RAYさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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ペット・セメタリー(1989年製作の映画)

3.6

先日、リメイク版『ペット・セメタリー』を鑑賞しレビューを投稿させて頂いた際、多くの方にコメントを頂き教えて頂いたこともあって、オリジナル版の本作を鑑賞しました。


リメイク版と全く別物とまでは言いま
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ロマンスドール(2019年製作の映画)

4.0

“あなたが好き”


とても良い映画でした。
観終えた余韻も心地良くて、その感覚が失われないうちにと書いている自分がいます。


まずは、多くの役者さんの演技を称賛しなければいけません。

高橋一生さ
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

4.2

いやぁ、面白かったぁ。
とっても面白かったです。

正統派と言うのでしょうか。
雰囲気のとても良いミステリーです。


ネタバレしてしまうと面白さが半減してしまうでしょうから、この作品の良さについて書
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ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー(2017年製作の映画)

3.8

小説『ライ麦畑でつかまえて』の著者であるJ.D.サリンジャーの半生を描いた伝記映画です。


映画を観る前、ハッとしたことがあります。
それは、『ライ麦畑でつかまえて』は知っていてもJ.D.サリンジャ
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ラストレター(2020年製作の映画)

3.5

“想いの中で生きる”


とても美しい映画でした。
映像も。ストーリーも。
それぞれが美しかったです。

鑑賞の動機のひとつは、広瀬すずさんなのですが、あらためて、僕は彼女の演技と声が好きだなと思いま
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リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

4.3

“人であること”


素晴らしい映画でした。
思っていたよりもずっとずっと素晴らしかったです。
今年に入って観た映画の中では、トップクラスに素晴らしかった事は間違いないと思います。


まずは、監督で
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おじいちゃん、死んじゃったって。(2017年製作の映画)

4.0

フォローさせて頂いている方のとても素敵なレビューを読んで鑑賞しました。


うーん!!
やっぱり素晴らしかったです。本当に観て良かった。


あらすじはfilmarksにもありますが、この映画が描いた
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.7

とても面白かった!!

この映画は、予告編を何度も目にしていて、「観たいなぁ…」と思っていた作品です。
その分、期待値が若干高かったと言うのはあるのですが、それでも十分に面白かったです。


あらすじ
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キャッツ(2019年製作の映画)

3.4

僕は猫が嫌いです。

猫好きの方には本当に申し訳ないのですが、「猫よりも犬が好き」みたいな単純な比較ではなく、猫が嫌いです。
そんな要因もあって、ミュージカル『CATS』も観たことがありません。
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きみがくれた未来(2010年製作の映画)

3.5

“大切の意味”


またまたフォローさせて頂いている方のレビューを読ませて頂いて鑑賞。

実は、こんな風にレビューを読ませて頂いて、「観たい!(多くのレビューにそう思わせて頂くのですが、“特に”と言う
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ビューティー・インサイド(2015年製作の映画)

4.0

“心で見る”


主人公・ウジンは18歳の頃から、目が覚める度に顔が変わってしまう。
そんなウジンが、ヒロインであるイスと出会い恋に落ちるお話です。


映画の中身のお話をすると、役者の皆さんの演技は
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オズの魔法使(1939年製作の映画)

4.0

この作品もフォローさせて頂いている方のレビューを読ませて頂いて、無性に観たくなった作品。

素敵なレビューをありがとうございました。


ストーリーなんてあらためて説明する必要もないかもしれませんね。
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LIFE IN A DAY 地球上のある一日の物語(2011年製作の映画)

4.0

“どれも大切な時間”


フォローさせて頂いている方のレビューを読んで鑑賞しました。
まずは、この作品をご紹介下さった皆さんに感謝を伝えさせて下さい。
本当にありがとうございました。


この作品は、
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フェイク(1997年製作の映画)

4.0

友人の強いお薦めで鑑賞しました。


結論は、観て良かった。


事実に基いて作られた作品であると言うことですが、非常に男臭い作品でもありました。

何より良かったのは、やはり、アル・パチーノとジョニ
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.2

“結”


素晴らしい映画だったと思います。
どこか心が洗われる様な心地になりました。


この映画が描くのは、第二次大戦中のドイツ。
主人公は10歳の少年・ジョジョです。

この映画でポイントになる
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ペット・セメタリー(2019年製作の映画)

3.0

地味ながらも、“苦手なホラーだって観る”は続けているのですが、今回は友人が一緒に観てくれたので、この作品を鑑賞してきました。


先に言います。
僕はこの作品が嫌いです。
映画を観る際、出来るだけ作品
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イーグル・ジャンプ(2016年製作の映画)

3.5

イギリス史上初のオリンピックにおけるスキージャンパーである、エディ・エドワーズを描いた作品です。

主演はタロン・エジャトン。エディ・エドワーズのコーチである、ブロンソン・ピアリーをヒュー・ジャックマ
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.2

最高でした。

評判が良いことは皆さんのレビュー等からも分かっていたのですが、それをすんなり超えてきた感じです。
また、Dolby Cinemaで鑑賞したのですが、この選択をしたことは大大大正解だった
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

