ブレードグーナーさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

ブレードグーナー

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マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

4.0

正直最初はのめり込めなかったけど、ドンドン引き込まれていって最後はガツンと衝撃を受けました。さすがジェームズ・ワン監督。
80年代ホラーのテイストと凄まじいアクションを融合させた作品で、中でもクローネ
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SKIN 短編(2018年製作の映画)

3.4

あの名作「アメリカンヒストリーX」を思い出す短編映画。皮肉なオチには言葉も無い。短編だが、リアルな展開でしっかりしていて楽しめた。しかしあの復讐方法はエグいですね。

007/美しき獲物たち(1985年製作の映画)

3.5

ロジャー・ムーアのボンド最終作。
ヴィラン役のクリストファー・ウォーケンの怪演に尽きる傑作。「ダークナイト」のジョーカーに通じる狂気溢れる演技が最高。特に洞窟のシーンは無慈悲で最高な悪役っぷりでした。
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007/オクトパシー(1983年製作の映画)

3.1

前作から少しコメディ要素が強くなってます。ゴリラやワニ、死体に変装?ってどうなんだ笑
アクションも初老に差し掛かったロジャー・ムーア頑張ってました。最後のオクトパシー軍団たちと入り乱れての決闘はわちゃ
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007/ユア・アイズ・オンリー(1981年製作の映画)

3.2

突き抜けたエンタメ路線で宇宙まで行った「ムーンレイカー」から一転して地に足をつけたアクション路線となった本作。ブロフェルドらしき人物との対決はまたもエンタメ路線かと思ったのですが違いました。
スキー、
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十八歳、海へ(1979年製作の映画)

3.4

中上健次原作、藤田敏八監督作品。
ストーリーよりこの時代の空気感を楽しんだ。
生きることの意味とは?別に生きることに苦痛をかんじているわけでもなく心中ごっこを繰り返す予備校生カップルに森下愛子と永島敏
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クローズド・バル 街角の狙撃手と8人の標的(2016年製作の映画)

2.5

設定が面白そうで期待してみたけどちょっと期待ハズレだった。話はサクサク進むけど。緊張感が不足してるし、ラストもよくわからない。あの後どうなるのか暗示もないし。美人さんのオイルシーンところが一番の見所の>>続きを読む

007/ムーンレイカー(1979年製作の映画)

3.7

ロジャー・ムーアのボンド作品の中でも突き抜けた面白さ!宇宙でのスパイアクション!スターウォーズの影響を受けた007ものだが、コメディ要素も強く、うちの息子も楽しんで観てました笑
やはり今作は偉大なる不
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デス・ウィッシュ(2017年製作の映画)

3.3

ブロンソンの「狼よさらば」をイーライ・ロスがブルース・ウィリス主演でリメイク。なかなか面白かったけどオリジナルの哀切さには敵わないなー。ブロンソンの味わいは特別ですな。
ただ医者ということを生かした拷
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レリック(1997年製作の映画)

3.3

久しぶりに鑑賞。「ミミック」と混同しがちな作品。ピーター・ハイアムズ監督によるモンスターホラー。とてもシンプルで面白いのだが、とにかく画面が暗すぎ。何が起こってるのかよくわからないレベルで少し残念。>>続きを読む

フォックスキャッチャー(2014年製作の映画)

3.6

知らなかったけど実話をもとに作られた作品。終始陰鬱な雰囲気が漂う嫌な気持ちになる映画でした。そんな中の救いは明るく常識的なデイブですが最後には悲劇で終わってしまいます。実際にあったとは思えないダークな>>続きを読む

老人と海(1958年製作の映画)

2.5

原作は学生の時読んだことありますが映画は初めて観ました。ほぼ全編に渡りナレーションがあり、小説の画ありの朗読みたいな作りでした。合成も流石に古すぎますね、、
スペンサー・トレイシーはさすがの存在感。子
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野球狂の詩(1977年製作の映画)

3.5

水島新司の原作マンガも読んでいたし、アニメも見ていましたが、実写化はチャレンジングですね。成功してるかどうかわかりませんが楽しめました。
木之内みどりの水原勇気はハマってました。キュートすぎでした!い
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ファンタズム II(1988年製作の映画)

2.9

前作とは随分テイストが変わった第二作。一作目にあった神秘的、不条理なオカルトホラーテイストは後退して、バトルアクション要素が強くなった感じでしょうか。それもあまりハマってない感じで、上滑りしてるような>>続きを読む

007/私を愛したスパイ(1977年製作の映画)

3.6

ついに悪役ジョーズ登場!オッド・ジョブと並んで強烈なインパクトですね。シリーズでも屈指の傑作となる理由の一つです。
スキーをしたり、砂漠に行ったり、海底に行ったり、列車に乗ったりと行動の幅が広く、アク
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ファンタズム(1979年製作の映画)

3.4

伝説のホラームービー。
初見ですが、ヘンテコな出来でかなり好みでした。耳に残る70年代らしい音楽、銀球、謎のトールマンとドワーフが見どころでした。葬儀所の映像美も独特で良かった。
あと兄貴とアイスクリ
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ペット・セメタリー(2019年製作の映画)

3.0

スティーブン・キング原作。80年代にも映画化されてます。リメイクのほうがよりホラーテイスト、ショックテイストが強め。ジョン・リスゴーは相変わらずいい感じ。オリジナルのほうが家族愛をより強く感じる出来で>>続きを読む

007/黄金銃を持つ男(1974年製作の映画)

3.4

ロジャー・ムーア路線を確立した作品。
本当にどうしようもないと思うけど愛しいボンド作品。グッドナイト、ニック・ナック、ペッパー保安官とコメディ要素多め。スカラマンガも黄金銃と三つの乳首を持つ男で何だか
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激動の昭和史 軍閥(1970年製作の映画)

