ブレグナさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

ブレグナ

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ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

3.5

ビートルズ の曲名がタイトルになった「ナイブズ・アウト」シリーズ第2作。
絶妙な構成で今作も最後まで目が離せず楽しめた。最近のポアロシリーズよりこちらの方が好み。

ベルリンファイル(2013年製作の映画)

3.7

ベルリンを舞台にした韓国と北朝鮮のスパイアクション映画。裏切りに次ぐ裏切りの謀略に満ちたスケールの大きな骨太な作品で面白かった!非情の世界ですな。

インシディアス 最後の鍵(2018年製作の映画)

3.2

インシディアスシリーズの最終作?にあたる4作品目。霊能力者エリーズと悪魔の対決。個人的にはインシディアスシリーズは一作目が一番好きですが、そこに至る過程がよくわかって良かった。

ひとよ(2019年製作の映画)

3.8

好みの作品がたくさんある白石和彌監督の作品。本作はノワールものでなく、家族ものですがヒリヒリしつつも希望のある傑作でした!
三兄弟を演じた鈴木亮平、佐藤健、松岡茉優をはじめ。田中裕子、佐々木蔵之介、音
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マーニー(1964年製作の映画)

3.0

赤色をモチーフにしたサスペンススリラーだが正直ヒッチコックにしては冗長で厳しい。スリルが足りなかった。
冒頭の駅のシーンをはじめとして前後の奥行きを見せる同じような角度のショットが印象的でした。あれば
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四十七人の刺客(1994年製作の映画)

3.0

赤穂浪士による忠臣蔵を市川崑と高倉健で描いているが微妙な出来でした。最後の討ち入りのカットなどは市川崑らしくてスタイリッシュなところもあった。血飛沫の見せ方が金田一ものみたいで少し可笑しかった。高倉健>>続きを読む

ホワット・ライズ・ビニース(2000年製作の映画)

2.7

オカルト仕立てのサスペンススリラーでまずまず楽しめた。
ミシェル・ファイファーがめちゃくちゃ美人でした。ハリソン・フォードの役柄も珍しい。

藁にもすがる獣たち(2018年製作の映画)

3.6

大金の入ったバッグが訳ありの登場人物たちの様々な思惑によって、転々としていく展開が絶妙。日本の小説が原作とのこと。
「パルプ・フィクション」のように章ごとに分けて時系列もうまく組み替えられていてテンポ
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アイガー北壁(2008年製作の映画)

3.5

実話ベースとのことだがアイガー登攀の過酷さが伝わる作品でした。厳しさも画面によく表現力されていました。映画館で観たかったな。
当然ですが八甲田山同様に自然は無慈悲と思った。

バファロー大隊(1960年製作の映画)

3.4

巨匠ジョン・フォードによる西部劇ミステリーの傑作で、こんな作品もあるとは驚いた。今みても面白い。ジョン・ウェインのようなビッグネームが出ていないが、とにかくストーリー展開とまさかの結末で楽しめた。

殺人鬼から逃げる夜(2020年製作の映画)

3.4

さすがに気づくだろという展開にも思えるが、ギリギリのところ攻めていてスリリングで楽しめた。犯人役のサイコぶりもなかなかだし、ヒロインの可愛らしさと勇敢なところがハマっていた。
元海兵隊の兄が宮迫に似て
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.5

阿部サダヲのレクター博士ばりのサイコな演技が抜群でした。
白石和彌監督のグロさと緊張感ある描写も流石でした。室内の描き方が上手いなと思いました。どの映画も好みですね。
最後のオチはゾッとしました。

キック・アス(2010年製作の映画)

3.8

「キングスメン」よりこっちのほうが好きかな。最後討ち入りするヒットガールに痺れて、絶体絶命のところで登場するキックアスで喝采!最高にナードでロックした傑作です!

ダブルチーム(1997年製作の映画)

3.1

ヴァンダム、デニス・ロッドマン、ミッキー・ロークと濃いメンツによる痛快アクションもの。監督はツイ・ハークで爆破シーンが豪快ですね。ラストのローマコロシアムの決闘の荒唐無稽なところ好きです。

新・仁義の墓場(2002年製作の映画)

3.8

渡哲也主演のオリジナルよりこちらのリメイクの方が好み。岸谷五朗の演技と風貌が最高に凶暴でした。

CUBE 一度入ったら、最後(2021年製作の映画)

2.3

設定がソリッドでなくて残念。
岡田将生が最高でした!

