はーにゃんさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

はーにゃん

はーにゃん

映画(1653)
ドラマ(114)
アニメ(0)

飛べない鳥と優しいキツネ(2018年製作の映画)

3.5

中学生のミレが学校も家からも逃げられるオンラインゲーム世界という居場所。
仲間と冒険してる時だけが唯一の救いだったのにゲームの配信終了とか絶望的。
でもそれがきっかけとなりゲーム仲間のジェヒとで会える
>>続きを読む

悲しみより、もっと悲しい物語(2018年製作の映画)

3.4

まさしく純愛ラブストーリーって感じで胸焼け気味。
ヒロインは結婚する必要あったのか疑問。
結婚した相手が不憫過ぎる。

私は貝になりたい(2008年製作の映画)

3.5

わたしは貝になりたい、と言わせるほどの事って一体何なんだろうと思い鑑賞。
戦争中に上官に命令されたら従うしかないでしょ。
心優しい理髪店の店主が人を殺したくもないのに戦争にいき、理不尽な理由で死刑を宣
>>続きを読む

マリー・ミー(2022年製作の映画)

3.4

大人のラブストーリー。
世界的人気の歌姫と冴えない数学教師しかもシングルファザーというまったく釣り合わない2人の格差恋愛が良い。
けど恋愛って本来こういうものなのかも。
自分には持ってない信念や世界観
>>続きを読む

キャスト・アウェイ(2000年製作の映画)

3.5

無人島の漂流生活が壮絶すぎる。
4年間もたったひとりで孤島で生活してたら人生の価値観とか一変しちゃいそう。
なんといってもバレーボールにウィルソンって名前つけて話し相手として唯一無二の存在になったのに
>>続きを読む

マーメイド・イン・パリ(2020年製作の映画)

3.3

近代の都会パリと人魚の融合がロマンチック。
夜の水族館で泳ぐシーンやお風呂でのサプライズシーンがとにかく素敵。
ひとつひとつのシーンが凝っていてストーリーよりも世界観にのめり込むタイプの映画。

ニューヨーク 親切なロシア料理店(2019年製作の映画)

3.4

親切なロシア料理店っていうタイトルから美味しそうなロシア料理がたくさん出てくるのかなー?という期待してみるとちょっとガッカリするかも。
夫のDVが現金で息子2人連れて逃げてきた母親がニューヨークで出会
>>続きを読む

MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

3.6

水俣病ってなんとなくしか知らなかったけど、映像を通して見ると地獄絵図。
あのお風呂場の写真だけでも見てると胸が締め付けられて泣きそうになる。
利益の為に隠蔽してた企業は永遠に償えることはないだろう。
>>続きを読む

ウーマン・トーキング 私たちの選択(2022年製作の映画)

3.5

女達の会話劇なのにめちゃくちゃ引き込まれる。
閉鎖的な村で起きたレイプ事件。
薬で眠らせて村の女達をレイプするとかかなり悪質すぎて言葉が出ない。
元になった事件調べたら胸糞すぎて全部読めなかった。
>>続きを読む

マッチ工場の少女(1990年製作の映画)

3.4

アキ・カリウスマキ監督の映画ってなんかサブカル感強めなイメージなんよね。
でも殺伐とした無機質な空気感や台詞が少ない役者の表情や演出に無駄がなくて全体から醸し出すアート的な世界観にだんだん嵌っていく。
>>続きを読む

スティルウォーター(2021年製作の映画)

3.5

久々にちょっと展開気になるサスペンスもの。
サスペンスの本質を辿ると土地柄や人種、人間の内面部分の問題を抱えてたりする。
殺人事件が起きるのはなにか根本的な問題があるって事なんだろうな。
娘の無実をは
>>続きを読む

赤と白とロイヤルブルー(2023年製作の映画)

3.3

英国王室の王子とアメリカ大統領の息子のBLとか腐女子はみんな好きでしょー。
高身長イケメン2人がイチャイチャしてるシーンとか目の保養過ぎてそれだけで満足。
展開は王道だからこその良さがある。
疲れた日
>>続きを読む

