honmosukiさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

V.I.P. 修羅の獣たち(2017年製作の映画)

4.0

クライムサスペンス。北朝鮮から亡命した高官の息子が、殺人事件を起こすが、政治的な有力人物のため、警察がまともに逮捕や起訴ができない。「新しき世界」のパク・フンジョン監督作。超胸糞。北朝鮮のバカ息子が殺>>続きを読む

サマリタン(2022年製作の映画)

4.0

アクション。少年は、ある老人が、かつて街で善悪の決戦を制したスーパーヒーローではないかと疑う。70代のスタローンが演じるスーパーヒーロー。全然衰えていない存在感が流石。普通のヒーロー映画と違って、リア>>続きを読む

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

5.0

SFホラー。牧場の上空に突如現れる未確認物体。「アス」のジョーダン・ピール監督作。なかなか他に同様のものがない映画。NOPE=無理。一体何が起こるのかというドキドキが凄い。チンパンジーが暴走する挿話も>>続きを読む

ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

4.0

シリーズ2作目。シリアルキラーに寄生し怪物となったカーネイジとヴェノムの対決。基本ヒーロー映画なのでグロ描写がほぼ無いのが不満だが、今作の敵カーネイジはかなり凶悪で迫力満点。時間が短くて、展開が早く、>>続きを読む

プリズナーズ(2013年製作の映画)

4.0

サスペンス。幼い娘が行方不明になり、容疑者が浮上するも有効な供述を取れない為、父親は警察に頼らず一線を超えた行動を開始する。父親ヒュー・ジャックマン、刑事ジェイク・ギレンホールに痺れる。娘を思う父親の>>続きを読む

スカイライン −逆襲−(2020年製作の映画)

3.0

SFアクション。宇宙人の侵略を受けて数十年後、人類は反撃する。未来が舞台ということもあって、SF色が強め。シリーズ3作目。第1作目で、現代の地球に宇宙人が侵略してから、色々あって、かなり人類が強くなっ>>続きを読む

パーフェクト・トラップ(2012年製作の映画)

4.0

サイコホラー。大勢の若者を罠に仕掛けて殺戮したり拉致監禁する男から、女性を助け出そうとする者たち。ソウシリーズの脚本を担当した人の監督作。大掛かりな仕掛けで、残酷な殺し方をするのは、確かにソウシリーズ>>続きを読む

反撥(1964年製作の映画)

3.0

サスペンス。男性恐怖症で狂っていく女性を描く。巨匠ロマン・ポランスキー監督作。僅かな説明のみで、ひたすら女性の壊れてゆく描写が怖い。不穏な映像と音。

キャラクター(2021年製作の映画)

5.0

サイコサスペンス。漫画家アシスタントの男性がリアルな悪役を描けずに悩んでいたところ、偶然にも殺人を目撃し、サイコな漫画を描けるようになる。漫画家、殺人鬼、刑事。序盤から衝撃があって、ドキドキで一気に観>>続きを読む

ロッキーVSドラゴ:ROCKY IV(2021年製作の映画)

5.0

胸熱スポーツドラマ。30数年の時を経て、スタローン自らによる再編集バージョン。上映時間の約半分が未公開シーンとは映画好き冥利に尽きる。スタローンに感謝。昔のロッキー4公開時は東西冷戦時代。ノストラダム>>続きを読む

ムーンフォール(2021年製作の映画)

4.0

SFディザスター。ある日突然、月が地球に3週間弱で落下することが判明し、科学者達がその原因と解決に奔走する。「デイ・アフター・トゥモロー」「2012」のローランド・エメリッヒ監督で、無茶な設定のパニッ>>続きを読む

サマー・インフェルノ(2015年製作の映画)

4.0

ホラー。キャンプ指導員として森のキャンプ地にやってきた若者達が恐怖に襲われる。ゾンビ系でワーワーするのはよくある映画だが、時間差感染や感染後復活の要素があって楽しい。逆をついてくる驚かしもいい。メガネ>>続きを読む

ただ悪より救いたまえ(2019年製作の映画)

