影屋れいさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

影屋れい

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約束のネバーランド(2020年製作の映画)

2.5

『約束のネバーランド』。原作は白井カイウ先生。作画、出水ぽすか先生の週刊少年ジャンプ連載漫画。

映画としてではなく演劇、舞台の収録ソフトとして観るなら以外にも及第点。演出…演者のそれが、最早舞台とし
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クリード 炎の宿敵(2018年製作の映画)

4.0

『クリード 炎の宿敵』。クリードJr.の宿敵とも言えるドラゴJr.との避けようもない対決を描く本作。
然しながらこの手の所謂「仇討ち」作品ではありますが、スカッとは行きません。何故ならば仇たるドラゴ一
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クリード チャンプを継ぐ男(2015年製作の映画)

3.5

『クリード −チャンプを継ぐ男−』。Jrは知らないことだろうけれどもロッキーは以前、愛弟子に手酷く裏切られた過去がありますから…。そりゃ、簡単に引き受けられませんよね。苦悩が察せられます。それでも引き>>続きを読む

ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

4.5

『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 Birds of Prey』。
虎の威を借る狐ならぬMr.ジョーカーの威を借るハーレイ・クイン。金の切れ目が縁の切れ目。愛の切れ目が厚遇の切れ目か。哀れハーレイ、一人
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スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

4.0

『スーサイド・スクワッド』。DCコミックでは有名なヴィラン大集合な作品。但しスリップノットを除く。
どうしてなんだ、スリップノット。君は某雑誌での映画キャラクター紹介では「どこでも登れる。いわゆるマー
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ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット(2021年製作の映画)

1.0

『ジャスティス・リーグ:ザック・ スナイダーカット』。約4時間超えの拷問映画。画面アスペクト比、1.33:1。(いわゆる4:3)正方形の古いブラウン管画面構成に困惑。何だか昔のテレビ映画でも観ているよ>>続きを読む

死霊のはらわたIII/キャプテン・スーパーマーケット(1993年製作の映画)

1.0

『死霊のはらわた3』こと『キャプテン・スーパーマーケット』。世界線の為せる技か、またしても前作EDからの改変…と言うか正直、どうでもいい位に馬鹿らしい。呆れ果てて視聴が苦痛でしかない本作。なんだこれ。>>続きを読む

死霊のはらわた II(1987年製作の映画)

3.0

『死霊のはらわた2』。前作の続き…ではありますが、世界線の歪みの為せる技なのか、少しばかり物語の違いが見られます。が、続編ではあります。死霊視点の相変わらずの独特の疾走感は健在でとても怖い。
カルト的
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死霊のはらわた(1981年製作の映画)

2.0

『死霊のはらわた』。冒頭も含めた死霊が迫ってくるシーンは独特の疾走感を持ち兎に角、恐い。言いようのない根源的な恐怖感があります。リメイク作品でも同様なシーンがありますが、やはり本家には遠く及ばない。今>>続きを読む

アーミー・オブ・ザ・デッド(2021年製作の映画)

2.5

『アーミー・オブ・ザ・デッド』。この手の作品にしてはかなりの長尺。が、その分、物語は最後まで丁寧にそして無駄に長く描かれています。正直、冒頭のOPだけで簡潔に終わらせても良かったのでは…等と思いました>>続きを読む

オキシジェン(2021年製作の映画)

3.0

『オキシジェン』。ポンコツAIとの生命を懸けた生き残りのやりとり。今作の主人公の一人たるAI「ミロ」。それはまるで創作の締切に追われている際に経験したWindows Meを思い起こします。(現在では1>>続きを読む

パペット・マスター(2018年製作の映画)

1.5

『パペット・マスター』。過去作、パペット・マスターシリーズのリブート作品。前シリーズを知らずとも観ることは出来ます。…が楽しめるかどうかは人次第ですね。私は前作シリーズは好きでした。今リブートはあまり>>続きを読む

ボーン・コレクター(1999年製作の映画)

2.5

『ボーン・コレクター』。本作の主人公「ライム」の鬼畜っぷりは中々。新人鑑識官とも言えない、ずぶな素人警官「アメリア」に「証拠がほしいから〇〇○の〇〇を○って持ってこい」とか凄まじい外道&偏執狂っぷりが>>続きを読む

ガーディアンズ(2017年製作の映画)

2.0

ロシア版『アベンジャーズ』。…と言うか徹底的にアベンジャーズが大好きで、監督が撮りたかっただけだろコレ。然もワンチャンスあれば続ける気満々じゃないですか。
主要キャラクター達の背景や世界観、諸々をわず
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ありふれた事件(1992年製作の映画)

1.0

『ありふれた事件』。インテリを気取ったクソみたいなゴミ野郎のゲロ臭いご高説を延々と聞かされる苦痛な作品。嫌な上司や鼻持ちならない同僚の話を延々と酒の席で聞かされる感覚、早く話が終わんねーかなー。あー、>>続きを読む

アリータ:バトル・エンジェル(2018年製作の映画)

1.5

『アリータ:バトル・エンジェル』。原作は日本の漫画『銃夢』。木城ゆきと先生。
今回の映画では原作漫画のエピソード、『マカク編』『ユーゴ編』『モーターボール編』が一纏めで描かれております。
当然、それぞ
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ホムンクルス(2021年製作の映画)

2.0

『ホムンクルス』。原作はビッグコミックスピリッツ連載漫画。作者は山本英夫先生。正直、原作を映像化するのなら、映画よりも連続ドラマ向きな作品。それを映画化したというので、若干の不安と期待がありましたが…>>続きを読む

ブラックシープ(2006年製作の映画)

