はーにゃんさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

はーにゃん

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総理の夫(2021年製作の映画)

3.3

中谷美紀が女性総理大臣になったらめっちゃ良いなぁ。
まさに才色兼備な完璧な女性。
でも完璧だからこそ頑張り過ぎて周りをちゃんと見れなくなったり自分の体を酷使してしまうことがある。
そんなとき田中圭みた
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シラノ(2021年製作の映画)

3.5

少男と美女の恋愛ってかなり珍しい。
シラノは剣術も強いし詩的な文章の才能もかなり優れてる。
低身長であるということを含めてもかなり魅力的。
でもシラノの想い人ロクサーヌは別の青年クリスチャンに恋してお
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僕と頭の中の落書きたち(2020年製作の映画)

3.6

統合失調症の少年の話。
幻聴や幻覚が見える生活って相当しんどいし家族や周りの人間に迷惑をかけたくないという気持ちもわかる。
でも愛する人を拒んで幻聴や幻覚に支配されるのはだめ。
病気だけど病気そのもの
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飢えたライオン(2017年製作の映画)

3.5

ネットのデマって本当に怖いし恐ろしい。
普通に友達と遊んだり恋愛したりしている女子高生の人生を変えてしまった。
面白半分でネットにあることないこと載せたり、安易な気持ちでSNSに嘘を書いたりする若者た
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護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

3.5

一年前に原作小説読了済。
やはり原作と比べると荒削りな部分も多いけど、生活保護の現実と問題について考えることのできる貴重な映画。
生活保護を違法受給する人もいれば、生活保護を受けるのが恥ずかしかったり
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予告犯(2015年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

明日の予告を教えてやる。
動画配信サイトで犯罪予告をするシンブンシと呼ばれる謎の男。
社会で裁くことのできない悪者に制裁を下す姿はダークヒーローぽい。
努力しても報われない弱者たちの反撃は案外小さいこ
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.5

細田守作品の中で1番好きかも。
ベルの歌声が凄く魅力的でずっと聞いていたくなる。
繊細な歌詞も生きにくい世の中を精一杯生きてる人間を代弁してくれてるみたいで心に響く。
歌で世界を変えるなんて大層な事は
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ホノカアボーイ(2008年製作の映画)

3.3

一度は憧れるハワイでのスローライフ。
こういうゆっくり時間が流れる生活っていいなぁ。
主人公レオとちょっと変わってるおばさんビーとの友情が素敵。
ビーさんの毎回作る料理が美味しそうで見てるだけでお腹減
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遺体 明日への十日間(2012年製作の映画)

3.5

3.11で救助や復興も大切だけど、亡くなった方々の搬送や作業はどう行われていたのかを知るのも必要。
今回この映画を見て死体ではなくご遺体と呼ぶ意味の尊さを知った。
ご遺体に話しかけることに意味があるの
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セブン・イヤーズ・イン・チベット(1997年製作の映画)

3.6

チベットってあんまりよく知らなかったけど信仰心が強く温かい優しい民族なんだなぁと感じた。
だからこそ中国の侵略が許せないしとても悲しい。
まだ少年のダライ・ラマは思慮深く聡明で民族を愛する素晴らしい人
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スパイの妻(2020年製作の映画)

3.4

蒼井優レトロ可愛い。
喋り方とかがちょっと古臭いんだけどそれがまた似合ってる。
なんかスパイの妻としてはりきってたのに、見事に夫に出し抜かれた姿が痛々しい。
結局夫がついた嘘は妻を守るためだったのか、
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スウィート17モンスター(2016年製作の映画)

3.5

主人公の言動に終始イライラするんだけど、17歳ならではの自分が世界中で1番不幸なのに誰も助けてくれない悲劇のヒロインになる気持ちが分かるから批判できない。
親友と兄が付き合い初めて自分だけ取り残された
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善き人のためのソナタ(2006年製作の映画)

