相米慎二監督作品、初めての鑑賞です
小学生はとてもよく走る。全力で。もう感嘆するほどに。そしてオトナも時には走る
子どもはオトナになっていくのに、どうしてオトナはもっとオトナになれないのだろうかと、みながらそんなことを考えてしまった。オトナはもっとオトナになれたらラクになれるのかな。それともいったんコドモに戻った方がよいのかしら
そんなことを思っていたら、バイクの二人乗りの場面。その場面がいつの間にか今までと違う特別な場面のように感じられて、それはいったいどうしてなのだろうと。監督の手腕にいつの間にかやられていたのだろうか
そして気づけばこれまたいつの間にか異界に、と書きたいところだけど、それは周到に用意され練り込まれ様々な伏線があったうえでのこの異界なのだということがこんなアタシにもわかるので、なんだかますますアタシの感情はぐちゃぐちゃになり高揚し、困ったことにもなりました。はじめての相米監督作品、これからどんな体験ができるのか楽しみ
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メモ
アルコールランプから火祭りへ