HolgerShumaiさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

HolgerShumai

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アイアンマン(2008年製作の映画)

3.3

放置していたMCUをやっと見る気になった。とりあえずリリース順に。

ホモ・サピエンスの涙(2019年製作の映画)

4.1

今回はスケッチのネタがより卑近なものになっており、普遍性が増している。映像の構築美も変わらず素晴らしい。このくすんだ色彩を見るとハマスホイを思い出す。

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.2

シェアハウスウィズバンパイアの監督が大化け。シンメトリーを多用した映像も綺麗で最高最高。

熱帯魚(1995年製作の映画)

3.9

滅茶苦茶良い。ポップな幻想と人情味。台湾も受験大変なんだな。

D.I.(2001年製作の映画)

3.7

ギャグは冴えていたし良く出来た作品だが、利口すぎる。前半の寓話的な断片の連続で最後まで押し切って欲しかった。画面に差し込まれるブルーが鮮やか。

パリのランデブー(1994年製作の映画)

3.9

ロメール映画、男も女も面倒臭い!けどなんだか愛おしくもあるんだよな。誠にフランス的。

天使の涙(1995年製作の映画)

3.9

恋する惑星にはどハマりしてDVD購入、聖地巡礼までしたのだがこちらにはそれ程ハマらず。数年ぶりに見た今回も感想はそう変わらず。香港の空気感も、恋する惑星の方に良く表現されているように思う。

間奏曲はパリで(2013年製作の映画)

3.1

このあっけらかんとした熟年火遊びの描写はいかにもおフランス。イザベルユペール最高。

青春神話(1992年製作の映画)

4.2

リーカンション演じる無軌道な予備校生、その虚ろな目が良い。後のツァイミンリャン作品と違い、ねちっこい長回しが無い分見やすい。
早く台湾行けるようにならねえかな…。

オマールの父(2020年製作の映画)

3.6

旅は道連れ系ロードムービー。こういうのはいくらでも見られる。テルアビブオンファイアにも出ていたカイスネシフ、味のある良い俳優。

ハイファの夜(2020年製作の映画)

1.0

露骨に説明的な会話がひたすら続き、群像劇としての面白味がない。役者が皆台詞に酔っているような表情なのも頂けない。エリアスレイマンを先日見たばかりなこともあり、稚拙さが目立った。
映画祭、たまにこういう
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消滅の年代記/消えゆく者たちの年代記(1996年製作の映画)

3.8

断片的ギャグを挟んで綴られる紛争の風刺。お土産屋の雰囲気が良い。車と喧嘩のギャグでめっちゃ笑った。

海辺のポーリーヌ(1983年製作の映画)

3.8

お前ら恋愛以外のこと考えないのかよ!!!!!
恋愛に関する会話はどれも的を射ているが、自分には恋愛という対象への思い入れが余りないので、どうも話としての厚みに欠けるなと思ってしまう。群像劇としての面白
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春の夢(2016年製作の映画)

4.1

ユルさ、幻想性、切なさ、サスペンスなどなど、全てが良い塩梅。特にこのふわふわとした幻想的な空気は、まさに春の夢。この監督の作品は日本未公開のものも全て見たい。韓国の人は、情に厚く見える。

ラム・ダイアリー(2011年製作の映画)

3.8

面白い!ノリがラリってると思ったらウィズネイルと僕のブルースロビンソンだった。プエルトリコの風景が楽しい。ジョニデが普通の人やってるのをもっと見たい。

愛情萬歳(1994年製作の映画)

3.8

台北を舞台に描かれる都市の孤独というのは、どうしてこうも甘美なのか。良い街だよな。しつこい程の濃密な沈黙、この頃からツァイミンリャンは使っていたのだな。

TENET テネット(2020年製作の映画)

3.1

作品内タイムラインをたぶん半分も理解できていないと思うが、imaxで見たということもありアトラクションとして2時間半楽しめてしまった。DVDで見るのはしんどいだろな。

緑の光線(1986年製作の映画)

3.8

フランスの景色と、会話の楽しさ。デルフィーヌ、可愛いけどちょっとめんどくさいぞ!

