現代美術館で(かなり)長編の映像作品を鑑賞しているような感覚におちいった。のはこれまで映画館で映画を観てきて初めての経験だった。それが良いことなのか悪いことなのかはおいておいて
本来心地よいはずの、>>続きを読む
原爆なんていうとんでもないものを手にしてしまった人類(あくまでも「作った者」「落とした者」「◯◯側」「◯◯人」とかじゃなく人類みんなである)としての反省や戒め、とかよりも、単にオッペンハイマーという人>>続きを読む
ぬいぐるみとしゃべる「優しい」人が、肩身の狭い思いをして隅っこで生きなくてもいい、そんな世界であればいい。でもそれより、「優しい人」がぬいぐるみとしゃべる必要のない社会であればもっといい。自分一人で抱>>続きを読む
日本語のわからない人として観たかった。
性的なものがよく、印象的に、出てくる。日本のイメージってそうなのか。というか実際そうか。
C’est la vieな映画。フランス人の言うC’est la vieには、悲しみも喜びもどちらも含まれていて、その上で少しだけ喜びの方が多い。
こう見るとやっぱりパリの街並みって美しい。
◾️一見、女子による女子のためのフェミニズムな映画かと思いきや、バービーと同じか、むしろそれ以上にケンのお話でもあって、バービーランドにおけるそれは、翻って現実世界における女性の話(美しくあることだけ>>続きを読む
わけわかんなかった(悪口ではない)のは、仏語字幕で観たから、というだけじゃないはず。。。
当たり前だけど、何をテーマに描いても、いつでも徹底的にウェスアンダーソンみ全開の世界なのだよな。
ウェスみ>>続きを読む
離れ離れに暮らす父と娘の、トルコのリゾートホテルでの束の間の楽しい交流の時間。
のはずなのに、終始、どこか不穏な空気が漂って、落ち着かない気持ちにさせる。
11歳の娘はきっと、子どもの無邪気さ無垢さと>>続きを読む
とっても良質なドキュメンタリー映画。
ドキュメンタリーなのに、この映画に登場する人々の語る物語がすごく詩的で、まるで小説を読んでいるような感覚に陥った。
映画は、アダマン号に関する説明や、そこに集>>続きを読む
■夫を亡くし一人で娘を育てる「母」。難しい病を患い、徐々に家族のことすらわからなくなっていく父を、見守り支えようとする「娘」。妻子ある男の「恋人」。それぞれの役割を、葛藤しながら傷つきながら生きる主人>>続きを読む
■戦争は、ただただ虚しく、くだらない。勝とうが負けようが、誰一人として正しくなんかない。というもはや当たり前のことを、改めて認識できる。だけど何度でも繰り返し、繰り返し、みんなで再認識し続けたいこと。>>続きを読む
■過去の不甲斐ない自分が宿る物を、「ミニマリズム」を後ろ盾に、とにかく捨てて捨てて、無かったことにしようとする主人公が、捨てることなどできない人の気持ちや自分自身のあり方に向き合って行くお話。
■物>>続きを読む
■ 真のアーティストというのは、葛藤しながら変化しながら、生きることや死ぬことに常に真っ向から向き合い尽くした人であり、世の中に与えられるアートはその産物なのだな、ありがとうございます🙏、とボウイの生>>続きを読む
ストーリーは、「んなわけあるかい」の連続なのだけど(ミュージカルにありがちだよね)、ザ・エンタメを体験できる楽しい映画。
■棒読みだからこそ際立つ、生々しく感じる言葉の力。感情の乗る前の、言葉の、そのままの、意味。価値。言葉にはこんなにも力がある。人を励まし傷つけ勇気づけ、偶然を必然に、想像を現実にする力。
それを信じ>>続きを読む
映画を、観た、と思った。劇場を出る時、ぷは〜と言いたくなった。
テレビドラマの延長でもない、舞台なんかとも違う、映画を、観た。
専門的な技法だとか効果だとか難しいことはよくわからないし、何がどう良いか>>続きを読む
色んな痛みの当事者と、その痛みの存在を知るからこそ、全てを同じようには感じ取れないことに苦しさともどかしさを感じてしまう非当事者の話。特に、フォーカスされることが少ない非当事者にあたたかい眼差しを向け>>続きを読む
■どんな時代でもジブリが人や動物や植物や全ての生きとし生けるものへの愛を持って作品を作り発信してくれていることの安心感よ、、、
■主人公はどこまでも真っ直ぐで明るい強さを携えて命を燃やしている🔥悪役に>>続きを読む
何かを大きく変えたり救ったりするような力はなくても、少なくとも、ここで語られているような不条理に、加担することだけはしたくない。
いくらだって悪気なく、そこに心を寄せることなく生きれてしまう現代で、だ>>続きを読む
■日本に生きる自分には到底信じられないような、ある意味単純明快で、だからこそ非道で非情な格差社会がまざまざと。
■カースト制の底辺に生まれた人間が這い上がるためには、知性など役に立たない。社会を変える>>続きを読む