REC:レック/ザ・クアランティン(2008年製作の映画)

2.7

スペインの傑作ホラーのアメリカリメイク。ほぼ原作通り。オリジナルのほうが好き。

ヘルドッグス(2022年製作の映画)

3.5

最近の邦画では突出したダークでヒリヒリしたノワールアクション。インファナル・アフェア」のようや潜入捜査ものでオマージュも多数。屋上の会話とか。しかし岡田准一のアクションはすごい。
こういう作品増えて欲
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バード・オン・ワイヤー(1990年製作の映画)

3.2

メル・ギブソン、ゴールディ・ホーン主演コテコテのアクションコメディで好き。80年代90年代にはこの手の映画がたくさんあったな。ストレートに楽しめる。ラストの動物園は意味不明でしたがドタバタしてて面白か>>続きを読む

SING/シング:ネクストステージ(2021年製作の映画)

3.4

前作同様ハッピーな気持ちになれました!
そういやU2もしばらく見てないな。

ソイレント・グリーン(1973年製作の映画)

3.9

この映画は小学生の頃、今は亡き父親がソイレントグリーンという恐ろしい映画がある、と聞かされて以来ずっと未見で気になっていた。
いま観るとチープなところもあるけど、示されたたディストピアは絶望的でよくで
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仕掛人梅安(1981年製作の映画)

3.1

萬屋錦之介の梅安ということで期待したがイマイチでした。伊丹十三と中尾彬の悪役2人は良かったけど。全体的に地味でメリハリに欠けていました。
劇伴が「影の軍団」と全く同じだったことも微妙でした。こちらがオ
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最後まで行く(2014年製作の映画)

3.6

韓国のノワール・アクションもので、ヒリヒリと焦燥感に満ちた傑作でした。しかし悪徳警官もの多いですよね。それだけ腐敗が横行しているのかな。トイレやマンションでの死闘シーンとてもスリリングでした。

13日の金曜日PART8/ジェイソンN.Y.へ(1989年製作の映画)

3.0

シリーズ8作目。7から続けて鑑賞。
今回は舞台がNYということだが船内の描写が長いのであまりNYらしさは無い。まあ設定難しいとは思いますが。
ラストの対決シーンも荒唐無稽すぎる設定が苦しいが、まあそん
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13日の金曜日PART7/新しい恐怖(1988年製作の映画)

3.0

シリーズ6まで観ていて久しぶりに続編を鑑賞。今回は超能力少女とジェイソンの対決!だが演出が雑でイマイチ盛り上がりにかけます。ジェイソンの写し方にこだわってほしいな。
ラストはまさかのオチで良かった。

遊星からの物体X ファーストコンタクト(2011年製作の映画)

3.0

まあまあ面白いが、カーペンター版と比較するとかなり弱いし、逆にカーペンター版の偉大さを改めて実感した。前日譚としてはうまく繋げられていたし、クリーチャーの造形も良かったとは思うけど、ちょっとイマイチか>>続きを読む

スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

3.9

実話を元にした社会派映画。聖職者による児童虐待が教会が隠蔽してきたがボストン・グローブの記者たちが暴いていく話。硬派な仕上がりで大統領の陰謀を思い出した。
マイケル・キートン、マーク・ラファロ、レイチ
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告白(2010年製作の映画)

4.0

再鑑賞。原作も読んでいますが救いのないお話。
だからこそ限界を探りながら興味深く観てしまうのかも。
なーんてね、はずるいですな。
能年さんが出ていたの気づかなかった。
この映画で一番良かったのは岡田将
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レッド・ドラゴン(2002年製作の映画)

3.5

久しぶりに再鑑賞。アンソニー・ホプキンスのレクターがやはり最高。エドワード・ノートンはうまいですね。ラストはわかっていてもヒリヒリする面白さ。マイケル・マン版も好きだけどこちらも良いですね。ただ「羊た>>続きを読む

フェイク(1997年製作の映画)

3.4

実話ベースのマフィアへの潜入捜査映画。どうしても傑作「ディパーテッド」を思い出してしまうが、こちらもアル・パチーノが冴えないヤクザものを好演していて面白かった。しかしマイケル・マドセンっていつキレるか>>続きを読む

鬼平犯科帳(1995年製作の映画)

3.2

ドラマは見たことないのですが映画だけでも面白かった。何よりキャストが豪華すぎ!特に梶芽衣子さんが良かったなー。
ただ殺陣をはじめとした映像は今ひとつしっくり来なかったかな。

暗殺のオペラ(1970年製作の映画)

3.6

ベルトリッチのデビュー作。
幻想的で夢の中のような作品で、映像の美しさが圧倒的でした。ストーリーはわかりにくいのですが、古い町に何か大事なものが取り残されて忘れられているということでしょうか。それは映
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ワイルド・ギース(1978年製作の映画)

3.6

70年代英国産傭兵映画の傑作!今観ると若干大味でもっさりした感じもあるけど、アクションシーンも思ったより激しく楽しめた。最後の大軍は「ゾンビ」的な見せ方もあり恐怖感を盛り上げます。
悪役の憎たらしさも
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すべてが変わった日(2020年製作の映画)

3.5

イーストウッドやテイラー・シェリダンのような良質で骨太なドラマでした。若干ストーリー、脚本が少し粗い気もしますが、怒涛の展開で一気にラストまで観てしまいました。
ケヴィン・コスナーとダイアン・レインが
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陪審員(1996年製作の映画)

3.0

90年代っぽいアメリカのサスペンススリラーでした。1人の陪審員に全てを賭けるのはリスクありすぎで、ストーリーに無理がある気もしますが、まずまず楽しめた。
アレック・ボールドウィンの演じるサイコな殺し屋
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座頭市あばれ凧(1964年製作の映画)

3.5

娯楽要素も強くなって面白い!水中での殺陣や上からのアングルなども上手い。遠藤太津朗の悪役っぷりも最高なだけに最後の市の爆発力も凄まじい。いやー面白かった。