4.0

バイオレンスアクション。暗殺者VS殺し屋。韓国、日本、タイを舞台に、娘を守る元殺し屋と、兄弟の復讐に燃える暗殺者が相まみえる。ナイフを使った近接戦、銃撃戦、爆発と、中々のど派手アクション。イ・ジョンジ>>続きを読む

君の誕生日(2018年製作の映画)

4.0

ドラマ。2014年に韓国で修学旅行中の300人以上の高校生の犠牲者を出したセウォル号沈没事故。残された家族を描く。他国とはいえ、未来のある若者達が多数犠牲になったこの事故は、発生当時も衝撃だったが、改>>続きを読む

おもちゃ 虐げられる女たち(2013年製作の映画)

3.0

実録サスペンス。自殺した女優が性接待させらた疑惑を巡る裁判を描く。実際に韓国の女優が自殺した事件を基にしていると思われる。概要を見ただけで胸糞だと思ったが、予想通り胸糞。こんな事件は二度と起きてほしく>>続きを読む

イルマーレ(2001年製作の映画)

5.0

恋愛ドラマ。海辺に建つ家イルマーレに、それぞれ違う時に住む男女が、不思議なポストを通じて、手紙のやり取りをする。W主演で「イカゲーム」のイ・ジョンジェが若く、「猟奇的な彼女」のチョン・ジヒョンが可愛い>>続きを読む

デンジャラス・ライ(2020年製作の映画)

4.0

サスペンス。お金に困っている新婚カップルが急に手にした財産を巡って、疑心暗鬼が渦巻く。カミラ・メンデス主演。「遺産や相続は人を狂わせる」恋人の男、胡散臭い不動産業者、刑事など、怪しい人物が多数。しっか>>続きを読む

マンハッタン無宿(1968年製作の映画)

4.0

刑事アクション。アリゾナの保安官が、凶悪犯の身柄引渡しのためにニューヨークへ来るが、犯人に逃げられてしまう。「ダーティハリー」前に、イーストウッドがドン・シーゲル監督と初めて組んだ作品。カウボーイハッ>>続きを読む

ジョン・デロリアン(2018年製作の映画)

4.0

伝記ドラマ。バック・トゥ・ザ・フューチャーで有名な車デロリアンの開発者ジョン・デロリアンの激動の半生を描く。FBIと取引して、経営資金で苦しむジョン・デロリアンを麻薬取引で陥れる隣人が主人公。伝記ドラ>>続きを読む

ガール・イン・ザ・ベースメント(2021年製作の映画)

4.0

実録サスペンス。娘を地下室に長年監禁し、子供まで産ませた実際の事件を映画化。この父親の所業は常軌を逸していて非常に胸糞。ただ実際の事件はもっと酷く、映画の描写も異常さを抑えていると思う。もう少し、他の>>続きを読む

呪詛(2022年製作の映画)

3.0

台湾産ホラー。呪いに翻弄される母娘。リングみたいなジャパニーズホラー系。最後のオチは日本映画でも同じようなのがあったような。POV形式で臨場感があって怖さ倍増。ただ違和感もあって、普通こんな場面は撮影>>続きを読む

ジャンヌ・ダルク(1999年製作の映画)

4.0

歴史ドラマ。1400年代、イギリスとの百年戦争時に、戦果を上げたフランスの英雄ジャンヌ・ダルクの生涯を描く。神の声を聞いたと主張し、参戦し、兵士を率いる10代の少女が信じられない。不思議。ジャンヌ演じ>>続きを読む

リベンジャー・スクワッド 宿命の荒野(2018年製作の映画)

4.0

歴史アクション。1800年代、イギリスの圧政に苦しむアイルランドで、家族を失った脱走兵の男は、関係者への復讐を開始する。西部劇のような時代の陰鬱な復讐劇。大飢饉で民衆が飢えて餓死、寒さで凍死、土地を離>>続きを読む

最愛の子(2014年製作の映画)

4.0

実話サスペンスドラマ。3歳で誘拐された息子を3年後に見つけるも、息子は誘拐先の育ての親との別れを嘆く。実際の中国での児童売買事件を基にしている。子供を誘拐された側と、誘拐し育てた側の双方を描いており、>>続きを読む

