ほださんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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大統領の執事の涙(2013年製作の映画)

3.8

アメリカの黒人差別、解放運動の歴史をダイジェストで垣間見ることができた作品。勿論、ストーリーも楽しむことができたが、やはりダイジェスト版ということで軽い感じかな。それぞれの運動に深い物語があるだろうか>>続きを読む

ゴーストシップ(2002年製作の映画)

3.7

惜しい!冒頭の衝撃、話の転換の仕方が上手く、隠れた佳作と期待しながら鑑賞。ホラーらしい怖さや気持ち悪さも十分。こんな閉じられた世界だったら幻覚を見ても納得で、その幻覚がストーリーテラーとして上手く活か>>続きを読む

オーバードライヴ(2013年製作の映画)

3.8

ドゥウェインジョンソン作品。ワイスピでステイサムとの筋肉競演の印象が強く、今回もその筋肉で無双するのかと思いきや、、、意外と普通の人なんですね。。。一人息子を守るためと気概もあり勇気もあり、いつものド>>続きを読む

7月4日に生まれて(1989年製作の映画)

4.0

アメリカに於けるベトナム戦争に対する世論の変化を描いた作品。当初、ベトナム戦争の戦場をテーマにした作品と思い込んでいたら大間違い。むしろベトナム戦争を経験した主人公が戦争に対してどう向き合ったかという>>続きを読む

グッドフェローズ(1990年製作の映画)

3.8

なかなか見応えのある、ある種ドキュメンタリーのような。マフィアとは斯くあるものか。マフィアものの大作というと言わずもがなゴッドファーザー。ついつい対比して観てしまう。ゴッドファーザーは情が厚い印象だが>>続きを読む

PARKER パーカー(2013年製作の映画)

4.2

久しぶりのステイサム作品。これはとても彼らしさが出ていて面白かった。不死身かよっ?ていう肉体と不屈の精神で復讐劇を繰り広げる。でもそこには彼なりのルールがあって、面倒くさいヤツだけど、それが格好いい。>>続きを読む

マスク(1994年製作の映画)

3.2

これも昔観て面白かったので再鑑賞、したものの、今回は時を経て好みが変わってしまったのか、イマイチ入り込めない。ザ・アメリカなコメディ。面白いはずなんだけどな。しかし、この頃のキャメロンディアス、めちゃ>>続きを読む

ジュラシック・パーク(1993年製作の映画)

4.0

30年近く前に観た本作を再鑑賞。あの頃も凄いって思ったけど、時を経ても同じ感想。やはりスピルバーグ監督はスゴイ。そして何よりも音楽。この音楽無くしてジュラシックパークは語れないほどのベストマッチ。しか>>続きを読む

ゾディアック(2006年製作の映画)

3.6

1960年代に起きた連続殺人事件が題材の長編ミステリー。丹念に作り込みをしている様子が伺え見応え有り。現在に至っても未解決の事件のため、映画も曖昧にせざるを得ないが、いい感じに閉めてくれたかな。でも、>>続きを読む

イントゥ・ザ・シー(2014年製作の映画)

4.0

第二次世界大戦中、アメリカ兵が南太平洋上に不時着し三十数日間漂流したという実話に基づいた作品。凄くリアルに作り込まれていて一緒に漂流している気分に。辛かった〜(笑)。でも辛い中にも様々なドラマがあった>>続きを読む

ワールド・オブ・ライズ(2008年製作の映画)

3.8

CIA対イスラムのテロ組織。騙し騙され相手を追い詰める。なかなか見応えのある作品。イギリス、オランダとヨーロッパでの連続多発テロ、否応なくイスラム国のテロ事件を思い出してしまう。2008年の作品なので>>続きを読む

仮面の男(1998年製作の映画)

3.8

レオナルド・ディカプリオヶ全盛期の作品か、流石。男性でも見惚れてしまう美しさもさることながら、演技力も素晴らしい。なんと言っても完璧に演じ分ける二役の双子の兄弟。尊大さと謙虚さ。
そしてストーリーも好
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.5

突っ込みどころ満載であるが、独特の緊張感で最後まで目が離せず。相手が何者であるかが分からないから潜まざるを得ないのかな。銃で撃ち殺せる相手って分かった今、、、突っ込んでしまった。。続編は如何に!

デンジャラス・ビューティー(2001年製作の映画)

3.8

サンドラブロックの演技力の勝利。ストーリーとしては平凡な感じだけれど、彼女が周りを巻き込んでいい作品に仕上げてる。最後はちょっと涙しそうになってしまった。気軽に楽しめる作品。

オレの獲物はビンラディン(2016年製作の映画)

3.5

なんとバカげたブッ飛んだ話。でもアメリカだったらこんな人いそう。と思ったら実話だと。。。更にビックリ。エンドロールでホンモノが出てきたけど、ニコラスケイジそっくり!というかニコラスが似せたのか。風貌も>>続きを読む

アレクサンドリア(2009年製作の映画)

4.0

4世紀、ローマ帝国末期のエジプト、アレクサンドリアが舞台の史実に基づいた作品。それまで異教徒(と言っていた。イスラムだろうか)が中心であったアレクサンドリアの街がキリスト教の街へと移り変わる過程の描写>>続きを読む

パフューム ある人殺しの物語(2006年製作の映画)

2.5

何じゃコレ?と一言で終わりそうな自分の好みには全く合わない作品。自分の変態的な目的を達するために利己的に殺人を繰り返す。ま、腹の立つ人間だが映画の設定としてはアリ。でも、この描写を延々と2時間観せられ>>続きを読む

ファイナル・デスティネーション(2000年製作の映画)

