シグのすけさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

シグのすけ

シグのすけ

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Sweet Rain 死神の精度(2007年製作の映画)

3.5

ハンサムな死神。金城武にぴったりだし、地上の人間との些細な違和感とか良い感じだ。原作読んでないけどかなり面白そう。所々はさまる安っぽいCGが、原作で想像するのが正解なんだろうと思わせる。

一応三話構
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デイアンドナイト(2019年製作の映画)

3.6

主役の阿部進之介、名前も知らなかったけどなかなか難しい役どころを上手いこと演じてるなと感心してたら、なんと原案も彼らしい。昼と夜、善と悪という対比はちょっと安易かなとも思うが、面白かった。

3月のラ
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わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

3.8

こうならなきゃ良いのにと思ってると、大抵そうなる。役所は弱者が救済されないように複雑なダンジョンを用意し堂々巡りをするシステムを駆使してゲームオーバーに追い込む。って言いたくなる程、弱者は救済されない>>続きを読む

犯罪都市(2017年製作の映画)

3.3

ユンゲサンは国選弁護人のイメージが強すぎて、最初は戸惑って観てたけど、きっちり非道男をこなしていた。普通に考えると悪役顔のマドンソクと逆な感じもするけど、すんなり受け入れられた。

何かサスペンス要素
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殺人者の記憶法:新しい記憶(2017年製作の映画)

3.5

別バージョンも観た。

ラストのオチはなんとなく何度か頭をかすめたので、腰を抜かすほどではなかった。

それより個人的な問題である「何故エプロンみたいな服を着ているのか問題」が新たなシーンの挿入で一応
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殺人者の記憶法(2017年製作の映画)

3.4

勝手に信頼している韓国俳優ソルギョング(他にはキムユンソクとコンユ。しかし名前は覚えてないので今も調べてコピペしたった)。出演作を観るたびに強烈な印象を与えてくれるのだが、今回はちょっとわかりにくい。>>続きを読む

MR.LONG/ミスター・ロン(2017年製作の映画)

3.3

【クーリンチェ少年殺人事件】のあの少年が出てるという興味で観てみた。なんかあまり面影が残ってないし笑い飯の西田に似てるなあなんて思ったり。

低予算映画にはなんとなく甘くなるので、綿密に計算されてない
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アスファルト(2015年製作の映画)

3.5

ああこれは大好物だぁって思ったんだけど、ちょっと違ったかな。

どーもコメディやらシュールやらロマンスやらの塩梅が微妙。ファニーゲームUSAの兄ちゃんが宇宙服で登場した時は唖然とした。よく見りゃジャケ
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死体が消えた夜(2018年製作の映画)

3.1

期待してなかったから期待外れという表現は使えないが、となると期待外れでは無かったという事になるが、それだと満足したように聞こえる。

つまらなそうだったけど面白いといいなと思って観てはみたがやはりそん
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隣の影(2017年製作の映画)

3.4

「だと思ったよ〜」

とラストシーンで突っ込む声が向こう三軒両隣から聞こえて来る気がした。

アイスランドと聞いて氷の世界を想像した俺はバカだった。普通の都市でパソコンもちゃんとある(当たり前だ)。そ
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天才作家の妻 -40年目の真実-(2017年製作の映画)

3.3

ネタバレのような邦題であっても、結構緊張感を維持して観れたのはやはりグレンクローズの演技のなせる技なのだろうか?

グレンの若い頃を演じる女優さんがなかなかなので、どこでこんなに似た雰囲気の女優を見つ
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

3.5

安定のソンガンホと凄まじい高評価にバーを上げすぎたかも。

光州事件の実話である事を知って観ているので、どうしてもコメディ仕立ての演出が気になっちゃったのでした。そりゃ後半に向けてシリアスになるとして
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ロスト・マネー 偽りの報酬(2018年製作の映画)

3.1

もっと楽しめる予定だったんだけどなー。良い部分もあるんだけどピンとこないシーンが結構あって、リーアム御大も微妙だった。

色々アメリカ人なら感情移入できるんだろうな〜なんて思ってた。

ウイッシュボン
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沈黙、愛(2017年製作の映画)

3.9

評価もそんなに高くないし、邦題はなんじゃらほいなので期待しないで観たけどさ、これは良い。

伏線がちょっとわかりにくい点もあったけど、またしても逆転の韓国映画、結末知って二回観ちゃったのだ。

ネタバ
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.5

やっぱりくせの強い監督だから、この題材にしても色々やらかそうとしてる感が強い。広角レンズで撮る必然もあまり感じられなかった。面白かったけれどちょっと疲れた。

しかし女性達の駆け引きは良いのだけれど、
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迫り来る嵐(2017年製作の映画)

3.2

雨の工場地域、合羽で顔の見えない殺人者。閉塞感で息が苦しくなる。

そんなムードは名作の匂いをプンプン漂わすのだけれど、いまいちピンとこない。制作者はここが重要であると提示するが、そのシーンに至る説明
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マイ・ブックショップ(2017年製作の映画)

3.8

おばさんだけど、可愛らしく芯はしっかりして優しいフローレンス。前を向いて決してあきらめない。

彼女の夢はきっとかなう。海辺の町の漁師やおしゃべり好きの奥さん達や銀行員の芋頭やおませなクリスティーンら
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フィッシュストーリー(2009年製作の映画)

3.4

なかなか面白かった。

でも多部未華子の存在で随分救われてる気がする。肝心のバンドが微妙だった。終わってゆくバンドの焦燥感とか挫折感とかの表現がお芝居っぽくてちょっとさめる。なんか青春物のコント見せら
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アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

