lpさんの映画レビュー・感想・評価 - 20ページ目

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サウダーヂ(2011年製作の映画)

4.7

富田克也監督に惚れ込むキッカケになった映画。(遅い!)

望郷(2017年製作の映画)

2.0

菊地健雄監督の最新作。菊地監督の前作『ハローグッバイ』が、現段階での今年ベスト映画なので、今作も迷わず鑑賞。

白石和子が出てくるシーンの不穏感や、連絡船内での木村多江と貫地谷しほりの映し方とか、菊地
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サーミの血(2016年製作の映画)

3.5

昨年の東京国際映画祭で見逃したので鑑賞。

迫害されている民族の話をテーマにしながら、映画では現状打破を図る一人の女の子と、彼女への周囲と社会からの反発を描く。
地域色の強いテーマから、普遍的な物語へ
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50年後のボクたちは(2016年製作の映画)

3.0

『ソウル・キッチン』のファティ・アキン監督の新作。

上々の青春ロードムービーではあったけど、『ソウル・キッチン』ほどの面白さは感じられず。爽やかなラストと、それに続くエンディングは好き。

七日(2015年製作の映画)

3.5

『プールサイドマン』の予習として鑑賞。予想以上に何も起こらない映画でビックリ!
主人公の一週間を描く点で、やってることは『パターソン』とほぼ同じ。『パターソン』以上に、主人公の行動や演出の変化は小さい
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スクランブル(2017年製作の映画)

3.0

空き時間に鑑賞。突っ込みどころもあったけど、適度な捻りと抜けの良さがあるストーリー展開で、気軽に楽しめた。満足。

(2017年製作の映画)

3.0

『愚行録』の石川慶監督による短編。『愚行録』で感じた監督の実力は、今回も遺憾無く発揮されていたと思う。台詞を抑えめに、ショットの積み重ねで雄弁に語る作風が好印象でした。

エイリアン:コヴェナント(2017年製作の映画)

3.5

『プロメテウス』を越えてくれればな~ぐらいの緩い期待値で観たら、愛すべきバカ映画だった!
リドリー・スコット元気だなー。79歳でこんな映画を撮れるとは!

エイリアンの誕生シーンとか、シャワーセックス
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奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール(2017年製作の映画)

4.3

待望の大根仁監督最新作。期待以上の映画だった!

『恋の渦』を観た時ほどの興奮は無かったけど、今作も残念ながら個人的に共感できる話で満足。「気持ちは分かるけど、それやったらダメ!」と何度心の中で叫んだ
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パターソン(2016年製作の映画)

2.5

ジム・ジャームッシュ監督作を鑑賞するのは『ブロークン・フラワーズ』以来。

何気ない主人公の1週間が描かれる・・・という事前情報からの予想通りの映画でした。共感するポイントは特に無く、全編に渡って「ふ
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散歩する侵略者(2017年製作の映画)

3.3

見事なアバンタイトルに一気に引き付けられた。絶妙なタイミングで挿入される音楽やロングショット、思わず笑える台詞回しで、静かなドラマパートも見応えあり。

キャストは宇宙人を演じた、高杉真宙と恒松祐里の
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神様なんかくそくらえ(2014年製作の映画)

1.4

出てくる設定や価値観が全て縁遠いもので全く合わなかった。。。

三度目の殺人(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

是枝監督の最新作ということで早速鑑賞。

とりあえず、是枝監督に全てを委ねて創られた印象が強かった。もし本当にそうだったとしたら、東宝、GAGA、フジテレビの3社は英断だと思う。

殺人の真相を巡る物
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ダンケルク(2017年製作の映画)

2.5

『ダークナイト』と『インターステラー』が、それぞれ年間ベスト級の傑作だったノーランの最新作ということで観賞。今回はダメだった!

時制が微妙にズレた3つの話を同時平行で描くんだけど、サスペンスや盛り上
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暗黒女子(2017年製作の映画)

2.2

こんなん笑うわ!冒頭の闇鍋を観た瞬間に冗談半分で思い付いたことが、まさかオチになってるとは思わなかったよ!

全体的にはすごくつまらない訳ではないけど、如何にもフィクションだなーって感じの世界観や「心
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.7

今年ベスト級の大傑作が来た!上映時間は2時間だけど、3時間ぐらいのボリュームがある、中身の濃い娯楽作だった!

「ゾンビ映画なのに泣ける!」という宣伝文句も「その通り」だと思ったけど、個人的な白眉は「
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ザ・ウォール(2017年製作の映画)

2.0

ダグ・リーマン監督の新作ということで鑑賞。『ジャンパー』以外は好きな映画が多い監督だけに、そこそこ期待したけど、これはイマイチ!

イラクに従軍した2人のアメリカ兵が、砂漠で姿の見えないスナイパーに襲
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NIGHT SAFARI(2014年製作の映画)

3.5

『NIGHT SAFARI』→『孤高の遠吠』→『逆徒』と小林監督が撮れば撮るほど過激さを増していった(作家性を強めたと言うべき?)ことが伝わってくる。

なので、過激な『逆徒』の直後の観賞だったことも
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逆徒(2017年製作の映画)

4.5

ポレポレ東中野で開催している、小林勇貴監督特襲上映で観賞。

チケット争奪戦になるかと思って、開館前から並ぶ気合の入れようでした。映画のチケットでここまで気合いを入れるのは、本当に久しぶり。

映画の
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ブランカとギター弾き(2015年製作の映画)

4.0

「ヴェネツィアで何か評価された日本人監督が、フィリピンで撮った映画」というぐらいの認識で観賞。ポスターやタイトルの印象から、子供と老人の交流物語かな~ぐらいに安易に考えていたら、これが思わぬ拾い物だっ>>続きを読む