コータさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

コータ

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硫黄島からの手紙(2006年製作の映画)

4.0

イーストウッドをはじめとする製作陣が日本のことを研究し、敬意を持って製作したことが伝わった。

『父親たちの星条旗』同様、一人の市民を主人公に添えた戦争映画。

渡辺謙、二宮和也、加瀬亮ほか、皆さんの
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父親たちの星条旗(2006年製作の映画)

4.0

硫黄島プロジェクトその1。

英雄扱いを受けての苦悩、戦地に倒れた仲間への思い、プロパガンダに利用される兵士たち、先住民への差別。
さまざまな視点が含まれた作品。

ビリギャル(2015年製作の映画)

4.0

朝ドラ『ひよっこ』の大ファンであった私は、有村架純さんのことも大好き。

主人公の努力。
家族、友人、先生との関係も素敵だった。

トッツィー(1982年製作の映画)

4.0

ダスティンホフマンの女装が綺麗。
社会での女性の立場なんかも描かれてる。

俳優の生活を覗いてみる楽しさもある。

ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)

4.5

クリストフ・ヴァルツ!
ディカプリオも出番は少ないながら物凄くすごく印象的。

つい目を覆ってしまうほど強烈な描写の数々。奴隷制度を真正面から描いた数少ない作品のひとつ。

「密室での会話劇」が用意さ
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ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

4.5

別々の若者が理解し合う青春モノ。

それぞれにゲームキャラの特性が活かされた見せ場が用意されていたのが良かった。

ニュー・シネマ・パラダイス/3時間完全オリジナル版(1989年製作の映画)

5.0

【ATB第1位】
〈時が変えるもの、永遠のもの〉
恋愛、親子愛、人間愛、映画愛…
愛に溢れた物語とエンニオ・モリコーネの美しい旋律が観る者の胸をかきむしる。

かつてのシチリア、幼き日の記憶。愛とノス
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お早よう(1959年製作の映画)

4.3

無駄の価値。この世は無駄で成り立っている。そんなことを子供の小さな反抗から教えて貰える。とっても身近な小津作品。

ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

4.5

タランティーノのもとに最高のスタッフと最高のキャストが集結したんですから、そりゃ面白いはずだと思います。

贅沢かつ濃密な、あっという間の3時間でした。

小さいおうち(2013年製作の映画)

4.0

豪華キャスト集結。
なかでも黒木華さんは素晴らしかった。

ドライヴ(2011年製作の映画)

4.0

セリフの少なさ、激しいバイオレンスシーン、ライアン・ゴズリングの無表情。
終始スタイリッシュな映画。ちょっとカッコつけすぎな感はあるけど。

たそがれ清兵衛(2002年製作の映画)

4.0

山田洋次監督初の時代劇。
徹底した時代考証。リアリティ溢れる描写が続く。
真田広之の殺陣の美しさが印象的。

向かいの窓(2019年製作の映画)

4.0

先日の第92回アカデミー賞で最優秀短編実写映画賞を受賞した本作。『裏窓』から向かいの窓を覗き見する夫婦。
「隣の芝生は青く見える」の向こう側。

蜘蛛巣城(1957年製作の映画)

4.0

黒澤明のこだわりが観る者を引き付ける。
役者たちの演技も素晴らしかった。

サウルの息子(2015年製作の映画)

3.8

舞台はアウシュヴィッツ。
主人公はハンガリー系ユダヤ人。
この映画を観るまでゾンダーコマンドのことを知らなかった。

背景からズレたピント、ひたすら主人公のみを追い、彼のバストアップばかりが写る映像。

チェンジリング(2008年製作の映画)

4.5

アンジェリーナ・ジョリー演じるシングルマザー、牧師、LAPD、精神病院…
さまざまな人間を見ることができます。

クリント・イーストウッド素晴らしい。

エデンの東(1954年製作の映画)

4.5

父の愛を求めるキャルとそれを演じたジェームズ・ディーンの素晴らしさ。伝説的俳優である彼をもっと知りたい。

エリア・カザン監督作、ジェームズ・ディーン出演作ともに初めて。『波止場』であったり『理由なき
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ミスティック・リバー(2003年製作の映画)

