香楽さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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リプリー(1999年製作の映画)

3.9

「太陽がいっぱい」が面白かったので、比較のためにこちらも鑑賞。あまり期待はしてなかったものの、こちらの方がより自分的に好みで面白かった。

ジュード・ロウの無駄に美形な放蕩息子感良し。
マット・デイモ
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ローマ法王の休日(2011年製作の映画)

3.8

再見。
あれ、、こんな終わり方だったっけ?笑

世界各国の高齢の枢機卿達がバレーボールに興じる様子が楽しく見てて笑顔になる。

しかし、見ず知らずの老人もごく自然に仲間との会話の輪に入れたり、自分の携
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世界残酷物語(1962年製作の映画)

2.3

ヤラセもここまで来ると凄い。
ラストのカーゴ教は笑った。

ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

復讐か愛か。製作陣の意図として大きくこの2つの解釈を提示している。色んな人の解説を読んでもこの2つが主流で、それに対する異論はないのだが、解釈は鑑賞者に委ねるということで、あえて別の解釈もあげてみたい>>続きを読む

プルーフ・オブ・マイ・ライフ(2005年製作の映画)

3.6

タイトルを訳すると「私の人生の証明」
数学の証明と掛けていて効いている。

グウィネス・パルトロウのキレまくるシーンでなぜか笑ってしまった(不謹慎?)

「ビューティフル・マインド」といい、天才数学者
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複製された男(2013年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

これは難解。蜘蛛が象徴する物を知らないと理解できない。解説を読むと結構単純な話だった。

六本木にある巨大な蜘蛛のオブジェのタイトルは「ママン」つまりお母さん。卵を抱いた雌の蜘蛛。

蜘蛛はユング心理
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2012(2009年製作の映画)

3.6

ローランド・エメリッヒ監督のディザスタームービーは面白い。大迫力!
ただ2時間半はちょっと長く冗長。
1時間半くらいに収めて欲しい。

デイ・アフター・トゥモロー(2004年製作の映画)

3.5

温暖化で地球が氷河期に入る・・この映画が公開された2004年よりも、2022年の今見るとより現実味が増してきて、単なるフィクションと片付けられない怖さがある。

億男(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

お金をテーマにした物語として秀逸。

借金返済と宝くじ当選でお金に振り回される主人公(佐藤健)が自分のお金を持ち逃げした友人(高橋一生)を探し、その過程でお金の本質について学んでいく。

友人を探す過
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映画 鈴木先生(2012年製作の映画)

3.0

一見ドライなようだが、これは現代版熱血教師のドラマだな。

エウロパ(2013年製作の映画)

3.5

大きな驚きはなく、予想通りの展開ではあるのだが、リアルで嫌いじゃない。

柴公園(2019年製作の映画)

3.5

柴犬好きなので鑑賞。犬達が可愛すぎて癒される。
柴犬好き以外には辛いかも(笑)

明烏 あけがらす(2015年製作の映画)

3.9

落語「明烏」「品川心中」を下敷きに、現代のホストを主人公に置き換えて、噺としてとても良く出来ている。落語ファンにも観て欲しい作品。

脱力系コメディとしてもとても面白い。
(佐藤二朗、ムロツヨシが出て
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欲望(2005年製作の映画)

3.6

この映画を見て板谷由夏って綺麗だなと思った。

月と雷(2017年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

平穏に暮らしていた泰子の前に突然、父の昔の愛人の息子、その母親、音信不通になってた母親、異父妹が次々に現れて、人生が思わぬ方向に転がっていく。
彼等は、自分の人生を滅茶苦茶にした対象であり、愛情の対象
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ピンカートンに会いに行く(2017年製作の映画)

3.5

なかなかリアル。
人生崖っぷちの主人公のアラフォー女性達が本当に酷い喧嘩をしたり、現実の厳しさを思い知らされるが、後味は良い。

二重生活(2016年製作の映画)

3.6

「理由のない尾行」という変わった設定で、色んな作り方ができそう。本作は人間の実存不安に落とし込んでいるが、悪くないと思う。

「麒麟が来る」の長谷川博己と門脇麦の結ばれなかったカップルが違う形で絡むの
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メッセンジャー(2017年製作の映画)

2.6

えーーー
低予算映画ながら、途中までは良かったと思うのだけど、最後が...

Vision(2017年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

人智を超えた自然の不可思議さや生命の橋渡しをテーマにしてると思うのだけど、映像化は難しいのかも。
奈良の原生林の美しさや、白い犬が活き活きと駆け回るシーンはとても良いのだが、人間が絡むと何だか陳腐にな
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朝が来る(2020年製作の映画)

3.5

登場人物が(子供以外は)全員辛い状況にいる。
見ていてなかなか辛い。
それにしても永作博美は演技が上手いなぁ..

愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.9

相手を愛しすぎてその愛が返って来ない場合、自尊心や自己防衛本能により普通は諦める。いくら好きな人でも自分の生存の方が大事だから。ナカムラのように。

なのでテルちゃんはとても特殊。自己とマモちゃんの境
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愚行録(2017年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

満島ひかり、濱田マリ、他「淳子」「恵美」「夏原さん」と女性陣の演技が生々しくて良い。
「あの子は貴族」にも出てくる名門大学の内部生と外部生の格差。

途中まではとても良かったのだけど、最後が惜しい。あ
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八日目の蝉(2011年製作の映画)

4.2

間違いなく名作。
世間的な善悪の基準では測れない深い母としての愛情。当事者間でしか分からないものがある。

近年の日本映画は正直アニメしか世界に誇れるものがないと思っていたけど、こういうサスペンス/ミ
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