影屋れいさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

影屋れい

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ベニー・ラブズ・ユー(2019年製作の映画)

3.5

『BENNY LOVES YOU』。『サイコ・ゴアマン』、『ダーク・アンド・ウィケッド』に続きまたまた止せば良いのに英語もロクに分からず状態で円盤を取り寄せての視聴。そんな感じで未公開映画三作目。
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処刑人(1999年製作の映画)

1.5

『処刑人』。友人に強く薦められての鑑賞でしたが…。
正直に言いますと出来損ないの《クエンティン・タランティーノ》作品。全てが中途半端。コメディにもシリアスにも振り切れていない半端者。劇中でのマスクがソ
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ダーク・アンド・ウィケッド(2020年製作の映画)

2.5

『ダーク・アンド・ウィケッド』。日本では2021年11月26日に公開予定。現時点では未公開。『サイコ・ゴアマン』に続いてまたも止せば良いのに公開前に輸入盤Blu-rayを購入しての鑑賞。
だって観てお
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CURE キュア(1997年製作の映画)

4.5

『CURE』。友人に薦められての再鑑賞。約24年ぶり。
当時の記憶では正直、わけがわからんが胸糞わりい。ドヤ顔犯人の髪の毛掴んで前歯全部へし折ってやりたいくらいムカつく…程度の感想でした。
しかしあれ
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モータルコンバット(2021年製作の映画)

4.0

『モータルコンバット』。復ッ!活ッ!真田広之、復活ッッ!真田広之、復活ッッ!!真田広之、復活ッッ!!!しか言葉がありません。老いて益々〜はまさに彼のためにあるような言葉ですね。『ウルヴァリンSAMUR>>続きを読む

映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

5.0

『映画大好きポンポさん』。映画マニアから映画監督へと羽化する物語。その過程は決して美しい訳ではない。マニアであろうと監督であろうと我儘でエゴの塊だ。だがものづくり、クリエィティブな作業とは多かれ少なか>>続きを読む

ジョゼと虎と魚たち(2020年製作の映画)

4.0

『ジョゼと虎と魚たち』。友人のオススメで鑑賞。恐らくオススメされていなければ一生見ることは無かったかも知れません。感謝。

陸の人魚姫は実に狂暴で傍若無人で理不尽。
然しながら可愛い。そして魅力的だ。
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孤狼の血(2018年製作の映画)

3.5

『孤狼の血』。何故か日本人はヤ●ザ映画大好きですよね。あんな奴らを題材にした作品が何故多くの支持を受けるのか正直分かりません。街中、新宿歌舞伎町で出会い、嫌な目に遭ったことは数知れず。正直唾棄すべき存>>続きを読む

超人X.(2014年製作の映画)

2.5

『超人X』。ベトナム産ヒーロー映画。主人公がオネェ系ということに超驚きました。実写スーパーヒーローでは初の試みではないかと。時代の移り変わりと世の多様性の変化を感じる作品。
2014年の作品ですが、低
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ルパン三世 風魔一族の陰謀(1987年製作の映画)

4.5

『ルパン三世 風魔一族の陰謀』。契約しているネット配信では視聴できないので、AmazonでDVDを購入。
次元大介役の小林清志氏が勇退されるとのことなので色々な思いを抱きつつ鑑賞しました。

制作は1
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超擬態人間(2018年製作の映画)

2.5

『超擬態人間』。根幹にあるテーマは「児童虐待」。登場人物のほぼ全てが過去及び現在進行系で何某かの形で虐待を受けている。人は強いストレスを受け続けるとソレに対して免疫を生み出し結果、対抗手段を得ようとす>>続きを読む

スプリー(2020年製作の映画)

3.5

『スプリー』。SNSが当たり前の時代だからこその現代ホラー。『トラジディ・ガールズ』と同じテーマを持ちますが、こちらの方が遥かに陰鬱でツラい。

バズる…注目を集めるためなら手段を厭わない主人公、「カ
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ファイナル・ガールズ 惨劇のシナリオ(2015年製作の映画)