3.4

淡々と静かにストーリーが続いていくから中盤辺りで少し飽きるけど、ラストシーン見た瞬間最後まで見てよかったと思える。
任務で毎日盗聴しているうちに情が湧いてくるのはありえそう。
盗聴対象者も自分が四六時
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ゴッズ・オウン・カントリー(2017年製作の映画)

3.3

ブロークバックマウンテンのような映画を期待してたけどあんまりハマらなかった。
大自然の中で愛が生まれるのってロマンチックなんだけど何故か生々しい。
主人公ジョニーは最初ドSっぽい雰囲気だったのに、ゲオ
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恋人たち(2015年製作の映画)

3.4

こんな人間いそう、でも実際居たら嫌だなぁと思わせる人間描写が凄い映画。
3人の主人公の中でもを通り魔に殺された男の喪失感は想像を絶する。
この世の中は非情で妻を殺されて絶望していたとしても仕事し生きて
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ソワレ(2020年製作の映画)

3.6

偶然始まったふたりの逃避行。
逃げた先には一体何があるのだろう。
父親から性暴行を受けてた少女タカラは、ただ普通の女の子みたいに自由に楽しく暮らしたいだけだったはず。
たぶん翔太と逃げてた時間は普通の
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イカとクジラ(2005年製作の映画)

3.3

父親も母親も酷すぎてびっくりした。
子供の事考えずに自分の都合ばっか押し付けてくるの辛い。
それでも子供は両親が大好きなんだよなぁ。
両親もただの人間だし悪い面と良い面を持ちながら生きていると思えばな
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あの頃ペニー・レインと(2000年製作の映画)

3.6

70年代アメリカの雰囲気大好き。
ブレイク寸前のロックバンドに同行して取材する15歳の少年。
今まで知らなかった世界に足を踏み入れてキラキラした最高な瞬間を味わったり傷ついて絶望したりした全てが宝物の
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スーパーチューズデー 正義を売った日(2011年製作の映画)

3.4

アメリカの選挙は闇深。
っていうか情報戦と駆け引きが相当えぐそう。
ライアン・ゴズリング演じる主人公がライバルの広報官にまんまと嵌められて誰が敵で味方なのか混乱してくる。
ライアン・ゴズリングのやる気
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エイブのキッチンストーリー(2019年製作の映画)

3.4

癒し系料理映画と思いきや家族の宗教問題に巻き込まれてる子供が可哀想だった。
ユダヤ教とイスラム教同士の家系でそれぞれの慣習や料理がある。
どちらとも喜んで貰おうと2つの料理をミックスさせて振舞うなんて
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泣き虫しょったんの奇跡(2018年製作の映画)

3.6

嘘みたいな凄い実話。
将棋でプロになるには奨励会で勝ち抜けて四段にならないといけないが26歳という年齢制限がある。
小学5年生から26歳までひたすら将棋だけをやってきて、プロになる夢が絶たれた時の絶望
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Daughters(2020年製作の映画)

3.5

めっちゃエモいんだけど切ない。
女同士のムームシェアはバランスを保つのがとても大事で、どっちかが傾けば一気に崩れる。
自由に遊んで仕事して居心地の良い日常がいつまでも続くと思ってたのに、片方が妊娠しシ
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絶対の愛(2006年製作の映画)

3.4

監督の独特で少し奇妙な世界観に取り込まれる。
付き合ってる人に、毎日同じ顔で飽きられてしまうかもしれないとか普通思う?
不安になったり倦怠期とかは必ず訪れる事だけど顔を変えることは根底的な解決法にはな
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みをつくし料理帖(2020年製作の映画)

3.3

松本穂香ちゃんの慎ましく優しい雰囲気が素敵。
離ればなれになった幼なじみとの友情が切なすぎる。
吉原の太夫になった幼なじみと女料理人として店を構える主人公。
身分や生き方は違えどお互いを何よりも大切な
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金子文子と朴烈/朴烈(パクヨル) 植民地からのアナキスト(2017年製作の映画)

