konoesakutaさんの映画レビュー・感想・評価 - 23ページ目

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レオン(1994年製作の映画)

3.0

俺もナタリーポートマンに恋をした。まいった。

グランド・マスター(2013年製作の映画)

3.1

 ウォン・カーワァイ監督のまさかのカンフー映画。

 中国の北部と南部のカンフーの交流と興亡を伝記映画として描く。カンフーの交流といってもメンツとメンツの争いとも言える。そして復讐、そしてカンフーの伝
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ジュラシック・パーク(1993年製作の映画)

3.2

 個人的には個性たっぷりの博士たちが好き。恐竜に愛情たっぷりの2人と皮肉屋さんが1人。そんな人たちに恐竜がエネミーとなってしまうとは。

 映画全体で夢見るような作品だったなぁという印象。

 映画館
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カエル少年失踪殺人事件(2011年製作の映画)

3.4

 この映画はとても誠実に作られた見応えのある韓国サスペンスドラマである。
 実際にあった未解決事件を元に非常によく料理してある映画だ。

 1991年3月。5人の少年が、カエルをとりにいくと言い残し自
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誘拐の掟(2014年製作の映画)

3.5

 渋い。この頃のリーアムニーソン映画の中でも数段上の渋さ。

 元警察官、今は無許可の探偵の男が誘拐事件を捜査する。

 リーアムニーソンの人気にあやかっただけではない良作。

松ヶ根乱射事件(2006年製作の映画)

3.6

 田舎町での日常が少しずつずれていく。主人公も少しずつずれていく。町は全てをただただ受け入れていく。受け入れていくからまたずれる。

 観客の読みも少しずつずれていく。そのずれをイヤガオウニモ受け入れ
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ジャッカルの日(1973年製作の映画)

3.9

プロの暗殺者「ジャッカル」と名乗る男がフランス大統領ドゴールを狙撃する仕事を請け負う。そしてそれを追うフランス官憲(特にルベル警視)。

ほぼ(全部?)BGMなし。これがいい。余計なことが入らない
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悪い女(1998年製作の映画)

4.1

 残念ながら18禁なものの、多くの人に観てもらいたい。今私が追っている監督、韓国の鬼才キムギドク監督の第3作目。

 地方の民宿にて、売春する女。たぶんにして売り飛ばされた感じがあるが、女はその運命を
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CUBE(1997年製作の映画)

3.6

実際には二部屋くらいしかないんだろうなあ

惑星ソラリス(1972年製作の映画)

4.1

 清廉な水の映像から映画は始まる。

 SF史上類を見ないくらいに叙情的な一作。

 クリスとクリスの妻のコピー(美しい!)と海と。本当に細やかな人間や男女の心情の変化をつぶさに描きとらえたタルコフス
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マイ・フレンド・フォーエバー(1995年製作の映画)

4.0

 少年よ、一体どうしたらHIVを抱えてこんなに健気に生きていけるんだろう。

 家の裏に越してきたHIVの子に偏見を持たず最後まで友達として全うする君も素敵すぎる。

 そんなHIVの子を抱えたお母さ
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クロニクル(2012年製作の映画)

3.9

 この手のジャンルでは最高峰。ぬるさも目立つが、TEENが力を手に入れたら、という「もしもボックス」的な部分を存分に味わえた。ラストを含めて、これでいいんだと素直に鑑賞。青春SFアクション、いい言葉だ>>続きを読む

プリズナーズ(2013年製作の映画)

3.6

 ハードでタフな出演者たち。誰をもってしても普通じゃない。

 娘をさらわれた男。娘を取り返すためには手段を選ばない。ヒュージャックマン。
 事件を追う警官。有能。我慢強い。弱点もあり。ジェイクギレン
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まほろ駅前狂騒曲(2014年製作の映画)

3.7

 二人に漂うペーソスが半端ない。まだ若いのに二人とも。これはすごいことだと思う。哀愁を出せる若手なんて他にいるのか?

 ほめてる。

 ストーリーが淡くて好き。
 多田の真面目さが好き。
 行天の自
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鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

3.9

 驚いた。観たことのない展開。

 その謎めいた展開に秀逸さを感じた。監督を含め、製作陣の思惑通りに振り回された。騙し合いじゃないんだ。

 映画はベットリと美しい映像にまみれている。そして誠実。ラス
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マダガスカル2(2008年製作の映画)

3.6

めちゃくちゃ出来がいい。ここまで来ると青春群像劇。1からみれば数段階レベルアップ!ライオンさんシマウマさんカバさんキリンさんみんながみんな成長する。すごい脚本だと素直に感服。ペンギンズ観るためだったの>>続きを読む

秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

3.7

秩父の雪景色と種子島のロケット発射の風景。これがすべてなんだよ、この映画は。

グエムル -漢江の怪物-(2006年製作の映画)

3.7

 サイエンティストの流してしまった毒薬で突然変異してしまった怪獣が、韓国漢江中心に暴れまくる。娘を怪獣にさらわれたさえない父親中心に家族が結束して怪獣に立ち向かう。

ソンガンホ、愛してます。ペデュナ
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ショーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

4.2

ゾンビ好きにはいたるところでたまらん。ゾンビ好き以外でもまるでコントのような小ネタがたまらん。ラストもたまらん。俺も飼ってくれ!

カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

4.9

誰の心が変容するのか。これがこの映画の全てだと思う。

チーフ、行くんだ。どこまでも。私がランドルなら「そうだ、それでいい。そうしてくれ。」って言う。チーフ、行くんだ。

容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

3.8

 この映画で初めて松雪泰子好きになった。弁当屋の美しい店長さん、過去もありげで惚れるキャラだった。しかしなんといっても堤の演技が秀逸。

 ミステリーとしての魅力もあるが、物語の魅力にひきつけられた。
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ドラゴン・キングダム(2008年製作の映画)

3.4

 俺はとんでもなくラッキーだ!どちらも最後の方まで気づかなかった(笑)!

 2人の魅力が十分にあふれ大満足の作品。年をとったものの、体のキレがいいジャッキーに感服。派手なワイヤーアクションというわけ
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蜘蛛女のキス(1985年製作の映画)

3.9

 モリーナを愛することができればこの映画を愛することができる。ウィリアムハート渾身の演技。本当に女性的に見えた。

 モリーナとヴァレンティンの愛は確認できないくらいかすかなものだったが、モリーナはそ
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JSA(2000年製作の映画)

3.7

 南北朝鮮を分断する38度線にある監視小屋。ある日南の兵士が地雷を踏み動けなくなる。それを助けた北の兵士。以来南の歩哨と北の歩哨の奇妙な友情が芽生える。そして起きる事件…。

 当時シュリで圧倒された
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ユア・マイ・サンシャイン(2005年製作の映画)

3.6

 純愛映画。心からの純愛映画。娼婦的なことやHIV的なこと、HIVが元になる差別的なことが絡んだとしても。

 観てよかった。韓国特有の、反則的な事故とか病気とかが配置されるドラマチックすぎるメロドラ
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JAWS/ジョーズ(1975年製作の映画)

3.8

私が本当に幼いころ、テレビ放映されるたびに「観たいなー」と思いつつ親に却下された映画。まだホラーとかパニックとかいう言葉も知らない純粋な私は、あの音楽だけで震え上がっていた。

思えば私の怖いもの
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空気人形(2009年製作の映画)

4.0

 傑作。

 死を学ぶことの恐ろしさ。生を学ぶよりも厳しい。セックスの描写に目が行くが、本編はまれにみる鮮烈さで死を際立たせる。生きていることには心は気づくけど、死の概念は誰も教えてくれない。

 白
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桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

4.1

 「藪の中」を思い出した。

 エピソードごとに核となる人物が「桐島」を通じて絡み合う。桐島は読み手からは謎の存在。登場人物の言葉をつなぎ合わせても桐島の核心にはせまらない。桐島は日本らしい学園ヒエラ
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メビウス(2013年製作の映画)

3.7

 あまりの前評判のすごさに映画史上最強最悪の家族愛憎劇と思っていた。が、純粋に性にまつわる苦悩を凝縮した映画でホッとした。であっても母親を演ずるイ・ウヌの錯乱ぶりに圧倒される開始10数分だったが。ドラ>>続きを読む

ダークシティ(1998年製作の映画)

4.1

 ラブロマンスだ。

 自分の妻だった女はひょっとすると他の男の妻だったわけだ。でもそんなことは関係ない。SFとしてもいい。名通りダークな雰囲気もいい。設定もいい。宇宙の中の動くサイド7的な場所で超能
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愛を読むひと(2008年製作の映画)

3.9

ケイトウィンスレット、アカデミー主演女優賞受賞おめでとう。納得。そしてレイフファインズ教徒の私は、数多い彼の作品の一つを今日も新しく観ることができて大満足。

少年時のひと夏の関係。序盤は思いのほ
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ボーイズ・ドント・クライ(1999年製作の映画)

4.0

 本編を観て。
 生まれて初めて映画を観て吐きそうになった。

 性同一性障害を抜いて考えてもブランドンは悲惨。ラナという理解者を得てなのであればさらに悲惨。ロミオとジュリエットを超える悲恋。骨の髄ま
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さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち(1978年製作の映画)

3.6

何度観たことかm(_ _)mまた観ちゃいました。

1978年のアニメ映画。レベル高し。個人的にはヤマト映画の中でナンバーワン。他作品はテレビからのツギハギが激しかったり、メロドラマが入りすぎていて…
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善き人のためのソナタ(2006年製作の映画)

4.0

なんてすばらしい邦題なんだろう。

幸せも悲しみも映画の中にきれいにはまっている。

ラストのセンスの良さは群を抜いている。

共産主義の崩壊を描いたというより、時代に翻弄された人間たちのドラマとし
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太陽を盗んだ男(1979年製作の映画)

4.1

これと狂い咲きサンダーロードの二本立てかあ。たまんないなあ(ウィキで調べたばっかりの知識…笑)。北海道にそんな粋な映画館はなかったなあ。スターウォーズ三本立ては狸小路1丁目でやってたけど(笑)

 突
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