3.3

銀行強盗やらかしたあんちゃん達本人がしれっと色々語ってるけど、何かを成し遂げたみたいな顔してて気持ち悪い。

話はなかなか面白かったし、記憶がそれぞれ違ってるのもリアルだ。

本人登場の分で過大評価さ
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ゲットバック(2016年製作の映画)

3.3

なんかよくある【訳ありのダメ男が集まってドタバタ銀行強盗しちゃうんだもんね】映画なので、途中ちょっと退屈ではあったのだけれど、敏腕な美人刑事なんてのは新鮮だったし、強盗事件が終わった後半からがかなり面>>続きを読む

人生はシネマティック!(2016年製作の映画)

3.7

良い映画だけど観終わって頭がちょっと混乱する。

戦時下における国威高揚の映画と女性の地位みたいなのを想像してたら、ビルナイと相棒のおかげで和んだところに愛情や結婚問題、そして日常的な爆撃、そうだ戦時
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ハロー!?ゴースト(2010年製作の映画)

4.0

2008年のアメリカ映画に「オー!マイゴースト」というのがあって、観始めると設定があまりにも似てるのでリメイクかと思った。確かあれは主人公が医者だったよな〜なんて思ってたら結果的に全く別物だった。>>続きを読む

サムライせんせい(2017年製作の映画)

3.1

高知の観光PR映画かと思ったよ。タイトルからして大きな期待をかけないで観たけど若い恋人達の演技はいまいちだし、坂本龍馬の扱いに至ってはなんじゃらほいだし。

でも良いんだ。市原隼人の侍姿がやたら凛々し
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アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)

3.4

あまり太平洋戦争の話って観ないけど、この視点はなかなか面白い。軍事的に予算的に戦艦が必要か空母が必要か?その裏にはそれぞれの思惑がって感じ。

山本五十六っていったらそんなに詳しくないけど悲運のヒーロ
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アンノウン・ボディーズ(2017年製作の映画)

3.1

あらすじ読んで島田荘司の「占星術殺人事件」みたいなのを期待したが全く違った。犯人は誰が観てもすぐ見当はつくものの、動機と殺害方法の意味がわからないので悩み最終的に何の説明も無く終わってしまう。成る程、>>続きを読む

日日是好日(2018年製作の映画)

3.5

煩悩の権化のような私にはタイトルのような心境には多分一生なれないのだろうな。静かな良い映画だと思う。

前半はコメディちっくな部分もあったけど次第にノリコの厭世感みたいなのが際立つ、卒業も仕事も恋愛も
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.8

アベンジャーズに行く予定だったのだがこっちを先に。相変わらずのタランティーノ独特の世界で楽しめたし長くは感じなかったのだけれど、すっきりしなかったのも事実。あれ〜?現実の世界と違うのね。実在の人物をバ>>続きを読む

アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)

3.9

【前回迄のあらすじ】
予習無しでアベンジャーズに挑んだものの
不明な点が多かったがそれでも面白かったので、このままエンドゲームになだれ込む事を決意、そんな時にアントマン&スワンプをハードディスクに発見
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アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

3.8

【前回迄のあらすじ】
連休を機にハードディスク大消化作品を試みた私は「ドクターストレンジ」を鑑賞、面白かったのでハードディスクにあるアベンジャーズのラストの二本に挑もうとしたものの一連の作品を殆ど観て
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ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

4.0

アベンジャーズシリーズは半分も観てないのでもういいかと思ってたのだけれど、これは面白かった。

冒頭からストレンジが70年代音楽オタク的なのがわかるシーンがあって楽しい。レイチェルマクアダムスやミケル
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アース:アメイジング・デイ(2017年製作の映画)

3.6

なんとなく観始めたが、そりゃ最後迄観ちゃうよね。朝から時間軸どおりアフリカやら北極やらダイジェストのように編集しててヒグマなんて木に身体を擦り付けるシーンだけだったぞ。まあ良いけど。

予想以上の映像
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ギャング・オブ・ニューヨーク(2001年製作の映画)

3.2

時代背景がよくわかってないので難しかったな。俳優達の渾身の演技と大掛かりなセットが逆に敷居を高く感じた。拒まれてるのか俺っ?て感じ。

いつもディカプリオを好意的に見てるつもりなんだけど、心の葛藤を表
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町田くんの世界(2019年製作の映画)

4.0

青春だ。何がなんでも青春だ。

もう青春なので文句は無い。初めて見る主役二人をやたら豪華な脇役がぞろぞろという変わった配役。結果的に成功してる。

ヒロインが広瀬すずに見えてしょうがなかったけど良かっ
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U・ボート(1981年製作の映画)

3.6

思えば公開当時に見逃し、世間の高評価に惹かれ、「ぴあ」で上映館を探しつつも観に行きそびれ、もはや縁が無いのだからと諦めたり、観に行きたいけど今さらどうなのと自問自答してみたり、気のない振りして他の潜水>>続きを読む

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.7

なんともいや〜な感覚。何故こんな事が起きるのかの明確な説明もないまま、ただただ確実にそれは実行されると確信する家族と我々。ああ嫌になる、家族と観なくて良かった。

この不快な感覚はマーティンの台詞に集
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ウォーキング・ウィズ・エネミー / ナチスになりすました男(2013年製作の映画)

3.2

これは上手くいけば名作になりえた題材ではないだろかい?でも色々残念な要素でテレビシリーズっぽい出来になっとる。
 
あらゆる事件や悲劇をとんとんと緊張感なく並べるだけなので、かなり勿体無い。映画一本作
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