3.4

日本じゃ全然有名ではないけど韓国では英雄みたいな感じの人物なのかな。
朝鮮人と日本人の情熱的な愛がすごい。
男のために一緒になって捕まって死刑になるのも構わず戦い続ける金子文子の強さがハンパない。
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キャプテン・フィリップス(2013年製作の映画)

3.6

ソマリアの海賊やばい。
中盤以降は常に緊張感が漂ってて死ぬか生きるかの攻防戦。
救命船で人質になったフィリップ船長の恐怖は計り知れない。
助けに来たアメリカ海軍のソマリア海賊との交渉術や作戦は流石だっ
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あの頃、君を追いかけた(2011年製作の映画)

3.5

日本版も良かったけど台湾版もめっちゃ良い。
むしろ台湾版の方が原作なこともあって内容が濃い。下ネタ要素も多めだけど。
両思いなのに付き合わなかったからこそかけがえのない青春の大切な想い出として一生心に
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幸せのちから(2006年製作の映画)

3.3

ラスト5分でようやく救われたけど最初から最後まで辛すぎる展開。
もっとサクセスストーリーっぽく中盤くらいからハッピーな展開になるのかと思いきや、どんどん問題が起きて幼い息子を連れてホームレス状態になっ
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フック(1991年製作の映画)

3.4

小学生のときによく見てたなぁ。
懐かしくて童心の気持ちになれる。
大人になってみても完成度高いし面白い。
誰しも大人になると仕事に夢中になって大切なものを見失ってしまうことがある。
子供の頃に絶対なり
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とんび(2022年製作の映画)

3.5

良くも悪くも昭和っぽい不器用すぎる父親。 
目を離すと酒ばっか飲んでろくにご飯も食べない見てて少し不安になる父親だけど、息子を愛してることは伝わってくる。
完璧じゃないからこそ人間味の溢れる魅力がある
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ハナミズキ(2010年製作の映画)

3.3

ガッキー可愛い。
遠距離恋愛のすれ違いとかお互い好きでも夢や目標が異なると一緒にいることが難しい現実。
途中までは良かったけど登場人物の行動があまり理解できなかった。
ニューヨークに行って夢を叶えたの
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クローズド・ガーデン(2017年製作の映画)

3.5

色々と衝撃的。
修道女になるとは神様と結婚し一生修道院から出ない生活することだとは知らなかった。
ウェディングドレス着て神様と結婚すると目を輝かせて喜んでる姿が頭から離れない。
人生の全てを捧げて神様
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ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像(2018年製作の映画)

3.3

なかなか珍しいフィンランド映画。
堅物な爺さんと今どきな若者な孫のやり取りが良い。
美術品をを愛し人生をかけて絵画に打ち込む姿が孫にとっては新鮮で衝撃だったのだろう。
オークションで落札する瞬間ってド
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戦場からのラブレター(2014年製作の映画)

3.4

婚約者、弟、親友を戦争で失ったときどう乗り越えればいいのか。
一生忘れることはできない、けど前にも進まなきゃいない。
いつまでも悲観し絶望のままでいることこそ彼らの死を無駄にする気がする。
そして敵国
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キャデラックレコード 〜音楽でアメリカを変えた人々の物語〜(2008年製作の映画)

3.3

アメリカブルースの歴史を知れる。
黒人は奴隷として扱われてる50年代に黒人音楽をプロデュースしてレーベルまで作っちゃうレナードチェス凄い。
音楽で人種を超える瞬間って絶対あると思う。
ライブで黒人と白
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無垢なる証人(2019年製作の映画)

3.5

チョン・ウソンがイケオジ過ぎる。
自閉症で音に敏感だったり人の表情を上手く組み取れなったりするけど、それ以上にクイズが得意だったり正確に記憶することに優れてたりする。
何も知識のない人間が、自閉症の子
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