ムーミーコロコロさんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

ムーミーコロコロ

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すべてが変わった日(2020年製作の映画)

3.3

なんだか終わりまでしっくりこない。こんな終わり方しかないのか。もやもや感がいっぱい。
ジョージがあらゆる面でいちばんの犠牲者ではなかろうか。
ドニーの一家は、本当に気持ち悪い。なぜ孫にそこまで執着する
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灼熱の魂(2010年製作の映画)

4.0

何の先入観も持たずに鑑賞。
始めっから重くって、暗くって、何度か「もうやめようか」と思った。でも、最後まで見て、本当によかった。
母親の過去を探るうちに、こんな事実が出てきたら、ショックを受ける。調べ
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AIR/エア(2023年製作の映画)

4.0

ベン・アフレック監督、マット・デイモン主演。これは見るしかない!親友同士の共演!

いや~、ナイキのエアジョーダン、履いたよなあ。懐かしい。ジョーダンの跳んでるロゴ、ついてたついてた。当時、ほんとにバ
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マスター・アンド・コマンダー(2003年製作の映画)

3.9

19世紀初頭、ナポレオンの率いるフランス軍は欧州の征服を狙っていた。劣勢のイギリス軍は、それまでに多くの兵士を失い、幼い少年たちまで徴兵しなければならない戦況に立たされる。そんな中、無敵を誇るイギリス>>続きを読む

シャフト(2000年製作の映画)

3.6

人情味あふれるシャフトがかっこよかった。
サミュエル・L・ジャクソン、「ヒットマンズボディガード」とはまた一味違う魅力があった。
内容の中には、さらっと人種差別問題にも触れてあり、アメリカの現状を垣間
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あぁベリンダ(2023年製作の映画)

3.3

撮影の時に違う世界へ。 
夫と子どもを持つ主婦。義父母まで同居。夫は好みではない。
「私は女優」と言っても、誰も信じてくれない。精神病院に入れられる始末。
高慢な態度の彼女が少しずつ変身する様子が面白
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フライト(2012年製作の映画)

3.8

デンゼル・ワシントン扮するウィップ。主人光に対する印象がこんなに変わるなんていうのは殆どない。英雄、クソ野郎、バカ…でもステキ。

依存症ってこういうことかって実感。そばから見ていたら、「なんでこんな
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サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)

3.9

古き良き時代を思い出させてくれる。あの頃って、今ほどせかせかしてなかったよな。人と人とのつながりもリアルにあったよな。

少年たちのひと夏の思い出。ちょっぴり痛かったり、こそばゆかったり。久ちゃんの家
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ザ・マザー: 母という名の暗殺者(2023年製作の映画)

3.7

暗殺者としての凄腕だけでなく、母親の子どもを思う気持ちが織り込まれていて、よかった。

子どもの為ならどんなことでもできる。母は強し。はじめは反発しながらも次第に母の愛に気づき、母を慕う娘。

多少強
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プリティ・ガール(2004年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

女学生が、留学中の王子様と恋に落ちて…というシンデレラストーリー。

展開が速すぎて無理やり感が拭えない。

それに、彼女のやっていることが私にはちょっと受け入れがたい。愛だ恋だと言って王室に飛び込ん
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祈りの幕が下りる時(2017年製作の映画)

3.9

「麒麟の翼」に続いて鑑賞。加賀恭一郎シリーズ。

前半は、この事件に関する人物がたくさん出てきて、しかもその繋がりが分からないものだから、私の小さな頭がショートしかけてました(笑)
事件+加賀恭一郎の
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麒麟の翼 〜劇場版・新参者〜(2011年製作の映画)

3.8

家族に勧められて鑑賞。邦画はなんとも言えない暗さがあるのであまり見ないんだけど、これは暗いけれど私の苦手な暗さではなかったので、最後まで見られた。
青柳武明も冬樹もどちらも人を殺せるような人ではないと
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パリの調香師 しあわせの香りを探して(2019年製作の映画)

3.5

とびきり感動するわけではないけれど、ゆったりとした時間を過ごせたって感じがする。
調香師、わがままなことを言うけれど、内心は不安で寂しくて、誰かに助けてもらいたかったんだと思う。そこにやってきた運転手
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グラディエーター(2000年製作の映画)

4.0

NETFLIX配信終了真近なのを知り、急いで鑑賞。
この作品の存在を知らなかったのだけれど、ラッセル・クロウとホアキン・フェニックスが出ているので観ました。
あまり期待はしてなかったのだけれど、予想を
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モーリタニアン 黒塗りの記録(2021年製作の映画)

4.0

法と正義のもとには、人種や性の別なく誰でも平等であるべき。なのに、疑いだけで何年も拘束、自白強要されていたという事実。温々とした場所で見ているのぎ罪なような気になる。
今回は一人の男の話だったけれど、
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ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

3.4

いろいろ話題になった作品。ずっと見たかったので、今回初挑戦。正直言うと、そこまで入り込めなかった。たしかにいい作品だと思う。草彅剛の演技も献身的でよかった。でも、なにか違和感を感じてしまって…。

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グリーンマイル(1999年製作の映画)

4.5

正直、見始めたときはここまでとは思ってなかった。出てくる人、善人も悪人も全て大切な役割があって、誰が欠けてもこの話は成り立たないような気がする。

死刑執行を待つ気分ってたまらないだろうな。とても正気
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ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

3.7

長かった〜。でも、ガル・ガドットの美しさを堪能することができました!
本作はスケールがかなり大きくなって、欲に渦巻く世界が見もの。人間の欲が凄い。それを相手にしなくちゃいけないから大変!
アクションシ
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ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード(2021年製作の映画)

