。恐竜たちは島で生きていたが火山により絶滅の危険が迫っていた。



以下、
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眠狂四郎 魔性剣(1965年製作の映画)

3.2

眠狂四郎、第6弾

狂四郎自身の一言で自害してしまった女性、その女性を母親のように慕っていた子どものために償う行動の狂四郎。












嫌われながらも、子どものために償う姿勢を見せる。ピ
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管理人(2020年製作の映画)

3.1

ナチスに迫害を受けた絵画を守った男のショートムービー



コンパクトにまとめなくとも、90分や120分の作品にもできると思った。

息の跡(2015年製作の映画)

3.1

種屋を営む佐藤さん、本業の合間に東日本大震災の記録を英語や中国語で製作する姿を描くドキュメンタリー。


英語の発音を判定する能力は持ち合わせておりませんが、英語を発する声量のパワー、津波のことを伝え
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夏の断食(2020年製作の映画)

2.5

子ども目線のラマダンを描くショートムービー

西部劇を思わせる音楽、
団地ともお、のような世界観、









見終えてからWikipediaでラマダンを調べる。
ラマダーンの表記でしたが、
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眠狂四郎 炎情剣(1965年製作の映画)

3.0

眠狂四郎、第5弾

いきなり仇討ちの場面に遭遇する狂四郎。仇討ちを返り討ちされそうになる女性に助けを懇願される狂四郎は、大事なモノの報酬を約束に女側に加勢する。





正義の味方の狂四郎ではあるが
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Summer of 85(2020年製作の映画)

3.2

1985年の夏におけるボーイズラブ


親友を超えた感情と、
生と死の概念が交差する。












フランス映画だけど、
不意打ちのロッド・スチュワートが良かった。




最後の締めくく
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猫侍(2014年製作の映画)

3.0

猫好きに向けた時代劇コメディ。

キリッと難しい顔をしているにも関わらず、猫に心を撃ち抜かれたギャップがおもしろく脚本が良かった。

















寺脇康文、
とてもいい演技でした。

ジュラシック・ワールド(2015年製作の映画)

2.8

「ジュラシック・パーク」シリーズの第4弾、
しばらくのブランクを経てリスタート。






















ところどころ緊迫感はありますが、強引なストーリー展開と、ミラクル的に致命的
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キャラクター(2021年製作の映画)

3.5

なかなか芽が出なかったマンガ家志望と殺人事件の犯人が共鳴する衝撃的な問題作品。

いやー、衝撃的でした。




以下ネタバレあり

















演出や
役者の演技が良かった。
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さよなら銀河鉄道999 -アンドロメダ終着駅-(1981年製作の映画)

2.3

松本零士、追悼として鑑賞。

たくましくなった鉄郎に届くメーテルからのメッセージを受けて999へ。


メーテルの謎に迫る物語。
























人間 vs 機械
哀し
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ラブアンドロイド 執事のアダムとぼっちな私(2016年製作の映画)

2.7

城定秀夫監督作品、
執事のアンドロイドを試作品


愛について考えるロボット
終盤はおもしろい。










執事役、演技が上手です。
人間に危害を加えることができないことで、主人を助けること
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恋の豚(2018年製作の映画)

1.4

城定秀夫監督作品、

マイノリティな趣向の方をターゲットにしたお色気コメディ。























あまり面白くなかった、
が正直な意見です。