ブレグナさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

ブレグナ

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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.5

多くのフォロワーを生み出した90年代、いや映画史上に残る傑作サイコサスペンス。トマス・ハリスの原作も面白いが、ジョナサン・デミ監督の一世一代の傑作。ハンニバル・レクターを演じたアンソニー・ホプキンスが>>続きを読む

FALL/フォール(2022年製作の映画)

3.5

とにかく異常な高さというシチュエーションが強烈!そこに人間ドラマが絡んでスリリングな展開に。いやー高かった。

ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

3.1

ど迫力のモンスター格闘映画!映画館向きですね。ストーリーはシンプルで無駄なく、サクサク進みます。猿の軍団が出てきますが、「猿の惑星キングダム」が同時期の公開でややこしい。。今回はコングが主役でゴジラが>>続きを読む

ある脅迫(1960年製作の映画)

3.8

思わぬ掘り出しものでした。金子信雄と西村晃の迫真の演技が冴え渡るサスペンススリラー。草薙幸二郎も良かった。尺は短いが濃密な傑作でした。

海にかかる霧(2014年製作の映画)

3.6

実話ベースとのことだが狂気に満ちた怪作だった。ボン・ジュノが製作、脚本とのこと。ほんわかムードもありながら、ある突発的な事件で一気に狂ったムードに。海上の船の中という密室が舞台だけに息苦しさも半端ない>>続きを読む

マッドマックス:フュリオサ(2024年製作の映画)

5.0

やはり最高に面白かった!映画館で観て良かった!!前作とセットで優劣はないですね。特にウォータンクとバイカー軍団と死闘シーンが燃えました。

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.5

一人で自然の中を生き抜いてきた「湿地の娘」をめぐるミステリードラマだが、ミステリー要素より一人の人間の生き様を余すことなく描いた作品でした。
あまり自然の厳しさや過酷さは描かれておらず、酷く傷つけるの
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ある男(2022年製作の映画)

3.8

ズシリと胸に響いた。モヤモヤした気持ちもあり。人生とは何かと問われたような気がした。石川監督は、「愚行録」も面白かったが、本作といずれも傑作ですね。妻夫木聡の演技秀逸でした。

群盗荒野を裂く(1966年製作の映画)

3.7

なかなか味わい深い西部劇だった。主人公が粗野な野盗だが不思議な魅力あり。弟のクラウス・キンスキーは相変わらず不気味な佇まい。アメリカ人の白人は切れ者だが感情を見せないので、こちらも不気味。ラストがまさ>>続きを読む

マッドマックス/サンダードーム(1985年製作の映画)

3.0

シリーズで唯一の駄作。。1と2の殺伐としたバイオレンスの世界が何故か緩い作品に。「グーニーズ」とかに近い世界観か。辛い。

マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

5.0

爆音、爆走、疾風怒濤の傑作。
細かいことはともかくメチャクチャ面白い。ひたすら見どころだらけヤマ場だらけのスーパーハイテンションムービーにして過激なロードムービー!

GODZILLA ゴジラ(1998年製作の映画)

3.6

昨今ゴジラ人気で世の中騒がしいですが、あえて不評のエメリッヒ版ゴジラを久しぶりに再鑑賞。もちろんゴジラ映画としては、あまりに造形含めストーリー展開など破綻していますが、「ゴジラ」という名前・看板を外し>>続きを読む

THE WITCH/魔女 —増殖—(2022年製作の映画)

4.0

さらにパワーアップした待望の続編!またもや傑作!前作とは違う主人公だがまたもや牧場に匿われる。サイキック描写はまるで「バビル2世」(古い笑)の如し。ちょいちょいユーモラスなシーンはありつつ、悲惨な死も>>続きを読む

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.0

今まで観てきた「ゴジラ」シリーズで1番好きなのは「ゴジラ対ヘドラ」ですが、その次に好きなのが本作。個人的にはエヴァを通ってないけどめちゃくちゃ面白かった。怪獣映画であり、社会映画、政治映画でもあり、リ>>続きを読む

理想郷(2022年製作の映画)

4.0

田舎に部外者が引っ越してきてから起こる摩擦、トラブルと人間模様をサスペンスフルに描いたスペイン映画。一歩間違えばよくある田舎ホラーに陥るところだが、展開は思いもよらないのでラストは思わずうなってしまっ>>続きを読む

座頭市血煙り街道(1967年製作の映画)

4.0

シリーズ第17作目。三隅研次監督だけにハズレなし。シリーズ屈指の傑作でした!
何と言っても公儀隠密役の近衛十四郎の殺陣がすごい!さすがの座頭市もあわやという最後の決闘に痺れました。
脇役も小池朝雄、小
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座頭市海を渡る(1966年製作の映画)

