ジャックシューチャーさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.4

超絶に変な映画!でもこれを変だと感じる自分の感覚がおかしいのか?とも思わせてくるような、自分が持つ常識の感覚を盛大にぶっ壊してくるようなとにかくパワー漲る快作!久しぶりのぶっ飛んだ映画体験だった。>>続きを読む

ブレードランナー(1982年製作の映画)

4.5

これは何度観てもすごい映画だ。
唯一無二の世界観。ダークでサイバーパンクなSF映画の原点にして最高峰だと思う。
自我を持ってしまった機械ってのも今では使い古され尽くした題材だけどもこの作品はそのテーマ
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エルヴィス(2022年製作の映画)

3.1

いかんせん監督があのバズ・ラーマンなもんだから時代を無視した曲使いとギンギラギンな編集と映像が楽しみどころなんだけども、でももっとギンギラギンさせてほしかったくらい。
ストーリーもなんともイマイチ乗り
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ザ・ロストシティ(2022年製作の映画)

3.5

痛快極まるロマンスアドベンチャーコメディ。
B級の体裁を取っておきながらに実はめちゃくちゃ素晴らしい出来映え、最高におもしろかった。

42〜世界を変えた男〜(2013年製作の映画)

3.3

黒人初のメジャーリーガー、ジャッキー・ロビンソンが、差別と闘いながらいかに選手としての地位を確立していったのかを描いた映画。

人種差別が根強い、というかまだまだ当たり前の認識として成り立っていた19
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炎のデス・ポリス(2021年製作の映画)

3.4

B級感漂う邦題とは打って変わって超完成度の高い密室サスペンスミステリーアクションだった。
想像の斜め上の1.5倍くらいのおもしろさを確実に味わえる。

トラヴィス・スコット: Look Mom I Can Fly(2019年製作の映画)

3.0

アストロ・ワールドをリリース時の、周囲の熱狂ぶりを映したドキュメンタリー。特に興味深い事が描かれるわけでもなし、この内容では「さぞかしお人気なんですね~」くらいの感想しか出てこなかった。

とは言えト
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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

3.8

そもそもクオリティの高さが保証されてるMCU作品とは言え、これはMCUの中でも格別に崇高な逸品に仕上がってるんじゃないかと思わせるくらいの凄みがあった。

とにかくワカンダの女性戦士がカッケー!!!!
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モスル~ある SWAT 部隊の戦い~(2019年製作の映画)

3.4

現代でこんな状況の国があるのかと驚愕させられる。
ハネムーンとか自分探しの旅とか甘っちょろいバケーションでは到底体感することのできない地獄の社会見学という感じで観てしまった。

バーバリアン(2022年製作の映画)

3.5

なんの気なしに観てみたら超絶におもしろすぎる、この手のサプライズムービーは大好物だ。
こうゆう映画に出会いたいために映画を観てると言っても過言じゃない。

西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

3.3

かなり見応えもあってずしりとくる戦争映画だった。

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.4

「たかがヒーローものでシリアス路線なのはいかがなものか」という議論にはウンザリだ。その映画に相応しいテイストで完成度が高けりゃそれでいいじゃん!と毎度思う。

そして本作もまた超どストレートなシリアス
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ニューオーダー(2020年製作の映画)

3.4

格差社会の鬱憤が溜まりに溜まるとこまでいくと社会も国家もこうなっちまうのか。。。

聖なる証(2022年製作の映画)

3.3

時は1800年代のヨーロッパ。
主人公の看護師が少女の観察を目的にとある村に派遣されるんだけど、その少女ってのがなんと4ヶ月間も何も食べずにいながらも問題なく生きているとのこと。こいつは奇跡の力に違い
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最後の日々 生存者が語るホロコースト(1998年製作の映画)

3.0

こちらも「夜と霧」同様、後世に向けて永久保存しておくべき映像資料だと思う。

ジャスト 6.5 闘いの証(2019年製作の映画)

3.2

舞台は麻薬中毒者で溢れかえってるイランの街の一角。
麻薬没滅に奔走してる主人公刑事たちは超絶ゴリゴリに強引な捜査によってついに麻薬の元締めを逮捕。そしてここから切ない地獄が始まるという。。。

これは
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高地戦(2011年製作の映画)

3.4

戦争というものがいかにバカバカしいものなかということを、もはや馬鹿正直と言ってもいいくらいどストレートに訴えかけてくる傑作!

