地底獣国さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

4.2

シネマート心斎橋最終上映

もっと足を運びたかったという思いと、今までいろいろ良い作品に巡り合わせてくれた事と最後にこんな楽しい映画をかけてくれた事への感謝、それを満席の中で笑って観れた嬉しさとか感情
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ボルテスV レガシー(2024年製作の映画)

2.5

ロボットバトル以外褒める所が見つからない‥リアルタイム世代ならそこだけで点数上がるんだろうけど。

皆さん指摘されてるけど元のアニメの1、2話つまり40分強ぐらいの話を90分以上かけてやってるからタル
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トマト(2023年製作の映画)

3.2

トマトが食えなくなりそう…というのは冗談だが、人間社会が食物に対してやってる事と人にやってる事の相似をこうやって視覚化されるとなかなか遣る瀬無い気分になる。

折紙(2024年製作の映画)

3.0

CG臭さの残る質感は残念だが、画自体の美しさには見惚れてしまう。

普通サイズの怪人(1986年製作の映画)

3.0

プロトタイプ「鉄男」というべき作品だが、こちらを後から見たのでダイジェスト版のように見えてしまう。時間が短いだけに説明セリフで無理くりまとめてる感。

あとこっちの方がホモセクシャル味が強い

カラー
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ヴィタール(2004年製作の映画)

3.5

「都市と人(の身体)」をテーマとした時期から「人(体)」、そのインナースペースを描く時期へのシフト。塚本監督の談では、母親が闘病の末亡くなったこと、自身が父親になったことが影響しているらしい。

浅野
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去年マリエンバートで(1961年製作の映画)

3.7

こ、これは…..分からぬ。

何かしらの「正解」を設定したうえでそこから外れるような場面を用意してあるのかそれとも最初から正解は無いのか?

そして奇妙な事にこれだけワケワカらん映画なのに観終わったあ
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Beau(原題)(2011年製作の映画)

3.0

「ボーはおそれている」のベースになった短編。

そんな物騒なトラップを作る前にどうにかして警察に連絡しろ。それから鍵屋呼んで取り替えてもらえよ。あ、携帯は盗られたスーツケースに入れてたのか?

ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ(2024年製作の映画)

3.4

神話を解体したと思ったら別の神話が生まれちゃいました。

あれだな、トラヴィスをレイシストで頭のおかしい奴として描いたのに映画が公開されたら共感する人が思ってたより多くてしまいにゃ大統領を襲う奴まで現
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電柱小僧の冒険(1995年製作の映画)

2.9

撮影手法や編集とかは「鉄男」につながる感じだけど、お話の方は「塚本版『少年ドラマシリーズ』」といった趣で「ヒルコ」に近い感じ。

悪役トリオの一角を演じた田口トモロヲ氏は主題歌も熱唱

ジガルタンダ(2014年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

インド映画観てると倫理観のズレに戸惑う事はままあるんだが、平然と人を殺めていた悪党がカタギになる一方でそれまでもまあまあクズだった主人公が更にクズ度を増すラストには少なからず「えぇ‥」ってなった。まあ>>続きを読む

ウォーリアー(2011年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

レフェリー仕事しろ。

7、8年前に円盤買ったもののそのままにしてたところ、劇場公開になったんでこれ幸いと鑑賞。


どう考えても3R終了時点でドクターストップやろ。いや勿論トミーが自罰的になっている
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私、君、彼、彼女(1974年製作の映画)

3.6

「ゴールデン・エイティーズ」がこれっぽっちも合わなくてアケルマンを敬遠していたんだが、このまま食わず嫌いを続けるんもどうかと思って足を運んでみたら今回は当たり。

監督が演じる主人公が部屋の中であれや
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鉄男 TETSUO(1989年製作の映画)

3.6

今更ながらの初鑑賞。

とにかく疾走感あるストップモーションと音楽の快感‼︎いや勿論超低予算で時間だけはかけられる環境の中で選択したわけだろうが、その結果もたらされる視覚的高揚感がやっぱ凄いのよ‼︎
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悪魔と夜ふかし(2023年製作の映画)

3.5

一応前半で前フリしているとはいえ、催眠術でそうはならんやろとか、最後の方フェイクドキュメンタリーの体を成して無いよね、とかあるけどツッコミながら楽しんでいられるのでOK

絶妙に安い感じの特殊メイクや
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ドキュメンタリー オブ ベイビーわるきゅーれ(2024年製作の映画)

3.8

向かって右に伊澤さんがいるポスター

「ナイスデイズ」観た人へのご褒美みたいな内容で、言わずもがなやけど本編のイイところをかなり見せているんで、後からこちらを観る事を推奨。

伊澤彩織のリアクション能
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自由の暴力 デジタルリマスター版(1974年製作の映画)

3.7

ロトで大金当てて舞いあがっちゃった人が気がついたら擦っちゃってるというのはありがちな話だが、それを2時間かけてじっくり描いていく容赦の無さが堪らん(マイケル・モリスの「トゥ・レスリー」が落ちてから再起>>続きを読む

犯罪都市 PUNISHMENT(2024年製作の映画)

3.6

偉大なマンネリズムと言うか、安心・安定と言うか、きっちり70点満点の72点は叩き出してくれる。

今回チャン・イスの出番が再び増えたのは嬉しいんだが、こちらとしては彼がどんな災難に巻き込まれるのかを楽
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憐れみの3章(2024年製作の映画)

3.8

「君の肝臓を食べたい」

気色悪っ(褒め言葉)‼︎

ヨルゴス・ランティモスの「人間って気味悪い生き物だよねえ」観が全開のす〜んごぉくイイ感じにヤな感じの映画で、観終わったあとで変な笑いが込み上げてき
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笑ふ男/笑う男(1928年製作の映画)

