SONIAさんの映画レビュー・感想・評価 - 15ページ目

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ラブ・アゲイン(2011年製作の映画)

3.9

これは好き。

あちこちで勃発するラブストーリーがあちこちで繋がっていって‥

最初は冴えない夫が大変身してモテモテになって、でもやっぱり妻の元に帰る的な話かと思ってた。女性のそういう話はよくあるけど
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第三の男(1949年製作の映画)

3.4

サスペンスとしてはなかなか面白いと思うのだけど、名曲のあのテーマソングがどうにもマッチしなくてずっと違和感を感じた。

曲自体はいい。
でもウキウキするようなテンポの良い曲はコメディとかハッピーな場面
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ゾンビ/ディレクターズカット完全版(1978年製作の映画)

3.7

キングオブB級映画。

ほとんど前フリ無し、理由も原因も不明のままいきなり本編に突入。

ゾンビ攻略ゲームのように、というかこちらが元祖なのだが、グロ上等でバンバン殺しまくる。躊躇なく、むしろヒャッハ
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マイ・フェア・レディ(1964年製作の映画)

3.8

花売り娘からレディへ。
オードリー・ヘプバーンのシンデレラストーリー。言わずと知れた名作ミュージカル。

オードリーはチャーミングで品があって本当に美しい。イギリス淑女のゴージャスな衣装と今でも耳にす
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アメリカン・グラフィティ(1973年製作の映画)

3.0

なんか、思ってたのと違ったな。
ステキなアメリカンポップスDJ、そしてイカしたアメ車は確かにカッコいいけど、それだけだった。ウエストサイドストーリーみたいないかにもイケメンが出てくるのかと思ってたら、
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セックス・アンド・ザ・シティ2(2010年製作の映画)

3.4

キラキラな女性たちでもぶち当たる悩みは各国共通で、マンネリ、浮気、上司とうまくいかない、肉体的衰えなどなど。4人の誰かしらには共感出来そうなのがミソ。

SATCはとにかく服が素敵。これが人気の理由の
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セックス・アンド・ザ・シティ(2008年製作の映画)

3.8

ブームを巻き起こしたSATC。
NYを舞台にそれぞれに成功した女性たちのライフスタイル、高級ブランド品、ファッション、恋愛は憧れでもあり、それでいて悩みには親近感を覚えたり。

でも一番羨ましいのは本
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ホリデイ(2006年製作の映画)

3.3

出来過ぎなストーリーではあるけど、心が弱っている時はこのくらいハッピーになれる作品の方がいい。

何かに行き詰まった時は思い切って環境を変えてみる。そうすれば違う自分、新たなチャンス、本当に大事なもの
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.9

このレビューはネタバレを含みます

公開時に劇場で観て改めてTVで鑑賞。

格差社会を強烈に皮肉った作品。
一家が金持ち家族に徐々に寄生していく。家族それぞれが特技を持っているなら普通に働けばいいのにとも思うけど、それでも職がないという
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ドリームガールズ(2006年製作の映画)

4.8

無名からスターダムに上りつめたドリームガールズとその周りの人達の栄光、挫折、人間模様をアメリカの音楽の移り変わりと共に描く。音楽と共に衣装や舞台の雰囲気が時代と共に変化していくのも面白い。

いやー、
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マッキー/Makkhi(2012年製作の映画)

4.8

公開時に劇場で観て、今回久しぶりに鑑賞。

生まれ変わってハエになって自分を殺した相手を復讐する‥こんな発想インド映画じゃなきゃ思いつかない!独自性で高得点をつけた。

ハエが一体どうやって復讐するか
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海外特派員(1940年製作の映画)

3.2

いわゆるヒッチコックらしい人間の心理を巧みに突いたサスペンスというよりは社会的、政治的な局面が強い硬派な作品。好き嫌いでこの点数に。

ハラハラさせられる映像はさすがだけど、テーマに入り込めなかったと
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マイケル・ジャクソン THIS IS IT(2009年製作の映画)

-

ドキュメンタリーなので星無し。

スーパースターっていうのはこういう人のことをいうんだなと改めて思った。存在しているだけで周りを圧倒する。この時50歳?スタイルの良さやキレっキレのダンス、あり得ない。
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レベッカ(1940年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

面白かった。
レベッカは一度も登場することなく、なのに圧倒的な存在感を示す。

最初は身分の違いゆえに謙遜が行き過ぎて、さらにレベッカという完璧な先妻の影に圧倒されたちょっと卑屈になった女性の話だった
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バルカン超特急(1938年製作の映画)

3.5

ヒッチコックらしいウィットの効いたコメディ要素が散りばめられたミステリー。

そこにいたはずの女性が忽然と姿を消す。自分の妄想なのかなんなのか、自分で自分が信じられなくなる恐怖。

どことなくオリエン
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華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

2022.7.2再鑑賞。

謎のセレブギャツビーは何者なのかというミステリーと純愛をNYを舞台に描く。1920年代を描いた作品は、アメリカの光と影があってドラマティックだ。映像が色鮮やかで光り輝いてい
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踊る大紐育(ニューヨーク)(1949年製作の映画)

3.4

何で夢と希望に溢れている映画なんだろう。ストーリーなんてむしろオマケ。恋もNYも楽しんじゃえ!あーもう歌って踊り出さずにはいられないよ!っていあ気持ちが満ち溢れている。

映画で急に踊り出すからミュー
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白い恐怖(1945年製作の映画)

3.3

何となく察しはつくミステリーだし、いかなる科学より愛が勝る的な強引な展開はあるけど、観せ方はさすがヒッチコックといったところ。

若き日のグレゴリー・ベックがめちゃイケメンだった。まあでもこの作品で1
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ザ・コール [緊急通報指令室](2013年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

