honmosukiさんの映画レビュー・感想・評価 - 14ページ目

ザ・ハーダー・ゼイ・フォール 報復の荒野(2021年製作の映画)

4.0

黒人版西部劇。無法者の黒人ガンマンである主人公は、かつて両親を殺された男の復讐に動く。主要登場人物達は全員黒人。ブラックミュージックが軽快でノリがいい。強い女性ガンマン達も現代的。でも、義理と人情、プ>>続きを読む

遊星からの物体X ファーストコンタクト(2011年製作の映画)

4.0

SFホラーアクション。南極基地で研究員達が、未知の生命体に襲われる様を描く。ジョン・カーペンターの「遊星からの物体X」から約30年ぶりの新作。原題は前作と同名でリメイク作の趣きだが、邦題がネタバレ。前>>続きを読む

野火(2014年製作の映画)

4.0

戦争映画。太平洋戦争時のフィリピンのレイテ島での日本軍兵士の壮絶な状況を描く。原作があくまでフィクションの小説だが、レイテ島での日本軍が敗走時に凄惨な状況になったことは実際に語られていることなので、今>>続きを読む

コクーン2 遥かなる地球(1988年製作の映画)

4.0

SFファンタジードラマ。前作から5年後を描く。前作の登場人物達がしっかり出てきて、続きのストーリーをしっかり楽しめる。永遠の生命か自然の摂理か。老年になって、どのように残りの人生を生きるか。少し考えな>>続きを読む

ひらいて(2021年製作の映画)

5.0

青春ドラマ。人気者で行動派の女子高生と、片思い相手の寡黙な男子、その彼女の病弱な少女の三角関係。主人公は行動派なだけに、突拍子もない行動を繰り返すのだが、不思議な魅力があるので、先の展開がどうなるのか>>続きを読む

ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション(2015年製作の映画)

4.0

シリーズ4作目。最終章パート2で完結編。独裁国家と反乱軍の最終決戦。最後だけに、演出も派手。誰が仲間で、誰が裏切り者か。誰が生き残り、誰が死ぬか。しっかりと物語が終わるのがいい。

スノー・ロワイヤル(2019年製作の映画)

4.0

アクション。勘違いで息子をギャングに殺された父親が復讐を実行する。「ファイティングダディ 怒りの除雪車」の監督がセルフリメイク。元映画同様に、シュールに人がどんどん死んでいく様が面白い。元映画と違うの>>続きを読む

ハンガー・ゲーム FINAL:レジスタンス(2014年製作の映画)

4.0

シリーズ3作目、最終章のパート1。ハンガーゲーム主催の政府に対し、反乱軍が全面戦争スタート。もうゲームどころではなくなったけど、絶対的な管理者に反撃する流れは面白い。最終作が楽しみ。

ハンガー・ゲーム2(2013年製作の映画)

4.0

シリーズ第2弾。国全体で人気者になった主人公カットニスだが、その影響力が反乱につながることを恐れる政府によって、再び殺し合いバトルロワイヤルであるハンガーゲームに参加させられる。過酷なハンガーゲームは>>続きを読む

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

5.0

スカイアクション。36年ぶりの続編。胸熱。最高。コロナ禍での度々の延期に負けず、劇場公開にこだわったトム・クルーズ。ありがとう。若さ溢れる前作から、トム演じるマーヴェリックが教官になった本作。教官とい>>続きを読む

聖地X(2021年製作の映画)

3.0

スリラー。韓国で起こる不可解な現象の謎に立ち向かう。ポスターや紹介文はホラー感を醸し出しているが、実際はホラー感は少なく、コメディ感があり、「世にも奇妙な物語」「トリック」みたいな感じ。

ハンガー・ゲーム(2012年製作の映画)

4.0

アクション。近未来の独裁国家で、隷属する12地区の男女計24人が、ハンガーゲームという名のバトルロワイヤルな殺し合いをさせられる。原作はスーザン・コリンズの人気小説シリーズ。読みやすくて面白い。大人達>>続きを読む

セル(2015年製作の映画)

