honestakiさんの映画レビュー・感想・評価

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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.4

1ヶ月以上前に観たのでだいぶ記憶が薄れているが、それでもやっぱり良い作品だったので記録しておく。

「生きる」とは何か、
人間の人生はセックスによって生命を宿巣ことで始まる。
これは少年が性に目覚めた
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リアリティ・バイツ(1994年製作の映画)

5.0

高校生の頃にこの作品のサントラ盤を借りて、カセットテープにダビングして何度も何度も聴いた。
“Stay”をはじめ、楽曲だけでなくウィノナ・ライダーの髪型とファッションにも強い思い入れがある。
それなの
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.4

昨年のアカデミー賞授賞式の盛り上がりを思い出し、主役だったこの作品が未見だったため鑑賞。

ごちゃごちゃとっ散らかっているのは、話ではなく、普段の私たちの頭の中(混乱)を描いているから。
目まぐるしく
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バービー(2023年製作の映画)

4.4

アカデミー賞でも話題になっているので『バービー』を観た。

それほど期待していなかったけれど、楽しく、興味深く鑑賞。
直球の社会風刺なのに、辛辣な笑いではなくfunnyな可愛らしく笑えるセンスが素敵。
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翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~(2023年製作の映画)

4.2

作品の出来は前作が良いけれども、それでも勢いを潜める事なく盛り上がる面々。

いや〜、やっぱり面白いですね!!
面白いって、正義ですね!!!

どうやってこんな脚本が書けるのか、発想のポップコーンを楽
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.6

ハイスペックの完璧なSPYの人間性を描いた今作。

2篇に分けた事でSPY達の会話や行動にクスッと笑えるような、共感できる描写があり、緩急のバランスが絶妙。
人間のような学習型AIが相手なら、これまで
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E.T.(1982年製作の映画)

4.5

幼い頃に何度も観た作品。
しかしながら、自転車で空を飛ぶシーンはこんなにも美しかったのかと。
映画音楽の力と、純粋でそれでいて大人であるスピルバーグ監督に感動した。

82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

4.0

自分は何者なのか?
学生時代のモラトリアム期とは異なり、家庭を持つと求めていた自己効力感が得られない日々。
日本よりも先に女性の大統領が誕生した韓国でも男性優位の家父長社会は相変わらずで、会社でのお茶
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スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

4.2

ジャック・ブラックが彼だけに出来る役を演じていて、才能をフル活用で楽しそうで、私自身は俳優でもないのに嫉妬してしまう。
子どもバンザイではなく、大人になれないデューイが少し成長した描写がとても良かった
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キューティ・ブロンド(2001年製作の映画)

3.0

暇つぶしに何度かに分けて鑑賞。
それくらいがちょうど良い。
一番の欠点は、法科であれば舞台がハーバードである必要が無かったこと。
ハーバード卒の女優を主演に迎えたのにもったいない。
これがイギリス映画
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ハリー・ポッター20周年記念:リターン・トゥ・ホグワーツ(2022年製作の映画)

5.0

原作を廃人になるまで何度も読み、映画も劇場版で鑑賞してきたハリー・ポッターファン。

この同窓会映像を幸せな気持ちで、涙を流しながら堪能。
いつ聴いても素晴らしい音楽。
出演者とスタッフの幸せが伝わっ
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カムバック!(2014年製作の映画)

4.5

大人も一生懸命に恋をするのよ。
大人は恋をしないと自分が何者なのか、考える事もなくなるのよ。
サルサバーに行った事がある人なら分かるあの温度。
行った事が無い人にも伝わる熱量。
幸せになれる作品。
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

5.0

トップガンでトム・クルーズと映画を好きになって30年。
この素晴らしい続編はなんだ?!!!!
thumbs up! two thumbs up!
no, three?! No, four thumbs
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ミラクルシティコザ(2022年製作の映画)

3.3

本土復帰50周年。
作られるべきしての作品。
年配の観客も多かった。
沖縄が最も暴力的で、苦しく、熱く、色のあった時代。
紫の重厚感ある音楽が作品の要。

描きたいエピソードはてんこ盛り。分かるよ、分
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コンフィデンスマンJP 英雄編(2022年製作の映画)

4.4

このシリーズの何がすごいって、軸は変わらないのに騙す展開を変えてくるところ。
やっぱり、ジェシーもスターも健在だったわ!!!
それでもやっぱりロマンス編の突き抜けたテンションの高さは名作の域。

ボク
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マスカレード・ナイト(2021年製作の映画)

4.1

木村拓哉と長澤まさみの映えっぷりを堪能。
スクリーンはやっぱりスターに限る!

シンデレラ(2021年製作の映画)

3.4

童話の原作がなぜ後世まで読み聞かせられてきたのか?
『ハリー・ポッター』なら緻密な描写を読者が想像して映像化する作業を楽しむ事が魅力であるに対して、『シンデレラ』は真逆。
なぜ魔法が解けるのか、なぜガ
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レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

3.5

普段は観ないタイプの作品なんだけど、その日の流れで観賞。

【この作品に向いている人】
★ウディ・アレン信者
★NYが大好き
★雨の中のキスは最高にロマンティックだと思う
★映画制作に関わる人の素顔や
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チャイニーズ・ゴースト・ストーリー(1987年製作の映画)

4.5

おそらく、25年振りくらいに観た。
昔はよく「ゴールデン洋画劇場」で放映していたなと懐かしくなって。

若きジョイウォンとレスリーチャンの美しさ!
作品の善良感がたまらなく良い。
返還前の、香港映画に
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霊幻道士(1985年製作の映画)

4.0

何年か振りに見た。
意外と怖いんだよねー。
やっぱり面白い!!!
いつ見ても面白い!!!

