コータさんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

コータ

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ラ・ジュテ(1962年製作の映画)

4.2

第三次大戦後から夢を利用してタイムスリップ?するお話。
静止画+ナレーションという紙芝居のような映画。シンプルなようで今まで見たことなかった手法。これは実験映画なんだと思う。30分の尺にも納得。

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パーフェクト ワールド(1993年製作の映画)

4.3

それぞれの監督作で西部劇を終わらせた二人がテキサスを舞台に共演するのは感慨深いですね。

途中までは、これまで何度も見たような逃避行ロードムービーでまたこれか…と。

それでも終盤にイーストウッドらし
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散歩する霊柩車(1964年製作の映画)

4.5

西村晃、渥美清ら個性豊かなキャストで送るスリラーコメディの傑作。

テンポ良く話が二転三転するのが痛快ですね。
どんでん返しのある作品は苦手なものが多いのですが、これはすごく面白かった。

隠れた名作
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ロッキー5/最後のドラマ(1990年製作の映画)

4.2

評価が低いのでシリーズで唯一見てこなかった作品。
ロッキーがストリートファイトをするという本末転倒のシーンもあります…

でもストリートファイトのシーン以外は面白かったですし、シリーズへの愛をこめてこ
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若草物語(1964年製作の映画)

3.8

昭和の名女優らによる若草物語。
中でも抜群の存在感の浅丘ルリ子さんはやはり素晴らしいですね。

昭和の街並みがレトロで素敵でした。

グレタ・ガーウィグ版が楽しみです。

キャスパー(1995年製作の映画)

3.8

クリスマス映画の季節だなぁと思って見たらハロウィン映画でした。

心暖まるファミリームービーです。

Shall we ダンス?(1996年製作の映画)

4.5

社交ダンスを通して男として夫として美しく成長していく主人公。よくある女性の成長物語と逆のことをしただけでこんなにも新鮮になるとは!

社交ダンスを描いた映画は珍しいですね。
『ウォーターボーイズ』や『
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ペイルライダー(1985年製作の映画)

4.3

思ったより王道というかコテコテだったけどそれもまた良し。

『007』シリーズ悪役・ジョーズでお馴染みのリチャード・キールも登場!笑

『許されざる者』以前のイーストウッド監督作はこれが初めて。『セン
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友だちのうちはどこ?(1987年製作の映画)

4.2

初・イラン映画、初・キアロスタミ。

友だちにノートを届けるだけの物語。それが良いのだけれど、その中にも名匠と称されるキアロスタミの技量が垣間見えた。
子役演出の巧みさは日本の是枝監督に通ずる。

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ブギーナイツ(1997年製作の映画)

4.7

学校では落ちこぼれ、家庭では勘当されたダメ青年。唯一の取り柄は巨根であること。誰にだって、ボクにだって取り柄はあるんだ!まだ終わっちゃいない!多幸感溢れる人生賛歌。
ペーソス漂う登場人物たち。ローラー
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十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

4.5

久しぶりの映画鑑賞はこれ。
やはり名作と謳われるだけあります。
素晴らしい演技と脚本だけがこの映画を形成してるわけではありません。
計算された撮影!カメラの動きや構図が実に素晴らしい。
ディスカッショ
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アイリッシュマン(2019年製作の映画)

4.0

ギャング映画大好きです。『グッドフェローズ』『ワンスアポンアタイムインアメリカ』はベストムービーのひとつ。

スコセッシ、デ・ニーロ、ジョー・ペシ、アル・パチーノ。彼らのギャング映画人生の集大成。
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グリーンマイル(1999年製作の映画)

4.0

偏見で他人を判断することの恐ろしさ。
トム・ハンクスの演技はいつ見ても素晴らしいですね。

ショーシャンクには大きく劣る。

クリスマス・クロニクル(2018年製作の映画)

4.3

80年代ファミリームービーの雰囲気たっぷりの心暖まるクリスマス映画です。

NETFLIX作品のクオリティは素晴らしいですね。去年の『ROMA/ローマ』然り。今は『アイリッシュマン』と『マリッジ・スト
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ギャング・オブ・ニューヨーク(2001年製作の映画)

4.5

単なる復讐譚ではなく、壮大なアメリカの叙事詩。スコセッシの暴力描写は誰よりも素晴らしいと見るたび思う。

美術セットが美しい。

ますます『アイリッシュマン』が楽しみになった。あと1週間!