AIR/エア(2023年製作の映画)

3.5

エアジョーダン開発秘話。
天才を見つけたとしても必ず成功する保証や先のことはわからない。
それでも可能性を賭けて投資するのがビジネス。
大スターになっても必ずいつか転落する。でも自分の名前のシューズが
>>続きを読む

イングリッシュ・ペイシェント(1996年製作の映画)

3.4

砂漠という非現実で異国な空間に行くと男女ロマンス生まれちゃうよね。
でもやっぱり不倫だから純愛とは言えないし、絶対に傷付く相手がいる。 
けど戦争という時代背景と愛しあっても障壁の多い恋愛はなんだかん
>>続きを読む

キッズ・オールライト(2010年製作の映画)

3.4

同じ男性から精子提供を受けてそれぞれが出産したレズ夫婦。
なるほど。そうすれば父親は同じだから子供はちゃんと兄弟だし母親もお互いが産んでるから文句無しだね。
でも子供は精子提供者の男性に会ってみたくな
>>続きを読む

ゴースト/ニューヨークの幻(1990年製作の映画)

3.1

そういえばちゃんと見たこと無かった。
有名なろくろを回すシーンは始まってすぐなのね。
でもろくろを一緒に回すだけなのに愛し合ってる2人を見事に表現してて凄い。
サムが死んで幽霊になってインチキ女霊媒師
>>続きを読む

ひまわり(1970年製作の映画)

3.6

戦争から帰って来ない旦那を必死で探したら別の国で奥さんと子供作っちゃってた話。
これが単なる心変わりとかならムカつくけど、ロシアの雪道で死ぬ間際に助けられて熱心に介抱してくれた恩と途中まで記憶喪失して
>>続きを読む

SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

3.4

ハリウッド映画のプロデューサーが性被害で何人からも告発された事件はなんかのネットニュースで見たけど内部事情はこうなってたのね。
映画界で働きたいという夢を持った女性を立場と権利を利用して性的行為を強要
>>続きを読む

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.5

田舎からデザイナーの夢を叶える為にロンドンに来たエロイーズ。
寮とは上手くいかず自ら一人暮らしをする選択や夜のバーでバイトを始める姿など初めはサクセスストーリー感が強い。
60年代ロンドンにサンディの
>>続きを読む

ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

3.4

あーなんか久々に万引き家族見たくなってきた。
是枝監督の描く血の繋がらない擬似家族ってなんでこんな愛おしい気持ちになるなるんだろう。
まったく接点なかった男女が赤ん坊と一緒にプチ旅行をしていうちに家族
>>続きを読む

ホイットニー・ヒューストン I WANNA DANCE WITH SOMEBODY(2022年製作の映画)

3.6

ホイットニーの人生をダイジェストで体験した感じ。
ザ・ボイスという愛称があるくらい圧倒的な歌唱力と愛くるしいルックス。
黒人でありながら人種を超え全世界から愛された女性。
なのに何故彼女は幸せではない
>>続きを読む

ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

名作なんだろうけど、いまいちハマらなかった。
確かにラストの黒幕の正体は驚いた。
足の悪い、いかにも頭の悪そうな男が全て演技で最高に頭の切れる詐欺師だった事を見事に見てる人全員騙せたからこその評価され
>>続きを読む

SEE HEAR LOVE 見えなくても聞こえなくても愛してる(2023年製作の映画)

3.3

山Pか出てるから見ただけ。
目が見えない男と耳が聞こえない女の恋愛。
設定に無理があるでしょと思いつつも感動系にもっていくストーリーの流れがちょっとさむい。
でも山Pが見えてる時よりも見えてないときの
>>続きを読む

ディア・エヴァン・ハンセン(2021年製作の映画)

3.3

新しいミュージカル映画。
メンタルヘルス問題をミュージカルにして伝えるってすごい発想。
確かにこの映画を全部台詞にしたらつまんなかっただろうな。
歌だからこそ伝わるし素直に入ってくるケースもある。
>>続きを読む

