kanoさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

新宿少年探偵団(1998年製作の映画)

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ずっと観たかったけど観れなかったやつ、この間から急に配信始まったの謎だけど、あの、本当にありがとうございます。という気持ちです。
14歳のじゅん、、、、頭脳派中学生なのにかわいすぎるだろうが
相葉くん
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ザ・キラー(2023年製作の映画)

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Stick to your plan. Anticipate, don't improvise.

淡々と簡潔に自分のやることを遂行していく殺し屋
シンプルだけれど、あの最初のミスからこうも感情を支配
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裏窓(1954年製作の映画)

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初ヒッチコック作品
骨折して動けない主人公の視点から描かれるワンシチュエーションの演出が全部“妙”で引き込まれる
冒頭のカメラワークとか、セリフが無くとも主人公がどういう人間なのかを語っていてすごい
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ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

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ウェス節満載の短編、これくらいウェス・アンダーソンたるもの見せつけられると最高すぎて大好きです

ストーリーテラーが変わっていくけど、常に誰かが早口のとんでもないセリフ量でひとつのお話を読み進めている
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フィールド・オブ・ドリームス(1989年製作の映画)

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事前知識なく観たのでスポコン野球映画かと思ってたらファンタジーでびっくり

ただ個人的には思ったよりハマらなかった....
ラストとグラハム医師のシーンはさすがに良かった
奥さんのキャラクターが最高す
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キル・ビル Vol.2(2004年製作の映画)

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vol.1に比べて面白に振り切ったアクションシーンは出てこなかったけど、ビルの正体や、過去の回想と会話によってそれぞれの動機が明かされていくので復讐劇として前作からより肉付けされた感じ
五点掌爆心拳し
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キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)

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タランティーノがオタクくんな部分全開で憧れのクール・ジャパンをてんこ盛りにして撮ったんだろうなーと感じて、ストーリーの面白さどうこうではなく、カタコトの日本語とやりたいこと全部詰め込んでます!みたいな>>続きを読む

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

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余白の多い映画だった
観ている瞬間よりも、観終わった後の余韻と記憶でどんどんこの映画の良さが深まっていく気がする

日常を切り取って解釈を委ねる部分が多いから、正直何を言いたいんだろう?となってしまう
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子猫をお願い(2001年製作の映画)

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20歳の5人
社会人、ボランティア、留学を計画
モラトリアム期間だからこそやりたいことをやっているはずなのにそれぞれ燻っているような生活
眩しいだけじゃない青春を描いた青春映画

バトンのようにそれぞ
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ペパーミント・キャンディー(1999年製作の映画)

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チャプター間に挟まれる、線路を前に進む先頭車両から見たような景色にみえて、最後尾の列車から見える景色の逆再生の映像。前に進んでいるようで後ろを振り返ってる。
最期に“戻りたい”と叫んだ主人公の人生を振
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小公女(2017年製作の映画)

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気になっていた韓国インディーズ
すごく好きな雰囲気だった🥃🚬

行きつけのバーで飲む1杯のウイスキーと、ジッポーで火をつけるタバコと、愛する彼がいれば家がなくても今の生活で良いと思っているミソ
かつて
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ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

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不穏さ不気味さを感じながらも何が起きているのかわからないタイプのスリラー好きなので惹き込まれた
抽象的な画を映し出すサブリミナル効果、怖いほどの対称性、食べ物を口にする場面が描かれない人達、どこか違和
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くまのプーさん 完全保存版(1977年製作の映画)

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小さい頃に、ディズニーチャンネルでやってたのをVHSに残して本当に完全保存して、100回くらい繰り返しみたプーさん
間違いなく私のアイデンティティ形成要素の一部です

久しぶりに観たくなって観たけどや
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ヴァージン・スーサイズ(1999年製作の映画)

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ソフィア・コッポラ履修1作目
儚さ、繊細さ、脆さ、危うさ、虚しさ、全てを内包したような少女たち
彼女たちの感情を読み取ることができないような表情ばかりで、男子たちの目線で描いているからこそのそうした“
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

5.0

泣いた😭😭😭ロケットのシーンでもう😭😭😭みんな愛おしすぎるよ
間違いなく最近のMCUでダントツに良かった、ベスト級
最後あの曲流すのもずるすぎる
“word.”のロケットの表情も最高

GOTG,I
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アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

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量子世界のめちゃくちゃミクロな世界のはずなのにスターウォーズ並の壮大なストーリー