2.0

『ブラック・シープ』。ニュージーランド出身、ウールマン。キン肉マンの元祖残虐(ソルジャー)チームの一員かな?ウールマン【羊の皮を被った狼】とはよく言ったもの…と思わせるほどの残酷な描写。モフモフが襲っ>>続きを読む

ラブ&モンスターズ(2020年製作の映画)

3.0

『ラブ&モンスターズ』。本当に大切なものは離れてみて初めて解るものと実感し、そして人は一人では生きられないと痛感できる作品。種族を超えた友情には涙が溢れます。特にボーイ。本当に良い子だ…。主人公のヘタ>>続きを読む

サンダーフォース ~正義のスーパーヒロインズ~(2021年製作の映画)

2.5

『サンダーフォース 正義のスーパーヒロインズ』。シカゴ発のスーパーヒーローはまるで発祥地のピザのように分厚く豪快だ。下品でお下劣極まりない台詞回しの連発ですが容姿も含め飾らず、気取らないのが心地よい。>>続きを読む

デビルシャーク/エクソシスト・シャーク(2015年製作の映画)

1.0

『デビルシャーク』。ゲロ多めサメ少なめ。水着美女は多く出るけれどポロリはないよ。登場人物が無駄に多すぎて物語の全貌が把握できない。ぐちゃぐちゃにとっ散らかして、お片付けができていないオムニバス映画。何>>続きを読む

ポラロイド(2018年製作の映画)

3.0

『ポラロイド』。ひょんなことからアンティークカメラを手に入れたことによる不可思議な恐怖を描いた作品。理不尽系ではあるが、事の経緯をしっかりと追い真実にたどり着く過程を描いています。あまり例えたくはあり>>続きを読む

ファウンド(2012年製作の映画)

2.5

『ファウンド/FOUND』。ひたすらに物哀しい。ストーリーの細かい所の(特に兄貴な)ツッコミ具合も中々だが、それを含めてもここまで破綻を抱えつつ、哀しい作品に仕上げたのはお見事ではないかと。最早名人芸>>続きを読む

グレートウォール(2016年製作の映画)

2.5

『グレートウォール』。万里の長城は実は世界を守る壁的な設定が面白い。そもそも饕餮(とうてつ)が●●…と考えると、まぁ、なるほどと歴史感的に思えます。それはさておきファンタジー作品としては安心して楽しめ>>続きを読む

アウトロー(2012年製作の映画)

1.6

『アウトロー』。サスペンスとして綿密に物語を進めてきたのにまさかの脳筋展開になってしまうのは残念でなりません。スリリングだったのに実に勿体ない。こんな展開じゃリーサルウェポンと何ら変わらないじゃない…>>続きを読む

ソーセージ・パーティー(2016年製作の映画)

2.5

『ソーセージ・パーティ』。下品な台詞、お下劣な表現満載の低俗作品と言う評価を多く受けている本作ですが、それは表面上であり実際はジェンダーや人種差別、政治、等々…多くの根深い問題を取り上げた社会派な作品>>続きを読む

ゾディアック 覚醒(2017年製作の映画)

1.5

『ゾディアック -覚醒-』。1968年に起きたゾディアック事件を新しい(2017年時点)視点で描いた作品。藪をつついて蛇を出す、好奇心は猫を殺す…の典型的な物語。結局は何だったのか?とモヤモヤを残しま>>続きを読む

スレンダーマン 奴を見たら、終わり(2018年製作の映画)

2.0

『スレンダーマン 奴を見たら、終わり』。迷宮系スリラー。ゴア表現はなし。好奇心をくすぐる恐怖で『スレンダーマン』への興味がぐんぐん持てる入門編のような作品。ここから興味を持って調べて貴方の身の回りに何>>続きを読む

人狼(2018年製作の映画)

3.0

『人狼』。原作は押井守監督の『ケルベロス・サーガ』シリーズ。国内で実写とアニメでまぁ…映画化されています。正直に言うと韓国版の本作は国内版の百万倍面白い…。難解な押井イズムを排除したことにより人間ドラ>>続きを読む

デス・アシスタント 殺・人工知能(2019年製作の映画)

3.0

『デス・アシスタント 殺・人工知能』。わずか1時間17分の作品ですが面白さがコンパクトに纏められた秀逸な作品。有機物、無機物の疾患マッチングの恐ろしさよ。短い時間ながら、ゾッとすることの連続。いや恐ろ>>続きを読む

ブロックアイランド海峡(2020年製作の映画)

1.5

『ブロックアイランド海峡』。あの小説の系譜を感じる作品。最初は軽い要求から徐々にハードルを上げていくのは実にたちが悪く恐ろしい。ラストはちょっと鳥肌。じっとりとくる恐怖は堪能できるかと。

博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか(1964年製作の映画)

2.5

『博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか』。
若い頃…二十代の頃はこの作品を観て、人類は何と愚かで馬鹿馬鹿しいものかッッ!と只々爆笑していたものですが、現在
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Q&A(1990年製作の映画)

2.0

『Q&A』。この時代の「いかにも」的な展開とオチを持つ映画…ではありますが、今、感想を書いている2021年でも問題を未だに解決できずにいる根深いテーマを抱えた作品。物語的にはシンプル。ですが、依然とし>>続きを読む

バクラウ 地図から消された村(2019年製作の映画)

2.0

『バクラウ 地図から消された村』。全てが推測に過ぎず答えは無い。劇中に様々なヒントが散りばめられてはいるが、決して明確にはされない。真実は全て視聴した自らの中だ。ただ言えることは手を出してはいけない連>>続きを読む

キャビン(2011年製作の映画)

2.0

…なんと言っていいのか…。この作品を事前情報無しにナチュラルに観た諸氏は最早、運命、宿命の類と思って諦めましょう。…貴方はこの世界に惹きつけられる魂の持ち主なんです…。ここから探求者となり深淵を覗くか>>続きを読む