imaponさんの映画レビュー・感想・評価 - 15ページ目

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明日に別れの接吻を(1950年製作の映画)

3.6

ギャグニーの凶悪で頭が切れるモテキャラ。もっと若い頃のギャグニーを見たくなった。
ヒステリックなバーバラ・ペイトンとのモーニングコーヒーのシーンがガッシャンガッシャンと最高。終盤でシャンバンボトルでリ
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

4.9

これは個人的にあかんやつ。最低でも3回は落涙抑える事できなかった。
エンドロール最後まで見る意味に涙目赤目を整える意味がある事を初めて知った。Netflix解ってるか?!

でも、これを今年の1番にす
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ジャズ娘誕生(1957年製作の映画)

3.6

こういうタイトルの映画は、ホントは新倉美子主演で撮って頂きたいと思ってたが歌唱の力、イモっぽいと思ってた江利チエミがカッコ良かった。大島からのお上りさん設定も功奏。
裕次郎はこの時代ならでは許されるカ
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裏町のお転婆娘(1956年製作の映画)

3.9

みなし児の幼い子供たち使って泣かせに来るの苦手だけど、菅井一郎の挨拶は素直にグッと来た。
それにしても豪華ゲスト迎えてのエンタメショーが素晴らしく良い。
江利チエミのセシボン絶品。
高英男の歌で、月丘
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ドラムと恋と夢(1956年製作の映画)

3.8

芦川いづみ特集でこれをかけた新文芸坐に感謝。いづみさん目当てじゃなきゃ見逃しかねない一本。
芦川いづみは老けメイクの眼科女医北原三枝の横に佇む看護婦としてチラッと。

中編ながらフランキー堺の粋な所作
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わたしは光をにぎっている(2019年製作の映画)

3.8

エンディング曲契機で映画観るのは初めて。映画も良かった。
婆臭い歩き方の澪(松本穂香)がシャンと歩き去るまでの成長描く。
山村暮鳥の詩。
詩的で美しい映像を観れば明らかに監督が好きなSSRにエンディン
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タイム・アバンチュール 絶頂5秒前(1986年製作の映画)

3.8

近未来SFというのは撮っておくもんだな。1986年から2001年へタイムスリップする物語を2019年に観る楽しさ。答え合わせ要素でもずいぶん楽しめる。
第二次関東大震災によって高層ビルが全くない東京の
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トップ・ハット(1935年製作の映画)

3.9

毎度の事ですがジンジャーを口説くフレッド。言葉じゃ全くつれない。甘い歌、まだまだ。タップ&ダンス、一気に落ちる。最高かよ。
コメディーてしては脇が強力。
エドワード・エヴェレット・ホートン、エリック・
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死にたくなるよと夜泣くタニシ(2019年製作の映画)

3.6

女優・和田光沙と原作・アニメ・音楽の大場一魅の才が迸る意欲作。

拗らせた腐女子映画。R15でも、やはりピンク映画であることの制約が欠点となっているように思うが、この企画をピンクでやった事によって、「
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かわいい女(1959年製作の映画)

3.6

中原早苗の可愛い女、綺麗な女、強かな女、怖い女、憐れな女、くるくる変わる表情が楽しめる。
時代だからね。新婚初夜の初々しさで、まだ子供みたいだ、なんて金子信雄とニヤけてると、これが飛んでもない事に。そ
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まりかマリカMarika 狂愛トライアングル(2019年製作の映画)

3.6

アラン・レネの名作も本作の1割でもエロシーンがあれば眠らずにすむであろう。

魚肉ソーセージとピーラー

3女優の似顔ほどこしたマトリューシュカ。グッズ販売せぬか?

