カカオさんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

カカオ

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わるいおんな(2014年製作の映画)

2.2

城定秀夫監督作品

実話というから驚きだ。


妻を監禁する夫、
私生活にだらしなく追い込まれた妻、
殺人事件の逃走犯、













似たような構成の作品に「女の犯罪史」ってのがあるけど
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白鯨(1956年製作の映画)

2.9

「白鯨」世界的有名な文芸作品として知っているものの初鑑賞。日本でいうと「桃太郎」みたいなものだろうか。



自分の片足を喰いちぎった白鯨を追うエイハブ船長、片足がクジラの歯でできた義足というところが
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くじらびと(2021年製作の映画)

3.1

インドネシア、クジラ漁で暮らす集落。

命を懸けたクジラ漁、
暴れるクジラの迫力が凄い。

神への信仰や伝統を重んじ、
村人たちの助け合う協調も大切にする。





命懸けでクジラを獲り、
クジラに
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ロシアン・ルーレット(2011年製作の映画)

3.1

チャットルームでトーク相手を探す女性、突如、宇宙で働く男と繋がるショートムービー













最後は宇宙に向かって大サービス!

不思議なヤギ(2018年製作の映画)

3.1

移民の受け入れについて考えるショートムービー




アフガニスタンからヤギと共にやってきた男。
動物は感染症の疑いを考えると入国に難色を示される実話。













私も猫を飼っています
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長崎ぶらぶら節(2000年製作の映画)

3.1

明治の終わりから昭和の初期における長崎の芸妓の物語。長崎に伝わる古い唄を探す物語。













吉永小百合、
不遇な運命の献身的な姿がよく似合う。三味線を奏でる姿も美しい。もしかしたら三
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梅切らぬバカ(2021年製作の映画)

3.4

発達障害の子の将来を思うと別に暮らした方が良いと考える母親


母親の心情が汲み取れる





発達障害者を支援するグループホームと近隣苦情の社会問題

重い社会問題をコミカルに描く。
短めの作品の
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眠狂四郎 女妖剣(1964年製作の映画)

3.4

眠狂四郎、第4弾、

アヘン、
隠れキリシタン、
密貿易、

池の変死体、


キナ臭い背景がプンプンと漂う


私腹を肥やす備前屋、
従える用心棒、


完全なる用心棒ではない位置付けで1作目の強敵
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眠狂四郎 円月斬り(1964年製作の映画)

2.9

眠狂四郎、第3弾


河原で生活する低い身分の者たちへの献身











夢想正宗を手中にしたい若殿

無能な将軍候補と呆れる狂四郎


次々と現れる刺客




よせばいいのに、
牢屋に向
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カクテルパーティー(2021年製作の映画)

3.0

カクテル・パーティーのウェイトレスの妄想のショートムービー


美しいキックフォーム
妄想しているウェイトレスは多いと想像する

ゲットアップ・キンシャサ(2016年製作の映画)

3.2

キンサシャ、貧しい生活の中、知恵を絞ってお金を稼ぐショートムービー



子役のナチュラルな演技が素晴らしく、世界観に入り込める。

カトンプールでの最後の日(2017年製作の映画)

2.2

幼き頃に利用していたプールを振り返るショートムービー


















よくわからない苦手な表現

恋愛適齢期(2003年製作の映画)

3.2

ジャック・ニコルソンの作品を連チャンで鑑賞。
小説家はダイアン・キートンに交代。

複雑な恋愛相関図の状況下で描かれるラブストーリー。


以下、ネタバレあり


















63
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恋愛小説家(1997年製作の映画)

3.0

著名な小説家ではあるものの、性格が堅苦しく過敏な潔癖症のメルヴィン。いつものレストランでは決まったウェイトレスでないと受け付けない。そんな男の物語。
















退屈することなく、
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小説家を見つけたら(2000年製作の映画)

3.8

スラム育ちの黒人少年と、かつての著名な小説家の出会い

「グッド・ウィル・ハンティング」に似ているなと思えば、同じガス・ヴァン・サント監督であった。今回は理系ではなく文系で攻めてきたか。
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秋日和 ニューデジタルリマスター(1960年製作の映画)

3.4

小津安二郎監督作品。

七回忌の法事から始まる。大黒柱を亡くした妻と娘。故人の旧友から適齢期となった娘の結婚相手を探さなければならない会話へ発展する。






娘としては母一人を残して嫁げない心境
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かあちゃん結婚しろよ(1962年製作の映画)

3.2

日本映画専門チャンネルの蔵出し名画座にて鑑賞。

呑んだくれの夫に愛想を尽かして、息子を一人で育てる母親。漁師町の飲食店で生計。

漁師の男に結婚を申し込まれたタイミングで、元の夫が訪ねてくる。
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次郎物語(1955年製作の映画)

3.3

日本映画専門チャンネルの蔵出し名画座にて鑑賞。


幼き頃より女中の一家で育ち、実の母親の家に戻ったと思えば、実の母親が亡くなり、実母の死後に新しい母親と暮らす次郎。また、親切な友達の姉も東京へ嫁ぎ、
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蒲田行進曲(1982年製作の映画)