4.0

スリラー。突然、携帯電話を使っていた人達がゾンビみたいになって、人を襲い出す。スティーヴン・キング原作で、小説は泣ける面白さ。ゾンビパニックの描写は、さすが実写で迫力がある。ただ小説に比べ、本作はかな>>続きを読む

ブッシュウィック-武装都市-(2017年製作の映画)

4.0

アクション。女子学生の主人公が地下鉄を出ると、サイレンが鳴り響き、謎の武装集団が住民を襲い、街が混乱状態になっていた。街を脱出するために主人公と行動を共にする男に「ガーディアンズオブギャラクシー」のデ>>続きを読む

ポリス・ストーリー/REBORN(2017年製作の映画)

4.0

アクション。人造人間と闘うジャッキー・チェン。近未来が舞台でGIジョーみたい。ポリスストーリーと名はついているが、シリーズ作品ではない。でもエンディングテーマが同じ曲で嬉しい。さすがのジャッキーも明ら>>続きを読む

狼/男たちの挽歌・最終章(1989年製作の映画)

4.0

アクション。殺し屋が自分のせいで失明させてしまった女性の手術費用の為に、最後の仕事に臨む。男たちの挽歌シリーズとの繋がりは無しだが、ジョン・ウー監督とチョン・ユンファ主演は同じ。激しい銃撃戦と仁義を感>>続きを読む

コップ・ムービー(2021年製作の映画)

4.0

ドキュメンタリー。メキシコ警察のパトロール男女2人に密着し、警官の日常を見せる。ドキュメンタリーなのに、カメラワークなどから、再現ドラマではと疑問を募らせていたら、急展開。全体の構成が面白い。メキシコ>>続きを読む

ブルー・マインド(2017年製作の映画)

4.0

青春ホラー。転校してきた15歳の少女は親や友達との関係や思春期の不安に悩む中、心だけでなく、体が変身していく。ファンタジーホラーな青春描写。非常識な内容だが、オリジナリティのある世界観に惹き込まれる。>>続きを読む

ダブル・ジョパディー(1999年製作の映画)

4.0

サスペンス。夫殺しの冤罪で服役した女性が、実は生きているらしい夫を追跡する。「ダブルジョバディー」=「二重処罰の禁止」という法律用語があるらしく、夫を一度殺した容疑で処罰を受けたから、2度目に殺しても>>続きを読む

Dr.パルナサスの鏡(2009年製作の映画)

4.0

ファンタジー。中に入れば自分の理想の世界を体験できるという鏡を使ったイベントを行う旅芸人一座。「12モンキーズ」のテリー・ギリアム監督。怪しげな男を演じるヒース・レジャーが撮影中に死亡した為、鏡の中の>>続きを読む

グッバイ・クルエル・ワールド(2022年製作の映画)

4.0

試写会にて。ヤクザの金を盗んだ男女達は追われる身となる。宮川大輔も出演で、軽い感じの映画かと思っていたら、結構なバイオレンス。間違った道を選んだ人が、その後も道を誤る。悲しい人間ドラマに戦慄するも、豪>>続きを読む

これからの人生(2020年製作の映画)

4.0

ヒューマンドラマ。高齢のユダヤ人女性と孤児の黒人少年の心の交流を描く。当初は反発していた少年が、女性の愛情によって変わっていく様が素晴らしい。少年はいい人に出会ったなと感動。「すべてはつながっている。>>続きを読む

インターセクション(2013年製作の映画)

3.0

サスペンスアクション。リュック・ベッソン製作。砂漠で交通事故になり取り残された男女数人の駆け引き。各人の素性が明らかになる様や二転三転のストーリーが面白い。赤ちゃんが結構映ってかわいい。

ノイズ(2022年製作の映画)

4.0

サスペンス。穏やかな島に突然来た一人の男によって、混乱がもたらされる。異質なもの(ノイズ)によって、ガラガラと秩序が崩壊していく様が見ていて辛い。地方の闇みたいなものも感じさせられる。俳優陣のスリリン>>続きを読む

ブラック・シー(2014年製作の映画)