Girl/ガール(2018年製作の映画)

4.9

「思春期を楽しめ」とララを支える大人達は言う。
私だったら無理だ。思春期の親でいることを楽しめ、と言われる様なもの。
思春期なんて、何も楽しくない。最も身体に関心が強くなる時期。ヒリヒリと滲みる様な痛
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ライオン・キング(2019年製作の映画)

3.6

何の期待もしていなかったし、やはり期待せずにいて良かったという感想。

映像化に成功した動物の動きのリアリティが、アニメ版では見事に融合した楽曲とのファンタジーを殺してしまったのね。
アニメではデカ目
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The Crossing -ザ・クロッシング- PartⅡ(2015年製作の映画)

3.8

1945年生まれの監督、その親世代は動乱の時代を生きてきた方。
映画化に至っては使命感とも思えるものがあったのだろう。

台湾と沖縄にルーツを持つ金城武が、かつて”二等市民”と呼ばれた”元日本人の台湾
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天気の子(2019年製作の映画)

4.0

自然を畏れつつも、新海誠は絶望や死を描かないから、いい意味でファンタジーらしくストレスが無くて良い。

「君の名は」では主人公が全力疾走する理由が明確で説得力があった。
RADWINPSの音楽の相乗効
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言の葉の庭(2013年製作の映画)

3.8

風景の美しさが、二人の気持ちの透明度を表しているような、そんな映像美。

口約束のない約束を。

そんな気持ちを忘れていて、胸が痛んだ。

小さな恋のうた(2019年製作の映画)

3.6

最初にまとめると、
「作品は期待外れだけど、伝えたい事は分かるよ」

モンパチのこの楽曲を知らない人はいないでしょう。
何が良いって、素直さと疾走感!
上江洲清作さんは「俺今は作れない!」と言った17
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金子文子と朴烈/朴烈(パクヨル) 植民地からのアナキスト(2017年製作の映画)

4.1

20世紀初頭大正から昭和にかけて、日本が暗闇に突き進む時代。
関東大震災後に起きた悍ましい朝鮮人狩り。
現代まで続く日本人の選民意識の根深さを思い知らされる。

虐殺事件隠蔽のためのスケープゴートとし
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コンフィデンスマンJP ロマンス編(2019年製作の映画)

4.4

ダー子さん❤️

ダー子さん!❤️

ダー子っさーーーーんっ!!!❤️

最高っしたっ!!!

芸達者たちの中でMVPは三浦春馬で間違いない!!!

早くまた会いた〜い!続編はよ!!😙

真夏の夜の夢(1999年製作の映画)

3.9

何となく選んだ。
暇つぶしには軽いファンタジーが一番。
私はお伽話の世界観が大好きなのです。

で、面白かったです。暇つぶしだから。
シェイクスピアの喜劇。なるほど、喜劇。笑える!
演劇の言い回しでこ
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キングダム(2019年製作の映画)

3.9

原作未読、と言うか、そんな漫画があることすら知らなかったです。
目的はワンダーウーマン長澤まさみ☆

長澤まさみのワンダーウーマン時間が短くて!
いっそあのエレキを唸らせて欲しかった。笑

秦の始皇帝
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シシリアン・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

4.0

実際にあった事件を着想に、幻想的な物語を作ったのだと。
前情報はこれだけ。
映画を観る前はウキウキご機嫌だったのに、早々にこの作品を選んだことを悔やみ始めた。
家で観ていたら、リタイアしていたと思う。
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風が強く吹いている(2009年製作の映画)

4.0

無名の大学陸上部が箱根駅伝を目指す物語。
高校野球の夢が甲子園なら、大学駅伝は箱根。
そんな憧れを自力で掴んだ人達がいるんだ。カッケェな!

そりゃ現実がこんなにうまく事が運ぶはずがないけれど、
長距
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バンブルビー(2018年製作の映画)

3.6

女の子をトランスフォーマーの主役にするとこうなるのね。
ストーリーに色々とツッコミどころがあるのだけれど、それをあーだこーだ言うのも楽しみの一つってことか!
敵機のスペックの高いトランスフォームっぷり
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悲しみに、こんにちは(2017年製作の映画)

5.0

孤独や寂しさを表現する術を知らない子どもの頃、泣いたり、地団駄踏んだり、隠れてみたり。
自分は嫌われているのではないか、
愛する人ほど遠くにいるのではないか、
小さな体に抱えきれないほどの大きな不安。
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LOVEHOTELに於ける情事とPLANの涯て(2018年製作の映画)

3.7

私は大声で怒鳴ったり慌てふためく人が苦手。
アングラな悪い事を”イキってる”感じも白ける。
デリヘル嬢役の門脇麦ちゃん似の女優さんの演技もイマイチ。

それでも三上博史と酒井若菜の力が抜けた時の笑顔が
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ビフォア・ミッドナイト(2013年製作の映画)

4.8

心に触れる良質な恋愛映画を観たくなる時がある。

『ビフォア・サンセット』から続く二人の18年後。
主人公は41歳。ちょうど同世代。
アメリカの前妻の元に置いてきた息子を気にかけるジェシーと、生まれた
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