3.3

ピアノ伴奏付きでの鑑賞

主人公グウィンプレンのルックスがDCコミックのジョーカーの元ネタになったとも言われる作品。幼少の頃に悪の外科医によって口元が笑った状態で固定されてしまったという設定。旅芸人一
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リリー・マルレーン 4K デジタルリマスター版(1980年製作の映画)

3.5

「マリア・ブラウンの結婚」でスターになったハンナ・シグラに眼を付けたプロデューサーが本作の企画をシグラに持ち掛け、彼女の指名でファスビンダーが呼ばれて監督することになった(むろんシナリオを読んだうえで>>続きを読む

バクラウ 地図から消された村(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

邦題と日本版ポスターのミスリード。本編自体、宇宙空間から地球、地上へとカメラが移動して行くOPで侵略SFっぽい印象付けをしているし、「地図から消える」くだりまではそのようにも見える体を保っている。>>続きを読む

西湖畔(せいこはん)に生きる(2023年製作の映画)

3.4

話が動き出すまでの前フリが長い。

二幕目は詐欺商法、マルチ、セミナーのお仕事映画の様相で、これまでぼんやりした知識しか無かった自分にとってはかなり興味深い「きゃー勉」タイム。主人公は以前にインチキ健
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宝島(2018年製作の映画)

3.3

ナレーションのない「ドキュメント72時間」といった趣き。正直長編としてはちょっと厳しいかなという感じで、60分ぐらいが丁度よかったんと違うか。

あの若いスタッフの、そう遠くない昔のヤンチャ自慢には結
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勝手にしやがれ!! 英雄計画(1996年製作の映画)

3.4

祭りの後にさすらいの日々を

ひたすらアホなノリの前作から打って変わってシビアなお話。ジェントリフィケーションからのディストピア化という今見ても、なんなら今の方が刺さるテーマながら雄次と耕作のキャラの
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Cloud クラウド(2024年製作の映画)

3.7

もうね、「感情はあるけど情が無い奴」か「感情があるのかどうかすら分からん奴」ばっかりなの最高やん‼️

まあちょっと手癖で作った感が強すぎたのは減点対象やけど、そこはおそらく銃撃戦に注力した結果ではな
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マルホランド・ドライブ 4Kレストア版(2001年製作の映画)

3.4

「サンセット大通り」meets「恐怖の足跡」+リンチ過去作諸々

「ロスト・ハイウェイ」と続けて鑑賞したらなんか似たような構成でまさしく「わたしのあたまはどうかしてる」グチャグチャ状態に。仕方ないんで
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ロスト・ハイウェイ(1997年製作の映画)

3.2

割と早い段階で主人公フレッドが「物事を起きた通りに覚えるつもりは無い」といった意味の話をするので「ああ、『信用できない語り手』って事か」と思ってたが想像以上に信用出来なかった。

結局全てフレッドの偽
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ビートルジュース ビートルジュース(2024年製作の映画)

3.3

ネタバレ:西川のりお師匠は、霊界コールセンターに苦情の電話を入れるクレーマーの吹き替えを担当


いや勿論、内にドス黒いモノを抱えていた頃のバートン作品とは比べるべくもないし、話も相当とっ散らかってる
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ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ(2024年製作の映画)

4.0

「生きてて良かったあぁぁ‼︎」「生きてて良かったあぁぁ‼︎」

まーねえ、不平不満は結構あるんですよ。1番の問題は「贅肉」が目立つって事で、繰り返しになりますけど、心を鬼にして削るべきところを削るか、
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シビル・ウォー アメリカ最後の日(2024年製作の映画)

3.7

まず第一に、極力音響設備が充実している劇場での鑑賞をお薦め。

第二に、本作ではどのように内戦が始まってどういう経緯を辿ったのか、諸外国はどう対応しているのか等々はほぼ完全スルーしている。なので政治シ
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アクション・ミュタンテ 4K(1993年製作の映画)

3.4

前半次々とメンバーが脱落していく流れとか、後半バーが舞台になってからの展開は、そこまで散々クズっぷりを披露してきたリーダーが急にイイとこ見せたりという適当さも含め好みだけど、中盤はかなり退屈。

それ
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ジガルタンダ・ダブルX(2023年製作の映画)

4.1

映画を観る前および観始めた時には思いもしなかった地点まで連れて行かれる、という観点から言えば間違いなく本年第三四半期まで観た中でNo.1の映画。

そもそも映画作りとギャングという相性の良い題材に加え
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機動警察パトレイバー THE MOVIE(1989年製作の映画)

4.1

いつぶりか思い出せないぐらい久々の再鑑賞をリマスター版上映にて。

本編の前に2026年開始予定「パトレイバーEZY」のパイロット映像(2分程度)。押井守のオモチャとして弄り倒されたフランチャイズを軌
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勝手にしやがれ!! 成金計画(1996年製作の映画)

3.4

のっけから清映画名物(というかその原型のような)ノーガード銃撃戦でボディカウント更新。

ここからのコメディ展開についてはシリーズ中1番ツボった。📦に突っ込む天丼ギャグ、どんどん増える白い粉の袋、文字
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ヒットマン(2023年製作の映画)

3.3

まあ倫理観が相当バグってる話なんでどうしても「ええんかそれ?」って思いは拭えず。もうちょっとバカっぽいテイストにした方がついて行けたかも。

それから中盤二人がイチャイチャしてる描写に時間を割きすぎて
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