家事する若妻まりえ。きみと歩美と
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晴れて今宵は(1942年製作の映画)

3.7

動いてるリタ・ヘイワーズを初めて見た。「マルホランド・ドライブ」でも名を使われたリタ・ヘイワーズだ。
1940年代のセックスシンボル。こんなにダンスがいけてるなんて。
美貌も少し冷たい感じ。つまり適役
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コンチネンタル(1934年製作の映画)

4.0

一目惚れのアステアがあの手この手で口説くがつれないそぶりのジンジャー。
ロマンチックなNight and Dayの歌でもまだまだ。手をとって躍り出す。アステアにはどんな口説き文句よりも必殺の技がある。
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ミク、僕だけの妹(2018年製作の映画)

3.8

定番妹ものに飽き飽きして作ったSFもの。
「じゃあ、なんで穴があるんですか?」
途中、モテない男や女の夢を砕くかと心配したが、さほど毒は無い。でも、やっぱりちょっと怖い。
伊東ちなみの壊れるとこ好き。
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花咲く部屋、昼下がりの蕾(2019年製作の映画)

3.9

文学的
夫婦間の言葉使いが良い。
春さんの中山峻という中年役者が岡田英次に劣らぬ渋さなのだが、このキャスティングは女優しじみさんだそう。
彼女の業界貢献度は計り知れない。

犯す女〜愚者の群れ〜(2019年製作の映画)

4.0

城定meetsはままお!
これだけでも凄いのに、和田さん、守屋さん、細川さんとか最高。
「諦めないで」にやられる。
エロかわ、浜崎真緒
和田光沙の妹トレンド

衝撃のラストあり。
劇場で観るしあわせ。
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ひまわりDays 全身が性感帯(2018年製作の映画)

3.5

「スナックあけみ」と同じシリーズ、こっちが先。
「スナックあけみ」ほど素直に乗れなかった。
てか、ピンク映画だよ。そこは忘れんといて。
出てる女優さんの中でからみの無いお母さんが一番良いって問題。
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海街diary(2015年製作の映画)

3.0

家族の話(かなり複雑めな)
それぞれ欠点はあっても基本みんなちゃんとしてるな。

久しぶりに小津の映画を観たくなった。
古い(クラシック)っていう部分は絶対に勝てないんたからしょうがない。

すずの友
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わたしはわたし ~OL葉子の深夜残業~(2018年製作の映画)

3.8

秋の城定祭り

二重人格
迷惑かけられっぱなしの夜の葉子に対話を求めた。ツールは交換日記
・・・いい脚本書くなぁ
夜のヨーコを負ぶって夜を笑いながら疾走する津田篤。BGMイン。
・・・いい画撮るなぁ
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ブルーアワーにぶっ飛ばす(2019年製作の映画)

3.4

おそらく監督の極めて個人的な映画。
監督が夏帆に自分自身を託し、夏帆は今の自分自身を監督に引き出してもらったって話に吊られて・・・

実家という映画ジャンルは確実にある。
ネタは勝ち抜きカルタ合戦・改
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特務課の罠 いたぶり牝囚人(2015年製作の映画)

3.6

関根和美監督が65歳で亡くなられたそうです。
ご冥福をお祈りいたします。
関根組に多く出演のあるきみと歩美の本格女囚もの。
原美織とのレズシーンが印象的できみとちゃんはいつになく男前だっ。

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.1

ホアキン・フェニックスDancing!
「ダークナイト」ヒース・レジャーのジョーカーの生い立ち事情や理屈なんか見せられたくないよ、と懐疑的だったけどホアキンの役作りや映像の作り込みがクールで引きつけら
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暴力五人娘(1960年製作の映画)

3.4

何なのコレ?ってくらい珍品。

だいたい六人でつるんでいるけど何故か五人娘。
一応、万里昌代、大空真弓、三条魔子、扇町京子、橘恵子で5人。あとは座敷童。
幕開きは女子ラグビー・ジャージとトランクス萌え
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変態観測 恥穴むき出し!(2015年製作の映画)

3.6

前衛気取りもこういうの好き。
眼球譚、百眼の巨人アーガス(アルゴス)、女哲学者テレーズ、ラストは落語「義眼」っぽく。

加藤ツバキ名台詞連発!
ワンワンスタイルでテレーズ朗読しながら肛門探偵ダーリン石
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惡の華(2019年製作の映画)