男はつらいよ 葛飾立志篇(1975年製作の映画)

5.0

寅さん個人的ランキング第2位

寅さんを好きになったのは、BSテレ東で本作『葛飾立志篇』のオンエアを目にしたことがきっかけ。思い出の作品です。

相合い傘と夕焼け小焼けの谷間の作品だと思っていましたが
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インターステラー(2014年製作の映画)

4.0

ノーランのSFは小賢しいとの思い込みで敬遠していましたが、本作も『メメント』や『ダンケルク』同様、人間を描いた映画でしたね。

でもなんだか、スケールがデカすぎてついていけなかったような。

明日に向って撃て!(1969年製作の映画)

4.0

強盗でしか生計を立てられない二人が切なかった。
「雨にぬれても」をバックに自転車は名シーン。

レイジング・ブル(1980年製作の映画)

4.2

スコセッシの中にいるジェイクラモッタ。
すべての男の中にいるジェイクラモッタ。

スコセッシ×妄想男。
デ・ニーロのベストアクトとされる作品を鑑賞。やはりデ・ニーロは自分の一番のお気に入りだと再認識。
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ダンス・ウィズ・ウルブズ(1990年製作の映画)

5.0

【ATB第9位】
〈人間の暮らしの根源〉
失われゆくフロンティアを舞台に、一人の白人がインディアンと出遭い、友情を深め、やがて彼らと命運をともにする。
“それ”が失われゆくことを承知の上で、征服者から
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.2

ベンみたいに素敵な人はなかなかいないが、それでもベンに憧れる。やはりデ・ニーロは男が惚れる男。

最初はジャック・ニコルソンにオファーがあったそう。どちらも名優ではありますが、この場合デ・ニーロでしょ
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インビクタス/負けざる者たち(2009年製作の映画)

4.5

イーストウッド×モーガンフリーマンに外れなし。
ネルソン・マンデラについて勉強したくなった。

ゼア・ウィル・ビー・ブラッド(2007年製作の映画)

4.0

お久し振りです。少し忙しくしており、久しぶりの投稿となってしまいました。

さて本作の魅力と言えば、何といってもダニエル・デイ=ルイスの名パフォーマンス!!
~ポール・ダノの演技、オスカーを受賞した
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男はつらいよ 寅次郎紅の花(1995年製作の映画)

4.3

シリーズ集大成に相応しい傑作。この作品の背景には、前47作の歴史がある。

満男が寅さんと再開するシーン。生きてて良かったと思ったことだろう。

渥美さん、山田監督、その他このシリーズに関わったすべて
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スティング(1973年製作の映画)

4.0

コンゲーム映画の原点。
タイトルはThe Sting。
最初から最後まで騙しでできている。

学校(1993年製作の映画)

4.7

教育、貧困、外国人労働者といった社会問題を教室を舞台に描く。
田中邦衛さんをはじめとした名優たちによる素晴らしいパフォーマンスが見られる。

そして何より特筆すべきは冨田勲さんの音楽。あの頃の自分は、
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男はつらいよ 寅次郎純情詩集(1976年製作の映画)

4.5

これはシリーズ屈指の名作でしょう。

京マチ子さんと笠智衆さんが同じ画面に映っていたのは素敵でした。

キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

4.0

コメディ版『タクシードライバー』。

本作でのデニーロのパフォーマンスは、ゴッドファーザー2、レイジングブルでのパフォーマンスに勝るとも劣らぬほど。

グラン・トリノ(2008年製作の映画)

4.7

非暴力、愛、継承。クリント・イーストウッド卿(教)が男たる者としての生き様、あり方を身をもって示してて下さります。

続・男はつらいよ(1969年製作の映画)

4.3

5作目以前は寅さんのチンピラ具合がものすごいのですが、それ故か、作品全体がエネルギッシュで良いですね。

遥かなる山の呼び声(1980年製作の映画)

4.5

北海道の牧場で生きる人達の人間模様。自然の美しさと厳しさ。現実のつらさ。

高倉健、倍賞千恵子、ハナ肇、吉岡秀隆ら名芝居。
吉岡秀隆×北海道は『北の国から』を思起する。彼の初出演映画が今作。
ラストシ
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