アイダさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

アイダ

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マルケータ・ラザロヴァー(1967年製作の映画)

3.0

ヒトっぽ過ぎるカメラワーク
人の見分けがつかない
誰が喋ってるかも分からない
マルケータあんまり出てこないし、恋の落ち方も納得いかない
寓話的で、絵画のようなロングショットにハッとする

もちろん何度
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モガディシュ 脱出までの14日間(2021年製作の映画)

4.0

政治的な背景なのにアクション大作
めちゃくちゃな迫力とリアルさ
車内に飛び込んでいくカメラワーク、最近よく見るけどどうやるんだろ?

血気盛んな若手を諫めつつ最優先事項を見極めて行動する大使ふたりが大
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三姉妹(2020年製作の映画)

3.0

また韓国の習慣分からない問題にあたったのかハマりませんでした
鳥肌ものの演技は何度かあった

みんな幸せになれるといいね

ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

3.0

めちゃくちゃに面白かったラグナロクに比べたらちょっと薄味だったかなあ
全ての原動力が子どもなのが未来につながる感じで好きです

X エックス(2022年製作の映画)

4.5

ホラー映画に求めるものは過剰に詰まっているし、それだけでもないのでとても良いです
謎のMVシーンとかね

裸オーバーオールエロ過ぎ

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.8

映画ってこれくらい都合良くていいんだよな
胸が熱すぎて突っ込む気にもならない

アルピニスト(2021年製作の映画)

4.0

マークが一見普通の若者で、クスリより高揚出来るのってクライミングだよねーみたいなノリ
だから死ぬまでやめられないんだけどね

フリーソロではホノルドがあらゆるものを研ぎ澄まして単独登頂に臨んでいた一方
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リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

3.5

なんでかはよくわからないけども見終わった今、幸せな気分です

ブラック・フォン(2022年製作の映画)

3.5

猟奇殺人鬼もオバケも出しちゃう欲張りホラー
攫われたほうからしたらたまったものではないけど、青春冒険譚でもある
むしろそっちがメインで、本格ホラーを求めてたら物足りないかも

ちゃんと回収していく終盤
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哭悲/The Sadness(2021年製作の映画)

3.5

ゾンビじゃなくてヒトだからよく血が出る、デブ程たくさん出る
最初は痛たたってなったけど、後半は現実味なさ過ぎて平気
手榴弾の威力弱過ぎ
コメディシーンもいっぱいあって100分だし満足

明滅に注意って
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

4.2

長い導入を越えて複雑に奇妙に丁寧に組み上がってゆく絆に少しずつ絡め取られるのは気持ち良かった
血は水より濃いかもしれないけど、もっと強いものはある

咀嚼音が気持ち悪かったのはASMR的なことなんです
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さらば、わが愛 覇王別姫(1993年製作の映画)

3.8

報われない愛の話だと思っていたけど、激動の時代に翻弄される愛の話でした
映像表現としてはやわらかめだけど、30年前にしてはセンシティブなことも多々あり
ただ一番感じたのは女って強かだなってことだ

FLEE フリー(2021年製作の映画)

3.8

震える線が怖過ぎた
一瞬だけど実写の死体とか映ります
アミンがずっと家族に恵まれているのが救い

ダフトパンクが素敵

ニューオーダー(2020年製作の映画)

3.2

地球のどこかでは起こっているような、明日にでも似たことが起きそうな、すぐそこにあるリアルなディストピア
人を傷付けることなんて考えもしないような、所謂普通の人間は漏れなく死ぬんだろうね

チェチェンへようこそ ーゲイの粛清ー(2020年製作の映画)

4.0

迫害って突然に始まるものなのは分かっていたつもりだけど、いざ目にした衝撃
ダブルフェイスのボヤけた輪郭越しに伝わる不安

マキシムさんの勇気に敬意を
身を結ぶことを祈って

犬王(2021年製作の映画)

3.8

レイヴのお話でした
怠くなるようなストーリー部分はバッサリ削ぎ落とされているので楽しいよ

流浪の月(2022年製作の映画)