時は朝鮮戦争、韓国軍と朝鮮軍は南北国境付近の陣地を巡り、日々取ったり取ら
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サクラメント 死の楽園(2013年製作の映画)

3.0

POV形式だけどそれに徹底しているかんじもなく映画としてどうにも中途半端だ。
教団の目的もよくわからない。

ただこれが実際に起こった事件をモチーフにしてるってんだから恐ろしい。本当はより凄惨だったん
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ベスト・キッド(1984年製作の映画)

3.3

コブラ会が最高過ぎて久しぶりの鑑賞。

フォーマットはロッキー、安定の良作だ。

インフィニット 無限の記憶(2021年製作の映画)

2.8

なんとも微妙〜な出来栄え。というかはっきり言えばおもしろくない。
予算も掛かってるだろうし、役者も監督も大好きなだけに残念だ。

トロール(2022年製作の映画)

3.3

このケレン味たっぷりなハッタリ感がたまらない。こうゆうのは大好物だ。

ハリウッド専売特許のスペクタルを自分の国でもやってみようという試み。
本作はそれをほぼ完璧に成し遂げてるじゃないかと思う出来栄え
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インスタント・ファミリー ~本当の家族見つけました~(2018年製作の映画)

3.3

ほんとに実話なのかと疑いたくなるほどめちゃくちゃにハートフルな良作だった。

長年子供を持たなかった夫婦が里親として三人の兄妹を迎えるんだけどもこいつらがなかなかの曲者揃い。
年ごろの長女はなにやらト
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.4

60歳近いプラピもどうなんよとなんとも気乗りしないで観たものの、この人はやっぱりスターだった。めちゃくちゃかっけー!!こんな歳の取り方をしていきたいものだ。
デタラメな日本描写は置いといて、プラピを愛
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デイ・シフト(2022年製作の映画)

3.3

劇中で終始流れるオールドスクールなHIPHOPがたまらない。

スヌープはサービスなカメオ程度の出演かと思いきやがっつり美味しくドギーリスペクト!な役どころになっていてめちゃめちゃ嬉しかった。
「ウエ
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スーパー!(2010年製作の映画)

3.5

バットマンのようなヒーローをリアルの世界の人がやるとどうなるのか。
この検証をとても見事に描いてくれた傑作。
ラストが実に切ない!

マーベル・スタジオ スペシャル・プレゼンテーション:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデー・スペシャル(2022年製作の映画)

3.5

ジェームズ・ガンとキャストからのまさに最高のクリスマスプレゼントだ。
こうゆうスピンオフな方の力を抜いた短編もマッチしてるんだから最強のシリーズだと思う。

ペイン&ゲイン 史上最低の一攫千金(2013年製作の映画)

3.4

単細胞の筋肉バカが本気で計画犯罪を実行したらどうなるのか。
それはもう目も当てられない惨劇が待っていた。
しかもこれ実話ものなんだからあきれ果てるしかない。

主人公たちのとにかく筋肉バカっぷりが見も
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

3.3

主人公2人のキャラが超絶によかった。
こいつらの続編をあと100本くらい作ってほしい。

凄腕の殺し屋女子高生コンビ。
学校卒業と共に本業と平行しながらもバイトをするなりして普通の社会人生活も送りなさ
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魔女の宅急便(2014年製作の映画)

1.0

ガキがとにかくうるせえ。

ストーリーがとにかく破綻していてキキの苦悩っぷりが全く伝わってこない。
そもそも悪い噂が広まったのってあのクソガキのせいだろ、あいつに対してお咎めなしってのも納得いかん。て
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アザー・ガイズ 俺たち踊るハイパー刑事!(2010年製作の映画)

3.0

この2人のコンビは間違いない。
お互いのキャラ性を発揮できさへすればおもしろさは保証だ。

くれなずめ(2021年製作の映画)

3.3

友人の結婚式で余興をやるってんで数年ぶりに再開した仲間たち。
あーでもないこーでもない昔の内輪ネタで盛り上がったりする姿とか、過去の回想シーンで出てくるくだらない学生ノリなんかは見ていてこっちも懐かし
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マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

3.6

ジェームズ・ワンは実に信用できる監督だ。
とにかく映画への吸引力が半端じゃないと言うか有無を言わさず映画の中に引きずり込まれてめちゃくちゃにされる感覚、つまり映画を観るという事の醍醐味をダイレクトにわ
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テッド(2012年製作の映画)

3.3

久しぶりに観たけどおもしろい。

公開当時はクマにばかりフィーチャーされがちだったけどこの物語の主人公はあくまでジョニー(=マークウォールバーグ)。
大人になりきれないまま大人になってしまったジョニー
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パパVS新しいパパ 2(2017年製作の映画)

2.9

あの傑作の続編。パパのパパ。

マークウォールバーグとウィルフェレルでも強烈なのに今回はメルギブソンとジョンリスゴー。
キャストの当て方が俊逸すぎる。 

もっともっとメルギブが暴れることを期待してい
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パパvs新しいパパ(2015年製作の映画)

3.3

大好きなマーク・ウォールバーグとウィル・フェレルのコンビなんだから間違いない。

まさにどっちもどっち。これが最高。