ほださんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

ほだ

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フォーカス(2015年製作の映画)

3.5

詐欺師カップルのお話。騙し騙され観ていて痛快。何度やられたぁと思ったことか。ウィルスミスとマーゴットロビーのキャスティングもよく、最後までテンポよく観られたんだけど、、、なんか軽いんだよなぁ。コメディ>>続きを読む

メカニック(2011年製作の映画)

2.6

ステイサム作品ということで鑑賞。淡々と殺しの仕事をが続けられるストーリー。この中には驚きも怒りも喜びも感動もなく、ただ淡々と。ステイサムのPVという感じで映画を観た気がしなかった。。。

エクスペンダブルズ2(2012年製作の映画)

3.8

前作に続いて筋肉マンのスター大集合。前作に比べスタローン色は少なくなってストーリーもいい感じに纏まっていたが、ビリーは最初から死相が出てるし、ブッカーやトレンチはタイミング良過ぎっていうようなツッコミ>>続きを読む

あしたは最高のはじまり(2016年製作の映画)

4.5

予想外に感動する涙腺の緩む作品。コートダジュールの風景を見たいと思って選んだけれど、主題は父娘愛のヒューマンドラマ。しかし、あの母親はありえない。身勝手が過ぎる。本当に腹を立てて観ていたけれど、娘が良>>続きを読む

グランド・イリュージョン 見破られたトリック(2016年製作の映画)

4.0

前作が面白かったので続編を。期待通り、騙されに騙されて気持ちいい。ストーリーのテンポも良く、前作からの繋がりも纏まっていて楽しめた。モーガンフリーマンがいい味だしているね。彼がいるだけでグッと引き締ま>>続きを読む

七つの会議(2018年製作の映画)

3.8

半沢直樹に触発されて池井戸さんの映画を。安定のストーリーの運びで面白い。芋づる式とは正にこのこと。キャストがこれまでの池井戸作品に出てきた人が多く同窓会的な。でもテレビドラマの方が皆さん濃い演技をして>>続きを読む

ナチスの愛したフェルメール(2016年製作の映画)

4.0

タイトルからフェルメールを主題にした作品と思ったら、贋作師ハン・ファン・メーヘレンの半生を描いた作品だった。メーヘレン、聞いたことがあるなぁと思っていたら、フェルメールを中心に巨匠の贋作を作り挙句には>>続きを読む

ゴーギャン タヒチ、楽園への旅(2017年製作の映画)

2.9

原色を多用し原住民やその風景をモチーフとしたちょっと神秘的でもある作風のゴーギャンの絵が好きで、ゴーギャンが開眼した地であるタヒチに焦点を当てた本作を鑑賞。

この映画ではゴーギャンのタヒチでの生活振
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残酷で異常(2014年製作の映画)

3.8

タイトルで損をしているが隠れた名作と聞いて鑑賞。死後の世界、タイムループものということで初めの間は???の連続だったが、タイムループするうちに状況が理解でき、ストーリーに少しずつ変化が見てとれた。そう>>続きを読む

マイノリティ・リポート(2002年製作の映画)

4.2

久しぶりに時間ができたので映画鑑賞。失敗したくないので、スピルバーグxトムクルーズで大正解。
2050年の近未来の世界、これができたのが2002年だから当時では50年後、今からだと30年後。アリそうだ
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アデライン、100年目の恋(2015年製作の映画)

4.0

ほっこり癒されるファンタジー。29歳から歳を取らない女性が主人公だが、ずっと若いままっていいなぁと思ったものの、実際そうなると大変なもの。秘密を守るために100年もの間一人で生きてきたんだから。「共に>>続きを読む

オール・ユー・ニード・イズ・キル(2014年製作の映画)

3.0

SF x タイムループの作品。死んだら同じ地点から生き返る。簡単に言えば何度も生き返って経験値を上げて敵を倒すという、ロールプレイングゲームみたいな内容だったが何だかなぁ。もっと面白く作れたんじゃない>>続きを読む