3.0

深海サスペンス。会社をクビになり家族にも見放された男が、同じような男達と共に、海底に眠る金塊探しに挑むが、仲間割れ。金塊がある場所は沈没したドイツのUボート。実際にUボートは沈んだままらしいので、ロマ>>続きを読む

スターリンの葬送狂騒曲(2017年製作の映画)

4.0

歴史ドラマ。ソ連で絶大な権力を持ち恐怖政治を行ったスターリンの死後、後釜を巡って各人が争う様を描く。後のソ連最高指導者フルシチョフを「ボードウォーク・エンパイア」のスティーヴ・ブシェミが演じ、飄々とし>>続きを読む

ドント・レット・ゴー ―過去からの叫び―(2019年製作の映画)

4.0

サスペンスアクション。弟家族を殺され落ち込む刑事の元に、死んだはずの姪から電話が掛かってくる。刑事は姪を救うために、時を超えて捜査する。他の映画やドラマにもあるが、タイムパラドックス設定が面白く、最後>>続きを読む

ザ・ワイルド(1997年製作の映画)

4.0

サバイバル。大富豪と、その妻の不倫相手と同僚の3人を乗せた軽飛行機がアラスカの森に墜落する。大富豪アンソニー・ホプキンスが冷静に色々なサバイバル術を実践するのが面白い。襲ってくる熊の迫力もすごい。多分>>続きを読む

慕情(1955年製作の映画)

4.0

ドラマ。1949年、内戦状態の中国から難民が押し寄せている香港を舞台に、英国と中国のハーフで医者の女性と海外特派員の米国男性の恋を描く。まだ高層ビルも少ない香港の風景が興味深い。男は妻帯者なのに、ぐい>>続きを読む

荒野の誓い(2017年製作の映画)

4.0

西部劇。白人騎兵隊の男が、かつての敵であるが末期癌の先住民曹長の護送を遂行する。しかし、護送中の困難な中、先住民曹長と協力せざるを得なくなる。過去の憎しみを乗り越えられるか。現代でも考えさせられる問題>>続きを読む

いぬやしき(2018年製作の映画)

5.0

SFアクション。親父感動。ある日、人を超越した力を手に入れた青年と中年親父が闘う。家庭環境が不遇でひねくれてしまった青年は世の中への復讐を実行し、家族にも馬鹿にされる親父は人助けに力を使う。るろ剣のヒ>>続きを読む

スイミング・プール(2003年製作の映画)

3.0

サスペンス。フランソワ・オゾン監督。執筆の為に知人の別荘にきた作家の女性だが、突然、自由奔放な知人の娘も別荘に来て困惑する。この娘が全裸でぷらぷらしたり、男を連れ込んだりと自由。人前でチューしたり平気>>続きを読む

グリーン・カード(1990年製作の映画)

4.0

コメディドラマ。訳あって、アメリカの永住権獲得を目指すフランス人男性と偽装結婚する女性。当初は反りが合わない男女だが、徐々に気持ちが変化する様が面白い。NYのアパートでの生活がおしゃれ。地獄のみさわみ>>続きを読む

天使のくれた時間(2000年製作の映画)

5.0

かつて恋人よりキャリアを選び、ウォール街の独身エリートになった男が、クリスマスの朝目覚めると、平凡なサラリーマンで妻と子供がいる人生になる。フランク・キャプラの名作「素晴らしきかな、人生!」を彷彿とさ>>続きを読む

ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ(2018年製作の映画)

4.0

サスペンスアクション。メキシコ麻薬カルテルとの戦い再び。前作「ボーダーライン」のスピンオフ続編。米国捜査官に協力する暗殺者演じるベネチオ・デル・トロが前作に続き存在感抜群。カルテルとの戦いというか、ア>>続きを読む

ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

4.0

ドラマ。不思議の国ニッポンで出会い惹かれ合う2人の米国人を描く。いつもと違う環境で恋に落ちるというのは、ありそうというか、少し期待するところもありそう。おとぼけなビル・マーレイと10代でかわいいスカー>>続きを読む