ソウルメイト/七月と安生(2016年製作の映画)

3.7

仲良くなりすぎて唯一無二の親友になるとどこかのタイミングで愛憎になる。
七月に彼氏ができたときくらいから2人の関係が少しずつすれ違う。
女同士の友情でどちらかに彼氏ができると嫉妬の感情が生まれるんだよ
>>続きを読む

ネバーエンディング・ストーリー(1984年製作の映画)

3.2

学校の図書室に果てしない物語っていう分厚い本があって、なかなか手に取れなかったけど友達が面白いよって言ってくれて頑張って読んだ記憶が蘇る。
小説を読んだ当時はすごくドキドキワクワクしながら読んだ。まる
>>続きを読む

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.4

岸井ゆきの良い女優。
聾者でありながらボクシングをやることの意味や必要性を考えさせられる。
ボクシングの特別な才能があるわけでもないけど、彼女は強い。
聾者であろうとなかろうと、何かに打ち込むってすご
>>続きを読む

少年の君(2019年製作の映画)

3.4

中国の大学受験って本当命がけだよね。
秀才少女とチンピラ男子の恋。
日本の漫画にありそうな設定なのに全くキラキラはしてない。
でもこの全くキラキラしてないのに胸が苦しくなるほどの純愛なんだよね。
お互
>>続きを読む

TOVE/トーベ(2020年製作の映画)

3.3

ムーミンの作者というだけでトーベ自身はそれ程魅力的な人物に思えなかった。
ムーミンの作者はふわふわしてるイメージだったけど全然違う。自由奔放で激しい情熱をもった女性。
心から愛した同性の恋人が遊び人す
>>続きを読む

母性(2022年製作の映画)

3.7

女は2種類いる。母親になりたい女と娘のでいたい女。
母親になりたい女は分かるけど、娘でいたい女もいる事が結構衝撃。
異常なまでの母親への執着。
結婚してからも夫や自分の娘よりも、母親を愛するするルミ子
>>続きを読む

ダウントン・アビー/新たなる時代へ(2022年製作の映画)

3.4

久しぶりすぎるダウントンアビー。
登場人物若干覚えてるから不安だったけど見始めたら懐かしい顔がたくさんでそれだけで満足。
時代の移り変わりと共に変わっていく姿もまた素晴らしい。

リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

3.7

小さい頃から大好きなリトルマーメイド。
人魚姫と人間の禁断なる恋ってドキドキワクワクするよね。
アリエル役の女の子が黒人でイメージが違うと話題になってたけど見始めたらそこまで違和感なかった。
天真爛漫
>>続きを読む

タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

3.4

1980年代に韓国で実際に起こった光州事件。この映画で初めて知った。
でも結局何が原因で何故光州の人民が殺されてるのかが全然意味不明でついていけなかった。
今作の主人公タクシー運転手もそう。
ソウルで
>>続きを読む

博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

3.6

二度目の視聴。
最初に見た時よりもずっと理解できたし心に沁みた。
夫婦だからって別に一生添い遂げなきゃいけないわけじゃないんだよね。
その時の状況や感情で変わっていくことも充分ありえる。
ジェーンは夫
>>続きを読む

リバー・ランズ・スルー・イット(1992年製作の映画)

3.4

しっかり者の真面目な兄とやんちゃで危うい雰囲気の弟。
対照的な二人だけど絆が深く兄弟愛を強く感じる。
幼い頃から川で釣りが上手くて大人になっても見事の腕前で釣りをする弟を嬉しそうな顔で見る兄と父のシー
>>続きを読む

トムボーイ(2011年製作の映画)

3.5

とても繊細すぎる映画で胸が苦しくなる。
10歳ごろの子供って性的なことに少しずつ興味湧いてくる時期。
子供だからこその残酷さや葛藤が見てて辛い。
男の子だと嘘をついたロールが本当の男の子にしか見えない
>>続きを読む