大原海輝さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

大原海輝

大原海輝

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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.2



救済。


アカデミー賞ノミネート作品である今作「ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語」は、大変素晴らしい作品だった。


ノミネート作品は、どれも素晴らしいが 「パラサイト 半地下の家
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東京ゴッドファーザーズ(2003年製作の映画)

4.8


大晦日の奇跡、カミカゼ。

今敏監督の世界満載の今作。こんな奇跡みたいな毎日を過ごしたいもんだ。

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.2

撮影、音響、視覚効果、脚本が素晴らしい。

撮影は、潜入感が強くなる様に登場人物の視点を捉えワンカットに見えるよう編集点が見事に隠されてる。

音響については、主人公の視点に合わせて音の焦点が決まり雑
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます



期待しすぎましたね。

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます




HAPPY ENDに恋をした。

キャッツ(2019年製作の映画)

-

『Les Misérables』『リリーのすべて』のトムフーパー監督の最新作 『CATS』をジャパンプレミアで見てきました!

舞台版のCATSを見た事がない僕にとって新境地だった!
妖美な世界観に歌
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

-

許せる事と許せない事は、確かにあったが作品に対する愛が余りにも深かった。

3部作の1.2は、3でやりたい事に対する布石でしかなくて、、、3は正直、好きだった。
だが、スターウォーズ愛があるからこそ点
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.4

一歩先が読めないブラックエンターテイメント。


僕は来年になっても忘れられない映画に意味があると思っていて、この映画は傑作だと思う。

エンタメでありユーモアもありある意味ホラー的な強烈な作品だった
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草間彌生∞INFINITY(2018年製作の映画)

4.0



今だから言える人生賛歌。

生きる事の美しさは彼女自身であり、表現としてのポップアートは、彼女の願いと祈りだ。


僕が初めて草間彌生さんの作品を認識して見たのは、国立新美術館開館10周年 の
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人間失格 太宰治と3人の女たち(2019年製作の映画)

-

やられた。

こちらも感想と評価が難しい、、。


エンドロールの時間を久しぶりに映画の内容に耽った作品でした。エンドロールの最後まで悩んだのは久しぶりでした。

ジョーカー(2019年製作の映画)

-

2度見ました。

でも、評価が難しいので、後ほど書きます。

僕は、この映画で意図としてのジョーカーの知性とカリスマ性を見出したい。

ガリーボーイ(2018年製作の映画)

3.8

アンダーグラウンド界のアラジン的なサクセスストーリー。

ただジャスミンは、歌わない。美人だけど、パワータイプ。

愛なき森で叫べ(2019年製作の映画)

-

落ちていくビビットカラー。

見終わると様々な鮮やかなペンキを生身に掛けられた気分になる。


この作品には、当たり前の概念は通用せず見続けると罪悪感すら薄らいで行く感覚さえした。

椎名桔平さんの胡
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キューブリックに魅せられた男(2017年製作の映画)

4.2

クリエイターや映像に携わっている人…全てに見て欲しい映画です。

言葉にならず、涙が何度か出ました。人生は、選び続けることに意味があるし、だからこそを大切にできれば自ずと答えと意味を見出せるものだと改
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キューブリックに愛された男(2016年製作の映画)

4.0

生涯を支えた人が映画を1本も見ていない事も驚いたし


キューブリックとトムクルーズと話し、野次馬に貴方は誰なんですか?と聞かれた解答で…

奥さんの

『私は誰でもない誰かよ』って言葉にしびれた。

スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

marvelやスパイダーマンを全て見ているからこそ最高にCOOLだったし、見ていなくても確実に楽しめる映画だった!


僕が好きだったのは、自分でスーツをトムホが作っているシーンでそれを見ているハッピ
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劇場版『えいがのおそ松さん』(2019年製作の映画)

-

おそ松さんとおそ松くんを繋ぐ物語。

昭和から平成へ。
大人から子供まで楽しめる作品になっているのではないでしょうか!


誰にだって過去はあり、その過去は思い返さないと美化され消え続ける。


思い
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スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

4.3

"最高"

感想は、後で!

この作品は、とんでもない。IMAXで絶対に見るべき。

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

4.1

目覚めろ。



この映画は、カンヌではグランプリを受賞し、アカデミー賞では、脚色賞を受賞している今作。

今年度は、『 ブラックパンサー 』が三冠を達成し
黒人が主人公の『 スパイダーマン: スパイ
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.8

僕はシンプルに好きだった。

"音"をキーワードに内容、構成、設定。全てにおいてワクワクした。ただツッコミどころはあるのは否めない。

アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)

4.2

IMAXで視聴。お世辞抜きで最&高だった!