ハロルドとモード/少年は虹を渡る(1971年製作の映画)

3.1

もっと若いときに見れば気に入っていただろうな。Cat Stevensの音楽が素晴らしい。

台北の朝、僕は恋をする(2009年製作の映画)

3.8

アアア台湾行きたい!良く出来た群像劇でした。エドワードヤンの弟子で、ヴィムヴェンダース制作総指揮なのだから間違いない。ジャケで損している。
クーユールン良い役者だな。画面は台湾なのに音楽はパリ。

ホルテンさんのはじめての冒険(2007年製作の映画)

3.2

意外にも白昼夢的な演出。ちょっと散漫だったかな。冬の北欧は美しい。

天安門、恋人たち(2006年製作の映画)

3.5

ちょうど生まれた頃は、こんな時代だったんだな。ロウイエらしい都市における孤独の描写が続くが、この映画では少々しつこく感じた。

新学期・操行ゼロ(1933年製作の映画)

4.0

黎明期にこんなアナーキーかつ遊び心に溢れた、瑞々しい映画が存在していたことに感嘆。プロットも表現手法も見ていて楽しい。ジャンヴィゴ、凄いな。
血の気の多さに革命の国フランスを見た。

リアリズムの宿(2003年製作の映画)

3.8

話の構成は確かにジャームッシュのSTPぽい。気まずさはコーヒー&シガレッツか。

不思議惑星キン・ザ・ザ(1986年製作の映画)

4.5

シュール系ギャグと風刺がキレキレ。よく検閲通ったな。
クーー!!

ボンボン BOMBON(2004年製作の映画)

3.2

オチがシュールで笑った。捻りのなさが少々物足りないが、一方それが心地良くもある。

迷子の警察音楽隊(2007年製作の映画)

4.2

美しい!一晩の群像劇。夜という時間の持つ魔法的な輝きの描き方という点ではビフォアサンライズに匹敵するものがあった。場末の描写がまた良い。エジプト男性って真面目で不器用なイメージなのだろか。
こういった
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オリ・マキの人生で最も幸せな日(2016年製作の映画)

3.4

ほっこり系と思いきや一人のボクサーの内面を濃密に描写した作品でした。集中できない人間臭さ。取分けボクシングから離れるシーンで、フィンランドらしさを感じる。サウナ!

サタンタンゴ(1994年製作の映画)

4.7

7時間という長さだが決して冗長ではなく、むしろ削ぎ落されたストイシズムのようなものさえ感じさせる。中弛みなく見させられてしまった。ドストエフスキーやカフカの読後感と同じものを、この映画はもたらしてくれ>>続きを読む

神々のたそがれ(2013年製作の映画)

3.9

映像の持つエネルギーでは、"フルスタリョフ、車を!"には及ばない。だがこの濃密な映像はやはりアレクセイゲルマンにしか作れないであろう。様々な人間が視界に入り込み、喚き、がなり立て、嘔吐する。観客にでき>>続きを読む

きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

3.1

そんなうまくいくかいな!と思ったがこのカラッとした楽天性がインドらしくもある。踊るシーンは何を見せられているんだ…と思わず自問自答。

セルフィッシュ・サマー ホントの自分に向き合う旅(2013年製作の映画)

3.6

バディムービー、ロードムービー好きにはハマるはず。リラックスできるが、決して退屈させない佳作。作業用の赤い車、めっちゃ可愛い。

マチルド、翼を広げ(2017年製作の映画)

3.8

マチルドのニヒルな笑みが愛おしい。マチューアマルリック、名優である。

あなたを、想う。(2015年製作の映画)

3.7

親と子について。台湾の美しい風景に見惚れる。ああ台湾に行きたい…。