ディレクターズ・カット JFK/特別編集版(1991年製作の映画)

4.5

非常に見応えのある作品。206分と長丁場だが引き込まれて短く感じたくらい。

ケネディ大統領暗殺事件に迫るドキュメンタリーかと思わせる作り。ケネディ大統領暗殺という事実は知っていたが、その背景には多く
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オーシャンズ13(2007年製作の映画)

3.6

サクッとスカッとした作品をと思い本作を。前作の12がイマイチだったけれど、今回は気楽に楽しめた。ストーリーも仲間を意識した脚本で、こういうの好き。どういう結末に持っていくのか、なかなか読めない展開で飽>>続きを読む

レジェンド・オブ・リタ(2000年製作の映画)

3.2

1970年代、社会主義の理想を求めた西ドイツのテロリスト、リタ・フォークトの実話を元にしたフィクション。シュタージ(東ドイツ秘密警察)の助けを借り、東ドイツに逃亡し、正体を隠しながらも普通の生活を送っ>>続きを読む

ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

4.2

先日のフライトを鑑賞した際、本作と比較してレビューされている方が多かったので観てみることに。いや〜、良かった。

2009年に起きた実話で、この事故はニュースで見たことを記憶しているが、川に不時着して
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ブラッド・ダイヤモンド(2006年製作の映画)

4.8

また良い映画に出会えた。1999年のシエラレオネ内戦が舞台の作品。背景がノンフィクションで、その中で巧みにドラマを展開していた。

まず、この内戦。恥ずかしながら知らなかった。観賞後調べてみたところ1
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ミニミニ大作戦(2003年製作の映画)

3.8

ストーリーはよく練られていて面白かったし、出演者も豪華。結末もスカッとする終わり方で総じて面白かった。ただ、この手の作品の私の基準がワイルドスピードになってしまってるので、アクションシーンや迫力に物足>>続きを読む

サーミの血(2016年製作の映画)

3.5

1930年代、スウェーデン北部ラップランド地方のサーミ人に対する信じがたい差別の話。北欧にも差別があったのか。
主人公はサーミの生活が嫌で逃げ出してきたのだが、冒頭、主人公はお婆さんで、息子、孫と一緒
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ライト/オフ(2016年製作の映画)

2.8

ちょっと設定に無理があるかなぁとは思うがよく出来たホラーだった。光が当たれば消え、暗闇に存在する。銃を撃った閃光で消えたり芸は細かかった。最後のオチとしては親子愛になるのか。よく出来てはいるが、もとも>>続きを読む

アウトブレイク(1995年製作の映画)

4.0

これは今当に観るべき作品。新種のウィルスがアメリカのある町で広まり、陸軍上層部の陰謀と相まって、その町を爆破して消滅させようとするところを喰い止める物語。

ストーリーは分かりやすく捻りはないものの、
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黄金のアデーレ 名画の帰還(2015年製作の映画)

4.2

ベルベデーレに展示されていたクリムトの名画は実はアメリカ人(オーストリアから亡命)の所有物で、取り戻すまでの物語。実話に基づいており、脚本が上手く、引き込まれる作品。

長い月日を掛けて幾度もの裁判を
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ドリームガールズ(2006年製作の映画)

4.2

素晴らしいショーを鑑賞した気分。元はブロードウェイのミュージカルだったそうで納得。ショービジネスの厳しさと彼女たちの友情が描かれてストーリーも良かったが、何よりも音楽が素晴らしい。主役はビヨンセ。美し>>続きを読む

ザ・ハント ナチスに狙われた男(2017年製作の映画)

4.2

第二次世界大戦時、ナチスドイツ占領下にあったノルウェーが舞台。ノルウェー人の工作員12名がミッションを遂行するもナチスに捕まる。1人だけ上手く捕われることなく極寒の中の逃避行の旅。

