影屋れいさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

影屋れい

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キャビン(2011年製作の映画)

2.0

…なんと言っていいのか…。この作品を事前情報無しにナチュラルに観た諸氏は最早、運命、宿命の類と思って諦めましょう。…貴方はこの世界に惹きつけられる魂の持ち主なんです…。ここから探求者となり深淵を覗くか>>続きを読む

ゾディアック(2006年製作の映画)

2.0

『ゾディアック』。アメリカで実際に起きた連続殺人事件を基にした作品。私はこの『ゾディアック事件』を全く知りませんでした。なので、『ゾディアック』と聞いて最初に思い浮かべたのは、『星座を連想させるような>>続きを読む

ジュラシック・シャーク(2012年製作の映画)

1.0

『ジュラシック・シャーク』。お約束の様に水着美女が満載でワクワクが止まりません。然しながらポロリは全くありません。頭の悪い登場人物が多く出ますが、お薬をキメることもド派手なパーティー音楽も流れません。>>続きを読む

アングスト/不安(1983年製作の映画)

1.5

『アングスト/不安』。実際の殺人鬼『ヴェルナー・クニーシェック』を基にした作品。事件としては理不尽極まりなく到底許されるものではない。唾棄すべき事だ。

然しながら批判は承知で映画として語らせてもらう
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カイト/KITE(2014年製作の映画)

1.5

うかつなヒロインのうかつな復讐劇。
原作は梅津泰臣監督のクライムアダルトアニメ。海外向けにアニメはエロシーン抜きのインターナショナルver.が作成されるなど、とても好評でついに待望の実写化…となるはず
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アントラム 史上最も呪われた映画(2018年製作の映画)

2.0

あの世(天国とは言ってない)に旅立った愛犬を取り戻したいッッ!
そんな可愛い弟の願いを叶えるために頑張るお姉ちゃん。
弟を飽きさせないためにお姉ちゃんは凝りに凝った仕掛けを施します。
そんな姿に心はな
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触手(2016年製作の映画)

3.0

皆さんは触手に対してどのようなイメージをお持ちでしょうか?…はい。そうですね。Hです。公の場で触手について熱く語ると大抵は白い目で見られます。大抵?いや確実に白い目で見られます。語りたくても語ることは>>続きを読む

デッド・サイレンス(2007年製作の映画)

4.0

オープニングから既に漂う恐怖感。
序盤からスリリングで謎を追う展開に惹きつけられます。画面からもう目が離せません!
劇中に登場する人形の不気味なことッッ!夜中、昼間にかかわらずこんなお人形さんとは一緒
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恐怖と戦慄の美女(1975年製作の映画)

3.5

三編からなるオムニバス短編ホラー映画。
第三話の『アメリア』が一番有名で傑作ではあるが、一話の『ジュリー』もなかなかのモノ。思わず背筋がゾっとする展開。二話の『ミリセントとテレーズ』はちょっと話のイン
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黒い箱のアリス(2017年製作の映画)

2.0

舞台は家と森。主な登場人物は5人と1匹。黒い箱。
BGMもほとんど自然音。美しい風景。
画面から得られる情報量は非常に少ないが、それを想像と考察で補い楽しむことが出来る。それらを駆使し、物語を最後まで
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スケアリーストーリーズ 怖い本(2019年製作の映画)

2.5

原作は全米でベストセラーとなり、児童図書館ではあまりの恐ろしさに苦情が相次いだ児童文学書。 児童文学が原作なだけにか、ゴア表現はほとんどなし。 代わりに精神的にジワジワと来る恐怖感はかなりのもの。劇中>>続きを読む

キス・オブ・ザ・ドラゴン(2001年製作の映画)

3.5

捜査官、リュウのアクションは最高にカッコイイッッ!
めっぽう強いのに女性にはからっきしで不器用なのも可愛い。
ストーリーも単純明快で深く考えずに観られて、アクションに没頭できるのがとても良い。
ビリヤ
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1984(1984年製作の映画)

3.5

『ジュリア、愛してる』
閉鎖、監視された社会において愛の言葉はなんと心に響かないことか!砂漠に落ちる水の一滴のように虚しい。
荒涼とした映像を眺めているだけで、心が、精神が、すり減っていく。何もかもあ
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妖怪大戦争(1968年製作の映画)

3.5

主役たる妖怪達が本当に素晴らしい!役者が演じる妖怪達はそこにいるという存在感が凄い。操演で動かされる、からかさ小僧、活き活きと動き啖呵を切る河童、アナログなれど妖しい魅力のろくろ首…兎にも角にも妖怪達>>続きを読む

屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ(2019年製作の映画)

3.0

『こんばんはマダム』
実在した殺人鬼フリッツ・ホンカを描いた作品。
フリッツ・ホンカ、彼がどうして殺人鬼になったのか、どのような人生を送ってこうなるに至ったか等は作中では描かれていない。そのお陰でこの
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

4.0

ヴォンヴォンヴォンヴォンヴォンヴォンヴォンヴォンヴォン…。
劇中で多く流れるこのBGMに終始不安感を煽られる。
この音響のせいで本当に心がざわつく。
正直、この音が鳴り響く部屋に閉じ
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ヘルボーイ(2019年製作の映画)

2.5

猫好きじゃなくなって帰ってきたヘルボーイ。
原作未読なので、ひょっとしたら元々そういう設定じゃないのかも知れませんが…。ともかく残念。
全体的にしっかりと『ヘルボーイ』してたけれど、どうにも残念感が多
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.0

敵(ヴィラン)に血肉を与え、ジョーカーを『誕生』させてしまった。
通常はヴィランがヴィランになった理由は多くは語られる事はない。
劇中の短いエピソードで済まされることがほとんどだ。
しかし、今作は違う
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劇場版メイドインアビス 深き魂の黎明(2020年製作の映画)