実にアメリカらしい映画だった。
犯人を追う緊迫感ある映像に釘付けになった。

緊急通報司令室はどういうものか、瞬発的に冷静で的確な判断が必要とされる責任の大きな仕事だということがわかった。

それだけ
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CUBE(1997年製作の映画)

3.0

何も理由は語られない。ただキューブに閉じ込められた男女が脱出を試みるだけの話。何の説明もないところが逆に新鮮で実験的だと思った。

ゲームのダンジョンを脱出する実写版みたいな感じ。

まあ人生なんてあ
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スティーブ・ジョブズ(2013年製作の映画)

2.8

世界を変えた男、スティーブ・ジョブズの伝記映画。事実を元にフィクションも加わってると思うが、あまりにもスティーブがやな奴に描かれてた。確かに天才ゆえの傲慢と孤独なんだろうけど、もう少し天才的クリエイタ>>続きを読む

かもめ食堂(2005年製作の映画)

3.0

ゆったりとした間合い、台詞。
余白が多い映画だなと思った。群ようこは嫌いじゃないが、原作もこんな風に低いテンションでのやりとりになっているんだろうか。狙ってる風の台詞がちょっとわざとらしい感じがした。
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ピザ!(2014年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

スラムに住む兄弟が「ピザ」を食べるために頑張って、それがいろいろな人を巻き込んで‥という話。で、ハッピーエンドで食べられたピザの味は‥。

インドの貧富とカーストの差は簡単には解決できない問題で、一応
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南極料理人(2009年製作の映画)

4.4

南極という過酷な条件下、断絶された世界で8人の男達が1年以上も任務に着く。

料理がどんなに楽しみかは想像がつく。演出上とはいえ、冷凍や乾物でこんなに豊かな料理が作れるのかと驚いた。夜観てたのでお腹が
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ひまわり(1970年製作の映画)

3.7

戦争が愛し合う2人を引き裂いたあまりにも有名な映画。悲恋という言葉がぴったり。
まず音楽が美しい。美しすぎて有名すぎて純喫茶のBGMで流れていたようなイメージ。

あの美しいひまわり畑はロシアなんだろ
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ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜(2011年製作の映画)

4.0

未だに残り続ける人種差別問題。少し前までクソみたいな法律があった事に驚きと憤りを感じた。

こういうストーリーはヒール役が憎たらしければ憎たらしいほどいい。実質イジワルマダムのヒリーが主役なのではない
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女神の見えざる手(2016年製作の映画)

3.3

途切れることのない緊張感と切れ味の鋭いナイフのような脚本、小気味良い展開はこれぞアメリカの映画といった感じ。

なのは十分わかるけど、ロビー会社の存在やロビイストの役割、銃規制などがどうも馴染みなくて
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ミッション・マンガル 崖っぷちチームの火星打上げ計画(2019年製作の映画)

3.6

インド映画であまりスペースものは作っていないと思うが、ついに来たかという感じ。ハリウッドの監督達は壮大なスケールやリアル、精巧さ、発想で幾多の名作を作ってきたが、インドはやっぱり「人」で勝負する。超科>>続きを読む

ブレイブハート(1995年製作の映画)

3.2

1300年頃のスコットランドがイングランドから自由を勝ち取る話。設定は壮大だし、お金もかかっていると思う。特に合戦のシーンはめちゃくちゃ迫力がある。アカデミー賞作品賞もうなずける。

ただ個人的な好き
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記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.5

いつもの三谷組メンバーといかにも三谷的なあざとい演出にちょっとげんなりしながら観始めたが、終わってみればなかなかよかった。

記憶を無くしたことにより様々なしがらみから解かれ、純粋な気持ちで政治に向き
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嫌われ松子の一生(2006年製作の映画)

4.9

男に騙されて身を風俗に落として凄惨な生涯を終えた女の一生を、ともすればどろどろ陰惨な映画になるところを、ポップでサブカル的な仕上げにした監督の、この感覚は凄い。好きだ。

昭和という時代の明と暗を描き
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シザーハンズ(1990年製作の映画)

3.9

写真のインパクトでチェーンソー持った殺人鬼的な話かと思ったら全然違った。まさか植木を始めトリマー、ヘアカットなどなんでも刈り込めるハサミ使いの話だったとは。時々クスッと笑える心温まるファンタジーだった>>続きを読む

アルマゲドン(1998年製作の映画)

3.4

ど迫力の映像は映画館で観たらさぞ楽しいだろうと思う。

しかし宇宙に関してはど素人のメンバーを10日間程の訓練で宇宙船に乗せて惑星に穴を掘る?どう考えても設定に無理がないか?

スケールの大きな話だし
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アポロ13(1995年製作の映画)

3.6

アポロ発射前から帰還まで、リアリティあふれるストーリー。特に無重力状態の映像は楽しかった。次々と起こる不測の事態に乗務員3人と地球の司令塔でやりとりが行われる。私たちはTVなどで一瞬しか見ないけど、何>>続きを読む

エイリアン(1979年製作の映画)

3.6

もっとわしゃわしゃエイリアンが出てくるのかと思ったら基本的に1匹だった。作りとしては人里離れた山小屋に殺人鬼がやって来て次々に殺される的なシンプルな話だが、CGに頼らないリアルな作り、恐怖を駆り立てる>>続きを読む

U・ボート ディレクターズカット(1981年製作の映画)

3.7

第二次世界大戦中の潜水艦Uボート乗組員の話。戦争の話ではあるけれど、どちらかと言えば乗組員達のギリギリに追い詰められた危機的状況がメインだった。

戦争ものといえばアメリカ兵が憎きナチスドイツをやっつ
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