jさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい(2023年製作の映画)

4.9

大切な物語が、とても素敵な映画に仕上がってました。ありがとうの気持ちでいっぱいです

・舞台挨拶付きの先行上映で観させていただいたのだけれど、金子監督に作っていただいて本当に良かったと思える瞬間がたく
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14歳の栞(2021年製作の映画)

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こんなんもう…
自分の中では点数つけちゃだめな気がした。全員100点だよ!

零落(2023年製作の映画)

4.0

虹色のマフラーの呪い、零に落ちたその先に

・資本主義と芸術の折り合いの難しさの物語。作り手の方々にはただただ頭が下がります
・芸術もぜんぶ「コンテンツ」として数字で評価される世界。ぜんぶゼロになれば
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ひとりぼっちじゃない(2023年製作の映画)

3.8

宮子、子宮、母親への依存からの脱却、自立、自律。ということでいいんだろうか?とはいえ自分の力では掴みきれないところも多かった

井口さん、馬場さん、河合さんの配役が完璧

少女は卒業しない(2023年製作の映画)

4.4

あんなこともこんなこともなかったはずなのに、あの人もこの人も絶対に存在していたことだけは覚えてる

・大学で地元から出た身としては、地元に残る勢との相容れなさ(と当時は大げさに考えていたけど、実際はそ
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ちひろさん(2023年製作の映画)

4.3

自立と孤独の物語。
俳優さんの魅力を120%、150%引き出す今泉映画大好きです。
せっかくなので映画館で観てよかった!

ちひろさんお誕生日おめでとうでした

ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)

4.6

どうやったらこんな凄まじい物語がつくれるんだ!

(ホットドッグを食べるタイミングに細心の注意を払いました)

エゴイスト(2023年製作の映画)

4.4

迷惑と愛と、エゴイズムと。

・“「許容できるエゴイズムの限度を決めること」が、倫理学の課題である。”(加藤尚武『現代倫理学入門』より)――もしこれが正しいなら、愛とはどこまで倫理的でありうるか?とい
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銀平町シネマブルース(2022年製作の映画)

4.4

こういう映画があるからやってられる!!

・いまおかしんじ脚本が好きすぎることを再確認しました
・新作映画のパンフレットで時間の進みがわかるのいい
・最近の城定作品いまおか作品に出てる俳優さんたくさん
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バビロン(2021年製作の映画)

4.5

尋常じゃないほど映画が上手
うまく言えないけど、映画の本質にいちばん近づいた映画なんじゃないかと思う。これからたくさん映画を観てこの感覚をもっとはっきり言語化できるようになりたいなあ

スクロール(2023年製作の映画)

4.1

結構面白かった!演出くどく感じる部分もあったけどそれも含めて好き、時折はっとさせられる画があった
自分自身の死生観が変わったいくつかの経験に思いを馳せる機会になりました

・遠くない人を自死で失った経
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生きててごめんなさい(2023年製作の映画)

4.1

あなたが正しい 世界はそのぶんまちがってる

この映画が刺さらなくなってしまうほど社会に迎合したくはないなー

彼女来来(2021年製作の映画)

3.9

マリ①=マリ②と観るか、マリ①≠マリ②と観るかで思想が変わってくるね、僕は前者で観てました

・グルーのパラドックスみ
・僕たちは何を以て「同じ」人とみなすんだろう?なにかの拍子でガラっと変わってしま
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そばかす(2022年製作の映画)

4.4

「でもそんなふうにはなってないじゃん、現実って」

・妹との鏡の話の流れからの上の台詞。三浦透子にとっての非現実=鏡像である前田敦子がフィクションであるこの映画の象徴。
・場面を重ねるごとにチェロにも
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RRR(2022年製作の映画)

4.7

紛うことなき大作!!疲れも眠気も吹っ飛ぶ!そして最後の一言!!