4.0

「日本のいちばん長い日」「沖縄決戦」と同じく東宝の戦争映画シリーズ。東條英機をメインに日本が太平洋戦争に突入する流れを描いた作品。政治家、軍部、天皇の関係性の中で如何に対米開戦に至ったのかわかりやすか>>続きを読む

激動の昭和史 沖縄決戦(1971年製作の映画)

3.9

太平洋戦争で大きな犠牲が出た沖縄戦を描いた大作。岡本喜八監督らしいユーモアのあるシーンもあるがあまりに悲惨な現実に辛くなる映画です。やはり民間人が多数殺されたことは到底許されない。
いまの世の中でこそ
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007/死ぬのは奴らだ(1973年製作の映画)

3.4

ロジャー・ムーアによるボンド初登場作品。ショーン・コネリーに比べて軽妙洒脱な感じが新鮮でハマっている。ただこの軽さが苦手な人がいるのもわかる。簡単にまとめると漫画チックになったんだよな。でも子供にはこ>>続きを読む

唐獅子株式会社(1983年製作の映画)

3.0

YouTubeで鑑賞。すっかり忘れでたけどこれ昔公開当時映画館で観たことありました。確かジャッキーの「ドラゴン特攻隊」と二本立てだったような記憶が、、
小林信彦原作、横山やすし主演のシュールなヤクザコ
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007/ダイヤモンドは永遠に(1971年製作の映画)

2.8

ショーン・コネリー復帰作にして最終出演作(NSNAは除く)。
大味でしまらない作品でちょっと残念でした。コネリーも老けてました。
最後の戦闘シーンなど派手なところはあるのですが、全体的にもっさりした出
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メタモルフォーゼ/変身(2019年製作の映画)

3.0

もろ「エクソシスト」な韓国映画。叔父さんはカラス神父的存在ですかね。「死霊館」シリーズのテイストもあり。斬新なのは家族の誰かになりすますところでしょうか。この辺りは「遊星からの物体X」や「ボディスナッ>>続きを読む

燃えよ剣(2021年製作の映画)

3.0

殺陣の迫力はとても良かった。池田屋の決闘シーンドラマとして少し弱く感じた。柴咲コウの役がどうしても浮いてしまっていまひとつでした。

ライフ(2017年製作の映画)

3.6

予想以上に面白かった!宇宙を舞台にしたSFスリラーというかプロットの骨格はまんまエイリアン。だけど単なる亜流でなく、シンプルでスリリングな傑作に仕上がってる。
役者たちが上手いんだな。我らが真田広之も
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アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

3.5

ハリウッドを舞台に失踪した一目ぼれした女の子を探しまわる、幻想的かつ妄執的なサスペンスミステリー。リンチ、ヒッチコック、デ・パルマ風味の謎が謎を呼ぶカルト的な作品でした。ハマらないとまったく面白くない>>続きを読む

屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ(2019年製作の映画)

3.6

実在のシリアルキラーをドキュメンタリータッチで描いていたリアルで不気味な怪作。不快指数100%マックスでじっとりと嫌な映画です。絶望的で救いはどこにも無かった。
シリアルキラーといっても酒さえ飲まなけ
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行き止まりの挽歌 ブレイクアウト(1988年製作の映画)

3.4

いかにも80年代といった趣きのハードボイルドアクション!ベタだけど突き抜けていたから楽しめました。
藤竜也が渋すぎて最高。石野陽子はあまりハマってなかったのが残念でした。ボクという一人称も微妙でこの時
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007は二度死ぬ(1967年製作の映画)

3.6

日本を舞台にした5作目。日本を珍妙に描いているが結構面白い。タイガー田中演じる世界のタンバがショーン・コネリーとガップリ組んだ会新作。若林さん、浜さんもキュートですね。ラスト火山口を舞台に忍者部隊との>>続きを読む

KCIA 南山の部長たち(2018年製作の映画)

3.9

朴大統領暗殺事件を忠実に再現したポリティカル・スリラー。同様に史実を元にした韓国の「黒金星」よりこちらのほうが好みでした。70年代のアメリカ映画でもこの手のポリティカル・スリラーは多く作られていました>>続きを読む

呪詛(2022年製作の映画)

3.5

前評判が高すぎて期待値が上がりすぎていたかもしれません。想定よりは怖くなかったけど、十分に恐ろしく、よくできたホラーでした。土着的でドキュメンタリータッチだからリアルな恐怖を感じます。
「リング」や「
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.9

ヴィルヌーブ監督ならではの映像美と印象的な効果音、そして音楽に圧倒されました。凄かった。
一度最後まで観てよくわからなかったので、いくつかのシーンを見直したら楽しめました。この映画はあまりに壮大な序章
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フォー・ブラザーズ/狼たちの誓い(2005年製作の映画)

3.6

血が繋がってないイカれた四兄弟たちの復讐劇!テンポ良しの傑作!特に銃撃戦最高!敵役もイカれてて良かった。

007/サンダーボール作戦(1965年製作の映画)

3.1

第4作。冒頭のジェットバッグでの脱出、スペクターの会議シーン、サメのシーン、牽引機笑が見どころでした。
ボンドガールもきれいですが、今ひとつ個性・インパクトに欠けました。
水中での集団バトルが目玉だと
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007/ゴールドフィンガー(1964年製作の映画)

3.7

007第三作目。これが自分が子供の頃初めてテレビで観た007シリーズもの。特に印象的なシーンはやはりラストのオッドジョブことハロルド坂田との対決シーン。ボンドの知略に富んだ印象的なシーンでした。あとボ>>続きを読む