imaponさんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

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デソレーション・センター(2018年製作の映画)

3.0

フェスの変遷?
お馴染みの黄色いスクールバス行先不明のまま乗せられて、着いたら砂漠でソニック・ユースやらノイバウテンがガガガガガと!

最強のふたり(2011年製作の映画)

4.5

健常者と障害者の笑顔が素敵な映画。
共鳴しあっている、まさに最強のふたり。
掴みO.K.
EW&FのOPも勿論だけど面接の場。
「音楽とジョークに疎いね」

フィリップ(フランソワ・クリュゼ)の誕生日
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スパイナル・タップ(1984年製作の映画)

3.6

架空ロックバンドのモキュメンタリー。
メンバーの彼女がしゃしゃり出てきたり笑える。
実を言うと前半寝落ちしてたけど面白い。字幕の歌詞もおバカで愛らしい。
ステージバックヤードで迷子になるギャグとか大好
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ザ・パンク・シンガー(原題)(2013年製作の映画)

3.0

UNDERDOCS繋りで。
インタビュー構成のドキュメンタリー・フィルム。英語力無いので字幕無しでは解らないけどアーカイブスだけでも飽きずに完走できちゃうKauhleen Hanna
Bikini K
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ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!(2018年製作の映画)

3.7

事前知識一切無し。ヘビメタも普段お近づき遠慮がちだけどこれはイイ!
トナカイ肉裁断ビートが悲鳴の如く轟く。

北欧の中でも芬蘭はなかなか興味深いのだけど益々好きになったよ。

人前で演ることの無いダメ
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進め!ジャガーズ 敵前上陸(1968年製作の映画)

3.6

You Tubeで中村晃子シーン見て以来ずっと全編観たいと思ってたやつ。スクリーンにて念願敵った、当然中村晃子目当てだから満足。

GSもジャガーズレベルになると後追い。少し好みと違うと思ってたけど、
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わるいおんな(2014年製作の映画)

3.7

グラマラスボディのめぐりが男を誘う気だるい台詞回しがどエロい。
犯罪に及ぶ妻は確かに悪い女だけど、これは弱みにつけこみ金で女をモノのように自分の自由にしようとする亭主の方が遥かに悪い。
常に男目線の城
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ノーパンの蕾 濡れたいの(2011年製作の映画)

3.6

ガルボハットから覗く美形西野翔。さそり的危険な匂いともちょっと違う。
2度に渡る森ハイキングでのかくれんぼではベタな可愛らしさ、アイドル映画だ

夫の親友探偵・岡田智宏が「さらば愛しき人よ」と呟き、
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眠れる森のミチコ(2020年製作の映画)

3.9

R18版「よがりの森 火照った女たち」の方で。

夢を持てない男、夢を失った女、二人が出会った森に集うピュアでシンプルな「好き」が徐々に浸透していく。見守るのは森に宿る豪傑笑いの森羅万象。

前作同
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変態村(2004年製作の映画)

3.6

ホラーだというのに綺麗なねーちゃんが一人も出て来ないだけでも充分狂った変態映画ではある。女子に関しては冒頭に婆ぁとおばはんが出てくるからそれで我慢しておくれ。

酒場でおっさんたちが激しいピアノで踊り
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痴漢電車 聖子のお尻(1985年製作の映画)

3.5

笑いとエロとサスペンスと。
中でもエロさは太鼓判。
竹村祐佳のアレなんて糸引いてますからねw

時事ネタとしてはシナリオタイトルにもなってる「かい人21面相」グリコ森永事件や聖子とひろみの破局とか。
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END OF THE CENTURY エンド・オブ・ザ・センチュリー(2004年製作の映画)

3.9

ROCK LEGEND ラモーンズ、実はあんまり知らない。
ジム・ジャームッシュが映画で着てたラモーンズTシャツは欲しいと思った、その程度。


ステージ、インタビューとこれだけまとめて観るの初めてで
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D.O.A.(1980年製作の映画)