3.7

“誰かがみてる”


分かる。すごく分かる。
そんなことを思いながら観ていました。
そんなこともあってか、僕は面白かったです。

ただ、この映画を観た方の感想はくっきり分かれるのだろうなとも思いました
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エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

3.7

面白かった。もう本当に面白い。
そりゃあもう無茶苦茶な設定だし、無茶苦茶くだらない映画なんですが、とにかく面白かった。

日本の映画では、なかなかこう言うタイプの笑える映画は少ないと思いますし、アクシ
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パパが遺した物語(2015年製作の映画)

3.8

“あたたかさとは”


『少年と自転車』を観たこともあって、もうひとつ“親と子”の物語を観たくなりました。


この作品は、父・ジェイク(ラッセル・クロウ)を中心に描く物語と、成人後の娘・ケイティ(ア
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ポラロイド(2018年製作の映画)

3.5

この映画の公開当時、映画館に観に行こうかと迷い、結局観に行かなかった作品でもあったので鑑賞しました。


怖かったかと聞かれれば、あまり怖くなかったのですが、ストーリーが思っていたよりも面白かったです
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少年と自転車(2011年製作の映画)

4.0

“愛されたい”


この作品は、育児放棄をされた少年・シリルの傷付いた心と、その再生をとても生々しく描いています。


本当に素晴らしい作品でした。

主人公である少年・シリルは、映画の中の子どもでは
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すばらしき映画音楽たち(2016年製作の映画)

4.0

“僕等が歩くように”


映画には音楽が欠かせない。
サイレント映画も良いけれど、やっぱり音楽は欠かせないと僕は思います。

1933年に『キング・コング』で映画音楽に初めてオーケストラが起用されて以
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.2

面白かった。とっても。

特に、序盤はテンポが良い上、展開も面白いので作品にどんどんどんどん引き込まれます。

“パラサイト”と言う言葉は、“寄生する”と言う意味で使われますが、その意味を考えさせられ
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坂道のアポロン(2017年製作の映画)

3.8

清々しい映画でした。
思ってたよりもずっと、清々しい映画でした。


僕はこの作品の原作を読んだことはありません。
だけど、なんとなく、あの3人はぴったりだったんだろうなぁと勝手に思ってしまいました。
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

4.0

自分自身の映画を観たときの気持ちが大きく影響してしまった可能性が高いのですが、心の底から悲しいと思いました。


この映画は、マイクの向こうで起こっていることが見えません。

でも、見えてしまいました
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鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

3.8

ミステリー映画として、とても面白い作品でした。
多くの方が書かれている様に、まだご覧になられていない方は前情報なしでご覧になられた方が良いのではないかと思います。


この作品の場合、あまり色々なこと
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アイリッシュマン(2019年製作の映画)

4.0

“敬意”


Netflixには加入しているものの、この映画に関しては映画館でと言う思いが強かった作品です。
昨年はどうしても上映時間とのタイミングが合わなかったことで、今年最初の映画鑑賞はこの映画で
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二郎は鮨の夢を見る(2011年製作の映画)

3.5

“働くと言うこと”


今日が仕事始めと言うこともあって、まだレビューを書いていなかったこの作品を。


この映画は、銀座の鮨店『すきやばし次郎』のドキュメンタリーだ。
店主である小野二郎氏も登場すれ
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きっと、星のせいじゃない。(2014年製作の映画)

4.0

“生きている”


この映画は観ていて本当に不思議な気持ちになります。

この映画の主人公であるヘイゼルは17歳。末期ガンに侵されています。

こう言った要素の映画の場合、たとえば「可哀想」だとかと言
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アウトレイジ(2010年製作の映画)

3.9

ビックリしました。

元々、僕は、いわゆる任侠映画と言うのが苦手で、『仁義なき戦い』でさえも、つい最近まで観ることを拒んできました。
その理由は、グロテスクだとか等と言う点もあるのですが、それ以上に、
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ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)

3.6

これだけのタイトルとトリックを前提とした作品を観てしまうと、期待をするなと言う方が無理があるのかもしれません。

先に感想を述べるのであれば、面白かった。
本当に面白かったです。
ただ、その期待値の高
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.2

“怒りの先にあるもの”


様々な映画賞を受賞した本作。
本当に素晴らしい作品でした。そのことはまずお伝えしておきます。


それにしても、この映画を観ているとそれはそれは複雑な気持ちになります。
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アベンジャーズ(2012年製作の映画)

3.7

明けましておめでとうございます。


MCU第6弾

フェイズ1最後の作品でもあります。

タイトル通り、アベンジャーズが結成されます。

思えば、僕がMCUを観始めたのは、『エンドゲーム』を観る為で
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日日是好日(2018年製作の映画)

4.0

“毎日は素晴らしい”


2019年の終わりに何を観ようかと考えました。
そして、この作品を観ることに決めました。

結論は、本当に観て良かった。
多くの人に観て頂きたい。そのことも強く思いました。
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