追記
ナートゥのシーンは今年ダントツでバイブス上がったシーンかも

ゆめのまにまに(2022年製作の映画)

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年内にと思って無理なスケジュール組んだら過去一の爆睡してしまった、、反省、、またいつかリベンジします

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

4.4

「痛いのはきらいです」 けど、、

・これぞ怪演!岸井ゆきのさんすごすぎる
・観ているこちら側も目を澄ましてしまうような映像の力
・ラストシーン。みんなそれぞれの生活があるんです
・個人的にボクシング
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の方へ、流れる(2021年製作の映画)

3.9

曖昧な感情、複雑で単純な世界は流れるままに

・東京いったついでに下北沢K2、コンパクトでスタイリッシュな映画館だった
・それにしても唐田さんの魔力はのっぴきならないなーとおもいました

アフター・ヤン(2021年製作の映画)

4.4

東洋×人工知能@A24
・わかるようでわからないところもある、もう1回観て噛み締めたい
・記憶って?記憶が喪われることって?それでも残るものは??
・構図の鬼
・中国語多少分かるからよかったけど、最後
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あのこと(2021年製作の映画)

4.7

受け止めきれないほどに、ものすごーくエネルギーを使いました

マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

4.3

呪いを解いて解いて解いて、生と死の先、存在の証明へ―

・歪な共依存
・マイベスト永野芽郁
・そして生活はつづく。おいしいごはんが食べられますように。

ある男(2022年製作の映画)

4.4

ずっとずーっと何だか変で、最後にもっと変になる

ラストシーン、エンタメとしての面白さだけでなく、物語の節々の意味が一気にひっくり返る(というか、濃くなる)ほどの重大さをもっていると思った。最後の一枚
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ミューズは溺れない(2021年製作の映画)

4.1

青すぎて白かった!!

・言葉に頼らない胆力、凄まじかった
・観たあとじわじわ
・西原さんのバックグラウンドもっと知りたい!!
・森田想さんの役、必要な役どころだっていうのはよくわかるんだけど、あまり
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

4.3

月曜で観れるタイミング伺ってたのでようやく!
プレミアシートのレイトショー、21歳最後の夜はこの映画に捧げました。(直前に『左様なら今晩は』観たけど大トリはこれ)

信頼できる若手クリエイターズの結集
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左様なら今晩は(2022年製作の映画)

4.1

すごいぽわぽわした映画だった〜

・触れたい、確かめたい。それさえできれば。

・映画館が休館だったシーンはほんっとに好きだった。ふだん一人で通ってる映画館、たまに特定の誰かといっしょに行きたくなると
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恋人はアンバー(2020年製作の映画)

4.4

すごく良かった。社会が勝手に構築した理想の内面化から解き放たれる物語。
中盤、2人バーとかクラブとか行くシーン大好きだった。

でも、こんなクソな世界にしたのは誰なんだろうね。それを考えて観たあと気持
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窓辺にて(2022年製作の映画)

4.4

流石!ほんとに丁寧!キャスティング完璧!脚本無二!

・この世界は喪失でできている
・パーフェクトってなんだろね、チーズケーキの人もいればホットミルクの人もいるわけで。「贅沢」できればいいのかな?
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もっと超越した所へ。(2022年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

不穏不穏不穏不穏崩壊崩壊崩壊崩壊、妥協妥協妥協妥協絶叫絶叫絶叫絶叫、一旦戻ってバックハグ、そして“もっと超越した所”へ―

・BGM入ってきてからウルトラスーパーデラックスエンターテイメント!逆にそれ
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この日々が凪いだら(2021年製作の映画)

4.3

・「漫画喫茶 シーサイド」、「海への散骨」、「進路、、針路?」ブルーグレーなモチーフの数々に、双葉さんの服と大翔さんライフジャケットの赤色が映えててよかった
・芯の通ったエンタメにはいつも塩塚モエカさ
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四畳半タイムマシンブルース(2022年製作の映画)

5.0

いろいろひっくるめて個人的殿堂入り!

文庫が出るまで待ちわびてた小説版を読んで始まった3回生の夏、
いろんなことがあったようで何もなかった気がするけど、
締めくくりに京都の地でこの映画版を観られてよ
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