4.1

何これ?のっけからメチャカッコいいんですけど。洗礼、バイナル、マニキュア、イギー・ポップのヘビーなビート。

パンクムーブメントはばっちりハマってもいい世代だけど、当時はプログレからジャズに足踏み入れ
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まん ここ わい異聞 Perfume(2019年製作の映画)

3.4

嗅ぐ変態男と嗅がれて喘ぐ変態女。
ブラインドから刺す書架の日射しとともに。
なんちゅうタイトル!
まんじゅうこわいから来ててシリーズ化されてる。

ジョーン・ジェット/バッド・レピュテーション(2018年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

自ら語る半生。多く聴いて来たわけじゃないけどその分興味深くて楽しめた。思った以上にGreatじゃないか!カッコいいよ!

インタビュー構成の音楽ドキュメントとしても目まぐるしい編集でテンポ良くパンチが
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

5.0

やられた!

人は誰でもいつか死を迎える。
どんな死に方をするのかはその時になるまで解らない。病院で死ぬのか、家族に看取られるのか。ハンクのように意識のある中、孤独に死んで行くかもしれない。
生きてる
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血ぬられた墓標(1960年製作の映画)

4.0

古典ホラーの傑作って事でどうなのと思って観たら面白いのなんの。
魔女の刻印して美女の顔に棘立った仮面を鉄槌で打ち込むだなんて酷い事止めたって。だが女が開き直って魔女として復讐を誓う。この啖呵がまたいい
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呪いの館(1966年製作の映画)

3.8

ゴシック好きには堪らん奴だろうな。
ゴシック好きじゃなくてもたまにはこういう世界感に浸ってぞわぞわと身悶えしたい。
館のロケーション、ファッション、人形、絵画、霧、蜘蛛の巣。
螺旋階段🌀の色彩照明美。
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オープニング・ナイト(1978年製作の映画)

4.2

ジーナ・ローランズ!!
なんて素晴らしい女優でしょう。
くわえ煙草と酒。

「老いの受け入れ」と「役作り」
チャップリンの「ライムライト」とか正蔵の「中村仲蔵」ほど単純で解りやすくはなくて、落語でいう
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真夏の夜のジャズ 4K(1959年製作の映画)

3.8

観るのは25年ぶりくらいじゃないかな。

豪華な出演陣は勿論、Relaxi'なオーディエンスがこのドキュメントの主役かと言うくらいに良い。
それまでピンと来なかったチコ・ハミルトンの評価が180度変わ
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無防備都市(1945年製作の映画)

3.8

忍びよる全体主義の恐怖。

映画史的にも名作と言われる本作の存在を知った時、いつかは観てもいいかなと思ったけどずいぶん時が経ってしまった。知った頃と今とでは世の中の情勢も変わってきた。
単に歴史的過去
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こわれゆく女(1974年製作の映画)

4.6

海岸を右から左へ、左から右へ
階段を上から下へ、下から上へ

クローズアップに映えるのは挙動おかしくこわれゆく妻メイビル演じるジーナ・ローランズ。ハーポ・マルクス顔負けの表情、仕種がチャーミングの連続
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クシナ(2018年製作の映画)

3.7

山奥の女だけの集落を描き母と娘や家族に関する監督の極めて個人的テーマを描いているらしい。(上映後トーク)
ファンタジーのようでそうでもない、説明を極力排したそのかわりに主要女優陣の顔面力が大きく物を言
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アメリカの影(1959年製作の映画)

3.8

ナンパにパーティ、荒れたアメリカ青春。即興演出による演技にジャズがカッコ良くキマる。
え?これミンガスなの?