3.0

次々と殺されていくが、所謂殺人鬼の仕業ではなく運命というか神の手というか、見えざる敵と戦うと言う設定は面白かったんだけど、造りが雑かなぁ。最後の最後はちょっと面白かった。

TIME/タイム(2011年製作の映画)

3.6

設定は斬新で面白かったし、アクションやハラハラドキドキ感もたっぷりで楽しめたんだけど、何か物足りなさを感じる。やっぱりエンディングにもう一工夫あると良かったのかなぁ。ちょっと残念。

ウィッチ(2015年製作の映画)

4.0

1600年代のニューイングランドを舞台とし、当時の民話や資料を元に創作されたなかなか興味深い作品。何も考えずに観ると訳が分からなくなりそうだが、この時代の宗教観や隔絶された生活などの背景に考えを巡らせ>>続きを読む

ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー(2017年製作の映画)

3.8

サリンジャーの自伝作品。才能のある人はこだわりが強いと思っているけれど、やはりサリンジャーもそう。でも、売れる前からこだわりというか信念を持っているのがいい。だからこそ成功したんだろうけれど、その道の>>続きを読む

ダイバージェントNEO(2015年製作の映画)

3.6

前作でその世界観が結構面白いと思っていたんだけど、今作はそれを引き継ぎながら次のステージへと。否が応でも3作目が気になってくる。
ま、色々と無理な設定があったり、なんで急に?ってのがあったり、ツッコミ
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ロッキー2(1979年製作の映画)

3.6

ベタだなぁ、ベタベタやなぁと思いながら、試合はどうせ勝つんでしょって思いながら流し見をしていたんだけど、最後のシーンでキッチリ感動させられてしまった。。。演出が上手いのか、音楽がいいのか、これは流行っ>>続きを読む

RONIN(1998年製作の映画)

4.2

分厚い小説を読んだ感じ。派手なアクションも特撮もなくストーリー勝負で脚本がよく練られている。タイトルにまつわるエピソードもしっかり入ってるし。役者はデニーロとジャンレノのダブル主演。やっぱり存在感ある>>続きを読む

チャーリーとチョコレート工場(2005年製作の映画)

3.6

シュールなシュールなファンタジー。ほんと独特な世界。

まだ映画に余り興味が無かった頃に飛行機で観て、訳が分からず観るのをやめて、でもそれから15年以上ずっと頭の片隅に残っていた作品。勿論、今回は最後
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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

4.8

予想以上に凄い作品。2008年に起きたインド ムンバイでのテロ事件の一連を描いた作品で、かなりリアリティがあって終始緊張感が張り詰めて目が離せなかった。

舞台となったこのホテル、5年前の2003年に
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グリーンブック(2018年製作の映画)

5.0

「グリーンブック」の意味を知らずに観て先ず驚き。昔の黒人差別は酷いって言葉では知っていても、こう具体的に知らしめられるとショッキング。
そんな黒人差別をメインテーマにしてストーリーは進むが、主人公二人
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マルタの鷹(1941年製作の映画)

3.5

白黒だったからヒッチコックかと思って観たら違ってた。でもしっかりとしたミステリー。古い映画って白黒だし、音響効果もあまりないし、勿論特撮なんてない。そんな状況で面白いと思うのは、やはりストーリーがしっ>>続きを読む

ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

4.0

前作は独特の世界観の中でただ殺しまくってるだけというイメージだったが、今作はストーリーも練られていて面白い。何よりも殺しがお洒落。銃器のソムリエって。。。いちいちスタイリッシュでお洒落な演出の中、やっ>>続きを読む

メイジーの瞳(2012年製作の映画)

4.0

終始無責任な親たちをイライラしながら観ていたが、そこに光さすようなメイジー。こんな親に育てられて、よくぞこんなに真っ直ぐな子に育ったなぁと思ういながら、自分勝手な親たちがどんどんエスカレートしていくこ>>続きを読む

見知らぬ乗客(1951年製作の映画)

4.2

ヒッチコックにハマりそう。凄く単純なストーリーなのに、狂気を感じさせる気持ち悪さ。ホラーやスリラーじゃないのに、そんな怖さも。前にバルカン超特急を観た時も同じような気持ち悪さを感じたけれどクセになりそ>>続きを読む

セッション(2014年製作の映画)

3.4

楽器は違えど同じような経験をしてきてるので、上を目指しているのであれば「普通」に見える。苦しい後にくる充実、楽しさが感じ取れるところまで突き詰められるといいんだけど。それが最後のセッションだったのかな>>続きを読む

マダムのおかしな晩餐会(2016年製作の映画)

2.8

う〜ん、何だろ。どこも響くところがなかった。自分には合わなかったみたい。ただ、パリの風景が美しく旅した気分になれたことは良かった。

ヒア アフター(2010年製作の映画)

4.0

これもFirmarksの評価が低いなぁ。でも、自分には好み。3つの物語が同時進行して一つに交わる。それぞれの物語を丁寧に描くも、この先どんな展開に?と興味を刺激されつつ進む。そして最後の展開。なんかフ>>続きを読む

ヘアスプレー(2007年製作の映画)

3.8

ちょっ(?)小太りな女の子がスターを目指して頑張るミュージカルかと思いきや、黒人差別の問題がテーマに含まれていた。と言っても全く重い感じはなく、常に笑顔でポジティブな行動に元気付けられ、最後は勧善懲悪>>続きを読む

ダーク・スクール(2018年製作の映画)

3.2

先の見えないストーリーの展開、コレどうやって結末を迎えるんだろうって思いながら観ていると結構面白い。全体的な不穏な空気やスリラー感も悪くない。でも種明かしされた時のコレかよって残念感。辻褄は合ってるん>>続きを読む