3.0

とても大事なことを言ってるとは思うのだけど、伝え方として好みではないのかなぁ…
そんなに可哀想にしなくてもいいじゃないかと歯噛みしました

めちゃくちゃ画面がきれいなところと今敏推しなところが好きです
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カモン カモン(2021年製作の映画)

4.8

突然のスカイブルーに驚くほどに抑えたモノクロなのに、美しい自然光の存在感

育児経験の有無で感じ方が変わりそう
ひたすらに繰り返される対話に、こんなに真剣に人と向き合ったことがあるだろうかと自問する
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

4.0

サイコパスに翻弄させられる2時間
痛いシーンがちょっとあるので気をつけて
映像技術の進化と画作りの拘りが凄い

傷を晒したら最後、もう逃げられない

アンラッキー・セックス またはイカれたポルノ(2021年製作の映画)

3.5

校閲=金
ワードアートみたいなモザイク?を延々見せられる冒頭
女性がテクテク歩く前半
ブラックジョークと風刺に満ちて雪崩れる

男たちの挽歌 4Kリマスター版(1986年製作の映画)

2.5

おじさん達がイチャイチャするかドンパチしています
ホーさんの包容力が凄い

スパークス・ブラザーズ(2021年製作の映画)

4.0

"妙でないものに堕落せず"
勤勉に己の音楽に向き合う50年

いつの時代もビジュアルがキマってて素敵

ふたつの部屋、ふたりの暮らし(2019年製作の映画)

3.8

暗いというか黒くて見やすくはないんだけど、その分想像力が掻き立てられる
あのとき彼女はどんな顔してたんだろうね

中盤まではずっと恐くてスリラーチック
こういうテーマの話には珍しく、凄く映画っぽくて何
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パリ13区(2021年製作の映画)

3.5

モノクロの黒がシーンによって変化しているように見えた

別に何も起こらないというのか、常に何か起こり続けているというべきか
群像劇なのに没入感ある不思議
行ったことないけどパリって感じでした

ハッチング―孵化―(2022年製作の映画)

3.8

予告トレーラーにネタバレされてしょんぼりしてたけど思ってたより怖い、グロい

心優しいティンヤの心と体は大人に変わってゆく最中で、着地が上手くいかない
それでもギリギリ子どもだから母親には愛されたくて
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ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード(2021年製作の映画)

3.8

展開がよく分からなくてもずーっと楽しかったから凄い

マイケルさんが可哀想過ぎるんだけど、本人は至って前向きで何度轢かれても死なない
ボディガードってフィジカルもメンタルも丈夫なんだなぁ

アネット(2021年製作の映画)

4.5

凝った長回しが多くて、初っ端のは凄く盛り上がったんだけど後々は冒頭で言われた通り息を止めてるみたいだった
変な演出は総じて好き
スパークス・ブラザーズ見ます!

XXXLLから受ける暴力は恐ろしい
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TITANE/チタン(2021年製作の映画)

3.8

狂×狂=愛

痛そうだし訳わかんないのに時折笑っちゃうし、観終わった後は意外に清々しいという絶妙なバランス感

ニトラム/NITRAM(2021年製作の映画)

3.8

人と違う欲求を持って生まれても人とつながりたいのは同じ

役者も映像も表現力が凄くて息が詰まる
結末を知っているせいか、同調に近いものを感じて恐ろしい

ベルファスト(2021年製作の映画)

3.0

絶妙な彩度の港町から、モノクロの日常へ
そしてそれは突如として破壊される
瞳のクリアーさが凄かった

孫の恋バナきっかけでイチャつきだす祖父母が愛しい

ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

4.0

大人のお伽話、非ファンタジー
長いし核心に迫るようなこともないんだけど、ラストシーンに持っていかれた

お化け屋敷が本気

オートクチュール(2021年製作の映画)

4.0

綺麗なドレスが作り上げられていくのを見れるのかと思っていたらそうではなくて、母娘と偏見と色々な愛情のお話でした
それも好きなのでツンデレなふたりにニコニコしながら見たよ

ポゼッサー(2020年製作の映画)

3.0

ちょっと難解過ぎた
人間から出るたくさんの血は主人公を恍惚とさせます

ハッピーエンドなのかな?