大混雑のライブハウスオーブニング撮影。

人種問題の取入れ方が絶妙。
黒人の血を継ぐ三兄
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第十七捕虜収容所(1953年製作の映画)

3.8

捕虜収容所がまるで男子校の修学旅行のような楽しさだな。ただし、1人スパイが紛れこんでいる。それは誰かというサスペンスになってるんだけど後にTVドラマでスパイをやるあのお方ですから。ナチの司令は自動消滅>>続きを読む

ベルヴィル・ランデブー(2002年製作の映画)

4.2

造形楽しい変態自転車アニメ

12年ぶり見たけど
ジャンゴ・ラインハルト、フレッド・アステア、グレン・グルードだけじゃなく
立川左談次、東京ボーイズ出てるよねこれ。

ドイツ零年(1948年製作の映画)

3.7

後味ワル。
でも観て良かった。
弱者には生きにくい時代。生命選別。
終戦後ベルリン焼け跡廃墟。

先生のところ飛び出してからの・・・
サッカー、教会オルガン、廃墟の階段かけ上るあたりから結末が容易に想
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夕陽のガンマン(1965年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

西部の町での決闘、ガンさばき、どれを取ってもカッコ良いのだから、それで充分。
では、クリント・イーストウッド(モンコ)が凄くカッコ良く感じるのかというとそうでもない。髭面にテンガロンハット、ポンチョ姿
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続・夕陽のガンマン/地獄の決斗(1966年製作の映画)

4.0

モリコーネ追悼の意味でまだ見てなかったこれを自宅で。
オープニング見はじめてすぐ後悔、これは劇場で観るべきやつ、モリコーネ特集とかで名画座にかかったら悔しいやつだ。

クールに決めてるGood
非情に
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真・女立喰師列伝(2007年製作の映画)

2.9

女優を楽しむオムニバス、分割鑑賞。

ひし美さんの和装・きぬづれ・刺青
藤田さんの妖艷唐黍畑
ゆうこりんの3R5D3S説明
水野さんの和製ウエスタンは懐かしのスターかくし芸大会味があって楽しめた。
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アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

城定のエロくないやつ。
今年は高校野球球場観戦敵わないのでこれで代償。
平塚球場で撮って甲子園のアルプススタンドと言い張る力技。
試合は奇跡の逆転おこらないが映画はドッヒャーンな逆転劇仕込まれてる。

団鬼六 OL縄奴隷(1981年製作の映画)

3.7

団鬼六のSM物の中でも少しテイストが違うのは則文が加わってるからだろう。
それは野上正義の童話作家キャラ設定に顕著。お嬢ちゃん、これはメルヘンなんだよ。
貞淑な女性が被虐に開眼する過程なんかじゃない。
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多感な制服 むっちり潤い肌(2010年製作の映画)

4.0

城定秀夫が脚本書いて加藤義一が監督して女優しじみが天使役だなんて、そりゃ観るでしょう。

所謂入れ替り物でうぶで未開発で性技にも抵抗感あるJK彼女が熟女並みの性技をしてくれたり、アラフォー女房がピチピ
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奴隷船(2010年製作の映画)

3.1

本番女優として活躍した愛染恭子、惜しまれつつのヌード引退作。調べてみたら当時まだ52歳。引退は正解かも。
台詞回しは最後まで垢抜けない。ま、そこが魅力でもあるが。

吉岡睦雄とか三枝実央とかのキャラが
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眉村ちあきのすべて(仮)(2019年製作の映画)

3.6

類い稀なる眉村ちあきの才能や可能性に出会って制作陣がワクワク触発されてる感が強い。
ぜんぜん似てないクローンでチープさを逆手に取ってる。

今後の眉村ちあきにも注目していきたい。

死刑執行人もまた死す(1943年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

「忍び寄る全体主義の恐怖」
何度となく渋谷で上映されている本作、漸く初見。ラングの反ナチ映画って事だけど思ったよりすげえ面白かった。
チェコ人の人質を毎日3人づつ処刑していく恐怖のゲシュタポだけど幹部
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