3.0

あれ?「井口くんつまんないよ。クソムシだよ、ぜんぜんグチョグチョじゃないよ」
ハードル上げすぎたかな。
この題材で井口昇監督が映画化、しかも原作者絶賛という事をラジオで知って早速マン喫で原作一気読みし
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半処女(1953年製作の映画)

3.6

タイトル表記は「半處女」
変換で出るのだからちゃんとしよ。
良きに付け悪きに付け時代感じる。

安西郷子初出演作。スチールに水着姿あるが本編には無し。当初は女子高生役だったのか?
性病患うパンパン役に
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

タランティーノ作品ですからね。もう音楽の使い方やカットのカッコ良さ、直接関係ない会話の面白さなんかは前提条件で当たり前な事なわけよ。
事前情報はあの1969年の恐ろしい事件を描いてる事とラストに得意の
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スナックあけみ(2019年製作の映画)

4.4

R18はとても良かったので3本立て入替え無しでぐるっと1.5回 観た(個人的には珍しい事)そのR15版。
川瀬陽太の演技に引き付けられるし、里見瑶子は目だけの演技でビンビン伝わるし、極めつけは世志男の
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たわわな気持ち/巨乳ライター 密着(秘)レポート(2019年製作の映画)

3.7

見終わったあと観客は、カレン組女子と共にあいつ、今から一緒にこれから一緒に殴りに行こうか!ってなるご機嫌作。
モラハラ物は好物なので監督自ら演じる最低男のキャラに大喜び。願わくば可愛いあやちゃん(松本
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猟色 サロメの唇(1984年製作の映画)

3.6

スタイル抜群の渡辺良子。当時は健康的に過ぎるので興味無かったが、こうして見ると美しいものはあくまで美しい。
競技用(高飛込)水着が映えるのも彼女ならでは。ノーブラワンピやノーパン部屋着、高級ドレスと何
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風と共に去りぬ(1939年製作の映画)

3.5

有名な「とにりぬ」#
もう、40年近く前、デートムービー。
ネットで見れるので、さわりだけと思ってたら一気に見ちゃった。

女高生 夏ひらく唇(1980年製作の映画)

3.6

中村れい子や太田あや子の60年組、出演作は出来うる限り劇場鑑賞したいと思ってまっ、
太田あや子のデビュー作、ニュープリント。特集対象は撮影の米田実。
ロマポにしては凡庸だが女優陣は良い。

彼女は垢抜
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やりたいふたり 寝取られの美学(2019年製作の映画)

4.0

「おっさんのケーフェイ」の谷口監督がピンクを撮ってくれた。
正しく、三者三様美巨乳作品でありオナニー作品であり、愛の作品でした。
処女漫画家、霧島さくらは寝取られマンガのために一組の夫婦と夫の浮気相手
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セックスの季節 女優のお仕事(2019年製作の映画)

3.8

全編に流れるクラシックとちょいちょい挿入されるモノクロスチールがアート性を打ち出して凄く好ましかった。
栄川乃亜演じるナナは女優になりたいと思っているが、映画や演技よりセックスが好き。それで良い。ピン
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絶倫ギャル やる気ムンムン(1985年製作の映画)

3.5

絶倫2本立て、あるいは清里めぐみ&滝田洋二郎企画によって季節はずれのクリスマス。滝田作品にしては今一なれどラストの雪と讚美歌などは寂しいイブに観たらメチャ感動して泣いたであろう。
一種のコスプレ作品で
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高校教師-保健室の情事-(1999年製作の映画)

3.4

「ノーパン教師 黒タイツを脱いで・・・」
役者の拙い演技が難だが、成績優秀ながら素行の悪い生徒によるエロテロが楽しめる。淫らなくせに聖人君主に見せてる奴らへの憎悪。本人はまったく自らの性を律しているけ
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