フェーズ5入っただけあって、今後のアベンジャーズのメインヴィランになるカーンの登場でこれからのMCUにも大きく関わっ
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ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

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ジェーンがソーになるの大期待で観てたから少し物足りなさ感じちゃった🥺
影の世界で戦う演出凄い好きだし、ラスト良すぎる
ヤギの雄叫びと、ソーとムジョルニアとストームブレイカーの三角関係が見物

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

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観てるだけで頭使って疲れた👀🥯🧾
石のシーンからこの映画の母と娘のテーマがより伝わってきたけど、マルチバースでそれぞれのアイデンティティが際立たないからか、そこまで感情移入できなかったのが正直なところ
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フランシス・ハ(2012年製作の映画)

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恋人や友だち、周りの人達は結婚や仕事で人生のステップを着実に踏んでいくけれど、自分はまだ夢に向かって進む途中なフランシス
周りの人たちの人生は進むスピードが早く感じるし、フランシスは現実を見れていない
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大空港2013(2013年製作の映画)

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100分ワンカットすごい
三谷幸喜の群像劇面白すぎ

バビロン(2021年製作の映画)

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3年前の情報出た時から楽しみにしてたチャゼル監督の最新作

手放しにとても面白かったと絶賛できる後味ではないけれど、映画史を描いているという意味ではラストのために3時間みた価値はある
最初から下品で下
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アメリカン・グラフィティ(1973年製作の映画)

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ローラースケート履いたウェイトレスのいるダイナー、体育館でのダンスパーティー、ビンテージカー、ロックンロールの名曲たち
映画を通して何度も憧れた60sオールディーズなアメリカンカルチャーが詰まってた
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

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Everything happens for a reason.

映画に魅せられていく少年期、映画に身を捧げる青年期、映画への熱量がそのままの熱さで伝わってきてもっとずっと映画を作っていく上での輝か
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スティング(1973年製作の映画)

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色んな映画に影響を与えたであろうコンゲーム映画の名作
オーシャンズとか、ロックストックとか大好きなのでこの手の映画は間違いないけど、軽快で小洒落た雰囲気に魅せられる
イケオジがタキシード着てるの最高だ
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素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)

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クリスマスに絶対みると決めてたので満を持して!(見終わったのは26日)

久しぶりにクラシックみたけど、まさに“映画”をみた感覚でよかった
友あるものは救われる、の言葉のように人生に絶望しても、それま
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

冒頭とタイトルバックでかなり心掴まれたけど、途中から主人公たちの衝動に置いていかれる感覚になっちゃったかな、、、

震災から11年経って、こうして映像に残せるようになったという事でひとつの復興というこ
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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

生と死、伝統と革新、葛藤と成長、復讐と許し

ロゴムービーからも感じるチャドウィック、ティチャラの追悼映画だった
MCUで描かれる、ヒーローとしての自身の葛藤ではなく、シュリという人間の中の復讐心、喪
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パターソン(2016年製作の映画)

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大それたことも起きない日常を、詩的な文学的な情緒で描いていて、こういう静かな普遍的なものを特殊な視点で意味を持たせた映画は大好き
何かを示唆するように出てくる双子の意味はなんだろう、とか

「詩の翻訳
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スペンサー ダイアナの決意(2021年製作の映画)

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A fable from a true tragedy.

綺麗な衣装も、豪華な食事も、すべてダイアナにとっては縛り付けて苦しめるものだったと思うと、ダイアナが精神的に疲弊している様子が観ていても苦し
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シングルマン(2009年製作の映画)

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無機質で淡白な画面の中で、視覚的にもわかる彩りと鼓動の音で表現される感情、トム・フォードが故のセンス感じる

コリン・ファースの艶めいた麗しさがすごい

高尚な会話ばかりで難しい印象受けるけど、覚えて
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

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信頼と実績のジョーダンピール、今までの作品とは違ったスケールの特撮映画だったし、“やばい”映画すぎた
常に不安を感じるので訳が分からなくても夢中になれる
“目線”がカギとなって伏線や意味が込められてる
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マトリックス(1999年製作の映画)

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こんな世界観を知る時期が時期だったらオタク拗らせそう
トリニティ美しすぎ

ロックンロールミシン(2002年製作の映画)

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若さ、夢、ひと夏の大人の青春、上り坂下り坂、宙に舞う白いビニール袋、映像の余白に込められた意味
“邦画の雰囲気”を感じられるけどハマらなかった、、、、、、