カーター(2022年製作の映画)

5.0

超絶バイオレンスアクション。記憶を失い目覚めた男は、大量の襲撃者から逃げながら、謎の声の指示に従い、任務を行う。同じく超絶アクションだった「悪女」の監督作。全編ワンカット風なので、リアルタイムな緊迫感>>続きを読む

KCIA 南山の部長たち(2018年製作の映画)

4.0

実録サスペンス。1970年代に韓国の朴大統領が側近に暗殺された事件の模様を描く。必ずしも今作で描かれていることが真実とは限らないが、大統領暗殺というショッキングな出来事の裏側を垣間見ることができて面白>>続きを読む

オフィシャル・シークレット(2018年製作の映画)

4.0

実録サスペンス。イギリス政府の情報機関の女性が、イラク戦争開戦前に、最高機密の情報をリークした事件が題材。実話だけに緊迫感がある。女性がリークしたことについては、組織として絶対の禁止事項なのは当然で、>>続きを読む

ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

5.0

やっぱり大好きジュラシック。新シリーズ3部作最終作。前作で世界に解き放たれた恐竜達が意外と人間含め他の生物と共存。地獄絵図を描いたりしないのは、やはり仕方がないかなとは思った。子供は喜んで観てたし。今>>続きを読む

TITANE/チタン(2021年製作の映画)

4.0

変態スリラー。幼少期の交通事故で体にチタンを埋め込んだ主人公は、衝動的に殺人を繰り返し、逃亡し、他人になりすます。途中、車と性行為。ここ意味不明。変態。インパクト大の映像とストーリー展開で、眠気も吹き>>続きを読む

ポゼッサー(2020年製作の映画)

4.0

サイコスリラー。他人の意識を乗っ取り、殺人をするエージェント。監督は、鬼才デヴィッド・クローネンバーグの息子。今作は父親も得意な強烈な設定のスリラー。殺し屋エージェントの主人公は子供もいる女性だが、な>>続きを読む

オペレーション・クロマイト(2016年製作の映画)

4.0

戦争アクションドラマ。1950年の朝鮮戦争時に、国連軍の形勢逆転の契機となった仁川上陸作戦を映画化。上陸攻撃実施前の情報収集として北朝鮮側にスパイとして潜り込んだ韓国人達の壮絶な戦い。諜報活動の緊迫感>>続きを読む

ディヴィジョン(2020年製作の映画)

4.0

クライムアクション。1990年代のブラジルのリオデジャネイロで、誘拐グループに毅然と立ち向かう警官達を描く。実話ベースとのこと。当時のブラジルでは、頻繁に誘拐が行われていて、ほぼ裏で身代金を払って解決>>続きを読む

エール!(2014年製作の映画)

5.0

ドラマ。家族で唯一耳が聞こえる少女は、歌の才能を見出されるが、家族と夢の狭間で悩む。笑いあり涙あり。緩く自然に、家族や友達との絆を感じさせてくれる。終盤のシーンは、涙なしには観られない。耳が聴こえない>>続きを読む

シルバー・サドル 新・復讐の用心棒(1978年製作の映画)

5.0

マカロンウエスタン。流れ者のガンマンが、悪者たちに命を狙われる少年を守ることになる。残酷描写が得意なルチオ・フルチ監督だが控えめ。でも西部劇にしてはそこそこの残酷描写もある。少年を守るガンマンがかっこ>>続きを読む

ファイアー・ブレイク 炎の大救出(2020年製作の映画)

4.0

ディザスターパニック映画。ロシアの森林消防隊が、未曾有の森林火災から人々を救う様を描く。国民を守ることが何より大事だ!みたいな国威発揚も感じられるが、消防隊の人達が頑張っていることは事実だろうし、どこ>>続きを読む

殺人者(2013年製作の映画)

3.0

スリラー。実在の韓国の連続殺人犯カン・ホスンをモデルした映画。殺人犯にマ・ドンソクで、流石の存在感。犯人が殺人を繰り返して捕まるまでの映画と思ったら違って、田舎で息子とひっそりと暮らす中で、息子の中の>>続きを読む