3.3

シリーズ第14作。田中邦衛がいきなり出ておかしい。船中でのスリの手首を切るシーンはなかなか凄みあり。
海を渡るとあって中国かと思いきや四国行き。南国的でワイルドな雰囲気。悪役が異様に堂々としていて、農
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座頭市喧嘩太鼓(1968年製作の映画)

3.5

シリーズ第19作。三隅研次監督できっちりたるみなくまとまった傑作。
三田佳子が若い!悪役の西村晃、佐藤充どちらもさすがの貫禄。またバディ役の藤岡琢也とのやりとりも決まっていて楽しめた。

座頭市と用心棒(1970年製作の映画)

3.6

座頭市対用心棒を岡本喜八監督で夢のタッグ!三船敏郎がやや大袈裟だが娯楽大作としてうまくまとめられていて良かった。
なかでも凄腕の岸田森がクールでニヒルな感じで良かった。

仕掛人・藤枝梅安2(2023年製作の映画)

3.3

前作というか前半の「1」より楽しめた。殺陣シーンもキレがあった。特に椎名桔平の悪役も非道っぷりが最高でした。
ただラストの鬼平との絡みは蛇足な気がしました。

イコライザー(2014年製作の映画)

3.8

久しぶりに再鑑賞。アントン・フークアとデンゼル・ワシントンの組み合わせだけにシンプルに面白い!「イースタン・プロミス」を彷彿とさせるロシアンマフィアとの対決!クライマックスでのホームセンターでの死闘!>>続きを読む

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

2.5

ゴジラの圧倒的迫力と暴力性は最高でした!が、ドラマというかストーリーは厳しかった。演技派の役者陣でしたが生かされてなかったように感じた。個人的には「シンゴジラ」のほうが好みでした。

男たちの挽歌Ⅲ アゲイン/明日への誓い(1990年製作の映画)

2.8

シリーズ第3作は1の前日譚とのことだが微妙でした。。三角関係のメロドラマがハマっておらずテンションを下げることに。アクションシーンは今回は軍隊が相手だけにより激しくなっているのだが生かしきれていない。>>続きを読む

座頭市鉄火旅(1967年製作の映画)

3.8

シリーズ第15作。ラストの殺陣がいつもより派手で凝っていて最高でした。配役も藤田まこと、藤村志保、水前寺清子など豪華。中でも悪役の遠藤太津朗の卑劣っぷりに痺れる。市にも過去最高に悪い奴みたいに言われて>>続きを読む

手紙は憶えている(2015年製作の映画)

3.6

「メメント」や「ファーザー」を思い出した。記憶障害、認知症を持つ主人公の老人がかつての復讐をする旅を描いた異色のロードムービー。ラストはまさに衝撃の結末。重いテーマだがサスペンスミステリー要素もあり、>>続きを読む

ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.0

実話を元にしているとのことだが思い切りエンタメ的に振り切ったアクションホラーでした。その点でラッセル・クロウはハマり役でした。悪魔にも負けなそうだし、ベスパを乗り回す無頼なイメージにぴったり。相棒の神>>続きを読む

見知らぬ隣人(2022年製作の映画)

2.0

微妙でした。「ソウ」のように朝目覚めたら見知らぬ部屋で死体があるという設定でシチュエーションスリラー的な滑り出し。ただその後はグダグダでサスペンスミステリーとコメディの中途半端な展開で盛り上がらず。ラ>>続きを読む

座頭市の歌が聞える(1966年製作の映画)

3.7

シリーズ第13作。特に歌は聞こえない。天知茂とまたもや決戦、なかなかの殺陣でした。双方かっこいい。浜村純演じる琵琶法師が悪魔的。市を混乱させるところが面白い。小川真由美が若くてかなりの美人。天知茂との>>続きを読む

ビリー・リンの永遠の一日(2016年製作の映画)

3.0

なんともやりきれない映画。戦争の英雄は普通の若者であり、それを受け入れる国民の風潮の気持ち悪さ、昔の日本と同じですね。

薔薇の標的(1980年製作の映画)

3.0

村川透監督、舘ひろし主演、佐藤慶や中島ゆたかが出ているハードアクションものとくれば傑作の予感もありましたが、少々残念な出来栄え。舘ひろしのキャラクターをはじめストーリー展開も少し凡庸に感じた。
同じ村
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座頭市地獄旅(1965年製作の映画)

3.4

シリーズ第12作。三隈研次監督だけに切れの良さが戻った。特に川辺での薬を探すシーンは秀逸(ダメなのかなと一瞬思った)。
全体的に話を盛り込みすぎでやや消化不良だったかもしれません。
出演者は豪華。成田
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ゴーストバスターズ2(1989年製作の映画)

3.3

なかなかこんなゆるい感じで面白い映画も無いよな。
1と同じくらい好き。ひたすらアホらしくハッピーで大好き!
赤ちゃんが双子だったのはびっくり!

ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

3.7

ビル・マーレイの味わい深さが堪能できる。
そしてやっぱりマシュマロマン!

80年代って良かったんだね、って感じさせる珍品だよ。