消防士の未来の仕事が焚書だなんて悪いジョーク過ぎる
飽きるかと思っていたが結構面白かった。
オーバーラップの饒舌さで映画の加速をつけている。最後の最後でヌーベルバーグ臭プンプンだったけど
佐野和宏監督>>続きを読む
観ているうち堀禎一のことを思い出していたが、やはりシナリオは尾上史高だったか
闇からヌッと現れるショットや音のせり出た感じは黒沢清。まんま黒沢清。
沖島勲監督も出演してた。
楽しめたかといえば微妙
フェミニズム映画というともすれば雑な括りすら憚られるほど作家性と娯楽性の両立がなされている。溝口映画における女性像と重複している部分も有れば対極にある部分もある。
映画のテンポは結構良かったと思うけど>>続きを読む
すごくいい尖り方をしている
リモート映画の一番良い例(この作品はリモート映画ではないと思うが)
カット割りはすんなり、話はガタガタ
お母さん役の人いい演技
画面内における乗り物の遊びと走りの無尽さは黒沢清っぽさも感じた
ガキって感じがして良い
言うほど悪くないが、話に起伏があって変化がどうこうということではない
雰囲気は好きです
話の面白さやペース配分はこの作品が一番良いが、かといってこれをベルイマンの代表作にするかといえば違う気がする。
後半。なんだあれ。ああそっち行っちゃうんだって感じ。ハッピーエンドではない何かが待ち受け>>続きを読む
2年前に早稲田松竹で観て爆睡したため、どうしても劇場最終上映が観たかった。
ドリーの使い方や自然光を含めたわずかな光源の配置が出色だった
ただ話の大枠をかろうじて掴めたくらいで完全な理解はできなかった>>続きを読む
『ジョニーは戦場へ行った』の監督がシナリオを書いているとは思わなかった
オードリー・ヘプバーンの24時間のモラトリアムを描いているが、高級階級にも一般人にもなり切れない浮遊をかなり細かい動作で表現して>>続きを読む
小市民劇ここに極まれりという印象。
子供たちのストライキとか、押し売りとか、のほほんと観ていられる
レイトショー。客席は8〜9分の入り。
面白すぎる…
ピンク版『さすがの猿飛』かな?
ピンク映画にスラップスティックとパロディ表現を持ち込んでここまで遊べるのはすごい。後の『コミック雑誌なんか要らない!>>続きを読む
タイトルから勝手に石井輝男監督の異常性愛路線のそれかと思っていたら全然違った
コミュニティ内の健常者による障害者への嫌悪・軽蔑を経て叛逆に至る過程が短い上映時間でありながら冷淡さを帯びて、かなりわかり>>続きを読む
デビュー作とは思えない完成度。世界観というより森﨑東の世界観がきっちり作り込まれている。
観ていて辛いところがあったが、女性の自立や躍動をたっぷり描いているところがよかった
前に観た記憶があるな…とりあえず鑑賞2回目
面白みは無いが疵も無いような作品だった記憶があった一方で、全体的にニューアクションの雰囲気に近い
高橋明が明らかに場違いの患者
ラピュタ阿佐ヶ谷にて。日曜日ということもあってかほぼ満員の入り。
鑑賞3回目。
冒頭、雪の京都を歩き続ける潤ますみのカット割の端正さに驚かされる。
それから女の情念や反政府運動などの諸要素の重なり合い>>続きを読む
びっくりするほどストーリーが無茶苦茶なんだけど、本当に好きな作品。
ほぼ興味本位で死に行く登場人物や突然ロタ島に行く登場人物も、みんなみんな愛おしくてたまらないし、人間の感情と行為なんて所詮そんなもん>>続きを読む
めちゃめちゃ面白かった訳ではないがめちゃめちゃめちゃつまらなかった訳でもない
『スローなブギにしてくれ』の浅野温子みたいな女が歳を重ねるとこうなりますよという後日談もといアナザーストーリーのように解釈>>続きを読む
やべぇ。久々に大当たりの作品に出会ってしまった。
冒頭&ラストシーンの歩きをひたすら撮り続けるつなぎがこの作品の意思表示となる。
小津+野田コンビがピンクを撮ったら?的シチュエーションでしかも山奥の旅>>続きを読む
最初のシーンの繋ぎから完全に新人離れした雰囲気を見せつけてくる
『十九歳の地図』を隠(鬱)とするならばこの作品では陽(躁)な感じの本間優二!!!!! しかし救いようがないのはこの作品でも同じ
Casi>>続きを読む
特集最終日最終回ということもありほぼ満席の入り。
マジで面白くなかった。こんなに面白くないことってあるんだってくらい面白くなかったし、上映プリントが劣悪になるほどオクラに入っていた理由がわかる。
貴族>>続きを読む
ゴダールか?
男と女のモノローグが重なっているシーンは面白かった
冒頭の福間健二要る?
カンヌ国際映画祭に招待された作品とのこと
若者の閉鎖的なコミュニティの話を淡々とされるのは面白く無かったが、最後のオバケの銃撃戦で帳消しにしてくれる(銃撃戦描写を無条件に消費するこちらのスタンスもさす>>続きを読む
野上正義と港雄一の演技が素晴らしい
プロットは過去の若松作品をなぞったようで新味がなかったけれど、後には何も残らないようなラストが気持ちよかった。
2回目の鑑賞。
自分にとって、この映画はバイブルだ。
暗闇を突っ切るようにがむしゃらに時代を切り裂いてゆく登場人物たちに感情移入できればそれでもう良い。
このレビューはネタバレを含みます
本家オマージュのオープニングで盛大に笑ったのが出オチだったとは……
びっくりするほどハマらなかったと言うか、自分の期待値が異常に高かったのだなと認識。別にストーリーに難があるわけではなさそうなのだが。>>続きを読む
なんだこれ。フィルムノワールとしてめちゃめちゃ面白い。裸を伴うアクションとしては日活ロマンポルノよりも上出来なのでは。
気配を隠しきれていない大和屋竺脚本に拠るところが大きいが、若松孝二のエッセンスが>>続きを読む
足立正生監督が、若松孝二はマザコンだと指摘していたがその通りだと思わせられたラストシーン
若松孝二作品って誰かが殺されるまで映画が終わらない呪いにかけられている
若松孝二作品の面白さは、普遍性や日常が反転した先の狂気や社会批判にあると思うのだが、この作品はあまりにも野心的すぎる
楽しめなかったわけでは無いが、くどいなぁ…と
『止められるか、俺たちを』でもこの作>>続きを読む