菊地健雄監督の最新作。菊地監督の前作『ハローグッバイ』が、現段階での今年ベスト映画なので、今作も迷わず鑑賞。
白石和子が出てくるシーンの不穏感や、連絡船内での木村多江と貫地谷しほりの映し方とか、菊地>>続きを読む
昨年の東京国際映画祭で見逃したので鑑賞。
迫害されている民族の話をテーマにしながら、映画では現状打破を図る一人の女の子と、彼女への周囲と社会からの反発を描く。
地域色の強いテーマから、普遍的な物語へ>>続きを読む
『ソウル・キッチン』のファティ・アキン監督の新作。
上々の青春ロードムービーではあったけど、『ソウル・キッチン』ほどの面白さは感じられず。爽やかなラストと、それに続くエンディングは好き。
『プールサイドマン』の予習として鑑賞。予想以上に何も起こらない映画でビックリ!
主人公の一週間を描く点で、やってることは『パターソン』とほぼ同じ。『パターソン』以上に、主人公の行動や演出の変化は小さい>>続きを読む
空き時間に鑑賞。突っ込みどころもあったけど、適度な捻りと抜けの良さがあるストーリー展開で、気軽に楽しめた。満足。
『愚行録』の石川慶監督による短編。『愚行録』で感じた監督の実力は、今回も遺憾無く発揮されていたと思う。台詞を抑えめに、ショットの積み重ねで雄弁に語る作風が好印象でした。
『プロメテウス』を越えてくれればな~ぐらいの緩い期待値で観たら、愛すべきバカ映画だった!
リドリー・スコット元気だなー。79歳でこんな映画を撮れるとは!
エイリアンの誕生シーンとか、シャワーセックス>>続きを読む
待望の大根仁監督最新作。期待以上の映画だった!
『恋の渦』を観た時ほどの興奮は無かったけど、今作も残念ながら個人的に共感できる話で満足。「気持ちは分かるけど、それやったらダメ!」と何度心の中で叫んだ>>続きを読む
ジム・ジャームッシュ監督作を鑑賞するのは『ブロークン・フラワーズ』以来。
何気ない主人公の1週間が描かれる・・・という事前情報からの予想通りの映画でした。共感するポイントは特に無く、全編に渡って「ふ>>続きを読む
見事なアバンタイトルに一気に引き付けられた。絶妙なタイミングで挿入される音楽やロングショット、思わず笑える台詞回しで、静かなドラマパートも見応えあり。
キャストは宇宙人を演じた、高杉真宙と恒松祐里の>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
是枝監督の最新作ということで早速鑑賞。
とりあえず、是枝監督に全てを委ねて創られた印象が強かった。もし本当にそうだったとしたら、東宝、GAGA、フジテレビの3社は英断だと思う。
殺人の真相を巡る物>>続きを読む
『ダークナイト』と『インターステラー』が、それぞれ年間ベスト級の傑作だったノーランの最新作ということで観賞。今回はダメだった!
時制が微妙にズレた3つの話を同時平行で描くんだけど、サスペンスや盛り上>>続きを読む
こんなん笑うわ!冒頭の闇鍋を観た瞬間に冗談半分で思い付いたことが、まさかオチになってるとは思わなかったよ!
全体的にはすごくつまらない訳ではないけど、如何にもフィクションだなーって感じの世界観や「心>>続きを読む
今年ベスト級の大傑作が来た!上映時間は2時間だけど、3時間ぐらいのボリュームがある、中身の濃い娯楽作だった!
「ゾンビ映画なのに泣ける!」という宣伝文句も「その通り」だと思ったけど、個人的な白眉は「>>続きを読む
ダグ・リーマン監督の新作ということで鑑賞。『ジャンパー』以外は好きな映画が多い監督だけに、そこそこ期待したけど、これはイマイチ!
イラクに従軍した2人のアメリカ兵が、砂漠で姿の見えないスナイパーに襲>>続きを読む
『NIGHT SAFARI』→『孤高の遠吠』→『逆徒』と小林監督が撮れば撮るほど過激さを増していった(作家性を強めたと言うべき?)ことが伝わってくる。
なので、過激な『逆徒』の直後の観賞だったことも>>続きを読む
ポレポレ東中野で開催している、小林勇貴監督特襲上映で観賞。
チケット争奪戦になるかと思って、開館前から並ぶ気合の入れようでした。映画のチケットでここまで気合いを入れるのは、本当に久しぶり。
映画の>>続きを読む
「ヴェネツィアで何か評価された日本人監督が、フィリピンで撮った映画」というぐらいの認識で観賞。ポスターやタイトルの印象から、子供と老人の交流物語かな~ぐらいに安易に考えていたら、これが思わぬ拾い物だっ>>続きを読む