4.3

皆さん素晴らしい演技。
後悔、贖罪、正義。クリント・イーストウッドの作品だなあと感じた。
数々の映画賞を獲得のキャスト陣の中に、イーライ・ウォラックの名が。

ライトスタッフ(1983年製作の映画)

3.8

マーキュリー・セブンの裏側。
宇宙計画を扱った作品はいつも興味深く鑑賞しています。マーキュリー計画ということで、『ドリーム』と同じ背景の作品ですね。

ですが、キャストの顔の区別がつかないというアホみ
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ミザリー(1990年製作の映画)

4.3

S・キングにも熱狂的ファンの存在が?
キャシー・ベイツはジェームズ・カーンのファンではあるんだけれど…

面白かった。ふたりの演技が光ります。

オールド・ボーイ(2003年製作の映画)

4.5

めちゃくちゃ面白かった!

私は獣にも劣る人間だが生きる権利はあるのではないでしょうか。
砂粒であれ岩の塊であれ、沈むのは同じ。
笑う時は世界と一緒、泣くと時はおまえ一人。

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.8

上手くできた映画だとは思えたけど、正直よく分からなかった。

ホラー映画の知識が足りないのか、宗教への知識が足りないのか。あるいはこういった作品の楽しみ方を知らないのか。

真夜中のカーボーイ(1969年製作の映画)

4.7

〈夢の果てに〉
虚飾の夢を追い、一旗揚げようとテキサスから。そんな夢は脆くも崩れ、都会の現実に打ちのめされる。

冬のニューヨーク。冷たい貧苦。都会の底辺を生くネズミ。決して陽の目を見ることのない真夜
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それでも夜は明ける(2013年製作の映画)

4.3

キャストたちが素晴らしい。
演技もそうだし、オファーを受諾した際の勇気であったり覚悟を想像した。

『マンディンゴ』『ジャンゴ 繋がれざる者』も観てみたい。

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

4.5

〈いつのときも黄金時代〉
いつの時代のどこの国が良いか?
それより今を大切に。
幻想を捨てる。憧れはそのまま。

ユーモアに溢れた台詞の数々。
お洒落な音楽、美術、衣装。
何度観返しても楽しめる作品
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地獄の黙示録 ファイナル・カット(2019年製作の映画)

4.7

レビュー500本目!!!!!
頻繁に映画を観るようになってから、2年ほどが経ちます。これから忙しくなる時期もあろうと思われますが、マイペースに更新できたらなと考えております。


初公開から40年、再
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ディア・ハンター(1978年製作の映画)

5.0

【ATB第12位】
〈失われたもの〉
冗長ともいえる長尺が、唯一無二の強烈な映画体験を作り出している。
出兵前の70分、戦地ベトナムでの40分、帰還してからの70分の3部構成180分となっている。約3
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ジュラシック・パーク III(2001年製作の映画)

4.0

サム・ニールとローラ・ダーン再登場!
しかし1にあった環境問題に対する考えみたいなものは薄れてしまった。
テンポ良い展開とパニック映画としての面白さ。

2のジュリアン・ムーアに続き、今回のウィリアム
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シャッター アイランド(2009年製作の映画)

4.0

スコセッシって色んな映画を撮ってるけど、本作では、いわゆるスコセッシらしさみたいなのを感じることはできない。

ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク(1997年製作の映画)

4.0

大好きなジュリアン・ムーアが出てました。

やっぱり恐竜ってワクワクするな~

シャイニング 北米公開版(1980年製作の映画)

-

※通常版4.2点。

20分長いバージョン。丁寧で分かりやすいつくりに。
残すべきだったシーンも、切って正解だったシーンもある(骸骨の場面など)。

スピード(1994年製作の映画)

4.2

ハラハラドキドキ面白い。
『新幹線大爆破』も観たい。

カプリコン・1(1977年製作の映画)

4.2

ウソだった有人火星探査。真実を暴く。
コッカのインボーってやつ。
NASAに製作中止を要請されたのも納得。

ポリティカルサスペンスの面白さと、アクションの迫力。

戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

4.7

ただひたすら戦争を写す。語らない。

戦争は人びとの人生を奪う。
淡々とした一コマの中に、虚しさと優しさが同居していた。
窓から覗くショットが良い。

自分は2時間半ほどの長さの映画を好みます。本作は
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