3.8

ダリウスとブライスのコンビ、最高!
深く考えずに、2人+ソニアの掛け合いを楽しめばいい。イカれてる、クソ野郎と言いながらしっかり友情してるし。
それにしても、派手に人が死んでいくよなぁ。でも、グロさを
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天気の子(2019年製作の映画)

3.3

アマプラ配信終了真近ということで、慌てて鑑賞。

想像してたストーリーとだいぶ違った。当時、周りの子どもたちがほとんど観に行ってたので、もっと子供向けのファンタジーな作品かと思ってた。なのに、作品全体
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ワンダーウーマン(2017年製作の映画)

3.8

とにかく、ガル・ガドットが美しい。スタイルも抜群。それに尽きる。
女だけで住む島から人間社会に出てきたダイアナ。人間の見にくいところをたくさん見せられたけれど、最後まで人間のことを信じて闘う。そのいさ
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あと1センチの恋(2014年製作の映画)

3.6

もう~!2人ともなんとかならないの?
というのが、私の感想一言め。

お互いに惹かれ合ってるのに、なんでそうもあちらこちらに揺れてるんでしょう。
その度に、違う人と結婚しちゃうわ、子どももできるわ…い
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AKA(2023年製作の映画)

3.9

フランスを脅かすテロを捕えるための潜入捜査官、アダム。寡黙だけれどめちゃくちゃ強い。そして人情味あふれる。
潜入先のボスの息子との絆が深まっていく様子がとてもいい。
アダムにもつらい過去があって、それ
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靴ひも(2018年製作の映画)

4.2

知的障害をもった息子が母親を亡くし、今まで疎遠になっていた父と暮らし始める話。
始めはなかなかしっくり行かなかった親子だが、次第に心が通い始める。しかし、父は腎機能が低下していて、すぐにでも腎移植が必
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ワールド・オブ・ライズ(2008年製作の映画)

3.5

中東をリアルに見ているようで、ドキドキした。ディカプリオが殺されそうになるシーンなんて、フィクションだと分かっているのに怖さを感じた。

中東に正義なんてないというが、上司は安全な場所で人の命の値打ち
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ナニー・マクフィーの魔法のステッキ(2005年製作の映画)

3.8

児童書をもとにして作られているそうだが、しっかり楽しめた。やっぱりファンタジーって、どこかに明るさがほしいね。
エマ・トンプソンがとってもいい味を出している。彼女のイボが少しずつなくなっていくのは、ど
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パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

3.4

ギルレモ・デル・トロ監督作品だということで鑑賞。以前ピノキオを見たときにずいぶん感動したので…。
今回もファンタジーと戦争色が強い作品でした。ピノキオのときには、両者のバランスがよく、監督のメッセージ
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人生はノー・リターン ~僕とオカン、涙の3000マイル~(2012年製作の映画)

3.5

親子といっても、考えることはすれ違うこともある。お互いに愛していても、どこかでうまく表現できなかったり、反発してみたり…。
でも、やっぱりお互いを信頼していたらわかり会えることができる。ママは息子のこ
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スーパーサイズ・ミー(2004年製作の映画)

3.7

マクドナルドだけを食べ続ける1ヶ月。途中から、体のことが心配でハラハラした。実際に、マクドナルドと王将ばっかり食べてて1ヶ月も経たないうちに入院した人を知ってる。
全く食べちゃいけないとは言わないけれ
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スティーブ・ジョブズ(2015年製作の映画)

3.8

スティーブ・ジョブズ。世界的にあまりにも有名で、カリスマ的存在。でも、正直言ってその内情はほとんど知らない。そんな中で見たこの作品。
今までジョブスの表の顔だけしか見てなかったけど、今回陰の部分を見せ
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ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

3.8

一人の男の栄枯衰退の話。
成り上がっていく様子が面白い。頂点を極めたとき、ここまでするかというほどの贅沢ぶり。欲にまみれた生活。見ている方が恥ずかしくなるほどの醜態。
でも、そんな有頂天は続くわけがな
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善き男の10日間(2023年製作の映画)

3.5

なかなか面白かったけど、登場人物が多くて、しかも名前がみんな似ていて、誰がどの人がよく飲み込めずに進んでいったので、内容が半分程しか理解できてない気がする。
人物どうしが結構複雑にかかわり合っていて、
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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.8

酒は、リラックスでき自己を開放することができる。でも、依存性があることを忘れちゃいけない。実験のはじめはうまくいったとしても、結果がこうなることは、はじめから分かっていたようなものなのに。
酒の害を訴
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ハンガー:飽くなき食への道(2023年製作の映画)

3.5

オエイもシェフも、貧しさからスタートしたのには変わりはないが、進む道は違った。一度は憧れてみたけれど、やっぱり違うことに気がついた。そんな話かな。
食べるってことは、生きていく上での欲のひとつで、欲が
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つぐない(2007年製作の映画)

4.2

あかん。号泣。

この作品、誰も救われてない。なんのための「つぐない」か。いたたまれない。

妹の幼い頃の過ち。精神的に未熟だったこと、誤解、嫉妬。それだけといえばそれだけ。でも、それが愛する人たちの
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ハンナ(2011年製作の映画)

3.6

こういう系の作品は好き。
まあ、逃げるわ逃げるわ。逃げながら真実を少しずつ知っていく。ハンナにとっては残酷な真実。
身のこなしも軽やかで、見ていて美しい。生まれてからずっと人里離れた森の中で育ったハン
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