3.3

銀ちゃんに振り回されるヤスと小夏。

新撰組の時代劇を撮る撮影現場。池田屋の大階段からの転落が魅せてくれる映画作りの物語。









見入ってしまうストーリー展開、



なんと言っても平田満
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俺と○○○すれば売れる(2022年製作の映画)

1.9

原作未読、


















タイトルから連想される本番を強要するエピソードは、序盤だけでした。

マンガ業界を悪く印象付ける作品。

地下鉄のザジ(1960年製作の映画)

2.4

好奇心旺盛な地下鉄好きのザジ
姪っ子のザジをしばらくの間、預かる物語。

自由奔放のザジ、
振り回される大人たち、

ストライキ中の地下鉄、
交通渋滞のパリ、
エッフェル塔の昇降、
流線型の2階建てバ
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ビューティフル・マインド(2001年製作の映画)

3.2

ノーベル経済学賞を受賞したナッシュの人生を描く作品。


先入観なく鑑賞。
















思わず国家を支える秘密組織の話かと本気で思った。




ラッセル・クロウ、
私にとっては少
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遊星からの物体X ファーストコンタクト(2011年製作の映画)

3.3

ジョン・カーペンター監督作品の「遊星からの物体X」の前日譚を表現する作品。


前作では熾烈な戦いが想像できたノルウェー管理下の拠点の現場。その壮絶な現場における物体Xとの戦いが描かれている。
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テニスお父さん(2012年製作の映画)

2.4

テニスに熱い大人げないお父さんのショートムービー。

















驚く展開は何もない

テニスエルボーがテニス肘ってことを知れたことが収穫か。

小川の辺(2011年製作の映画)

3.2

藤沢周平原作の時代劇

人情あふれるストーリーがとても良い。



時折、回想シーンを盛り込みながら、クライマックスとなる決戦が近づく。



それぞれの立場の思いがよくわかる演出となっており良かった
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雲霧仁左衛門(1978年製作の映画)

2.7

五社英雄監督の時代劇

キャストが豪華だ。















かつて観た五社英雄監督の時代劇
「三匹の侍」、
「人斬り」が
良かった印象だったので、
ハードルを上げ過ぎたか。



んー、
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きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

2.9

函館を舞台にした若い男女3人の交友

石橋静河を見る作品でした。
















先ず、本屋のアルバイトに対する心構えに共感できなかった。また、ノラリクラリと生活している姿にも共感でき
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時代おくれ(2019年製作の映画)

2.9

河島英五の大好きな曲「時代おくれ」
このタイトルに魅かれて鑑賞。


なんと言っても阿久悠の作詞が良い。

今となっては、古い考え方と一蹴されてしまいそうだけど、不器用なお父さんの応援歌だ。


舞台
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彼岸花 ニューデジタルリマスター(1958年製作の映画)

3.7

娘の結婚に気が乗らないお父さん。

親が結婚相手を探す時代から自分で結婚相手を探すことに差し掛かった時代だ。


自分の幸せは、自分で見つける。












後にトリックとしてネタバラシし
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マルサの女2(1988年製作の映画)

3.7

人気に応えた第2弾。
今回は宗教法人を盾に脱税する団体との対決。
前作を遥かに上回るスケールの巨大な組織。

これも久々の鑑賞。いつ以来なんやろ?

当時は金の流れなどよくわからない状況での鑑賞でした
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マルサの女(1987年製作の映画)

3.4

国税局査察部、通称マルサ。
脱税しようとする奴らと、そうはさせない立場の攻防戦。


小学生の頃以来の鑑賞か、
強烈なインパクトが残る作品。
マルサという職業が大衆に知れ渡った作品だ。
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野性の呼び声(2020年製作の映画)

2.5

ゴールドラッシュの時代における犬との友情。
















お子ちゃま向けでもなく、大人向けとしてもモノ足りない。どっちつかずの印象の作品でした。




犬のCGの鮮明さには問題はあ
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尼僧物語(1959年製作の映画)

2.8

厳しい戒律を守る修道女
神に全てを捧げる覚悟と苦悩








以下ネタバレです。








うーん、
欲を耐えることが神の教えなのでしょうか?


宗教の話となります。
不快に思われる方も
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嘘八百 京町ロワイヤル(2019年製作の映画)

3.0

マドンナに広末涼子を迎えた第2弾

騙して騙されて二転三転する物語






騙すために贋物を作るのか、
尊敬の念を込めて模作を作るのか、

同じ行動のようで全く違う











友近がエ
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ユーズド・カー(1980年製作の映画)

2.6

道路を挟んで営業する2つの中古車屋さん、双方のオーナーは兄弟だが対立している。あの手この手の作戦で客を引き寄せる店員のルディ。

有名な監督のB級時代の作品を楽しむために見る作品であって、ストーリーに
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次の停車駅(2017年製作の映画)

2.3

悩みを抱える女性のショートムービー


普通に考えて、バスなどのアナウンスをしている方も普通にバスに乗っていると思う。


たとえバスの中で会話することがあったとしても、気付かれないように振る舞ってい
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