アントマン1を超えるスケールで、アントマンは、より濃く他のMARVEL作品とは違う世界観を確立したと感じた。


スパイアクション映画でありつつも、SFヒ
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何食わぬ顔(2003年製作の映画)

3.8

オールナイト上映でロングバージョンを観賞。8ミリフィルムで撮ってある為、画質も荒い。


だが、年が経っても色褪せないとはこの映画の事だ。言葉選びから、シーンのデジャヴ現象が秀逸な作品。

電車でのワ
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親密さ(2012年製作の映画)

4.3

情報量の多さに圧倒。オールナイト上映。二本連続だった為、集中力の限界は、感じたもののそれを越える。それでも見たいという感情が溢れ出た。

夜のワンカットのシーンに圧倒。言葉選びも秀逸で心から好きだった
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ボーイズ・オン・ザ・ラン(2009年製作の映画)

3.7

現実ってこうよなー。。

思い掛けず見入ってしまったー。つまんねーことでも、その時の僕にとってつまらなくねぇ!そんな事だらけだよな。

好きな女がどんな奴でも、そいつが幸せなら良い。下心もエゴもある。
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デッドプール2(2018年製作の映画)

4.3

"2"になってもデッドプールは、健在。いや、あああああ最高に素敵すぎましたよ。


デッドプールはR指定だけども、間違いなくファミリー映画でした。
(見に行った皆んなが思ってるはず)


キャッチャー
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メイズ・ランナー:最期の迷宮(2018年製作の映画)

3.9


メイズランナー 最後の迷宮


いつだって僕らに選択権はなく、ただ在るのは今の僕たちだけだ。

"きっかけ"をくれるのは、大人でしかなくて、選択し続けるのが僕たちなのだ。

僕らは、生み出された場所
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アイスと雨音(2017年製作の映画)

3.8

アイスなのに苦くって。ほろ苦くって。
溶ける前に食べたからか、雨に当たりすぎて風邪を引いたからなのか、鳥肌もたった。

そして、迸るパッション。

嘘なのに本当が散りばめられて、それが希望にも絶望にも
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.2

どえらいものを見てしまった。


スティーブンスピルバーグ。貴方は最高だよ!


まるでオモチャ箱のオモチャが踊り始めたようだった。


アキラ、デロリアン、ガンダム、クラークケント、バッドマン、シャ
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ブラックパンサー(2018年製作の映画)

3.7

純粋にスパイシーだった!

シンプルに言うと今までのMarvelと毛色が違う感触がした。

シビルウォーと繋がりつつも作品として独立していて、Marvelを知らない人にもオススメできる作品となっていた
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.9

スリービルボード。

最低で最高な映画だった。


こんなにも心に響き、見終わりDVDを買うと心に決めた映画は、アバウトタイム(2013)ぶりだ。

2回も映画館に行ってしまった。


娘を失った母が
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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます



少年少女は、逃げられない現実と戦っている。分からない"it"と戦っているのかも知れない。

子供は、生まれた環境も親も選べない。だが、それが肉となり心として大人になって行く。

皮肉にもそうやって
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マイティ・ソー バトルロイヤル(2017年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます



正直に言おう!

ここ最近見た映画の中で一番!高笑いした。お世辞なしで最高だった。

爽快感抜群。


ソーシリーズで、三作で一番面白かったし、ここまでコミカルタッチで描かれるとは正直、想像できな
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劇場版 Fate/stay night Heaven's Feel I. presage flower(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

純粋な正義ほど、悪に成り得る。

正義など見方や考え方次第なのだ。
タイミングであり、瞬間。目に見えない空気のような物だ。

正義からすると大義であり
悪からすると正義に友を殺されて正義だと思って戦っ
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ネリー・アルカン 愛と孤独の淵で/ネリー 世界と寝た女(2016年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます




女性向けの映画だと思う。

作品を描き進めると同時に移りゆく彼女。作品に一体化するのと同時に自分自身を失って行く。


彼女は魅力的な女性だったのだと思う。だが映画の彼女にはそれほど感じられなか
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.8



113分のメロドラマ的ミュージックビデオ作品だった。




今期の映画ダンケルクと評価が同じく4.2と高い今作で、前情報もなく期待をして観に行ったが、いい意味で裏切られた。


比較対象として些
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