4.5

『ファイナル・ガールズ -惨劇のシナリオ-』。最初から最後までメタがメタでメタし過ぎて何が何だか分からなくなってきます。
…然しながら斬新な切り口。メタ物でありながらそこにタイムリープ要素を混ぜてくる
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あしがらさん(2002年製作の映画)

4.0

『あしがらさん』。社会の残酷さと過酷さを改めて思い知る。戦争を体験し、生き抜いた方でもこの様な生活をしなければならない現実が恐ろしい。そして何よりも恐ろしいのは自分自身の心だ。「あしがらさん」の現実を>>続きを読む

狭霧の國(2020年製作の映画)

4.0

『狭霧の國』。怪獣映画。切なく悲しく悲哀に満ちている。ただそこに居たいだけなのに…そしてそれを無下にされる怒り。僅か35分とは思えない程に詰め込まれた濃密な世界観。

平成版『ガメラ』を始めて観た時と
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SNS-少女たちの10日間-(2020年製作の映画)

4.0

『SNS-少女たちの10日間-』。怖気の走る内容。若い性に群がる男たちの醜さ、醜悪さ、嫌悪感、結果における無責任さ。おおよそ男、いや、雄の気持ち悪さを全てカクテルしたかのような悪酔い必須の低俗な酒の様>>続きを読む

エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

4.9

『エクストリーム・ジョブ』。もう何というか最初から最後まで面白すぎて「面白い」以外の言葉が浮かばないくらい面白いッッ!抱腹絶倒な上にアクションまで凄いッッ!!しっかり締めるところは締めている。極上の娯>>続きを読む

ターボキッド(2015年製作の映画)

3.5

『ターボキッド』。昭和時代の悪たれキッズ集団、「チャリンコ暴走族」と言う言葉が妙にしっくり来る作品。
ヒロイン、「アップル」の強引さが強烈で鮮烈。そして純粋で可愛い。

「目!咽!!アソコッッ!!!」
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来る(2018年製作の映画)

5.0

『来る』。恐ろしい。ひたすらに恐ろしい。恐怖の多重奏。様々なホラー映画を観てきた中で「コレ」が一番恐ろしい。
人によっては取り返しの付かない恐怖を呼び起こす作品。
こんな映画を世に放って良いものなのか
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ヴェノム(2018年製作の映画)

3.5

『ヴェノム』。サム・ライミ監督の『スパイダーマン3』から久々の銀幕デビュー。前回の不遇の扱いと違い、今回はしっかりと主役主役してて何より。
寄生体「ヴェノム」が兎に角可愛い。そして親切。宇宙の凶悪エイ
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夜霧のジョギジョギ(1987年製作の映画)

2.5

『夜霧のジョギジョギ』。『悪魔の奴隷』のオリジナル版。ホラー映画と言うよりも宗教的教育映画。これを観させられた幼い子どもたちは、さぞや良い敬虔な信徒となることでしょう…。
こんな恐ろしいものを子供の頃
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悪魔の奴隷(2017年製作の映画)

1.5

『悪魔の奴隷』。しっとり系ホラー。志村、後ろ後ろッッー!しっとりし過ぎて色々と眠たくなってきます。
ガッと来て、ザクッと来て首がスポポーン!血がブッシャー!!系のノリが好きな諸氏には合わない作品。
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行き止まりの世界に生まれて(2018年製作の映画)

2.5

『行き止まりの世界に生まれて』。ありふれた日常と言ってしまえばそれまでの作品。不幸自慢をするわけではないが、私自身、弟妹がいる。母は全て同じだが、父は全員違う。私に至っては父の顔を知らない。父が変わる>>続きを読む

フィアー・ストリート Part 3: 1666(2021年製作の映画)

4.5

『フィアーストリートpart3:1666』。この年代のチョイスは確かにカチッとハマります。

シリーズ第三章。ラストです。もうホントに面白いッッ!
すべての真実と謎と疑問がストンと腑に落ちます。
完璧
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フィアー・ストリート Part 2: 1978(2021年製作の映画)