最後には逃げ切れ
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ガガーリン 世界を変えた108分(2013年製作の映画)

3.6

人類初の宇宙飛行士 ユーリ・ガガーリンの伝記。幼少時代や訓練時のエピソードを交えながら宇宙飛行の様子が描かれており分かり易い。ストーリーに大きな起伏はないが知っておくべき史実を充分楽しめた。

最高の人生のはじめ方(2012年製作の映画)

4.8

タイトル通り、最高の人生を送れるような気持ちになる作品。
ありがちではあるが、心を閉ざした老人と純真無垢な子供の触れ合いを描いており、老人はどんどん心が開いていく。
老人=モーガン・フリーマンが素晴ら
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フライト(2012年製作の映画)

2.5

アル中のパイロットの話。
残念ながら色々と文句を付けながら観てしまった。
そもそも、アルコールが0.24で検出されるほど飲んでいたら普通は航空会社として操縦はさせない。ここ数年でもJALもANAも飲酒
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ゴッドファーザーPART III(1990年製作の映画)

4.0

本作はマイケルの晩年を描いたもの。2作目の自信に満ちた冷酷なマイケルと打って代わり、老いに伴い何処か弱々しく、また優しさが滲み出た人格となっていた。1作目から通してアルパチーノのそれぞれの演じ方の妙が>>続きを読む

ゴッドファーザーPART II(1974年製作の映画)

3.8

PartⅡは初代ドンのヴィトがどのように成り上がってきたかという物語と、2代目のマイケルの今の物語が交互に描かれる。
PartⅠを見ていた時から初代はどうやってファミリーを作り上げてきたのか気になって
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ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

4.2

流石に50年近く前の作品でも名作と語り継がれている作品は素晴らしい。派手なアクションも突飛な展開もないが、一本筋の通ったしっかりしたシナリオ。コルレオーネファミリーがどう生き残っていくかドキドキしなが>>続きを読む

アノマリサ(2015年製作の映画)

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何とか評すればいいか言葉が見つからない。よく言えばシュール。でも本当のところは私には全く理解できなかった。
中年のおじさんの出張中の出来事を淡々と描いている。が、何かおかしいぞ。最後には種明かしされる
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月世界旅行(1902年製作の映画)

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ヒューゴ〜のジョルジュパパことジョルジュ・メリエス監督の代表的作品を鑑賞。本作は世界初のSF映画とのこと。映画史を語る上で重要な作品だそうだ。

15分程度の台詞のない作品で、内容を要約すると、ロケッ
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ヒューゴの不思議な発明(2011年製作の映画)

5.0

じわじわと心に沁みる感動的な作品。童話というかファンタジーというか、ノスタルジックな雰囲気と相まってすごく心が暖まる。
こんな作品誰が撮ったの?と確認したらスコセッシ監督。驚いた。この監督って色々な引
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セブン・シスターズ(2017年製作の映画)

4.0

凄い発想の設定。少子化が問題とされている今では起こり得ないが、ちょっと前までは中国がこんなんだったんだろうなぁ。
設定が突飛だがストーリーはよく出来ている。一人七役演じるノオミ・ラパスも好演(どうやっ
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南の島の大統領 沈みゆくモルディブ(2011年製作の映画)

4.0

綺麗な海を見たいと思いタイトルだけで選んだ作品。確かに綺麗な海も見ることができたが、一国のリーダーのあるべき姿を見ることができた。地球温暖化対策を取り上げたコペンハーゲン会議合意に至るモルディブ大統領>>続きを読む

バニラ・スカイ(2001年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

トムクルーズらしい軽薄な恋愛モノかと思って見ていたら、全然違って嬉しい誤算。途中からどっちが本当かって分からなくなり緊張感いっぱいのサスペンス風。所々に挟まれる拘置所のシーンが意味深。絶対に騙されない>>続きを読む