3.0

テレビアニメ、『メイドインアビス』の続編。
己の探求心と知的欲求を満たす為なら愛も信頼も裏切って良いのか…。
たとえそれでも愛を愛として惜しみなく注ぐのか…。
感情を激しく揺さぶられる物語。

この物
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キャッツ(2019年製作の映画)

1.0

虚無。心を空っぽに出来る作品。
まず今回キャッツについて事前になにも情報や知識は入れていません。
世界的に有名なミュージカルで多くの方々に愛されている作品と言うことくらいしか知りません。
なので全くの
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シライサン(2020年製作の映画)

1.5

シライサンは卑怯な女の子である。ありとあらゆる方法で相手の気を引こうとする。常に自分に注目していないと許せない性質(たち)なのだ。そんな目立ちたがりのシライサンの魅力がたっぷり詰まっている萌えムービー>>続きを読む

ザ・コール [緊急通報指令室](2013年製作の映画)

2.6

THE CALL鑑賞。AmazonPrime。序盤から終盤前半までの交換手と少女の緊迫した情報のやり取りは観ているこちらの心拍数まで上がり、目が離せず緊張感を持って楽しめる。だが終盤後半はまるで別映画>>続きを読む

BLACKFOX: Age of the Ninja(2019年製作の映画)

2.0

BLACKFOX age of the ninja鑑賞。Blu-ray購入。アニメ版と世界観を共有した実写版。ご先祖様のお話。人間関係の描き方がご都合主義でペラッペラなストーリー。向こうが透けて見える>>続きを読む

ケルベロス 紅の狼(2018年製作の映画)

3.0

ケルベロス 紅の狼鑑賞。AmazonPrime。レンタルで¥550。地獄の番犬なのに狼…とはこれ如何に…とタイトルに突っ込みですが表紙詐欺ではなくキチンとパッケージ通りの主役の格好に一安心。復讐を孕ん>>続きを読む

ブルー・マインド(2017年製作の映画)

5.0

ブルー・マインド鑑賞。AmazonPrime。私の感想に出会った貴方は必ずこの作品を観なければなりません。何故なら何も語れないからです。語ったが最後、全てがネタバレになるからです。観念して最後まで観て>>続きを読む

ピラニア リターンズ(2012年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

ピラニア リターンズ鑑賞。AmazonPrime。ピラニア リターンズと言うよりもデヴィッド・ハッセルホフ リターンズ。異常というか異様なまでの推し。一体全体何を見せられているのかと。そんなにデヴィッ>>続きを読む

BLACKFOX(2019年製作の映画)

2.0

劇場で、そして自宅のBlu-rayで鑑賞。日本アニメで良くあるテンプレ的アニメ構成…と、見せ掛けてハリウッド映画的な構成を強く意識したアクション作品。本編導入部、劇中の音楽、エンドロール、如何にも本場>>続きを読む

ピラニア 3D(2010年製作の映画)

4.0

ピラニア鑑賞。AmazonPrime。思っていたのと違う…。もっとお気楽にオッパイやらお尻やらを楽しみ、自業自得なアホ共が喰われる阿鼻叫喚をゲラゲラ笑う的なムービーかと思いきや…割と本格的なパニック・>>続きを読む

クリスティーン(1983年製作の映画)

3.0

クリスティーン、視聴。Amazonにて購入。恋は盲目。何であれ恋してしまった者はそれが間違っていたとしても忠告は受け付けない。親でも親友でも神様でも仏様でも。そんな魅力が彼女…クリスティーンにはある。>>続きを読む

処刑ライダー(1986年製作の映画)

5.0

処刑ライダー鑑賞。Blu-rayをAmazonで購入。10代の頃にTVで見て以来、手元に欲しくして欲しくて恋い焦がれた作品。それから云10年以上を過ごして手に入れてからは事ある毎に観ている作品。ターゲ>>続きを読む

Knock Knock ノック・ノック(2007年製作の映画)

2.5

ノック・ノック、鑑賞。AmazonPrime。小さな町で起こる連続殺人事件。なんの関連性も解らず次々に殺人が起こる。殺害の手口もほぼバラバラだがソレをヒントにすればラスト前に物語の解が分かるのでは…と>>続きを読む

6アンダーグラウンド(2019年製作の映画)

4.0

6アンダーグラウンド鑑賞。Netflix。冒頭から激しいアクションを展開し、退屈させる暇を与えない。銃撃、カーチェイスの雨あられ!これでまさか欠伸をする者は居ないだろう。話も単純明快で飽きさせる事は無>>続きを読む

クネクネ(2010年製作の映画)

2.5

母の再婚に反発する思春期の娘が招いた悲劇…と言うには余りにも残酷。そもそもなんの関係も無く巻き込まれていくのが理不尽極まりない。クネクネの伝承をベースにしつつも斬新な新解釈が光る一品。さじ加減を一つで>>続きを読む

ロスト・ボディ(2012年製作の映画)

4.0

ロスト・ボディ視聴。AmazonPrime。ミスリードの連発。まさかこう来るとは思わなかった。…とは言え、真実への予兆と言うか伏線は多く有り。容疑者に対する警部の執着が異常過ぎる。最初から疑い過ぎてい>>続きを読む

都市伝説物語 ひきこ(2008年製作の映画)

2.5

映像はゲーム機、PS2のSIRENを彷彿とさせる。今から11年も前の作品なので古い印象は拭えない。が、逆にこの古さが強力な恐ろしさとなっている。怪異が起こす恐怖の裏に潜むシンプルな悲しい物語かと思わせ>>続きを読む