2.5

『フィアーストリートPART2:1978』。相変わらず年代のチョイスは謎ですが…この頃は『ジョーズ2』、『サスペリアPart2』、『スターウォーズep4』、『ルパン三世 ルパンvs複製人間』etc…e>>続きを読む

フィアー・ストリート Part 1: 1994(2021年製作の映画)

2.5

『フィアーストリートpart1:1994』。なぜこの年代を選んだのかはわかりませんが…1994年って何かあったかな…。
それはさておき『フィアーストリート』シリーズ三部作の第一章。
ホラー映画における
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NINJA(2009年製作の映画)

3.5

『NINJA』。正直どうでも良い感じのイロモノ忍者映画でしょう?…と舐めてかかっていましたが…イロモノではありますが大変に素晴らしく楽しめるアクション映画でした。特にOPの首周りを乱舞する鎌(笑)。>>続きを読む

未来忍者 慶雲機忍外伝(1988年製作の映画)

2.0

『未来忍者 慶雲機忍外伝』。所謂、80年代特撮の技法がぎっしり詰まった作品。主に『宇宙刑事ギャバン』シリーズ。背景をストーリーボード調の絵で描いているところなんかは当時を知るものとしては堪らないものが>>続きを読む

サイコ・ゴアマン(2020年製作の映画)

2.0

『サイコ・ゴアマン』。日本では2021年7月30日に公開予定。…待てば良いのに何をとち狂ったか海外からBlu-rayを購入しての鑑賞。勿論、日本語吹き替えなんて無いし、字幕も無し。完全にフィーリングの>>続きを読む

ヒッチャー ニューマスター版(1986年製作の映画)

4.4

『ヒッチャー』。HD NEW MASTER EDITIONを購入。当時に比べると明らかに映像が美しく感じる。特に銀歯。
…それはさておき。ルトガー・ハウアー演じる、ジョン・ライダーの妖しい色気と魅力よ
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2000人の狂人/マニアック2000(1964年製作の映画)

1.5

『2000人の狂人』。OPとEDで流れるハイテンションでヒャッハー系な曲が印象に残る…というかやたらと耳に残る。物語は南北戦争時に起きた事件の恨み辛みに巻き込まれる無関係な6人の悲劇を描きます。恨み晴>>続きを読む

アイアン・フィスト2(2015年製作の映画)

4.5

『アイアン・フィスト2』。今回は監督も違うようですし、さぞかし主人公サディアスを主眼に置いたヒャッハー!的な無双をするかと思いきや…ッッ!!驚きのまたも脇役かよッッ!?そんな脚本は主演RZA。アンタ、>>続きを読む

アイアン・フィスト(2012年製作の映画)

4.0

『アイアン・フィスト』。主演、監督であるRZAは相当の無国籍…カンフー映画のファンの様だ。本来、自身が監督と主演を務めるならばもっともっと自分の出番を多くして作品を撮るようなものだが、氏はカンフー映画>>続きを読む

スタング 人喰い巨大蜂の襲来(2015年製作の映画)

3.5

『スタング 人喰い巨大蜂の襲来』。正しくB級映画。〇〇○…だけに…主人公が上手いことを先に言うので言いたいことが言えないッッ!憎いッッ!!
タイトル通りのまんまなので安心して観られます。
蜂がメインで
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魔界転生(2003年製作の映画)

1.0

『魔界転生』。中村 嘉葎雄さんの演技がやたらと浮いて見える。それは嘉葎雄さんが下手とか言う類のものではなく、他の演者があまりにも拙すぎる事が浮き彫りになったからだと思う。あの佐藤浩市さんですら下手くそ>>続きを読む

ザ・ハント(2020年製作の映画)

3.0

『ザ・ハント』。冒頭から「あれれー?おっかしいぞー?」な行動をする人がいます…。この時点で彼等は気付くべきだった。自分たちの間違いに。お気楽極楽な狩りは地獄と化す。想像の斜め上を行く展開が待っています>>続きを読む